気づいたら人生2周目だった方々による「最悪」を避ける物語 作:もみじししゃも
いやぁ、飛んだ飛んだ
やっぱり空はねぇいいよ、物事を俯瞰して見れるし単純に気分が良くなる
あ、ジーニストが屋上で待ち構えてくれてる。そりゃ飛んでくっていったけど俺だって玄関から入るくらいの礼儀は持ってるんだけどなぁ
「どうもジーニストさん、2周目おめでとうございます」
「君もな、、、、全く嬉しくはないが」
「まぁ色々頑張った挙句またおんなじ事になったら流石の俺でもメンタル的にきついっすからそこまで嬉しくはないですね」
オールマイト引退に、敵連合、異能解放軍、AFO etc,,,,あぁあとナガン先輩も
「早速作戦会議といこうじゃないか、完全防音の会議室を抑えてある」
「流石ですジーニストさん」
「にしても、、、飛行機並みの速度で飛ぶのは法律的にどうなんだ?飛行機とぶつかったりしないのか?」
「ちゃんと飛行機とは別高度を飛んでるしそこまでの速度は出てないんで、問題ないですよ」
ちゃんとそのあたりは気をつけてますよ
「んで、まずどっから手を付ければいいのやら」
「死柄木を抑える、その一点ならばやはり雄英でのUSJ襲撃に干渉することだろうな」
そうなんすよねぇ
「でもまずまず、雄英の授業カリキュラムに首突っ込めるかどうかだと思うんすよ」
「あぁ、よっぽどのことや授業に必要な場合を除き雄英は外部の者をあまり立ち入らせない。OBでも下手な理由では普通に断られるだろう、、、校長に直接打診するものありだが、USJでの授業は基本救助訓練だ。私や君の個性では参考にならないだろうから私たちでは断られる可能性が高い」
「、、、詰んでます?」
「雄英側、それも教師に私たちと同じように記憶持ちがいればまた違うだろうが、、、」
そうそうにいますかねぇそんな人
現時点で、過去に起こってることはほぼ前と同じ
つまりそういう人間はいない、、、と判断しても良さげだけど
「私の方から、雄英にそれとなく打診はしてみるつもりだ。」
「なら俺は、もしものときに雄英近くで飛んでればいいですかね。羽根だけ敷地内に出張させるなり中の様子を確認する手段は一応ありますし」
「公安から言えないのか?」
「確たる証拠がないとなかなか、、、」
厳しいんすよ、色々
というか公安の駒ごときがんなこと言っても信じてもらえないんですよ
「強硬手段がやはり一番か、、、」
「強硬手段はなるべく避けたいですけどね、後先説明が面倒ですし」
俺は二度と記者会見とかしたくないです
必要とあらばやりますけど
「ま、個人的に死柄木とかよりも荼毘とかトガが怖いですけど」
「それは完全に君の個人的なものだな」
「まぁ手ひどくやられたので。俺が9:1で悪いとは思いますけど」
いや、荼毘に関しては5:5か、、、確実にあいつ、俺がスパイだってわかってて放ってたしな
トガは、、、うん、俺を恨むのも仕方ない
「よぉ焦凍、お前まーたそんなガンギまった顔してると友達できねぇぞ」
「うるせぇ不審者」
「小学校の頃から遊んでやってるお兄ちゃんに対してそれはひどくないか?」
「事実、お前は不審者にしかみえねぇ、それに自己紹介すらされてねぇ」
「そんな人間と4年も遊んでくれる焦凍は優しいなぁ、蕎麦食いに行くか?」
「その金はどっから出てんだ?」
「火力発電所でのアルバイト」
「火力発電所って個性で動いてんのか、、、、?」
「個性で動かしてるところもある、ずーっと個性使わずに生きてるとたまに暴発しちまうやついるからな、それに対する受け皿ってやつだ。おれはほぼ常連だが。ちなみに歩合制だから俺は結構金もらってる
「よし、蕎麦食べに行くか」
「手のひら返すのはえぇなぁ」
「姉さんに夕飯は外で食べるってメッセージ送っとかねぇと」
「おぉ、送っとけ。じゃねぇと俺がガチの不審者扱いされちまう」
「実際不審者だろお前」
「ひどいなぁ、これでも名乗ってる名前ぐらいはあるんだぜ」
「本名言えよ」
「ほい、火力発電所での身分証」
「っ、、、投げ渡すなよこういうもんを、、、つーかこれ絶対偽名だろ」
「それで登録されてるんだからほぼ本名だ」
「荼毘って名前がか?悪趣味としか思えねぇな」
荼毘こと轟燈矢:セコト岳で燃えて3年後、目覚めたと同時に落雷
色々と燃え尽き症候群
たまに焦凍に絡む、お兄ちゃんとは明かしてない
蒼炎は出る