FINAL FANTASY VIII 父さんは、息子の青春を知らない   作:Kurumimogomogo

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第二十四話 究極を超える刃

 アルテマウェポンが巨大な剣を振り上げた。

 四本の脚が岩盤を踏みしめ、獣の頭部が低く唸る。その上に乗った人型の上半身は、幾度もの攻撃を受けてなお、恐るべき力を保っていた。

「来るぞ!」

 スコールが叫ぶ。

 巨大な刃が振り下ろされた。

 ゼルとサイファーが左右へ飛び退く。剣は二人の間に叩きつけられ、床を深く抉った。

「くそっ、まだこんな力が残ってんのかよ!」

 ゼルが悪態をつく。

「そりゃこっちの台詞だ」

 サイファーがハイペリオンを構え直した。

「いつまで暴れてやがる」

 アルテマウェポンの胸元に青白い光が集まる。

 それを見た瞬間、全員の動きが変わった。

「散開!」

 キスティスの声に従い、六人が距離を取る。

 光が一直線に放たれた。

 リヒト・ゾイレ。

 先ほど、ベヒーモスを一撃で絶命させた光線だった。

 岩壁に細い穴が開く。

「……っぶねえ!」

 ゼルが息を吐いた。

「もう少しで頭を持っていかれるところだったぞ!」

「喋ってる暇があったら動け!」

 スコールが叫ぶ。

 アルテマウェポンが再び剣を持ち上げる。

 だが、その動きに僅かな隙が生まれていた。

(今しかない)

 スコールはガンブレードを握り直した。

 エデンの存在は既に確認している。

 問題は、ドローを完了するまでの時間だった。

「キスティス!」

「分かってる!」

 キスティスが鞭を振るい、アルテマウェポンの腕に絡ませた。

 巨体が僅かに動きを止める。

「ゼル!」

「おう!」

 ゼルが四本の脚のうち、前脚の関節へ拳を叩き込んだ。

 アルテマウェポンが身体を傾ける。

 そこへアーヴァインの銃声が響いた。

 弾丸が損傷した胸部の装甲へ集中する。

「サイファー!」

「指図すんな!」

 そう言いながら、サイファーは既に動いていた。

 ハイペリオンを振り上げ、アルテマウェポンの剣へ斬りつける。

 金属音。

 巨大な刃が僅かに逸れた。

「今だ、スコール!」

 スコールは頷いた。

 五人が作った隙。

 それを無駄にはできない。

 ガンブレードを構えたまま、意識を集中する。

(……エデン)

 アルテマウェポンの内部へ、魔力を探る感覚を伸ばした。

 クエイク。

 メテオ。

 グラビジャ。

 膨大な魔力が渦巻いている。

 その奥に、明らかに異質な存在があった。

 巨大で、複雑で、底が見えない。

 無数の場所が重なり合い、遥か遠くまで続いているような感覚。

(……見つけた)

 スコールはさらに意識を深く沈めた。

 通常の魔法をドローする時とは違う。

 相手の内側にある魔力を引き出すのではなく、そこに結びついている存在そのものへ呼びかける。

 その繋がりを、アルテマウェポンから自分へ移す。

 だが、抵抗は激しかった。

 巨大な魔力が押し返してくる。

(……くっ)

 スコールの額に汗が浮かんだ。

 アルテマウェポンが身を捩る。

 キスティスの鞭が弾かれた。

「きゃっ!」

「キスティス!」

 セルフィが駆け寄る。

 アルテマウェポンが剣を振り上げた。

 その切っ先が、スコールへ向く。

「まずい!」

 アーヴァインが叫ぶ。

 だが、スコールは動かなかった。

(ここで離したら、また最初からだ)

 剣が振り下ろされる。

「スコール!!」

 サイファーが飛び込んだ。

 ハイペリオンを振り抜く。

 巨大な剣の側面へ、渾身の一撃を叩き込んだ。

 刃が逸れる。

 アルテマウェポンの剣が、スコールのすぐ横の床を砕いた。

「ぐっ……!」

 サイファーが膝をつく。

 腕が痺れ、ハイペリオンを握る指が震えていた。

「さっさとしろ……!」

 スコールは答えなかった。

 ただ、意識をさらに深く伸ばす。

(……来い)

 その瞬間。

 アルテマウェポンの内部で、何かが応えた。

 膨大な魔力が一つに収束する。

 抵抗していた力が、突然流れを変えた。

 スコールの身体を、眩い光が包んだ。

「……っ!」

 視界が白く染まる。

 遠くで、誰かが叫んでいた。

 だが、その声すら聞こえなくなった。

 代わりに、奇妙な感覚が広がっていく。

 遥か彼方の空間。

 無数の光。

 それぞれが異なる場所へ繋がり、さらにその先へ伸びている。

 その中心に、巨大な存在があった。

(……エデン)

