気づいたら人生2周目だった方々による「最悪」を避ける物語 作:もみじししゃも
体育祭当日を迎えてしまった
迎えてしまったんだが?
おい、誰か出久の個性の暴走を止めろ、ここ数日大変だったんだぞ
戦闘訓練中に黒鞭でてくるわ
廊下歩いてたら急に速度上がって突き当りの壁まで文字通り”音速”でぶつかってたりだとか
麗日に触れられたわけでもねぇのに浮くわ
おい、継承者ども自重しやがれ
…まさかだが継承者共が今思い出したとかあるか?
一応死んでるよな?(オールマイト除く)
「僕、参加してよかったのかな…」
「何かあったとき要員で相澤先生が立ってるから問題ねぇだろ」
開会式前のクラスの控室でどんよりする出久
まぁそりゃぁここ数日おかしな目に会いまくったらそうなるわな
オールマイトの期待に答えられないかも…とか思ってんだろ
今回は相澤先生、包帯教師になってないからな
競技会場で立っててくれるそうだ
ほぼ出久の個性暴走阻止要員として
俺は競技に集中するぞ
二度と負けてなるものか
「A組の二人、やけに浮かねぇ顔してんな。ヒーロー科様何だからもっと盛り上がっときゃどうだ?」
…あ、お前心操か
C組のくせになんでA組の控室に顔出してんだ?
「お前ら、改めて宣戦布告させてもらうぞ。俺はお前らにk……あー、うん勝つからな?」
…?今言い淀んだのは何だ?
「どうした心操?もっとなんか言ってやるつもりだったんじゃねぇの?」
「あー、まぁいいわ、うん。まぁがんば」
急に浮かねぇ顔で他の
…あいつ、あいつもか?といっしょに
今そうなるか?
どうとも言えねぇな…
なんせ隣りにいる出久がとんでもなく落ち込んでるからな
「ほんとに大丈夫かなぁ僕」
「気にすんなよ緑谷〜」
↑
緑谷が2代目の個性で廊下をすっ飛んだのに巻き込まれた上鳴
「てめぇならすぐ使いこなすだろ」
↑
緑谷と巻き込まれた上鳴がすっ飛んだ先にいて、みぞおちに頭突き食らった爆豪
んなことで落ち込んでたらこの先どうにもならねぇぞ
「
(((全員をけなしにかかってるのか心配してるのかわからねぇ…)))
「なんかいま俺の事言ったな…」
「僕のことも言われた気がする…」
分かってんならなんとかしやがれ
1種目目は障害物競走か
普通に爆破で飛ぶか
轟は何だかんだ言ってまだ氷しか使えねぇし
勝てるだろ、流石に
「どうするマイヒーロー、こうなったら僕らの個性で出久を勝たせて自信つけさせたいんだけど」
「ある意味俺達のせいで自信なくしてそうだがな」
「先輩のせいですよ、先輩が黒鞭を暴走させまくるから…」
「わ、わりぃ…」
「1種目目は障害物競走か…私の個性と駆藤の個性を使えば1位だな」
「誰か9代目にコンタクト取れないのか?」
「勝手に俺達が個性を暴走させる形で発現させたら9代目は更に自信をなくすだろうな…」
「見てるしかないな、俺はあの爆破小僧を見ておく」
「なんかリーダーが爆破の子のファンになってる…?」
「顔が似てるから親近感湧いてるんじゃないかな?」
(やっべぇ、何で今思い出したんだ俺。は?こっからどうすりゃいい…というか今の俺ヒョロすぎんだろよくこれでヒーロー科様がうんぬん言えたな…え、本当にどうすりゃいいんだ?俺この状況でトーナメントまで生き残れるのか?生き残って緑谷相手に戦えるか?いや無理だろえぇどうすりゃいい…助けてくれ相澤先生…)
心操人使
ついさっき思い出してしまった
絶賛罪悪感にかられてます
爆豪の宣誓が耳に入ってこない程度には混乱中
とりあえず、勝ちに行くか…