女神転生で終末箱庭ゲーム実況 作:RTSは奥深い
積みラノベの消化が終わったので続きやります。
大変お待たせしました。更新が遅れた理由は先ほど言った通りです。石投げでもメギドラオンでも死んでくれる?でも好きなだけやりなさい! 逃げも隠れもしないわ!
前回は喰奴の集団が仲間…仲魔?になり、その翌日になんか聖女がペルソナに覚醒しましたね。
いやービックリですよね、覚醒するなんて。なんで覚醒したのか分かりませんがまぁ多分住民同士でコミュを稼いだのでしょう。ペルソナだし。
喰奴の方は戦力として暫く使ったらリリースしましょう。どっちが先に裏切るかのチキンレースなので。
しかしペルソナですか。試走でこのシナリオを遊んだ際は毎回研究を極めて無理やりタルタロスに潜りエレボスを撃破、そのまま他のやつも纏めて倒すパターンしか見てないのですが(突然のネタバレ)、今作は色んなルートでシナリオをクリア出来るのが魅力の一つです。
今回は偶然でしたが、次の世界に行って色々やっていくシナリオを無視して初手でクリアするのも不可能じゃないのはRTA勢への優しさを感じますね。(編集時の私の感想)
そして前回より茶番劇と本編の空気の差で風邪を引きそうとコメントを頂きました。ありがとうございます(?)。
ですが全部茶番劇にしろとは如何なものか。確かにMMDでちゃんとしたものを仕立ててますが、そこは実況者の労力を考えてみて欲しい。1日の詳細ログを見直してそれっぽく仕立てるのって大変なんですよ? 墓地の会話とか覚醒の流れとか私の捏造ですからね。会話までは詳細ログには残ってないのです。
[イベント発生!]
そうこう言ってる間にイベントが発生しました。
プレイ中の私はDAY22にタルタロスが発生したのでここで最後まで攻略するか、そもそも出来るかどうかで悩んでる最中のことです。スタイリッシュにやるとは言ったけど悩まずサクサクプレイとは言ってないのでちょくちょく画面が止まってるのはご愛嬌ということで。まだ数回クリアしただけの初心者ですからね。このゲーム一つのシナリオに対していろんな攻略法があり、全てのシナリオを一回クリアして漸くチュートリアルが終わるまでありますから。
[-堕ちていく身体-]
[外で活動していた者がハコニワに逃げ込み叫ぶ。
「身体が溶けた! 黒く…黒く溶けていく!」
……以降、ペルソナ覚醒者以外外部活動不可。
覚醒者も外で活動中は[Lv.1]からとなる。]
タルタロスが出た影響が出てきましましたね。
今までは女神転生寄りのリアルフィールドだったのですが、ここからは人々の集合無意識とかメンタル方面のメンタルフィールドになります。以降レベルの参照先が身体から心へ、2つの終末対策研究をしていけばペルソナの召喚器を作ったり心を身体のレベルに合わせたり出来ますが、現状そんなものはありません。
漏れなく全員デッドオアレベルワンです。
ではどこまで進ませればいいのか、一旦研究を見てみましょう。
[終末対策進歩
「死に抗う為の心」
┗「感染予防」━〈希死抑制1〉━〈希死抑制2〉━〈召喚器〉
「死に向かう為の身体」
┗「捕食解放」━「回復解放1」━「回復解放2」━《身体反映》]
現在解放しているのが感染予防、食事を出来るようにする、ハコニワでも外でも回復出来るようにするの三つですね。現状パワーが急務なのでレベルを身体に合わせる研究を今やってる感じです。
ご覧の通り終末対策は技術ツリーに比べ時間が掛かる代わりにすごくシンプルです。そのシナリオ限定なのもありますが、8つの研究が終われば対抗手段は揃います。
それなら先にやっておけば良いじゃんと思うかも知れないですが、対策研究は解放される度に住民の忠誠度を上げてくれる利点がそれを阻みます。今回はその辺りを無視出来る指導者無し設定ですけどね。指導者有りだとそこら辺悩むんですよ。
アレです、別ゲーを使った例えですけどプラグインクのcureモードの支持率みたいなものです。感染病やってる時の薬剤耐性、遺伝子の変質でも可。
序盤にやると上限の壁に当たってロスるので、後半のある程度削れた所でやるのが得策という訳なんですね。そもそも普通の技術と違い合間に要求資材を求められたりするので結構大変です。代わりに資材を規定以上寄越せば爆速で進みもしますので、そこは痛し痒しといった所。
今回は何故か参戦してくれた葛葉がハコニワに戻る旅に寄越してくれる資材もあってかなりハイペースです。普通漂流してる間に進める事ですからねこれ。
[→ハコニワの住民をタップ
葛葉「…………」
ゴウト「どうする葛葉。あの妙な塔が新たな姿になってから、外に出るのも困難になったが」