 言葉ではない何かが、スコールへ伝わってきた。

 敵意はない。

 ただ、こちらを見ている。

 スコールは意識の中で手を伸ばした。

(力を貸してくれ)

 光が広がった。

 次の瞬間、アルテマウェポンの身体から巨大な魔力が引き剥がされた。

 青白い光が渦を巻き、スコールへ流れ込む。

「スコール!?」

 セルフィが叫ぶ。

 アルテマウェポンが大きく仰け反った。

 獣の頭部が咆哮を上げる。

 施設全体が震えた。

 そして、光が消えた。

 スコールは片膝をついた。

「……はあっ」

 息が荒い。

 全身に、これまで感じたことのない魔力が巡っている。

 だが、不思議と苦しくはなかった。

 むしろ、何かが自分の内側に収まったような感覚だった。

「スコール!」

 キスティスが駆け寄る。

「大丈夫!?」

「ああ……」

 スコールはゆっくりと立ち上がった。

「……成功した」

「え?」

「エデンをドローした」

 一瞬、誰も動かなかった。

 そして。

「やったあ!!」

 セルフィが歓声を上げた。

「本当に!? 本当にエデン!?」

「ああ」

 スコールが頷く。

「間違いない」

「よっしゃあ!」

 ゼルが拳を握った。

「これで未来と繋がれるんだな!」

「まだ分からない」

 スコールが答える。

「だが、可能性はできた」

 アーヴァインが安堵したように笑った。

「いやあ、苦労した甲斐があったねえ」

「喜ぶのは後にしろ」

 サイファーが言った。

 全員が振り返る。

 アルテマウェポンは、まだそこにいた。

 青白い装甲には幾つもの亀裂が走っている。

 だが、四本の脚はしっかりと床を踏みしめ、巨大な剣を握った腕も健在だった。

「……そうだった」

 ゼルが顔をしかめる。

「まだ倒してねえんだったな」

 アルテマウェポンが剣を持ち上げる。

 スコールはガンブレードを構え直した。

「全員、気を抜くな」

 巨体が動いた。

 巨大な剣が振り下ろされる。

 六人が散開した。

 轟音。

 床が砕ける。

「相変わらず馬鹿力だな!」

 ゼルが叫ぶ。

 だが、次の攻撃を警戒していたスコールは、あることに気づいた。

(……魔力が集まらない?)

 これまでなら、剣を振るった直後に魔法を放ってきた。

 クエイク。

 メテオ。

 グラビジャ。

 そして、リヒト・ゾイレ。

 しかし、アルテマウェポンは再び剣を振り上げただけだった。

「……待て」

 スコールが呟く。

「どうした!?」

 ゼルが尋ねる。

「魔法を使ってこない」

「え?」

「エデンをドローしてから、魔法を使っていない」

 キスティスも気づいた。

「……確かに」

 アルテマウェポンが剣を振るう。

 サイファーが回避した。

「だったら何だ!」

「エデンが魔力の制御に関わっていたのかもしれない」

 スコールが答えた。

「少なくとも、今は魔法を使えないようだ」

「つまり?」

 セルフィが尋ねる。

「警戒するのは、あの剣と腕力だけだ」

 ゼルが笑った。

「だったら、話は早えじゃねえか!」

「簡単に言うな」

 スコールが答える。

「一撃でもまともに受ければ危険なのは変わらない」

「でも、さっきよりずっと戦いやすいわ」

 キスティスが言った。

「そうだ」

 スコールはアルテマウェポンを見据えた。

 巨大な剣。

 圧倒的な腕力。

 四本の脚による突進。

 それだけでも十分に脅威だった。

 だが、魔法がなくなったことで、攻撃の間合いと方向を読めるようになった。

「立て直すぞ」

 スコールが言った。

「まず全員、回復しろ」

「了解!」

 セルフィとキスティスがケアルガを唱える。

 傷が癒え、疲労が和らいでいく。

 アーヴァインは距離を取り、銃弾を装填し直した。

 ゼルは拳を握り、サイファーもハイペリオンを構え直す。

「……さて」

 サイファーが笑った。

「ようやくまともに戦えるな」

「油断するなよ」

 スコールが言った。

「おまえこそ」

 アルテマウェポンが咆哮を上げた。

 巨大な剣を振り回し、六人へ突進してくる。

「散開!」

 スコールの声に合わせ、六人が動いた。

 剣が床を抉る。

 その隙にアーヴァインが銃撃を浴びせた。

 弾丸が胸部の亀裂へ集中する。

 アルテマウェポンが僅かに身を捩った。

「今よ!」

 キスティスが叫ぶ。

 ゼルが前脚の関節へ飛び込んだ。

「おらあっ!」

 拳が装甲の継ぎ目を捉える。

 続けて蹴り。

 巨体が傾いた。

 そこへセルフィがフレアを放つ。

 爆炎がアルテマウェポンの側面を包んだ。

「効いてる!」

 セルフィが叫ぶ。

「そのまま続けろ!」

 スコールが踏み込んだ。

 ガンブレードを振り抜く。

 引き金を引く。

 爆発。

 装甲に新たな亀裂が走った。

 アルテマウェポンが剣を振るう。

 スコールは身を低くして回避した。

 そのまま反対側へ回り込み、再び斬りつける。

 剣の軌道が読める。

 踏み込みのタイミングも分かる。

 先ほどまでとは、明らかに違った。

(……いける)

