『原作知識チート』と『異能力チート』で意図せず原作主人公の相棒になってしまう話 作:楓舞星
そうして、センとツァール、イグを通して戦闘を繰り返す。毎回、ギリギリで負けてしまう...まじで、戦闘中のセンの危機的状況での火力が尋常じゃないのだ。
ここからさらに『人間失格』で不死性が加速するなんて、本当にやばいよなぁ...
そう思っていると、クズニートの世界に送られた。
お、プラメモ閲覧会か。
しばらく時間が経過し、アリアに封印され放り込まれたセンは、この封印の守護者であるルースーと戦おうとしている。が、ここで我参上!
「な、なんだ、なんだ貴様...や、やめろやめろぉぉぉ!!!私の体に入ってくるなぁぁぁ!!!」
「...何が起きてるんだ?おーい、ちょっと、ルースーさん?なんかとんでもないことになってますがご質問よろしいですかー?」
「うぎゃああああ!!!......ふう、乗っ取り完了」
「何が起きてるのか、さっぱりわからんのだが、ご説明してもらっても?」
「ルースーを器として乗っ取った。以上。クリア」
「なんもクリアじゃないんだが?」
「私からみたらクリアなんだよ」
『究極超神化7』
「ほんじゃ、さっさと始めようか。先に言っておくと、私の魔法でここの時間は極端に遅くなっている。だから安心して戦うといい」
「ん、了解。『究極超神化7』...いいなぁ、それ。俺の究極超神化プラチナムなんかよりも出力、圧力全てが上だ」
そういって、両者はぶつかり合う。
100年後。
「なんとか勝ったぁぁぁ!!ああーー!!しんどかったぁぁぁ!お前の戦闘力、どうなってんだ……」
「まあ、こうなるわな」
ルースーは空間に溶けていく。
(センと100年間みっちり修行するって言う目的は果たせたかな)
そうして、センは外にいたソルをぶち転がして次に進む。
厨二迷宮の世界である。
ここは別にすることはないため、ずっと私が原作を見ただけだった。
そうして、2回目ヨグ戦が始まる。
センが神速閃拳を放つ。
だが、ヨグも全て回避する。だが、攻撃に当たってしまう。
そうして、センは勝利した。
んで、負けた。ニートも厨二も、どちらの力も使い抵抗するが、負けてしまう。だが最後に記憶の、魂の中の天才に頼り、センは散った。
トウシ編の始まりである。
トウシは色々ガチャガチャやって、携帯ドラゴンを入手。
ロイガー戦にてほぼ負けかけるが、なんとか逃げおうせ、リベンジマッチにてソンキー召喚で勝つる。
「……あんたは、誰や?」
「俺は究極超神の序列三位。神界の深淵に巣食う宵闇。自縛を司る修羅にして、乱れ咲く銀の流星。彷徨う冒涜、ソンキー・ウルギ・アース」
ごめんソンキー。私なんかが二位になっちゃって。
「適合していく……完全に……完璧に……」
「……これで序列三位? ほな、二位、一位、どんなんやねん」
私、究極超神序列二位。今貴方の後ろにいます。
そうして、ソンキーの力を手に入れたトウシは、色々あって幻翼を回避させる。
そうして、トウシは序列一位、センを作ろうと走り出す。ヨグの体から図虚空を取り出したトウシは、センを作り、そうして、センキーになった。
そっから先もトウシがバグを召喚してしまったり色々あったが、最終的にトウシが絶死を使うことでセンキーが戦場を支配した。
戦闘が終わり、トウシはバイバイして、またセンの孤高の旅がスタートする。
そうして、センはーーーーーーーーー
オメガタワー最上階にて、支配人と交流を取っていた。
「センエース。一つ、なぞなぞを出す。答えろ」
「……いいすよ、どうぞ」
「俺を殺せるか?」
「それは、なぞなぞじゃなくね?」
戦闘が、始まった。
しばらく戦闘したら、オメガは満足したのか、足りないと思ったのか、自身の心臓を突き刺し、トラペゾを入手する。それを用いて、同期を開始したオメガは...
「……えっと……あの……なんか……めちゃくちゃ……強くなってません?」
「お察しの通り、めちゃくちゃ強くなったぜ。今の俺がどういう状態かは、俺自身、いまいちわかってねぇが……さっきまでとは『別次元の出力』が出せるようになったことだけは理解できる」
「……別次元の出力……マジでか……」
「創世・不浄聖域ランク3900」
「煉獄・不滅彗星ランク3800」
たった二つの魔法だけで、センを及び腰にするその力はまさしく異次元。
(数値上だったら、私なら……まあ、余裕を持って勝てるか)
私の現在の存在値は頑張って神化のパワーアップ倍率を高めたりして、まあ、質を高めて存在値250兆。積み重ねた戦闘力とスペシャルがあるから、本当の戦闘能力はその限りではないし...まあ、今のオメガと比べても全然勝てるレベルだ。
「センエース。この世でただ一人、俺の前に立つ資格を持つ者よ……さあ、やろう。命を燃やし、運命と向き合おう。お前と俺がぶつかり合った先に……きっと、本当の自由がある。――俺は『クトゥルフ・オメガバスティオン・ニャルカスタム』。貴様よりも強い者だ」
「俺は……俺より強い程度のザコには……負けないんだけど……お前をザコとは……流石に呼べない気がする……」
戦いの火蓋は切られた。
様々な下級の魔法を用いて、クトゥルフ・オメガバスティオン・ニャルカスタムはセンをあえて覚醒させるかのように振る舞っている。まるで、何かに期待するように。
センは圧倒的実力差に、打ち震え、砕かれ、殺されかける。だが、それでも...
