気づいたら人生2周目だった方々による「最悪」を避ける物語 作:もみじししゃも
「爆豪、暇だ。しりとりでもしないか?」
「断る。てめぇは大人しく駅弁でも食べてろ」
「まだ朝だぞ?」
「俺が誘拐された時堂々と新幹線で駅弁食べてたって聞いたぞアホが」
「夜だったから腹が減って」
「もっとなんかあるだろが!!」
危機感とかねぇのかこいつ…
「ステイン、今どこにいんだろな」
「また保須市に現れることはほぼ確だろ、多分」
不確定要素しかないけどな…
犯罪者ってのは自分の事件現場に一回戻るもんなんだよ
「…静岡から東京って遠いな」
「車が欲しいな」
前と同じやつ
あれクソ高かったがな…
「てめぇ、またデクがステインと遭遇して位置情報送ってきたらまずエンデヴァーに個性使用の許可取れよ?またキレるぞ」
「あぁ、そうする…けど正直今の親父ならどんな無理でも通してくれそうだけどな」
どこからくんだよその自信
「何だこの地獄絵図」
エンデヴァーの事務所について受付のやつになぜか訓練室まで行ってくれと言われ
エンデヴァーのサイドキックのバーニンの案内で訓練室の前まで案内されて
そしたらなぜかさっさとバーニンが逃げて
なんでだ?と思いつつ扉を(蹴り)開けたら
「あははははははははははは!!!」
なんか、荼毘が死ぬほど笑顔でエンデヴァーと戦ってるんだが?
その周りにはサイドキックたちがぶっ倒れてるぞ
「おい轟、あれはなんだ」
「燈矢兄、ヒーローになるつもりらしくて。だから今のこれは戦闘訓練だと思う…氷の壁張っとくぞ。流石にあちぃ」
「職場体験早々エンデヴァーとやり合うことになるならむしろこのままでええわ。汗かけるし」
「じゃあ俺が暑いから氷出す」
「好きにしやがれ…というか氷出す暇あんなら周りのサイドキックどもを回収すんぞ。巻き込まれて焼け死ぬぞあれは」
「たしかに、急がねぇと。全員一応炎に耐性はあるだろうけど流石にこれはまずいな」
とりあえず荷物は外に放り捨てねぇと
スマホとかポケットの中で死にそうだ
「お父さん!見てよ!!!俺こんなのもできるんだぜ!!」
「あぁすごいぞ燈矢ぁ!!だがもう少し周りのことを考えろ!!」
「こんぐらいの熱でぶっ倒れるほうがわりぃだろ!!」
「普通の人間ではこの熱さではやられるに決まってるだろう!!ッ…燈矢!一旦炎を止めろ!左腕にやけどが!」
「あぁ!?知らねぇよんなもんジェッt「止まれよバカ兄貴」ドアッ!?」
ナイス轟
ただ、いきなりそいつを氷漬けにすんのはどうかと思うぞ
人間の身体は急な温度変化には弱いんだぞ
「焦凍〜容赦なさすぎじゃねぇか?」
「こうでもしねぇと止まんねぇだろ。この人たちが死んだらどうすんだ?んっ…人ってこんなに重たかったか…?」
ぶっ倒れてるやつらを持ち上げるのを諦めて引きずってくてめぇも大概だろ
あと重たいって思うのは多分それ前の感覚引きずってるからだろ
…あいつ、高3で一気にガタイが良くなりやがって
男3人なら余裕で抱えてたぞ意味わからねぇ
「弱いのが悪いじゃん」
「燈矢、それは違う。そもそもヒーローというのh「わかってるっての、分かってるけど結局俺が戦う相手は強いやつなんだよ」必ずしもお前が相手する必要はないだろう」
「”俺も”相手してぇんだよ、あのクソ顔◯玉野郎にやられっぱでたまるかっての」
「そうだ燈矢、この前の話だが今度事務所にあのオールマイトが来る。そっくりそのままあの話をやつにしてやってくれ」
「はぁ?俺が?お父さんがしろよ」
「お前が話すほうが早いだろう」
おい、職場体験の生徒二名放って何の話をしてやがる
まぁ職場体験1日目、事務所入って数分でぶっ倒れたやつらの運搬作業をさせる時点ですでに職場体験もクソもねぇな
「お、爆豪勝己じゃねぇか」
「近寄んな肩組むなうぜぇ」
「無駄な確認だけどお前も記憶ある側だよな」
「あったりめぇだろ、エンデヴァーは?」
「残念なことに1ミリも覚えてねぇよ」
なのにもう悟り開いてるような顔してんのかあいつ
なにがあった?
「”今回は”仲良くやろうな」
「関わりたくねぇよ」
とりあえず離れろ、あちぃ
この訓練室、冷房生きてるのか?
くっそ熱い…
「暑い」じゃなくて「熱い」だ、絶対ここの室温40度あるだろ
俺は爆破のためにからだつえぇしある程度までの熱なら耐えれるが
こっちの熱さはわけが違ぇんだよクソが…
「すまない焦凍、爆豪、来て早々に」
「…おい轟、エンデヴァーが謝った風に聞こえたのは俺の気のせいだよな」
「…俺も多分耳が悪くて謝ってるふうに聞こえちまったかもしれねぇ」
「焦凍ォォォォォォ!!!」
てめぇそんなキャラじゃねぇだろ…
「おい轟、広間に氷壁設置しろ。こいつら全員冷やすぞ」
「あぁ」
ついでに俺も涼ませろ
あちぃ
「明日から保須市へ向かう、いいな?」
「理由を説明しやがれ」
「ステインも敵連合も必ずそこにもう一度現れる。だからだ」
「職場体験生を二人も連れて行くとこじゃねぇだろ…」
「正確に言うと3人な、俺も行くぞ」
「燈矢、お前は事務所に残って法規関連の勉強をしろ」
「え、やだ」
「ホークスが来てくれるそうだぞ」
「もっと嫌なんだけど」
「おい何でステインと敵連合がって言ったんだ?」
轟、お前馬鹿か?
「ステインを捕まえようとしたまさにそのときに敵連合の脳無が現れたんだ、繋がってるに決まってるだろ」
「あ、そういうことか」
馬鹿だろお前…