 スコールは確信した。

 アルテマウェポンは強い。

 だが、今なら倒せる。

「サイファー!」

「何だ!」

「合わせろ!」

「……あ?」

 サイファーが一瞬、目を細めた。

 そして、スコールの構えを見て笑った。

「なるほどな」

 ハイペリオンを握り直す。

「いいぜ。久しぶりに競争といくか」

「競争じゃない」

「細けえこと言うな」

 二人は同時に踏み込んだ。

 アルテマウェポンが巨大な剣を振り上げる。

 スコールが右へ。

 サイファーが左へ。

 刃が振り下ろされる。

 二人はその軌道を見切り、同時に懐へ飛び込んだ。

 最初に動いたのはスコールだった。

 ガンブレードを横薙ぎに振るう。

 引き金を引く。

 爆発。

 アルテマウェポンの胸部に亀裂が走った。

 間髪入れず、二撃目。

 三撃目。

 四撃目。

 斬撃のたびに引き金を引き、刃の内部で生じた爆発が衝撃を増幅させる。

 五撃目。

 六撃目。

 七撃目。

 最後の斬撃が、アルテマウェポンの上半身を大きく仰け反らせた。

「……すげえ!」

 ゼルが叫ぶ。

 七度の連続斬撃。

 常人には到底真似できない速度と精度だった。

 だが、スコールは止まらなかった。

(……まだだ)

 ガンブレードを握る手に、さらに力を込める。

 アルテマウェポンが剣を振り上げようとする。

 その瞬間、スコールは一歩踏み込んだ。

 ガンブレードを振り抜く。

 それにあわせてサイファーもハイペリオンを振り抜く。

 強烈な衝撃が巨体を襲った。

 アルテマウェポンの四本の脚が床から浮く。

「……なっ!?」

 ゼルが目を見開いた。

 巨体が宙へ持ち上がった。

 スコールはそのまま跳んだ。

 空中で、ガンブレードを振るう。

 一撃。

 二撃。

 三撃。

 四撃。

 五撃。

 六撃。

 七撃。

 八撃。

 九撃。

 十撃。

 十一撃。

 十二撃。

 十三撃。

 十四撃。

 十五撃。

 十六撃。

 十七撃。

 斬撃が連なり、アルテマウェポンの身体をさらに上空へ押し上げていく。

 その動きは、もはや一つの流れだった。

 刃が閃くたび、青白い装甲が砕け散る。

 スコールは最後に巨体の上へ回り込んだ。

 ガンブレードを大きく振り上げる。

(……終わりだ)

