いいよ!という方は、このままどうぞ。
準決勝が終わり、いよいよ決勝戦を残すだけとなった
幻想大決戦。
「さぁ、いよいよ最後は、フランドールスカーレットvs蓬莱山輝夜となりました!!」
果たしてどんな試合になるのか。それを知る者はいなかった。
前代未聞の組み合わせだからだ。
「では、準備出来次第、なるべく早めに舞台へどうぞ!!」
「他のみんなは随分と楽しそうだったけど、あなたは満足していないようね?」
輝夜は見透かしているようだった。
「どうして?」
「何年生きてると思ってるのよ、流石にわかるわよ。
舞台上に立つ。
「私は絶対に死なない。いや、死ねない。
全力でやらないと、耐久戦で負けちゃうわよ?」
「全力で遊んでいいのね?」
輝夜は頷く。
「さぁ、最終試合、開始!」
「準備運動はバッチリよ、あなた、さっき死ねないと言ったわね?
覚悟はできてるかしら?」
空気が一変する。
フランは壊れない遊び相手が欲しくてたまらなかったのだ。
それが手に入った今、もう誰も止めることはできない。
その気配を察知した輝夜は自分の空間の時間を引き延ばす。
(外から見たら速くなっているということ。)
「っ!」
輝夜は驚愕した。
その一瞬の間だけで辺り一面全て虹色の弾幕で埋め尽くされていたからだ。
「フラジャイルウィング!」
無理やり時間を元に戻される。
そして、生きているかのような光の軌道を辿るように弾幕が置かれ続ける。
「蓬莱の玉の枝ー夢色の郷!」
輝夜を中心とし、隙間なく大量の弾幕が放たれる。
弾幕同士がぶつかり合う中、フランはレーヴァテインを持って迫ってくる。
「あはは!楽しいわ!やっぱり壊れないおもちゃは!」
レーヴァテインを至近距離で投げつける。
輝夜は時間をいじってかわす。
その後ろで、投げたレーヴァテインをキャッチして、今度は切り掛かる。
「誘導だったっ!?」
激しい爆発が起きる。
が、
輝夜は無傷だった。
「永遠は不変。私を傷つけるには1000年早いわ!」
大量の弾幕を豪雨のように降らせる。
「傷つけるつもりはないわよ?ただ遊んでるだけ。」
その弾幕を振り払う。
そこにフランの姿はなかった。
ーそして誰もいなくなるか?ー
「消えた、いや、見えなくなったが正しいかしら?」
周りから弾幕が次々と押し寄せてくる。
そして、青い光が現れる。
「消えたところで、弾幕が放たれる場所を見抜けば簡単なことよ。」
その光を攻撃したが、分身だった。
「、、考えたわね。ライフスプリングインフィニティ!」
波立つような弾幕を広げ、本体をあぶり出すつもりだ。
「外の世界の海っていうのはこんな感じなのかしら?」
真後ろに本体がいた。
「どうかしらね?」
「あなたが輪廻転生した時に確かめてみるといいわ。
はい寄る血痕!」
赤い弾幕が超高密度で展開される。
「あいにく私には負けられない相手がいてね、まだ死ぬわけにはいかないのよ!
ブディストダイヤモンド!」
不規則にレーザーが連射され、弾幕を直線上に消し去っていく。
そして、大きい弾幕はその時空に縛り付けて塵にしていく。
「わぁ、きれい。私の部屋のプラネタリウムにしたいわ」
「それはありがたいわね。」←嬉しかった
『そろそろ全力で来てくれない?』
お互いの声がかぶる。
「お見通しってことね、月の人はすごいのね」
「貴方もよ」
月にかかっていた雲が晴れる。
「弾幕の心臓!」
放射状に弾幕が広がり、その間にも弾幕が敷き詰められる。
「永夜返しー辰の刻」
空間を埋め尽くすように弾幕を放つ。
弾幕と弾幕のぶつかり合い、
「っ!」
が、輝夜の目の前にフランが現れる。
「楽しかったわ」
レーヴァテインによる大爆発。そして、弾幕が誘爆していく。
煙が晴れた時、立って観客席にピースサインをかましていたのは、、
「勝者、フランドール・スカーレット!!」