作者です。自身の必死の努力を簡単に抜かれて、才能の差を感じるだけじゃなく、自身は不幸な目にあっているのに、才能を感じる相手は不幸の不の文字もない幸せな生活を送って、自身の積み上げたキャリアを簡単に奪われて、まさに自身の人生を否定するようなことなのに、所属する理由が「自分を目指して(憧れて/一目惚れで)……」みたいな情緒がおかしくなって、闇堕ちもするけど、やっぱり勝てなくて、自身の身体の大半や魂までも犠牲にしても、勝てないどころか全部理不尽な強さで取り戻されて、ヤンデレレベルの愛情を多方面から向けられて、自身の感じている尊厳をめちゃくちゃに破壊されるみたいなのが好きです。
私のモチベーションがあれば書きます。モチベーションがなかったら書きません。
私の作品を好きになっていただければ幸いです。
あと、私の小説普通に下手くそなので、誰か見てくださった上で、上手い方いらっしゃったら、添削というか……あなたなりの書き方でもっと上手く書いていただけませんか?
俺は生まれてから3歳までは幸せだった。
だが、それ以降はずっとずっと……今でさえも地獄と嫉妬にまみれた醜い人生だ。
俺はサクミン村と呼ばれる村の、村一番の剣の腕を持つバーギズンと呼ばれる男と、村一番の魔法の使い手であるビアクリアの長男として生まれた。
名前はベルギット。
俺は生まれつき、人よりも物覚えが早く、本も世代のやつならすぐに理解して読み終えてしまい、文字も筆を持って2ヶ月ほどで生きていくうえで困らない程度には身につけられた。
そんな俺には一人の弟と妹がいる。弟の名はデイビッド、妹の名はミレスという。二人は双子で俺とは1個しか変わらない。
何故、俺が3歳までは幸せだったのか話そう。
俺が3歳と半月経った頃、
魔物の進軍は俺たちの村を呑み込む形で進んだ。その情報を村のみんなが聞きつけた時には、既に逃げられるような距離ではなく、王国の騎士団も辿り着いていない状態だった。
というよりも、魔物行軍の向き的に王国を目指していたのだろう。
そして、冒険者及び騎士団たちは王国で迎え撃つ形を取った。
だから、助けに来ることもないし、奇跡が落ちてくるわけでもなかった。
魔物行軍がついに村に辿り着き呑み込む時、男も女も、老人も子供も……みんな殺され、喰われ、潰された。
父から剣を、母から魔法を教わって毎日コツコツと使っていたこともあり、せめて足掻いて……足掻いて足掻いて足掻いて死のうと思ったが、父と母が
「お前が死んだら、誰が弟と妹を見てやるんだ?」
「ここはお母さんたちが食い止めておくから王都までまっすぐ逃げな」
という言葉とともに、逃された。
弟を抱え、妹を背負い、3歳というたどたどしい足取りで必死に走った。剣を習っていたから同世代の子たちよりも体力があった。魔法を習っていたから、自分の限界を高められた。
それでも、体力が限界を尽き、『ただ弟と妹を守る。お兄ちゃんとして最後まで面倒を見る』という気持ちを支えにして全力で走った。身体が軋み、嘔吐を繰り返し、無理矢理魔法で身体を動かす。吐瀉物が喉に詰まり、呼吸が浅くなり、目の前がぐわんぐわんと歪んでも必死に動かした。
だが、そのとき後ろから数々の力強く、野性的な足音が大地を響かせた。
後ろを振り向くことが自身にとってどれだけ絶望を与えるか予想をした。恐怖がどれだけ身体を鈍くするか理解していた。
だが、振り向いてしまった。
そこには、父の兜と母のネックレスを付けたゴブリンを始めとするオーク、オーガ、伝承でしか見たことがないサイクロプス、ドラゴン、トロール。そして、世界を終わりに導く一匹と記されていたベヒーモスのような巨体の魔物がいた。
ゾッと思った。思ってしまった。すると、ずっとずっと動かし続けていた足も、無理やりしていた呼吸も現実を知り始め、次第に身体が動かなくなっていった。
足を挫いて、前方向に転び、それが原因で魔物の放った矢を左腕に受けてしまった。
必死になり、熱中すると、人は痛みを抑制するものが脳から出るのだと本で読んだことがある。
だが、それがあっても痛みは抑えられなかった。叫ぶだけの力もなく、先ほどよりもより遅く遅すぎる速度でしか走ることができない。
1メートル歩くのに3秒もかかる。王都までまだまだ距離があるというのに。
そして、ひたすらに走り続けて王都が見えた。だが、魔物たちはもう俺に手が届くほど近かった。
そして、絶望しながら魔物の手が触れるのを感じ取ってしまった。
ここまで頑張った努力を自分自身で慰めると同時に、後もう少しだったのにと言うやるせなさが襲いかかってきた。
妹は奇跡的にも怪我1つなく、弟には申し訳ないが俺の吐瀉物や血でかなり凄惨なことになっていた。
そして、魔物に捕まると感じ取り、家族だけは死なせるわけには行かないと思い、魔法を最後の最後に自身のすべてを絞りきって妹と弟を投げた。
どうせ届かないし、届く前に地面に激突して死んでいただろうし、生きていても魔物に食われて終わるという絶望が溢れ出すものだっただろう。
だけど、少しだけでも自身の近くにいるよりもより希望を求めて投げた。
(ごめんな。こんなバカで考えなしの兄ちゃんで)
そう心のなかで謝って、俺は前のめりに倒れた。意識はなかった。