気づいたら人生2周目だった方々による「最悪」を避ける物語   作:もみじししゃも

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勝負事ってことでつい出久のことをヒーローとしての「デク」と呼びかかってしまう爆豪

やべぇ、あいつまだヒーロー名つけてない頃じゃねぇか
蔑称言ってるようで嫌だな…

とか思うよりも「デク」が思ったよりも定着してるせいで
戦闘中だと脳内ではデク呼びになってる
かっちゃんでした
今のかっちゃんはプロヒーローよりの思考回路だからね…

以上、前回最後の補足でした





絶対に、負けてたまるか!!/絶対負けられない!!

今のところ、俺が1番手で

最終関門の地雷原にたどり着いた

やべぇ、デクがもう数メートル後ろじゃねぇか

あいつマジで飛んだんだな。おい7代目なにしてやがる…

AFOが中継見てたらやべぇだr…

あ、あの顔キン◯タ野郎、今の段階じゃ顔潰れて目が見えてねぇらしいから問題ねぇか

いや、あのやぶ医者が見てたらまずいか…

 

ここの関門で俺を抜かすために「変速」とか使ったら一発でアウトだろ

OFAのこと無視してなりふり構わず殺しに来そうだな

 

なんか駆藤?ってやつにすげぇ恨みある風だったし

俺は爆豪のかっちゃんなんだよあのボケAFO

なんならデクが継承者たちから聞いた昔話曰く

 

あいつ、自分で弟殺してるらしいじゃねぇか

自分の手元から逃げ出したからって殺したってブラコンが重すぎんだろ

キメェ

 

 

…おい、なんか後ろでとんでもない爆発音してねぇか?

誰かが地雷に引っかかったな、轟か?

爆破で飛ぶから俺が通ったからと言って地雷がねぇわけじゃねぇぞ

 

〈おぉっと!ここで緑谷、持ってきてたロボの破片で地雷を起爆!!爆風を利用して一気に飛んでいくぅ!!着地どうするんd…緑谷!破片で着地ついでに更に起爆!!ポップステップジャンプだぜ!!〉

 

マジか

…そういや前も地雷集めて爆破しやがってたな

でも今かろうじて轟を追い抜いたぐらいだろ?後続の余裕はねぇ…

いや、掘り起こさずにそのまま破片で起爆してんのか!

 

 

…破片をサーフボードみてぇに扱うなや

見るとちょっとシュールだぞ

でもよく考えたな…こいつ頭の回転ははえぇんだよな

考えすぎて逆にやられることもあるけどよ

 

 

つうかやべぇな、このままだと追いつかれる

爆破の頻度増やしてぇがこれ以上負荷かけたらトーナメントまでもたねぇ

 

 

「うあぁぁぁぁ!!」

 

「負けてたまるかぁぁ!!」

 

 

〈トップ2のデットヒート!!地雷原を抜けた二人は純粋な走力比べに出た!!お前ら二人とも飛べるだろ!?まぁ後ろと差は開いてるから…お、轟も近づいてるぞ!!頑張れトップ!頑張れ轟!!〉

 

 

(これ以上フルカウル状態を維持はできない!一旦止まって息整えないとほんとにきつい!おまけに種目はこれだけじゃないし!止まってる暇はない、走れ、走れ僕!!”最後の瞬間まで”は!!)

 

 

(フルカウルで突っ込んでこねぇつうことはデクも後先考えるともう限界、そして俺も後先考えるとこれ以上個性を使うわけにもいかねぇ!走れ!デクに負けてたまるか!!!)

 

 

(あいつら足はえぇな…炎使えれば追いつけそうなのに…なんで使えねぇんだよ…とりあえずこのまま氷で滑っとけばゴール寸前で追いつけそうだが…あれ邪魔したくねぇな…いやでも勝ちてぇ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈先に瀬戸際まで心臓が止まりそうなほどのデットヒート!!ゴールテープを切ったのはッ…〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈この男!!緑谷出久!!最後の最後で”飛んで”爆豪を追い抜いた!!作戦勝ちだぜこれは!!〉

 

 

「デクてめぇ…」

 

「君にっ…勝ち…たかったからっ…勝たなきゃいけなかったからっ…」

 

「はっ…」

 

 

やるじゃねぇか

 

 

 

「次は、ぜってぇ勝つ」

 

「僕だって、負けないよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「良いライバル関係だね、見てて微笑ましいよ」

 

「オールマイト、ハンカチいりますか?」

 

「大丈夫だよセメントスくんッ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「出久くんが勝ったよ!!」

 

「流石坊主!心理戦仕掛けてたな!!」

 

「最後の最後のフルカウルで加速…流石9代目!!」

 

「だがその代わり、少々消耗した状態で次だな、体力は持つのか?」

 

「持つかどうかじゃなくて、持たせるんですよ!!」

 

「いざとなれば俺の危機探知で全回避すればいい」

 

「騎馬戦じゃそれチートだろ…」

 

「おい、お前たち、競技が終わったんだぞ。説明責任を果たしに行かないと行けないやつがいるんじゃないか?」

 

「それ、全員じゃないですかリーダー。強いて言うなら与一とリーダー、万縄、志村の4人が」

 

「…俺は行かない」

 

「行くというか…ここに呼ぶというか…」

 

「頑張ればここからでも声は届いたが?」

 

「んじゃ、頑張って大声だしますか」

 

「どちらかというと強い意志ってやつがいるんじゃないか?」

 

「出久くーーーーーん!!」

 

「志村が一番やる気あるな…」

 

「ほんとに孫扱いしてるんじゃないですか?多分」

 

「誰だ、私をおばさん扱いしたのは…せめてお母さんだろうに」

 

「ちょ、痛い痛い痛い!!志村さん!やめて!?一応俺君の先代!!敬って!?」

 

「死んでも年齢と見た目は気にしてしまうんだよ!!俊典の訓練の相手をすればするほど筋肉がついてく自分が少し嫌だったんだよ…」

 

「案外見た目を気にしてたんだな、OFA継承者のくせに」

 

「おい万縄!その言い方はひどいんじゃないか!?あの頃はまだちょっとヒョロくても使えたんだよOFA!!」

 

「ねぇ…やるならはやくしないかい?僕も頑張るから…」

 

「ねぇ、ついでに声が届いたら八木くんも呼んでもらおうよ。彼にも説明すべきだ」

 

「与一に賛成」

 

「俊典ーーーーー」

 

「志村、そのモヤに声かけたところで多分伝わってないぞ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん?」

 

「どうしたんですかオールマイト」

 

「いやぁ…うーん…(なんか今お師匠の声が聞こえた気がしたかも…もしかして私疲れてる?)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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