気づいたら人生2周目だった方々による「最悪」を避ける物語 作:もみじししゃも
〈というわけでぇ!!最終種目、ガチバトルトーナメント戦の出場者とそのトーナメント表は確定だぜ!!流石に辞退者はでなかったな!!たまにいるんだけどな戦闘向きじゃねぇ個性の生徒とかが辞退するってのが!だが流石今年の1年肝が据わってるぜ!!〉
「はい、じゃあ最終種目開始時間までレクリエーションよ!!トーナメントに参加する子は参加してもしなくてもいいわよ!みんな楽しんでいきなさ〜い!!」
とりあえず小休憩だな
つったく…なんか食べるか、腹減った
あ、轟?なんだ俺の隣に来やがって…
「爆豪、お前はレクリエーション参加するか?」
「するわけねぇだろ」
「だよな、んでちょっと聞きてぇことがあるんだが」
「んだよ」
「飯田の兄の件…ステインとインゲニウムのことなんだが」
「そっちはもうなんとかしてる、問題ねぇはずだ」
ジーパンがやらかさなけりゃな
「いやぁ、まさかあのベストジーニストとチームアップができるだなんて…弟に自慢しちゃってもいいですか?」
「こちらからの急な申し出の代価としては安い方だな。そちらも予定があっただろうに無理にチームアップを受け入れてくれてありがとうインゲニウム」
「いえいえ、今日はパトロールだけですから…にしてもなぜこちらに?自分の知る限りでは大きな敵組織とかはいないはずですけど」
「とある敵を探していてね、この地区に逃げ込んだと報告があってな。個性が極めて厄介で、かつここは私の知らない街だ、土地勘のあるものと協力したかったのでな」
「それじゃ、案内係はおまかせを!」
「あぁ、よろしく頼むよ」
「さすが爆豪、準備がいいな」
「まぁな、ただ今回は捕獲よりも怪我させねぇこと重視でいくつもりらしい」
「なんでだ?放っておいたらまた誰かが殺されるぞ」
「ステインは一回敵連合と接触すんだろ、だからあえて逃がして、死柄木と接触させたうえで保須市で死柄木、敵連合が表に出る機会を作りてぇらしい。発案はホークスな」
まぁ、ジーパンなら構わずとっ捕まえてしまいそうだが
「ステイン…あいつとんでもなく強かったな。反射神経とか、もろもろヤバかった」
「そういやてめぇもいたんだったか?」
「あぁ、緑谷から位置情報送られてな。許可無しで個性使っちまったからあとで親父にガッツリ怒られちまった」
それはてめぇが悪い
「そうだ、緑谷に話しに行かねぇと」
「話?…あぁ地獄の轟家の話か」
「あぁ、一応やっぱ緑谷には知ってほしいからな」
「好きにしろや」
オールマイトを探さなきゃ!!
(出久くん、多分俊典…オールマイトも君を探してるよ)
志村さん!
それってどういうことですか!?
(あいつも継承者の一人だからね、なんとなくで分かるんだ)
すごいですねそれ…
「あ、緑谷少年!!」
「オールマイト!ちょっとかなり結構大事なお話が!!!」
(俊典…なんか更にでかくなったな…)
「君もかね!私もだよ!!とりあえずリカバリーガールがいる保健室…はこれから繁盛してしまうからぁ…うーん…一旦校舎に戻らないかね?今なら誰も入ってこないから」
「はい!」
結構時間はあるけど長話になりそうだから歩いてるうちに話す内容考えないと…
(おーい俊典聞こえるかー、やっぱり無理か…反応しないと頭にもう2本触覚増やすぞー)
ちょっ…志村さんっ…ゆ、幽霊みたいに出てこないでっ…
オールマイトの頭の上に角立ててっ…やばい腹筋が死ぬっ
「緑谷少年?どうかしたのかね、腹痛かい?」
「いえっ…全然っなんのこれしきです…」
「ここからはずっごく真面目な話なんですけどその前に…なんで啓吾くんは死んだ目をしてるのです?」
お前のせいだよトガ…
「俺の財布が…ちょっと軽くなったからだよ…」
「良かったじゃねぇかホークス、軽いほうが飛びやすいだろ」
