なんで現代物理で戦わにゃいかんのですか 作:114514V810A
過去の初投稿の例に漏れずこの作品は完結しません(迫真)
それでもよければゆっくり楽しんでください。
目を開ける。
随分と眩しい。前が見えない。
目が今の照度に適応してきたころ、体を起こす。否、
体を起こせない。
それに何か、手足が短い気がする。
俺はこの前、なんかよくわかんねぇ病気の手術受けてたよな..,?
手足短くなるタイプのやつだっ「おめでとうございます!立派な男の子ですよ!!」ファッ!?
I am 赤↑ちゃん↓?!why I'm 転生!?
where is こ↑こ↓!?(産声)
てか助産師さんめっちゃ美人やん、転生とかどうでもええわ、ナンパしようかな。
「初めましてだね...ようこそ、凛。これからよろしくね」
涙目ながらに俺をそう呼んだこの人が父親だろうか。親父もめっちゃイケメンやん。んで多分これが母親だろうか。うん、父親に違わずめっちゃいい女。ここら辺顔面偏差値高くね?あとおっばいもデカい。
え?もしかして俺今から一年くらいこの人にオギャれるの!?
......マジで神に感謝しないと。人妻にオギャりたいって前世の願いがこんな形で叶うことあるんだ。やったぜ。(満面の笑み)
「あ、あなた!この子笑ったわよ!」
「すくすく育つんだぞ...!!」
そうして人妻(母親)にオギャったりしながら何年か年が経った訳だけども...俺は凄まじく絶望している。生まれは静岡、西暦は2005年、そして一番ヤバいのが、ここ多分呪術廻戦の世界なんだよなぁ、どうすんだよマジで。しかも俺多分さしすと同世代だしさぁ...そんな時代に転生者突っ込むとか神ってやつはマヌケなのか?(掌返し)
一応転生特典として術式はあったよ?あったけどさぁ...内容が微妙というか平凡というか...ポテンシャルが無い!!!
親のいない所で術式鍛えたりとかはしてるし、それなりの出力が出るようにはなったけど、多分流れ的に高専行かされるしワンチャン理子ちゃん護衛せにゃいけないし、そうなったら例のゴリラにシバかれるの確定だしさぁ...頼むからそっとしておいてくれ、マジで。
というわけで現在高校1年生ですが取り敢えず学校諦めて山籠りしようと思いナス。なんか近所のデカ山にお化け出るみたいな噂あるし呪霊とかいるやろ、修行にはもってこいだ
「つーわけでかーちゃん、俺山籠りしてくるわ」
「どういうこと!?」
んで山籠りしたはいいけどさぁ...呪霊居すぎじゃね?深山に進むほど量も質も増えてくしさぁ!!しかもあそこ多分樹海だよね?!ぜってぇヤベぇのいるって!!
行くしかねぇよなぁ!?日和ってる奴いるぅ!?いねぇよなぁ!!
「わーお...呪いえっぐい濃い。どんくらいってオ◯禁一週間後くらい濃い。」
あちこちから襲いかかってくる小さいのをシバき回しながら、どんどん樹海の奥へと向かっていっているのだが、マジで呪いの気配がえぐい。準一級は確定だろうしワンチャン特級もありえる。特級クラスだったら大人しく逃げ帰る予定。
「...多分見られてるなぁ、どうすっかコレ」
あとこの辺の呪いとは別になんか誰かから見られてる気がする。まぁ気のせいだったらいいけれども。
「...んで、とうとうお出ましか。...なんかキモ」
そこには、芋虫のような体躯に、3対の腕を生やしたその化け物がいた。自分に気づいていないのか、まだ襲いかかるそぶりは見せていない。
「オカァサァァァン...コワイョオォォォォオ」
「取り敢えず...特級じゃなさそうだし祓いますかね」
そこら辺に落ちてる小石を片手に、キャッチボールの要領で軽く投げる。
そして、その小石が化け物の肩を貫いた。
突然やってきた鋭い痛みに戸惑いと恐怖を隠せないようにもがく化け物、そしてそれを意に介さず、デコピンやコイントスの要領で小石や枝などを弾丸のように発射する。