 全身の力を刃へ集中する。

 そして。

「はあああっ!!」

 渾身の一撃を振り下ろした。

 巨大な光が一直線に走る。

 アルテマウェポンの身体が、上から下へ斬り裂かれた。

 次の瞬間、巨体が地上へ落下する。

 轟音。

 床が大きく陥没した。

「……っ!」

 ゼルが腕で顔を庇う。

 衝撃波が広間を駆け抜けた。

 土煙が立ち上る。

「……何だよ、今の」

 アーヴァインが呟いた。

 セルフィは目を丸くしていた。

「す、すっご……」

 キスティスも言葉を失っていた。

 スコールが床へ着地する。

 ガンブレードを構え直した。

 アルテマウェポンは倒れていた。

 だが。

 まだ動いていた。

 四本の脚が震え、巨大な剣を握った腕が持ち上がる。

「……まだか」

 スコールが呟く。

 その時。

「おい、スコール」

 サイファーが声をかけた。

 ハイペリオンを肩に担ぎ、口元に笑みを浮かべている。

「いいもん見せてもらったぜ」

「……何だ」

「だがな」

 サイファーは左手をゆっくりと掲げた。

「俺だって、負けてられねえんだよ」

 その掌に、炎が生まれた。

 小さな火が瞬く間に膨れ上がり、激しく燃え盛る。

 サイファーはその炎を、アルテマウェポンへ向けた。

「……燃えろ」

 次の瞬間、炎が炸裂した。

 アルテマウェポンの巨体が爆炎に包まれる。

 獣の頭部が咆哮を上げた。

 サイファーは既に走り出していた。

 床を蹴る。

 真上へ跳ぶ。

 ハイペリオンを頭上に掲げ、空中で身体を捻った。

 そして。

「始末剣……!」

 巨大な刃を十字に振り下ろした。

 縦。

 横。

 二筋の斬撃が交差する。

 アルテマウェポンの身体に、十字の傷が刻まれた。

 サイファーが地面へ着地する。

 その瞬間、ハイペリオンを床へ突き立てた。

「血祭り!!」

 地面から凄まじい気が迸った。

 衝撃がアルテマウェポンの足元から噴き上がる。

 巨体が再び宙へ吹き飛ばされた。

 四本の脚が空を掻く。

 そして、重力に引かれるように落下する。

 先ほど刻まれた十字の傷へ、さらに衝撃が集中した。

 轟音。

 アルテマウェポンの身体が地面へ叩きつけられる。

 装甲が砕け散った。

 獣の頭部が最後の咆哮を上げる。

 巨大な剣が手から離れ、床へ突き刺さった。

 そして。

 アルテマウェポンは、動かなくなった。

 広間に静寂が訪れた。

「……」

 誰もすぐには口を開かなかった。

 スコールはガンブレードを下ろした。

 サイファーもハイペリオンを肩に担ぎ直す。

「……どうだ」

 サイファーが笑った。

「俺の勝ちだな」

「何がだ」

 スコールが呆れたように答える。

「最後に倒したのは俺だ」

「俺が先に大ダメージを与えた」

「言い訳か?」

「事実だ」

「負け惜しみだな」

「……勝手に言ってろ」

 ゼルが二人を見比べた。

「おまえら……」

 そして、思わず叫んだ。

「何なんだよ、今の攻撃は!!」

 セルフィも頷いた。

「そうだよ! スコールもサイファーも、すっごかった!」

「いや、すごいなんてもんじゃないよ」

 アーヴァインが苦笑する。

「アルテマウェポンを空まで打ち上げるなんて、普通じゃないって」

 キスティスはスコールを見つめた。

「……スコール」

「何だ?」

「今の技、いつ覚えたの?」

 スコールは少し考えた。

「……未来で」

「未来?」

「ああ。何度も戦っているうちに、自然と使えるようになった」

「自然と、ねえ」

 アーヴァインが笑う。

「そんな簡単な話じゃないと思うけど」

 サイファーが鼻で笑った。

「要は気合いだろ」

「おまえのは何なんだ?」

 ゼルが尋ねる。

「俺の?」

「あの炎とか、十字に斬るやつ!」

「昔から練習してた」

「昔から!?」

「ああ。いつか使ってやろうと思ってな」

「……どこで練習したんだよ」

 サイファーはスコールを見て鼻を鳴らした。

「秘密だ」

「何だよ、それ!」

 セルフィが笑った。

 緊張が解け、六人の間にようやく安堵が広がっていく。

 スコールは倒れたアルテマウェポンへ目を向けた。

 青白い装甲は砕け、巨大な剣も床に転がっている。

 もう動く気配はなかった。

(……終わったか)

 深く息を吐く。

 そして、自分の内側へ意識を向けた。

 そこには、確かに新たな存在があった。

 エデン。

 これまで得てきたG.F.とは、明らかに異なる感覚だった。

 無数の場所が重なり合い、遥か遠くへ伸びているような、不思議な繋がり。

(……これなら)

 スコールは目を閉じた。

 未来。

 ラグナ。

 エルオーネ。

 そして、もう一人の自分。

 彼らと繋がるための手掛かりが、ようやく手に入った。

「スコール?」

 キスティスが声をかける。

 スコールは目を開いた。

「……帰ろう」

「え?」

「エデンは手に入れた。ここに長居する必要はない」

「そうね」

 キスティスが頷いた。

「まずはエスタへ戻りましょう」

「ラグナ大統領にも報告しないとな」

 アーヴァインが言った。

「おっ、じゃあラグナロクでひとっ飛びだね!」

 セルフィが笑う。

「その前に、この地下から出なきゃいけないけどな」

 ゼルが言った。

「……あ」

 セルフィが固まった。

「またあの階段、上るの?」

「そういうことだ」

 スコールが答える。

「ええええっ!」

 セルフィの悲鳴が広間に響いた。

 サイファーが笑う。

「嫌なら置いてくぞ」

「それはもっと嫌!」

 六人は笑いながら歩き始めた。

 海洋探査人工島の最深部。

 そこに眠っていた究極の兵器は、ついに沈黙した。

 そして、スコールの内側には、新たな力が宿っていた。

 エデン。

 二つの時代を隔てる壁を越えるための、最後の手掛かり。

 その力が何をもたらすのか。

 まだ、誰にも分からなかった。

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