気づいたら人生2周目だった方々による「最悪」を避ける物語   作:もみじししゃも

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第1種目 障害物競走

 

「位置についてーよーい…ドン!!!」

 

 

 

 

「爆速ターボ!!」

 

「おい待て爆豪おいてくな」

 

「おいてくに決まってんだろばーーか!!」

 

(ワン・フォー・オール…フルカウル、5%!!)

 

とうとう始まっちゃった、体育祭

僕ほんとに大丈夫なのかなぁ

かっちゃんの(かなり遠回しな)アドバイスのおかげで体を壊さない程度にワン・フォー・オールを使えるようにはなったけど…別の問題が…

 

 

個性の、暴走(?)

 

 

でも、オールマイトも黒い縄?みたいなのがでること知らなかったし…

大急ぎで調べてくれるらしいけど…

急に浮いたり加速したりで散々周りに迷惑かけちゃった…

ごめんねかっちゃん、みぞおちに頭突きなんかしちゃって…

周りを傷つけないように…気を引き締めなくちゃ!!

 

 

というか初手に後続の地面凍らせてくる轟君反応速すぎ!!

かっちゃんも飛び出すの速いなぁ

 

 

〈まぁぁぁず最初にぃ!!あのヒーロー科A組のエース爆豪が飛び出したぁ!!それに追随する轟!緑谷も負けちゃいないぞ…いや先頭はえぇなぁ…〉

 

え、僕も先頭集団扱されてるの!?

2番手の轟君の背中追うので精一杯なんだけど!?

 

〈最初の関門!ロボ・インフェルノ!!お前たちが実技試験受けたときにでてきた0ポイントロボだz…おいおい、爆破一つで片つけんなよ…サポート科が泣いちまうぜ?〉

 

「知るか!!」

 

かっちゃん、すぐに高く上がってハウザーインパクトで0ポイントロボ倒しちゃった…

あ、轟君はそれ、もしかして不安定な状態で凍らせることで後続妨害するつもりだよね!?

速く通らないと僕も巻き込まれる…

 

「ニンゲン、キョウデオワリダ!!」

 

「ごめんなさぁぁぁい!!」

 

デトロイトスマッシュ!!

 

 

 

…意外にフルカウル状態でも火力が出てる!?

ロボの正面潰しちゃった

まぁいいや、先に進むぞ!!

オールマイトが応援してくれてるんだ!

僕が来たって世界に知らしめてほしいって言ってたんだ!!

負けられないんだ!!

 

 

 

 

「クソ速くねぇかトップ3!!」

 

「流石だわ俺のクラスメイト…ってお前俺と個性ダダ被りしてんな!?」

 

「うっわ、ホントだ…だが鉄のほうが強い!!」

 

「俺の硬化のほうが百倍つえぇわ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈先頭集団は第2関門に入ったぞ!!その名も…ザ・フォール!!なんだけどよぉ…爆豪よぉ、飛べるのはずるくね?いいなぁ俺も飛びてぇよ。爆豪の背中を追う轟、緑谷は爆豪みたいに常時飛べるような個性じゃねぇらしいけどさてどう攻略するのk…緑谷の背中になにかがある!あ、ロボの外装じゃねぇか!?なにに使うんだ!?〉

 

なにかに使えるかなって思って持ってきたんです!!

まだフルカウルはそこまで長く使えないので!!

 

「緑谷、お前足速いな」

 

「ぜぇはぁ…こ、個性使ってるからっ…」

 

「お…わりぃ、独り言のつもりだった……やっぱ足速いな、もっと後ろにいるもんだと思ってた」

 

一応横に並んでるからね!?

念のため持ってきたロボの残骸のせいで速度は落ちてるしかなり疲れてるけどっ

 

というかあれどうしよう!?

谷と島!?ロープを立って渡れるほどの器用さは僕にないし…

一旦立ち止まって息整えて考えるには後続の場所的に時間的余裕がない!

どうしよう…轟君はロープの上に氷張るつもりなんだな

あ、僕は渡れないじゃん!滑って落ちるよ…

 

 

 

 

 

(出久くん!出久くん聞こえるかい!!!)

 

 

 

 

 

 

なんか幻聴が聞こえる気が…

 

 

(幻聴じゃない!!)

 

 

幻聴にかまってるひm…え?

 

ん??

 

(落ちるギリギリのところで飛んで!!そうしたら私がなんとかするから!!)

 

え、誰ですか?

あ、まずいそんな事考えてる暇ないっ

 

とりあえず…

 

 

 

信じてジャンプ!!!