葛葉「……聖女だ。アレは外の学校で黒く溶けかけていた俺や喰奴をハコニワに連れ戻した。あの外で動けるようになる力を教えて貰う」
聖女「…………」
……研究に集中しているようだ。
喰奴「ふむ……あの葛葉という者より、我々は溶けるのが遅かったな……」
達人「喰奴の連中元気にしてるかー? 私様がお見舞いに来てやったぞー」
喰奴「……厄介者が来たな」 ]
という訳でここからは住民全員でひたすらハコニワ育成です。
次の世界に行くか、それともこの世界に居る間にシナリオクリア出来るかは聖女の研究に掛かっています。これでも私は女神転生もペルソナも履修してますからね。聖女がどれだけ強いかはステータスが見れないので分かりませんが、「身体反映」の研究さえ終わればしてハコニワ核持ちさせてタルタロス攻略くらいは出来ます。日用品をじゃぶじゃぶとアイテムを持たせて攻略wikiガン見すればレベル30ソロでもクリア出来るんですよ。偉い人にはそれが分からんのです。
ただ、これはかなり難しい話でしょうね。何かしら研究加速イベントが起きれば間に合うでしょうが、現状の研究進歩は21%。これまでは葛葉が持ってきた素材を回して加速してましたが、ここからは外部からの補給は何もありません。
ハコニワで生産出来る資材も漂流に向けて貯蓄に回す必要がありますし、とんでもない光明でもみえなきゃこのまま30日まで仕事を回すだけでいいでしょう。
[-DAY24-]
[イベント発生!]
……おや?
「…………」
「研究素材が足りない…か」
「はい……研究がこのペースのままでは、私達はこの世界を見捨てる他にありません」
その奥に築かれた聖女の小さな研究室に、二人と一匹の影が有った。
「もう知識、理論が分からないんじゃないんです。幸いと言うべきか……或いは不幸にもと言うべきか。我々の世界を襲っている"終末がどんなものであるか"はハコニワの書架に書いてありましたから」
「書架とはなんだ、小娘」
「あの目立つカジノですよ。あそこの階層の一つに読書スペースがあって、そこにある本の一部には"誰かが走り書きした痕跡"があるんです。恐らく我々よりも"前"に当たる世界、その人々が知識を託そうとした痕跡が」
その話を聞いた葛葉が怪訝な顔になるのも無理はない。
それが本物だとすれば既にこの世界は我々が思っている以上に滅亡と復活を繰り返している事に他ならない。信じろと言われても、直ぐに飲み込める話ではなかった。
「誰が見つけたものだ?」
今度はゴウトを介さず訪ねる。こうなっては最早呪いに気にする段階ではなかった。
黒猫もまた訪ねた葛葉を見やるだけで口は挟まない。少し拗ねたように尻尾を揺らすだけである。
「オカルト部の方々が。このハコニワを見つけた当初から暇さえあれば調べていたそうです。その中には我々が相対している物とは別の滅亡もあったそうですが……」
「その話が本当だとすりゃあるだろうな。俺がこれまで潰した者共がやろうとしたのを連ねるだけでも大洪水、大霊脈の悪魔化、世界の理の改変とやり口は多様だった。俺が失敗すればこの世界の終わりはそのどれかだっただろう」
一冊の本が葛葉に渡される。一見ただの漫画に過ぎないが、しおりが挟まれた場所を開けば"ペルソナ"、"召喚器"、"ニュクス"とそれらしき単語を含んだ知識が端に書かれていた。
「ともあれ、これらの知識が本物なのは事実です。その知識の断片からハコニワ外部での回復ができるようにする状態から逆算して、私の知ってる霊的技術で代用する……私の研究とは大概そのようにして成り立っています」
聖女が自嘲するように自分がやっていることを説明する。
先日訪ねてきた葛葉と共に己の内側に宿ったペルソナを引き出せないか確かめ、それが無為に終わったのもあるのだろう。
所詮は自分は先人の虎の皮を被っているだけだと気を落としていた。
「私が外で、「影時間」の中で活動できるのはこのペルソナという力の素質を有しているからでしょう。ですが……」
「他者のそれを目覚めさせる方法までは分からない……いや、"遺されてない"のか」
それは葛葉がこの先の戦いについていけない事を意味していた。
どれだけの偉業を遂げていようと、この先は心を武器にする戦い。その資格を持たない者は生きる事さえ許されない。
「調べた限り、先ず人類の前提から違うんです。
前提として神話体系の数だけその神話の
「普通に知らねー」
「……葛葉、お主が戦闘スタイルを変えて同じ呪文の効果を変えたり、一度の戦闘で使える能力の数を増やすアレの事だ」
「……「バトルチェンジ」のことか?
