気づいたら人生2周目だった方々による「最悪」を避ける物語 作:もみじししゃも
法律の知識は0、昔は弁護士になりたかった
(理系選択者がなにを言ってるのやら)
あってもいいと思うんだよねああいう法律
翌日
俺は冬美ちゃんと一緒に雄英高校に来ていた
なんでかって?入学したいでーすって言いに行く&更に詳細を聞くためだよ
連絡自体は朝一でお父さんが入れた、付き添いが冬美ちゃんなのはたまたま手が空いてるのが冬美ちゃんだけだったから、小学校の先生も一応平日に休みの日があるらしい
なんか子供の個性が強くなってきてるがゆえに教員への負担が増しに増してるから休みの日を作ったらしい、そういやそんな話聞いたことあるな
個性終末論だったっけ?
「何でまた俺が案内係なんだ…」
「まぁ仲良くしようじゃないかイレイザーヘッド、焦凍は世話になってるしよぉ」
「お前とはお断りだこのs…なんでもない」
あ、今お前俺のこと殺人犯って言おうとしかけただろ
冬美ちゃんがいるから自重したっぽいけど
冬美ちゃんも覚えてる側だから言ってくれてもいいんだぜ
「雄英の校舎ってこんなに天井が高いんですね…焦凍から聞いてましたけどほんとに高い…」
「いろいろな事態を想定していますから」
冬美ちゃんのつぶやきに律儀に答えるイレイザーヘッド
そういや今日は平日だから普通に授業やってるな確か
そとからたまに爆音が聞こえるのはそういうことだったか
「ちょっと物騒かも…?」
「ヒーロー目指すならアレぐらいの爆音はどうってことなさそうだけどね」
「安全面は常に考慮しているので大丈夫です。校舎の窓も強化ガラスなので流れ弾が飛んできても絶対に中にいる人が傷つくことはありません」
「しっかりしてますね!小学校にもそういう強化ガラスが欲しいです…」
あ、そういや冬美ちゃんこの前下の学年の子どもが個性を暴発させて校舎の窓ガラスを全部割ってしまったとか言ってたっけ、すげぇ遠い目してる
帰りに焦凍の授業見学できねぇかなぁ〜
「やぁ燈矢くん、ちょっと前ぶりだね!それからはじめまして冬美さん!私は雄英高校の校長、根津だよ!!よろしくね!」
「いつも弟がお世話になっています、轟冬美と申します。今日はお忙しい中お時間作っていただきありがとうございます」
冬美ちゃん…挨拶が超大人なんだけど
流石社会人、すげぇ
応接用のソファに座って、イレイザーヘッドが出した茶を飲む
くっそ熱い、俺への当てつけか?
「まず私の方から色々と確認させていただきたいことが山程結構たくさんものすごくあるんですけどそれはまぁ後日紙にして郵送するので、とりあえず一つだけいいですか?」
「あぁ、なんでも聞いて構わないのさ!」
「では…ここは公立の教育機関、入学には中卒資格が必要なはずです。ですが小卒の兄は入学資格を持たない以上入学できないのでは?」
冬美ちゃーん、そのあたりどうでもいいじゃんか!
あとどストレートに小卒言わないで!
まぁ俺自身普通に言ったからいいけどなんかダメージが入る
「やっぱりそこが気になるよね!そこの問題にはバッチリ解決済みさ!」
そう言って隣に立ってた(正確に言うと壁に背中預けて寝ていた)イレイザーヘッドから資料を受け取り、俺達の前に出すネズミ
あ?なんだこれ、法律?
読みたくねぇ…
「昨今、子どもたちの個性が徐々に強くなっていってることは同じ教育者である君も身にしみて知ってると思う!そして強い個性が故に、学校に通えない、通えなくなっている子も一定数存在する、そんな子どもたちへの救済措置としてつい一昨年前に新しい法律ができたのさ!個性関連の事情義務教育を受けられなかったものへ、特別に高校入学を許可するものでね、もちろん、座学がとてもハードになるけれどね。これは高校入学の際に適応されるものだから案外知ってる教師は少ないんだよ」
「…概要は新聞で読んだ覚えがあります、でも兄に該当しますか?今すでに20歳を越えていますが」
「もちろん!この法律で中卒資格なしで高校へ入学できる人間の年齢制限は無し!燈矢くんの場合は個性による事故で死亡扱いされていたことや、その個性事故のあとに誘拐されていたことなどが加味されるから全く問題なくこの法律のもと、雄英に通えるよ!」
へー(興味なし)
ん?
「俺が誘拐されてたこと、アンタに言ったっけ?」
「今日朝イチの電話でエンデヴァーくんから色々聞かせてもらったよ!大丈夫!」
あそ
「あの…これって雄英以外でも適用できますよね。なのになんで”こういう手段もあるからこれで頑張ってね”じゃなくて”この手段があるから雄英に来ないかい?”ってなるんですか?雄英じゃないと駄目な理由って無いですよね、まぁ雄英でいいんですけど」
じゃあ何で聞いたの!?
「燈矢くんが高校進学を望んでいるなら、雄英は喜んで受け入れるよって意味さ!もちろん他の高校へ行っても構わないよ!」
「俺は雄英がいい」
「じゃあ雄英でいいかな」
いいんかい
「正式な編入はそうだね、2学期からになるかな!でも書類の手続きが終わり次第来てくれていいよ!というかむしろ来てほしいね!個性の訓練もしなくちゃいけないし、なにせ座学の方はとてもハードになるから早いうちに終わらせたほうがいいしね!」
「あの法律ってヒーロー科にも当てはまっていいのかよ」
「そこのあたりに制限はないから問題ないのさ!じゃあ少しお家で書いてきてもらいたい書類があるから、二人はそこで待っててくれるかい?」
「わかりました、お茶でも楽しんでおきます」
「じゃあ俺は窓の外から見えるグラウンドの様子でも見とく。ちなみにクラスだとか担任だとかはどうなるんだ?」
「…………一応1年A組所属判定だが教室は別だ。授業内容が違うからな。あと担任は俺だ」
イレイザーヘッドかよ、うげぇ
「見込みがなかったら即除籍するぞ」
「俺、こう見えて器用さはあるらしいから、除籍なんざ喰らわねーよ」
だからそんな嫌そうな顔するなって
直接お前に危害を加えたことはねぇd…合宿のときに俺の分身が喧嘩ふっかけたか
あと教え子の足焼いたな、そう言えばあの黒い鳥だっけ
流石に今回は燃やさねぇよ
「個性で自傷するたびに宿題倍にするぞ、やることならたくさんあるからな」
「職権乱用だぜイレイザー」
「うるせぇ…」
しっかりしろよ教師
「ねぇ轟、あれってお兄さんだよね?」
「あ?あぁそうだな、燈矢兄だ。よくわかったな芦戸」
「そりゃぁ保須市の中継にバリバリ映ってたしね!ヤオモモ〜あれが眼福っていうんだよ今のうちに拝んだほうがいいよ!!」
「轟くん、あの隣に立ってる人は?」
「あっちは俺の姉の冬美だ」
「クソッイケメンの家の子は全員美人かよ羨ましい触らs「峰田ちゃん、クラスメイトの家族にセクハラは駄目よ」
「流石に洒落にならねぇよそれは」
(たまたま移動教室中に校長との話を終えて帰ろうとしている燈矢と冬美を見てしまったA組’s)