何故力を込めていないはずの投擲で化け物の肩に穴が開くのか?彼は確かに体格はそれなりにいい方だが、超人的な筋力を持ってるわけではない。
「呪霊に通用するかわかんないけど、術式の開示、しようか。僕の術式は、『呪力の変換』。呪力をほぼロスなく他エネルギーへと変換できる。こう聞くと六眼みたいで強そうだけど、体を起点にしなきゃ行けないから、触れないと発動しないし、物理学的なエネルギーだから、火炎放射なんかが出来るわけじゃない。それに、呪霊相手じゃもう一度呪力纏わせなきゃだし二度手間だから、ロス0でよーやくトントンって感じ。」
「つまり今やってるのは、物質への運動エネルギーの付与ってこと。」
「コワイヨォォォォ...コワイイイアイイイイアイイイ!!!!!!!」
あまりの痛みに怒り狂う呪霊。そのまま呪力を解放し、目の前に半透明の何かを作り、投げつけてくる。
「...物質生成?結界術や構築術式では無いのか、珍しいタイプだ」
そう言いながら半透明のそれを避け、今度はポケットにあるネジを投げる。だが呪霊はそれを生成した半透明物質で防ぐ。
「硬いなぁ...じゃあもう少し大きく行くか」
そう言って、落ちていた厚い鉄板にエネルギーを付与し、尋常ではない速度でぶつける。だがまたもや半透明物質に防がれてしまう。その様子を見た呪霊はニヤリと笑い、空いている2対の腕で生成した半透明の塊をひたすら投げつけてくる。
それを躱わしたり防いだり、時には投げ返そうと拾ってみるも即座に崩れたりと、なかなかうまくいかない。
「...面倒臭いなぁ。どうすっかなぁ...天井ぶら下がってるからシンプルにパンチもあんま上手い手じゃ無いしなぁ...」
木の上から動こうとしない呪霊から目を逸らし、ふとそこら辺を見やると、いい感じの錆びた鉄棒が目に止まる。
「...アレ、やってみるかぁ。限界がどこか一回やってみたかったし。せっかくだからカッコよくいろいろ詠唱もしちゃうか」
そう言い、その鉄棒を片手に、その男はニヤリと笑い、口を開く。
「雨垂れ」
鉄棒に呪力が流れ込む。
「炎ノ剣」
鉄棒が鈍く紅く光を放つ。
「廻る流れ」
バリバリという音と共に鉄棒に電荷が貯まる。
「進相」
鉄棒がさらに煌々と光を放つ。
「九尾の虎」
呪霊が事の重大さに気付いたのか、焦った顔で半透明物質を生成する。だが、もう遅い。
「極ノ番 『
音速を軽く超えたその槍は、凄まじいソニックブームを引き起こしながら半透明の防壁を易々と貫通し、鬱蒼と茂った木の葉や雲すら貫いて、その穴からは満月が覗いていた。
「あっつー...2度とやりたくないなこれ。手がスッゲェ勢いで焼けるもん。そりゃそうだって話だけど。あと、そこで見てる奴、さっさと顔出したら?出さないならさっきの奴撃ちこむよ」
さっきから視線感じて不快だったんだよね、誰だかよく分からんけど変な奴だったら適当にシバけばいいか。
「す、すいません!敵じゃないです!!呪術高専の窓です!!」
「うるせぇシバくぞ」
「えっちょ」
「うそうそ、んで呪術高専って?」
そっから高専に関する説明を大まか受けて、まぁ当然ながら高専への入学を勧められた。いやーーーーー、どうすっかなぁ。ゴリラにシバかれたくないんだけどなぁ...かといって百鬼夜行みたいなこと起こしたくはないしなぁ。そもそも俺一人が乱入したところで理子ちゃん救えるのかっつぅ話よ。それに多分虎杖くんはもう生まれちゃってるし、結局変わらないかもしれない。
まぁ、どうでもいっか。
俺がこの世界に生を受けたことに大した意味はあるかも知れないし、無いかもしれない。天国の役所的な何かがミスったのかもしれないし、天元が呼び寄せたのかもしれない。でもな、俺は別に何かしろなんて言われてないんだ。つまり何をしても良いんだ。俺が、やりたいから、面白そうだから、俺は呪術高専に行こう。
「行きます、呪術高専」
「というわけでとーちゃん、俺東京の宗教系学校行くわ」
「ちょっと待てどういうことだ」