「ヒィィロォオォオオ! 見参っっ!!」
「その虚仮を、いつまで叫べるのか、非常に興味深い。お前が我慢強いのは知っている。ただ、お前の底を知っている者は少ない。守るべきものがないときの貴様は、田中トウシの天才性で折れることは分かっている。しかし、守るべきものがある時のお前がどこまで舞えるのか。今日、ここで量ってやるよ。何をすれば、お前が折れるのか。その境界線を、世界と共有させてもらう」
そうして、オメガはセンの根性を測るかのようにテストしてゆく。
しかし、そこで現れたのは女神のような女性。
「神の慈悲」
ボロボロにされたセンに回復魔法をかけると、彼女はオメガに攻撃をしかける。
彼女の正体はセンへの愛そのものだと思われる。このゼノ・セレナーデで積み重ねてきた愛そのもの。
「ーーー『破壊衝動』にシフト……『俺』を捨てる覚悟を決めてやる。だから、あとは任せたぞ」
そうして、オメガは変わった。
「ここから先の俺には『脆さ』も『隙』もない。俺は完全に壊れた。完全なる俺を相手に、てめぇらみたいな、ハンパな女神が相手になると思うなよ」
「確かにあたしはハンパだよ。けど、もう何もできないわけじゃない。あたしだって積んできた。センエースを愛している。その想いを積み重ねてきた」
「狂愛のアリア・ギアスは、俺が知る限り、最も醜いメンヘラの終着点。何もかもが腐ってドロドロになったゲロの集合体。それ以下であることはあっても、それ以上にはなれない汚物」
再び、旋風が巻き起こる。
彼女たちは、センへ全てを託し、そして花のように散っていった。それを受け、センは...
「少しだけ……見えるようになった……」
「見えるようになった? バカが。今までは、この程度も、見えなかったというだけの話。なにをスーパーポジティブにとらえてんだ、アホウが」
オメガの殴りがセンの腹部を圧迫し、すぐにセンのHPは削られていく。
「女にケツを拭いてもらっていながら、またすぐに、HPが赤ゲージへと元通り。みじめだな! 女が風俗で稼いできた金を奪ってパチンコにいくカスみたいだ」
「さすがに、そこまではひどくないと思うが……まあ、でも、このまま終わってしまった場合、シルエット的には変わらないのかもな」
センは交渉する。
「……ボクの提案を受ける気になった、と解釈していいのかな?」
「……ああ。全部受け入れる。だから……俺の大事なものを……守ってくれ。頼む」
「オーケー。了解した。刻み込んであげるよ、君に。ニャルのアリア・ギアスを」
そう言うと、
センの左の頬に、刻印が刻まれる。それは、何よりも黒いタトゥーのような。
「いやぁ、しかし……提案しておいてなんだけど、本当に受け入れるとは思っていなかったよ。君は本当に異常者だよ、センエース」
ニャルのアリア・ギアス。
その詳細は以下の通り。
・センエースだけが、永劫の地獄に落ちる。
・世界の記憶から、センエースの全てが削除される。
・K5の面々が『セン以外の、素晴らしい異性』と巡り合えるチャンスを得る。
ーーーその代わり、世界を守れる。
セン...お前はすごいやつだよ...
私も虚数アルファという世界を救ってきたから、世界を救うという重荷の負荷は少しはわかっているつもりだ。お前は、それ以上のことをしようとしている。敬意を表するよ。センエース。
「長話は終わったのか?」
私がそう思っていた時、ニャルと会話していたセンは、
「クトゥルフ・オメガバスティオン。お前と一緒に消えてやるよ。俺とお前だけが、綺麗に消えて……それで、全部を、終わらせる……」
「はっ、てめぇだけ消えてろ」
そう言って、ニャルの契約を受けたセンは立ち上がり、オメガと殴り合う。
「センエースよぉ! いいザマじゃないか! 散々、頑張ってきて、その結果が、無間地獄行き! ほんと、最高の人生じゃないか、なあ、センエースっ!」
「ああ、そうだな」
「あの女どもから、お前の記憶がそがれていくのも感じる! あいつらは、忘れるぞ! 完全に! これまでのように、『永遠の1パーセント』を残したりはしない! センエースの全てを完璧に忘れる! 全てが終わった時、お前に関することは何も残らない! お前ひとりだけが! ただ、永劫の地獄の底でもがき、苦しみ続ける! 不幸だな! これ以上のバッドエンドはない!」
「ああ、そうだな」
「泣いていいぞ、センエース! 見届けてやるよ!」
「……涙はもう枯れた」
だが、オメガもまだ形態を残していて...