 

〈轟はロープを凍らせつつ移動中!しっかり後続妨害になってるぜ!!一方緑谷は…

飛んだ!?高く飛んだぞ!?足大丈夫か?!あ、大丈夫d…飛んでる!文字通り空を飛んでるぜ!!見えてるかリスナーー!!〉

 

 

 

飛んでる!?僕飛んでる!?なんでなんでなんで!?

 

 

(ごめんね、本当はこんなのズルだとはわかってるんだけど…ある意味これも君が勝ち取った力だから…あー…ともかく!私達(たち)は君の力になりたい!!色々もろもろのお話はこの競技が終わったあとしてあげるから!!)

 

ありがとうございます脳内人間さん???

わっ、着地までスムーズ…

OFAって純粋にパワーアップの個性じゃなかったんだ…

何はともあれ、これで轟くんを抜いて2位!

かっちゃんは…まだ追いつける!!

 

フルカウルは飛んでる最中に切れちゃったから入れ直し!

よし、走れる!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「志村さーん、なに首突っ込んじゃったんですか?」

 

「仕方ないだろう揺蕩井(5代目)、負けてほしくないんだよ」

 

「…完全に孫を見る目だなこれ」

 

「マイヒーロー、駆藤くん、個性使わせたくてウズウズしてるのはあの爆豪くんを見たいからかな?」

 

「いや、いっそ2位まで上がれたなら俺の個性で即1位まで上がって欲しいだけだ」

 

「リーダー、正味その理由建前ですよね?」

 

「しばくぞリー」

 

「俺の黒鞭なら島に引っ掛けて行けたよな…」

 

「私の個性が一番目立たないだろ?ただジャンプした勢いみたいにできたじゃないか」

 

「というかなんで俺達のほうから個性使えるんだ?9代目の意思じゃないだろ完全に」

 

「うーん…僕らに記憶が戻ったことでOFA内で更に強く影響しあった結果とかじゃないかな?」

 

「そういうことにしときましょ…とりあえず俺は隅っこにいますね。つい感情高ぶって煙幕なんか出しちゃったら今の9代目にとっては邪魔以外の何物でもないですし。ブルースさーん!隅で現実逃避してる四ノ森さんどかすの手伝ってくれません?」

 

「心頭滅却…心頭滅却」

 

「四ノ森…まだ現実から逃げているのか、珍しい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「焦凍ォォォォォォ!!!」

 

「負けるな焦凍ォォォォォォ!!!」

 

 

 

「すげぇ、会場の端と端ってくらい俺等とあいつ(親父)遠いはずなのにあいつくっそうるせぇ、燈矢兄もうるせぇ、鼓膜がイカれる自重しろ周りが引いてるだろうが」

 

「あはは…燈矢兄、応援に精が出てるね」

 

「声量でお父さんに負けたくない、焦凍を一番心の底から応援してるのは俺だからな」

 

「どんだけ頑張ってもスタジアムの外周走ってる焦凍には聞こえないんだけどな」

 

「まぁまぁ…」

 

「焦凍ォォォォォォ!!勝ったらお兄ちゃん蕎麦奢ってあげるからなぁぁぁ!!」

 

「ちゃんとDNA鑑定でお父さんを沈めてからすっごい元気だよねぇ」

 

「元気すぎてそろそろ山に放り投げたいんだけど俺は…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(なんか今蕎麦奢るって声が聞こえた気がしなくもない…氷で移動するか、そっちのほうが速ぇし…けど戦闘扱いになっちまってるせいか炎で推進力得られねぇのがつらいな…けどまだ追いつける距離だ、急がねぇと…)

 

 

 

(今、解説のプレゼント・マイク…デクが飛んだって言ったか!?7代目の浮遊か?おかしいだろ今はまだ出力が足りねぇはず…この前までの暴走(?)状態とは状況がちげぇぞ!?)

 

 

 

(緑谷…飛んだな、よく見ると飛んでるな、跳躍の勢いで片付けられる程度だが飛んでるな…心操もそこそこ上位だな…前みてぇに個性で人を操ってるのか………なんか前と違ってすごい渋い顔してんな…なにかあったのか?)

 

 

 

(俺の体ひ弱すぎるだろ!!体育祭終わったら絶対相澤先生に弟子入したうえで筋トレするぞ、絶対。絶対だ。あぁやべぇ今の自分の個性の使い方にゲロ吐きそう…)

 

 

 






孫を応援する勢いで緑谷とコンタクトが取れてしまった7代目でした
内部からの個性発動…
流石の緑谷くんもビビって夜は寝れないねぇ…

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