気づいたら人生2周目だった方々による「最悪」を避ける物語   作:もみじししゃも

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ババアの説得に2時間はかかった

 

 

USJの一件から2日後、、、

 

体育祭を来週に控えた今日

 

 

 

東京、ベストジーニストの事務所にて

 

 

 

「すまんな爆豪、休日だってのに」

 

「休日かどうかより、はっきり言って東京行きをババア、、、母親に許可出してもらうほうが大変だったんすけど先生」

 

「…わりぃ」

 

「別にいいっす」

 

 

はっきり言ってここには来たくなかったがな

 

本当なら雄英で記憶持ち同士(トガは除く)話し合うつもりだったんだが

時間がない&雄英に余裕がない&誰が聞いてるかわからない

で、雄英以外で話すことになって

ジーパンの事務所の会議室って事になった

ふざけんな、遠いわ

俺がまだ未成年だってこと絶対スッポ抜けてるし実際スッポ抜けてやがった

 

放課後に日曜日にジーパンの事務所集合になったって相澤先生がいいに来たときにそれ指摘したら今まで見たことないくらい間抜けな顔してやがった

んのあと「そういやお前まだ未成年だったな」ってつぶやいてた

ざっけんなよほんとに…

すでにプロヒーロー二人が東京で話し合いを前提にスケジュールくんだって言われたらこっちが合わせるしかねぇだろ…

 

「イレイザーヘッドさんに爆豪さんですね、ジーニストがお待ちですエレベーターから__」

 

「よし行くか、相澤先生先頭で」

 

「お前が人の後ろ歩くのか…?」

 

「自衛だ自衛…寒気がする」

 

絶対櫛構えて待ってそうなんだが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「久しいな、爆豪。なぜイレイザーの後ろに隠れている?そんな人間じゃないだろう、さぁ前に出てきなさい」

 

「先にてめぇが手から櫛離さない限りぜってぇ出ねえ!!プライド云々よりもてめぇに矯正される方がいやんだわこっちは!!!櫛から手離せ!!うまい具合に目だけ笑うなや!!」

 

「ジーニスト…爆豪に一体何をしたんだ…?」

 

「なに、ちょっとした矯正だ」

 

「矯正っていって人の髪を八二分けにするやつがいるか!!」

 

「ジーニストさん、話が始まらないんでとりあえず櫛を手放しましょうよ。代わりに俺の髪でもイジっててください」

 

「君のは矯正しがいがない」

 

「ひどくないですか??」

 

…ジーパン野郎、やっと櫛から手離したな

つったく…

それぞれ席について、とりあえず用意されていたコーヒーを一口飲む

ちょっと気まずさがあんな…

 

「にしても、まさか4人も記憶持ちとはねぇ…」

 

「雄英にトガがいたから5人以上だろ」

 

「え、トガ?トガヒミコが雄英高校??」

 

ヘラ鳥のやつ、小首かしげてフリーズしやがった

トガに悪い記憶でもあんのか?

まぁかく言う俺も神野のとき殺されかけたからいい思い出はねぇが

ヘラ鳥の翼まで完全停止している横で優雅に紅茶をすすりながらジーパンが口を開く

 

「私はイレイザーからすでに聞いている。去年の入学時に気づかなかったのか?」

 

「あいにく、そのときはまだ記憶なかったんで。あと担任でもなかったんでなおさら」

 

「マ、マジでトガが雄英に…えぇ…」

 

おいヘラ鳥現実逃避はやめとけ

ほんとにいるぞ

 

「トガがどうやら記憶持ちのようだからな、もしやと思って過去10年で炎系の敵、それも蒼炎もちを調べたのだが、ヒットしなかった」

 

「本気で言ってるんですかジーニストさん!あいつ、今の段階ですでに敵判定食らってたでしょ!!」

 

「本当にヒットしなかったんだよホークス、もしかすると荼毘も記憶持ちの可能性が高い」

 

「嘘でしょ…えぇ…俺またもし敵連合に潜入しろって言われたら誰を窓口にすればいいんだよ…」

 

心配するところちげぇだろ…

 

「記憶持ってて姿隠してるか、USJに死柄木が現れなかったみてぇに誰かが…AFOとかが干渉してるかもしれねぇ可能性もあるだろ」

 

「私もそう思ったが…これを見たまえ」

 

そういってスクリーンを起動するジーパン

流された映像は

 

「火力発電所?あの個性で回すタイプのですか?」

 

「正解だホークス、そこの映像の一部だ」

 

そこには

燃え盛る蒼炎が映っていた

 

「嘘でしょぉ…」

 

とうとうヘラ鳥が机に突っ伏す

そういやてめぇ、荼毘に背中こんがり焼かれたんだったか

焼き鳥だな

 

「また、サイドキックを周辺地域に配置して様子をうかがったんだが…この写真を見たまえ」

 

と、スクリーンにうつる場面がまた変わった

今度は…駅前か?

半分野郎が不審者に肩組まれてやがる???

 

「轟焦凍との接触が確認された。仲良く蕎麦屋で食事しているところも写真に収められている」

 

「焦凍(ショート)くーん…」

 

「マジかよ」

 

「マジか轟…」

 

「ちなみに好きなサイドメニューは焼き鳥だそうだ」

 

「俺、寒気がします…背中痛いかも…」

 

「轟は天然ポンコツ味があるからな…今度防犯に関する話でもしておくか」

 

あれは天然ポンコツだが、色々と次元がチゲぇ

まずニラを切ったとか言っておきながら全部つながってる時点でおかしい

…なんでニラがあんなふうにつながっていたんだ?

 

「ちなみに一度、『焼き鳥にしたいやつがいる』と発言していたらしい。それに『焼き鳥ならヨリトミってところがいいんじゃないか?姉さんが言ってた』と返していたそうだ」

 

「あいつ、国語の授業寝てるだろ。日本語力なさすぎる」

 

「焦凍(ショート)君、、、それ俺が好きな店だよ、あはは…」

 

轟は馬鹿、異論は認めねぇ

 

「んじゃトガも荼毘も敵になる気ねぇなら問題はほぼ解決してるんじゃねぇか?敵連合の戦力、この時点で半減してるだろ」

 

「あぁ、だがそれよりも気にかけておきたいことがある」

 

「死柄木がUSJに現れなかったことっすよね」

 

お、ヘラ鳥戻ってきた

 

「そうだな、前はいたんだが…俺の肘がちょっと欠けたな懐かしい」

 

「懐かしがらないでくださいよイレイザー、もしかしたらAFOも記憶持ちかもしれないんですよ」

 

「それはねぇだろ」

 

 

もしそうなら

 

 

「あいつが覚えてる側なら、とっとと出久を殺してるはずだ」

 

んで、OFAをぶんどってるだろ

覚えてたら絶対、なりふり構わず殺しに来るだろ

 

 

 

 

 

 

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