『究極超神化7』
「っ!!!は、はは、まだそんなのあったのかよ...」
センは心に言う。
「それでも……叫び続ける勇気を……」
センは叫び続ける。
「なあ、俺の話を聞いて驚けよ、クトゥルフ・オメガバスティオン。俺は、今、普通に、お前を殺す気でいる。どうだ、すげぇだろ? 正直、自分に対するドン引きが止まらねぇ。俺、やべぇよ。マジでイっちゃってるよ。もう、怖ぇよ」
「お前ごときが、俺を殺せると、本気で思うか?」
「できるかどうかはどうでもいい。そんな数学的な話は、さして重要じゃねぇ。俺にとって大事なのは、お前に対する殺気の練度が、秒を飲み込んで膨れ上がっているという現実だけ。お前は強いし、怖いが、しかし、数字通りの怖さでしかない。対して、俺はどうだ? 今の俺のキチガイぶりは、数字を遥かに凌駕しているだろう? お前に、俺の恐怖が超えられるか? 俺のキチガイに勝てるやつが、この世にいるか? いや、いないね! サイコパス選手権で、俺に勝てるヤツは、この世に存在しない!」
「……お前は量産型汎用一般人じゃなかったのか?」
「そんな小ボケは忘れた! つぅか、一般人は自分のことを一般人とは言わねぇよ! 単純な話、こんなヤベェヤツが一般人であってたまるか! 俺は異常だ! 知ってるよ! ばかやろう!!」
センはオメガに己の鍛え上げた技を喰らわせる。
時が経つにつれ、センの体は徐々に、消え去っていった。右腕、左足、右足、そして左腕、そして胴体までもが完全に消滅した。
生首だけとなったセンをオメガは軽く持ち上げる。
「おびえる時間だぜ、クトゥルフ・オメガバスティオンさんよぉ! この状態になっても、まだ、俺の殺気は、更年期の血圧みたいに、とどまるコトを忘れて、ひたすらグングン上昇中だぜ?! すげぇだろ! ラリってんだろ?! けど、ここはまだ旅の途中! 俺はまだ壊れる! まだ、折れてやらねぇ! そのきざしすら微塵もない!!」
「センエース。お前の殺気が、いつまでも上昇し続けることはよくわかった。お前の心は絶対に折れない。よくわかったよ」
センが口に図虚空を挟んで行った攻撃を、オメガはさらりと躱わすが、
「ーーー龍閃群ーーー」
「くっ」
空に待機させていた剣群をオメガへと通すセン。それに対してオメガは、
「ーーー見事だったぜ、センエース」
そう、素直に褒めるが、そのまま当たってやる訳もなく。
「舞い踊れ、幻爆の剣翼」
そういい、相殺を図った。そうして、センすらも、同時に完全に殺した...
...そのコンマ数秒後。
部屋に現れたのは一匹の携帯ドラゴンであった。
おそらく、センは託して貰えたのだろう。
だから、現れたのは完全にセンの物になったルナ。
「……俺を裏切るのか、ルナ」
「......」
「てめぇだけはぁあああ! 裏切っちゃダメだろ、ルナァアアアアアア!!」
そうして、オメガはルナに異次元砲を放つが、オメガバスティオンで消し飛ばされ、怒りを元に、殴りに移行した。
「なんで、俺を裏切る! どうして! なんで!」
「くそ!くそ!くそぉお!なんでぇえ!」
「俺じゃあ、届かなかった……守ってやれなかった……くそったれ……くそ……」
「なんでだ……どうして……なんで、俺じゃあダメなんだ……必死に頑張っただろ……ずっと、ずっと、ずっと……頑張ってきただろ……なのに……なんで……」
破壊衝動にベースを譲ったと言うのに、それでもなお溢れ出すものに、オメガは耐えきれなかった。項垂れたオメガ。
そうしているオメガに、二人の男が近づいてくる。
その男たちはオメガを説得するように話、そうして、ルナが叫んだ。
「きゅぃいいいいいいいいいいっっ!!」
それが彼の道導となる。
フィールドが割れる。世界が弾ける。宇宙が軋む。
そんな彼が、とうとう帰ってきた。
「お前は誰だ?」
懇々と、彼は、オメガを見ながら、そして答える。名乗りをあげる。さぁ、本日の主役のご帰還だ。
「俺は究極超神の序列一位。神界の深層を統べる暴君にして、運命を調律する神威の桜華。
ーーー舞い散る閃光センエース」