「財布は重いほうがいいんだけどなぁ…君たち、屋台で食べもの買いすぎ!!食べ切れるの?」
いやまぁ俺の金だし俺も食べたいから食べてるけど
「慰謝料代わりなのです!」
「あそ…というかいいの?俺のこと殺したいぐらい憎んでるんじゃなかったっけ?」
「そういうの、もうないので!私は、これからも好きに生きますけどお茶子ちゃんが悲しむようなことはしたくないですし、今は吸うよりもあげたいんです!」
血をあげたい?え、最終決戦でなにがあったんだよトガ…
一応報告は受けたけどさぁ…
「なんというか…ほんと環境って大事だよね」
「環境っていえばお前も大概狂ってるからなホークス」
「俺?何でだよ」
「てめぇの親もてめぇをスパイに育て上げた奴らも、お前の周りの環境だいぶクズだったろ。それなのに敵堕ちもせずにヒーロー続けれたところだよ。てめぇの心臓と脳みそは機械でできてんのか?」
「別に俺は…そういうの割り切ってるしエンデヴァーさんがいたから…」
あとあんなふうには絶対ならないって決めてたし…
そりゃぁ公安のあれははっきり言ってもヤバいけどまぁ俺が手を汚してみんなが平和に生きてけるなら…
「一番おかしいのは自分のことを勘定に入れてないところなんですよ啓吾くん!!」
「へ?」
「あーたしかにな、こいつ自分が汚れてみんなが安心して生きていけるならでとか思ってそうだよな」
「そうそう!そういうところなのです!!」
えぇ…
「いやでも「でもじゃないのです!!2周目なんて絶対ありえない奇跡なのにもうちょっと好きに生きようとか思わないんですか!?」それよりもやることあるし…」
「トガ、こいつは産まれたその瞬間から脳みその動き方がちげえからこいつには永遠にわからねぇよ」
「一応ヒーローやれてる時点でやりたいことできてるけどなぁ」
なにが違うのやら
「ところで荼…燈矢くん、お前ってそんなに食べるキャラだっけ?」
ハンバーガーにクレープ抱えてチョコバナナとかなにしてんの?
「あー…何だかんだ言って焦凍と飯食うために節約したりしてたしそもそも荼毘のころは物食べれなかったりであんまり食に興味なかったけどよ、冬美の料理がうますぎて最近は色々食べてぇんだ。お父さんからお小遣いはたんまりもらってるしな…ア、クチスベッタ*1」
「おい、じゃあなんで俺に払わせた!?」
「ただの嫌がらせ(え、お前のほうが金持ってるじゃん)…あ*2」
「よし、今すぐ金返せ荼毘」
「誰が返すかこのヘラ鳥」
おい待て逃げるな
「燈矢くん頑張って逃げてくださーーい!!」
「(イラッ)…最速の男から逃げれると思わないでほしいなぁ」
「なあ上鳴聞いたか?今外でホークスと轟の兄がガチの追いかけっこやってるってよ」
「それマジだったんだな切島…あのホークスと追いかけっことか轟の兄貴は何したんだ?」
「さぁ?」
「というか飛べよホークス、走って追いかけるから互角になるんだよ」
「え、飛んでないの?」
「流石に雄英敷地内だからといって個性をバンバン使うわけにもいかねぇだろ」
「ねぇ聞いた?外でプロヒーローが一般人と鬼ごっこしてるの聞いて鬼の形相で止めに行く相澤先生の話!」
「えぇ、私、見ましたもの。今まで見たことのないあの顔を…」
「けろっ、あれは恐ろしかったわ」
「うちも見てみたかった〜…あ、ヒミコちゃんから動画送られてきた!題名が追いかけっこ?」
「うわぁ、なんであのホークスが地に足つけて追いかけっこしてるの?意味わかんない」
「追いかけられてる側が楽しそうな顔してるのなんで?あと見覚えある顔だなぁ」
「ねぇねぇ響香ちゃん!それって噂の轟くんのお兄さんじゃない!?イケメンだ!!」
「だとしたらなおさらなにやってるのって感じなんだけど…」
「馬鹿だな、兄貴」
「…もう燈矢兄ったら」
「その一言ですまないだろ!?」
「いいじゃない、楽しそうなんだから」
「よくねぇだろ…お姉ちゃん、悟りでも開いたか?」