IS インフィニット・ストラトス 努力の天才   作:xix

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短いですが、この後にも更新にしようと思います。



第2話 初日の終わり

第2話

 

 

 

「この時間は各装備についての講義だ。―――――ああ、それと授業の前にクラス代表を決めねばならんな」

 

思い出したように千冬は言い出した。

 

「クラス代表というのは生徒会からの会議や委員会への出席、そして各クラスの対抗戦の代表者。つまり学級委員のようなものだ。一度決まると一年間変更は出来ないからな。候補はいるか?」

 

(面倒な仕事が多いんだろな………)

 

(そういうことはHRの時間に決めるべきだと思う。とわいっても俺には関係ないだろう)

 

なった人はドンマイと思う一夏と自分には関係ないことだと考える飛色。

 

「はい!織斑くんがいいと思います!!」

 

「私もそう思います!」

 

(ん?俺以外に織斑って人がいるのか?)

 

(やはり当たらないか。この容姿で助かった……)

 

一夏は自分ではないと考え、飛色は予想通りの展開のため教科書と予習用のノートを見直す。

 

「では候補者は織斑一夏、他にはいないか?自薦他薦は問わないぞ」

 

「お、俺が!!?」

 

「織斑、席に着け邪魔だ。それに自薦他薦は問わないといった。他薦された者には拒否権はない」

 

「い、いや、でも―――」

 

 

「納得がいきませんわ!!!」

 

(………………騒がしい)

 

どうせ自分には関係ないことだと思い、ポッケから耳栓を取り出して着けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――――――、――――――――」

 

(なんだ?終わったのか?)

 

少ししたら千冬がなにやら呼んでいる。

授業が再開するなら耳栓はいらないと思い取った。すると

 

 

スパァァァン!!

 

 

「~~~~~~~~~~!?!?」

 

出席簿アタックが炸裂した。

 

 

「話を聞け、遠木」

 

確かに話を聞いてなかったが、クラス代表の話には関係ないはずだ。

 

「………俺には関係のない話だったため聞いてませんでした」

 

他薦されてもなければ自薦もしていない。だから関係ないと、頭を抑えながら思った。

 

「いや、関係が出来た」

 

「???」

 

いきなり言われてどういうことなのかわからなかった。

 

「お前にもクラス代表を決める試合に参加してもらう」

 

「…………………………は?」

 

 

 

 

 

話をまとめると

 

セシリアが日本を侮辱して一夏もイギリスの汚点を突く。

するとセシリアが宣戦布告。一夏は承諾して一週間後に行うことになった。

 

そこになぜか千冬からの推薦で飛色も参加することになった。

しかも強制参加ということだ。

 

(………正直言いたい。なぜそうなる。なぜ俺を推薦する)

 

千冬から自分への評価がどのようなものか知らないが、つい最近まで一般の高校生だった自分が代表候補生と勝負なんて、結果は火を見るより明らかだ。

なんせISの操縦技術の腕は稼働時間に比例している。代表候補生ならば3百時間ほど(これは参考書及び教科書から)で、恐らく専用機も所持している。それに対して自分は1時間にも満たず、元もとの運動能力も必要最低限に近い。ISの知識も浅い。そして銃の扱いも知らなければ剣を握ったことすらなく、専用機などもってのほかだ。

 

ようするに実力がまず違う。一週間で熟練のエリートと一般人の差は埋めることなどまず不可能。もしそのようなことができれば、それはきっと才能だろう。

だが彼は才能などがないと自覚しているためそのようなことは起こらないだろうと考えている。

 

そんな考えから飛色は千冬に猛抗議する。

 

だが返ってくるのは「すでに決まったことだ。異論は認めん」や「お前も一夏と同じ男子だというならこれぐらいやってのけろ」などで、このとき飛色は

 

 

織斑千冬に対しての観察結果その1:自分勝手で相手のことも考えずに事を進めるところがある

 

 

そう記憶した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タッタッタッタッ

 

 

飛色は廊下をやや早足で歩いていた。

 

なぜなら

 

 

 

(いつまで追ってくる……………)

 

なぜか自分の後ろから視線を感じた。

いや、学園に2人しかいない男子の内の1人を見る女子はいても可笑しくはないだろう。

だが感じる視線がさっきから纏わり着いている。そんな気分だった。

早歩きでも離れないところから、『つけられている』という考えになる。

 

(……………まあ、部屋までは来ないだろう)

 

自分には人を惹きつけるよなものはないと考えているため

部屋に戻れば何とかなるだろう。という結論になり、寮に向かった。

 

ちなみに寮部屋の鍵は昼休みにもらい、場所もメモと一緒に渡されたため迷わず来れた。

 

(……………)

 

 

コンコン

 

シーーーン

 

コンコンコンコンコン

 

シーーーーーーーーーン

 

「………………」

 

中に誰もいないことを確認して部屋に入る。

 

「……………ふぅ」

 

バックを置き、ベットに腰掛けてから安堵の息を漏らした。

デスクやベット、クローゼットが二つずつ。ただし他人の私物らしきものは何もない。

恐らく1人部屋になったということだろう。一夏もいるため2人部屋だと予想していたが、1人部屋にしてもらったのは正直助かる。

 

なんせ一夏が嫌いなうえに、実は飛色は『女子が若干苦手』(←一応、ここ重要)

 

といっても、女子独特の匂いや、肌に触ったときの感触が苦手といったところであるが………

 

とにかく、相部屋とならなくて安心している。

 

 

(………荷解きするか)

 

 

自分がこの学園に送っておいたダンボール箱を開ける。中には私服やジャージ、タオルやボディーソープなどの生活用品。それ以外には未使用のノートの束や筆記用具一式。そして最後に

 

 

 

 

チェス用の盤と駒のセットを入れたケースが入っていた。

 

「………………」

 

飛色は最初にケースを取り出し、デスクの上に盤と駒を並べる。

 

「………………」

 

10年前に父から貰った誕生日プレゼント。

母とよく一緒にやった思い出のある品。

家族3人が大好きなゲーム。

そんなことを思い返しながら他の荷物も整理し始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「もうこんな時間か」

 

5時ぐらいから始めた作業は荷物が少なかったため10分ほどで終わり、復習と暗記をしてたら気づけば6時ちょっと前になっていた。夕飯は6時から食堂で摂れといわれたが早いほうだと思う。

 

「……………行くか」

 

早めに行った方が女子が来る可能性は低いと考え、食堂に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

余談だが、部屋に戻る際に騒ぎと男の断末魔が聞こえたが、気にせずに部屋に戻り勉強していた飛色だった。

 

 

 




アドバイス、感想、何でもいいのでよろしくお願いします<(_ _)>
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