突然だが、ちょっとだけ俺の出す問題を真剣に聞いて、答えを考えてみて欲しい。
問い・人は平等であるか否か
答えは否!断じて否!
なぜならば、ある偉人がこう言ったからだ。
人は平等ではない。生まれつき足の速い者、美しい者、親が貧しい者、病弱な身体を持つ者、生まれも育ちも才能も、人間は皆違っておるのだ。
そう、人は差別されるためにある。だからこそ人は争い、競い合い、そこに進歩が生まれる。
不平等は悪ではない。平等こそが悪なのだ!!
以下略。
冗談はさておき、俺自身の考えとしても平等ではないと思っている。
昨日、入学式を翌日に控えた俺は、娑婆の空気を思う存分満喫しておこうと思い、深夜俳諧を決行した。もちろん側転しながらだ。
すると、15分ほど経った頃、警官に職務質問される羽目になった。どうやら不審者がいるとの通報があったらしい。
「へえ、そんな人がいるんですねえ。俺は見てないですね、それじゃ」
と、側転でその場を後にしようとしたが、肩を掴まれた。
「その不審者の特徴は側転をしている大柄の男なんだよ」
俺以外にもそんな男がいるのか奇遇だなあ。
「偶然にも同じことを考える人がいるんですねえ。いや~世界って広いですねえ、ほなさいなら」
「きみのことだよ?交番まで来てもらおうか」
誠に不本意ながら強制連行イベントが始まってしまった。
1時間ほど説教されて解放された。時刻は既に1時30分。
タイムリミットが迫ってきてる、急がねば。俺はそう思い、今度はバク転で深夜徘徊を開始した。
10分ほど経っただろうか、またしても警官に職務質問された。
「また貴方ですか…警察って暇なんですか?それとも俺のストーカー?」
「やっぱりきみか…警察は暇じゃないし、もちろんストーカーでもないよ。職務を遂行しているだけだよ」
警官はやや呆れているようだ。よかった俺のストーカーじゃなくて。
こんなおっさんのストーカーなんて断固お断り!可愛い女の子とか美人のお姉さんなら喜んで!
もちろん強制連行イベントパート2が始まってしまったのは言うまでもない。
1回目より長い2時間ほどの説教をされて解放された。気づけば時刻は4時前。
マジでもう時間がない。最早深夜と呼べる時間じゃない。なので俺は早朝徘徊に出かけた。前方倒立回転飛びで。
早朝の澄んだ空気を味わっていると、おなじみとなった警官が現れた。
「「……………」」
もう俺たちの間に言葉は要らなかった。この短い時間で分かり合えたのだ。以心伝心。今日から友達。
「俺の説教が無駄だったから全く分かり合えてないよね。友達になれると思われていることに驚きだよ」
なぜか警官は呆れを通り越して引いている。そんなことより、俺の心を読むんじゃない。
「全部口に出しているからね?気づいてないのかい?」
ここで初めて明かされる衝撃の事実。俺に友達がいないのはそのせいか?そういうことにしておこう。
これからはうっかり心の声を口に出さないように気を付けよう。
この後当然のように交番で説教された…。
今日は入学式があるから短めで頼むと伝えたら、1時間ほどで解放された。警官もちょろいもんだぜ。
体操競技をやる人なら、側転もバク転も前方倒立回転飛びもやってるよな?
それなら俺もやって良いはずだ!誰にも迷惑をかけてないんだからセーフ!大きな音を立てているわけではないのだから。
それなのに、通報されて説教までされた。全くもって平等じゃない!仮に人は平等ならば俺は通報されてないはず!
通報されたのは神のいたずらか?悪魔の罠か?んなわけない!平等じゃないからだ!
故に人は平等ではない。QED。
そもそもこの時間に誰が目撃して通報したんだ?マジで俺のストーカーか?監視されてるんじゃないだろうな?
まあいいだろう。そうだとしたらそれはそれで面白そうだ。
俺はそんなことを考えながら家に帰り、準備を済ませて学校に向かった。
というわけだよ、わかったかね?諸君。俺は一体誰に向かって言っているんだ。
睡眠不足のせいだな。バスの中で寝よう。俺は決して頭のおかしい人間じゃない。本当だぞ?
いや~、こんな文章を書いている作者の頭もおかしいと疑われそうですね。
へへへ。頭おかしいは誉め言葉です。異論は認めます。
こんな感じで雑にテキトーにゆる~くやっていきますが、それでもいいって方がいらっしゃいましたら、お付き合いいただけると泣いて喜びます!喜び~~~む。