「違う、そっちじゃない」
「なんだ「スタイルチェンジ」の方か」
「そう、そっちだ」
「……話を続けますよ」
……少し気まずい沈黙が流れたが、聖女が話を再開させる。
「兎も角。地域差、先祖が積み上げた魔界各地との相性差だけでここまで違うんです。それが仮に同じ法則、同じ要素で構築されてようと、別世界の物なのだからなにもかも違うのは当然。ハードもソフトも違う訳ですからね」
「なるほど読めてきたな」
心得たと葛葉が手を鳴らす。
「つまり、"そもそもこんな終末自体この世界で起こる筈がなかった"。そもそも世界の前提が違うんだからな。だが起きた。なんで起きたかは知らねーが、俺らには抵抗する為の要素がねーのに、向こうは一方的に干渉出来る状態で起きた。
だからこの終わりをなんとかするには、俺らが向こうに合わせた力を、向こうの物から引っ張って来なきゃいけねーと」
「そういうことです」
故に冒頭の結論なのだ。
ここから先はタルタロスの悪魔を……"シャドウ"とやらを回収し、それに通用する様に手を加えないとならない。
「これまで狂人を調べた情報からしてあの謎の赤い塔とタルタロスはほぼ別件でしょう。内側から出た以上無関係ではないでしょうが……関係で言えば封印物と封印術くらいの関係です。先に中の物から対処するべきでしょう」
という訳でハコニワで最も霊的知識のある二人と一匹がこうして額を合わせてどうするか考えているのだが……話は早々に煮づまろうとしていた。
「……難しい話だな。敢えて侵入させようにも狂人とは打って変わって連中は殆ど塔に籠っている。口を開けて餌が飛び込むのを呑気に待つわけにも行かないが、だからってアンタだけで誘き寄せるのもな……外では
「はい。なので幾らか武器や防具を私に貸してくれればと……」
聖女の強請りに黒猫が鳴く。
「ならんならん! 貴様の魂の
「唸るな。……だが、ゴウトが言うほどじゃなくてもどれもこれも使い手を選ぶのは確か。お前じゃ一度や二度で終わりで、そうなりゃこの終わりの次があった時に困るのは俺達全員だ」
「えー……懐に忍ばせてる大太刀くらいなら良いと思うんですけどねぇ…」
そんな意見のぶつかり合いが頂点に達しようとしていた時である。
パン、パン!
「全員傾聴!」
伝令役として木ノ下雪が訪れたのは。
「喰奴の連中を説得して外の探索に出てくれる事になった!
身体が溶けてでも必要な資材も研究用の悪魔も連れて来ようっ言ってくれてね──文字通り世界のために
[-片道切符の探索隊-]
[ 「必要な物を、必ず届けよう」
[喰奴]の集団[13名]がハコニワに自分達の希望を託す事に決めた。
送り出せば彼らは死ぬが、あなた達は必要な物を手に入れられる。]
[選択 →送り出す ・留まるように言う]
信じてたぜぇ〜! 喰奴のブラザー! 俺達は最高の仲間だ!
え? どっちが先に裏切るかのチキンレース? 適当にこき使ってリリース? 知らんな。刹那で忘れちゃった。
こんな序盤に起きるのはあまりに神! 神イベントです! これが起きると同盟相手が消えますが欲しい物を確定で持ち帰ってこれます! いやー友好度とか条件結構厳しい筈なんですけどねぇ!
今回の場合喰奴は時間経過で暴走で屠殺するか野に放つかって相手だったので、なんの躊躇もなく送り出せます! これが死んだらダメな連中だったから無駄イベなので本当に最高のタイミングです!
特に今回のシナリオはメガテン世界でペルソナラスボス討伐を目指すシナリオなので──こんな使い方が出来ます。選択出来る物には限度があるとはいえ、それでも今回1番持って帰ってくれると嬉しいものがあります。
[後日、[喰奴]の最後の一人がハコニワに帰還し、住民の腕の中で息を引き取った。
その手には、あなたが欲したものが大事そうに抱えられている。
──「壊れたS.E.E.S.制式召喚器」を手に入れた]
使えば即座に対応した研究が解放される特殊アイテム。
その中でも終末対策の最後の方に位置する、ペルソナを使う為のもの。
かつて滅びた数々の世界の残骸、世界が終わりゆく中の綻びからこの世界に落ちたもの。
普通なら漂流してる時に回収出来るレアアイテム。
行きましょうか、タルタロス攻略。
この流れに乗らないとか実況的にあり得ないので今回はここまで。また次回お会いしましょう。