気づいたら人生2周目だった方々による「最悪」を避ける物語   作:もみじししゃも

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Let's go 職場体験ver”デク”

職場体験当日

 

駅にて

 

 

 

「それじゃあ君たち!気をつけていくんだぞ!!」

 

「おう、お前も気をつけてくんだぞ飯田」

 

「轟くんも…その…頑張れ!」

 

「俺のところは多分大丈夫だ、緑谷」

 

 

 

 

今日から職場体験!

オールマイトが薦めてくれたグラントリノってヒーローのところに行くことにしたけど…

グラントリノってヒーロー、全く表に出てきてないヒーローかもしれない

いくら調べてもでてこないんだ

 

 

 

「あ、飯田くん!…その、大丈夫?」

 

「俺のことは気にしなくて大丈夫だ!ありがとう!!」

 

その割にはかなり顔が…

本当に大丈夫かな?

 

 

 

あとかっちゃんと轟くん、同じ事務所だけど大丈夫なのかな!?

あ、でも最近なぜかかっちゃん、恐ろしいぐらいおとなしいから大丈夫かな

 

大丈夫だよね!?

ちょっと心配だなぁ特に轟くんがかっちゃんの地雷を平気で踏み抜きそうで…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山梨まで来ちゃったよ…

山梨ってくだものだっけ

お母さんにお土産買って帰れる余裕があったら買おうかな

 

 

(呑気だね出久くん)

 

あ、7代目の志村さん

体育祭以来じゃないですか?

 

(あぁ、こっちで色々懐かしいもの*1見てたらいつの間にかすごい時間が経っててね…君もこっちの精神世界にいるときは時間の流れが遅いんだけど…)

 

そうですか

あ、そういえば

グラントリノさんって知ってますか?オールマイトの恩師なんだとか…

 

(あぁ空彦か、私の盟友だ。いいやつだぞ〜まぁスパルタ教育だけど)

 

一応今回のは職場体験ですけどね!?

よくよく考えたら職場体験と言うよりも訓練合宿みたいな感じな気がする…

かっちゃんも”職場を体験する”というより”訓練つけやがれ”って感じの顔だったし

 

まぁ僕もそんな感じだけど

 

(多分開幕早々実技チェックから入るだろうから頑張ってくれ、こっち(継承者達)の個性は自分で使ってね。あえて手は出さないから)

 

はい!頑張ります!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あのぉ…グラントリノさんの事務所はここで合って…って死んでる!?」

 

(いや、死んでないよ。うん…何でこうなった?)

 

え、ソーセージとケチャップをこぼしてずっこけてる?

なんで??

あ、起き上がった。だいぶおじいちゃんだな…

 

「誰だ君は!」

 

「緑谷出久です!」

 

「誰だ!!」

 

 

だめかもしれないこれ

 

「あの…「誰だね君は!!」

 

あ、無理だこれ

 

(出久くん、多分ヒーロー名を聞かれてるんだよこれは)

 

そうなんですか!?

 

(試しに言ってみて)

 

えと…

「デクです!!」

 

「あぁお前さんが俊典が言っとったOFAの後継者か」

 

通じた!?

 

「お前さんはヒーローの卵としてここに来たんだろが、ヒーロー名を名乗るのが当然じゃろ」

 

た、たしかに…?

 

「して、俺の好物がなにか知っとるか?」

 

え?

 

「ソーセージですか?」

 

「違う!!」

 

えぇ…初対面の人の好物なんて分かるわけ…

 

(たいやきだよ、空彦はたいやきが好きなんだ)

 

 

「えっと、たいやきですか?」

 

「…俊典が言ってたことは本当のようだな」

 

あ、継承者のことかな?

 

「そこに、志村がいるんだな」

 

「はい、います」

 

「そうか…そうか」

 

な、なんか空気が急に重いんですけど…

 

(空彦は私の盟友でOFAの秘密を共有してる数少ない人物、で、私が死んだときの戦いの時、オールマイトを逃させるために私を見捨てさせたんだ。色々思うところはあるだろう)

 

そ、そうなんですか…というかオールマイトを逃がす?

一体なにがあって…

 

(…あ、言ってなかったなそう言えば)

 

(言ってなかったな、思い出話に夢中で)

 

志村さん…駆藤さん…

 

(あとで空彦から聞いてくれ)

 

今責任を丸投げしました?

まぁいいか…

 

「よし、とりあえず撃ってこいやOFA」

 

「えぇ!?」

 

「安心しろ、今のお前じゃあ俺には当てられん。ほらとっととコスチュームを着ろ」

 

急に実践方式なんだ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「当たらないっ…」

 

「ほう!体育祭のときとは違って自壊はしないんだな!だが遅い!!」

 

「わっ」

 

すぐ背後とられる…

一回だけ当たりそうだったのに…

もうソファふっ飛ばしちゃったし身を隠せるものがない…

「変速」の個性はあまり使わないほうがいいって言われたし…

「浮遊」は狭すぎて使えない!

「発勁」はまだ体が耐えれないし…

「煙幕」もここじゃ収拾がつかなくなるし逆にグラントリノに有利になる

 

 

どうすればっ…

 

「お前さん、色々考えすぎだろ…まぁ選択肢がありすぎるのも逆に足を引っ張るよな」

 

そういいながら僕の背中を蹴っ飛ばすグラントリノ

そのまま机の上に着地する

あ、もう終わりですか?終わってくださいお願いします

 

 

「まぁここじゃ狭いか…ちょっと広いところに行くぞ。そこでとりあえず使える個性をすべて披露しろ。それから色々決めるぞ」

 

「はっ…はい!」

 

これは超スパルタになる予感が…

 

 

 

 

*1:
例)デク対死柄木の最終決戦(OFAを手放す前まで)

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