台所で朝餉の準備をしてると
「霊夜〜、文が来てるわよ〜」
こんな朝早くになんだろうと手を洗って出迎える
「なにか用か?」
「はい。先日の人里での妖怪騒ぎなんですが」
「ああ、確かに治めたのは俺だな。と言っても追い払っただけだが」
「やはりその腰の刀で?」
「まぁね。まだスペカとかよく分かってないから弾幕ごっこはできないけどこっちならなんとでもなるからな」
「なるほど、名刀なんですか?」
さぁと答える。正直名前はあるが年季の入ったものかは知らない
「しかし俺の事新聞に書いて売れるのか?」
「それはもう、今じゃ人里では霊夜さんの話題で持ち切りですよ?巫女と2台体制で幻想郷を守護するのかって」
「まぁ困ってたら話は聞くけどさ、そんなもんかねぇ。っと、ご飯食べてからでいいか?」
「分かりました。縁側で待っていますね」
そう言って文はメモと睨めっこしている。まぁいいか
急いで用意して朝餉を摂る
「どんな用事だったの?」
「ああ、この前の人里付近に現れた妖怪を撃退した事で取材受けてた」
「...そんな話、聞いてないのだけれど?」
「そりゃあしてないから...あっ」
「アンタねぇ、一応預かってる身なんだから危険な事はしない」
これは、霊夢心配してくれてるのだろうか?そうだと嬉しいんだが
「アンタになにかあったら楽できないじゃない」
そんな事だろうと思ってました
「この後も文に取材受けるんだけど」
「そう、ゴシップ記事かかれないようにね」
文への信頼が無さすぎる。いやまぁそれに関しては今までの行いだろうけど
そうして食事を終え、食器を片した後は縁側の文の下へと行く
「同じ霊と名前が着くだけあって仲がいいのですか?」
「それ答えなきゃだめか?」
取材内容が変な方向に進んでおり、呆れていると
「いやぁ、幻想郷で妖怪と戦えるってだけでも凄いのに、やはり関係性を疑ってしまいますよ」
「血縁関係はないけどな、ただ名前が近しいってだけだろ。紫さんもそういう意図があって連れてきた訳じゃないだろうし」
「そういえば霊夜さんは八雲紫に連れてこられて幻想郷に来たんですよね?」
「ああ、刀振ってたら急にね」
「ぶ、物騒ですね」
違いないと、それから色々と取材を受け、これからの意気込み?を聞かれて答えると文は去っていった
「...嵐だったな」
そう呟いて神社の中に戻った
翌日、里で色んな所に引っ張りだこだったのだが、まぁ馴染んでるのだと思えばと
そういえば霧の湖の近くに大きな館があったっけ、話は聴いてないが今度行ってみるか?