『原作知識チート』と『異能力チート』で意図せず原作主人公の相棒になってしまう話   作:楓舞星

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3話:究極超神化6ムラハネvs究極超邪神アポロギス

 

悲報、私、神界の深層に転生してしまった件について。

 

 いや、悲報でもなんでもないんだけどさ。絶死使っても死なないとかマジ?でも、代償がない絶死なんて存在しないはずだし...

 

 そう思っていたら、出てきたのは『ボク』であった。

 

 【あー、ヤバい。ボクの方に影響が来た。エグい車酔いしてる感じ】

 

 とのことらしい。プラチナに影響が出るなんて珍しい事もあったもんだ...そう思っていると、なんか変な人がきた。

 

「基礎存在値3000だと?なんだ、お前は...」

 

急に話かけてきたお兄さんがいた。なんか見覚えがあるなぁ...ネームドキャラか?

 

「えっと、何をされてる方なんですか?」

 

「俺はソンキーだ。ソンキー・ウルギ・アース...なんだ貴様のその異様な存在値は」

 

 あ、未来のトウシの合体パーツ1号だ。

 

「いや、異様な存在値はあなたの方でしょ。存在値10兆って、流石にやりすぎ...」

 

 私は『原作』の方でもっとエグい存在値とか見ているから、驚きはしないものの、普通にドン引きはする。

 

「なに?お前の存在値は5億程度なはず...俺を見通せる訳が...なんだと!?」

 

「え、なんですか?」

 

 なんか向こう側で勝手にガヤガヤやってる...

 

「お前はもう既に究極超神化3まで辿り着いているのか...」

 

「はえ?ああ、『筋違いの宿縁』が発動したのかな?」

 

 私は、久しぶりに『筋違いの宿縁』の効果を少し実感した。せっかく神界の深層に来たんだし、色々コンタクトを取ることにしよう。

 

 まずは目の前の究極超神序列一位...いや、この時はまだ2位のこの神、ソンキーにコンタクトをとろう!

 

「えっと、私の名前は田中・イス・ムラハネと申します。好きなことは特にありません。あ、センエースって人をご存知ですか?」

 

「センエース...?ああ、最近深層にきた若造か」

 

「ご存知なんですね。私はその人を見るのが好きです!」

 

 まあ、完全に見る専なんだけどね。

 

 私がそういうと、ソンキーは興味をなくしたようにその場を去っていった。

 

 他のところに行こう。  

 

_______

 

 あいぶるー・れいぶんのしぐま・ぱねっと

 

「誰キミー?」

 

「あ、えーっと、最近神界の深層に来させていただきました、田中ムラハネと申します。これからよろしくお願いします」

 

「あははーそんな畏まらなくていいよ。もっとラフにいこう。僕の名前はあいぶるー・れいぶんのしぐま・ぱねっと」

 

「あっ、はい。ありがとうござます。ぱねっと先輩?」

 

「呼び方は好きにしていいよー」

 

「それじゃあぱねっと先輩と呼ばせてもらいます!これからよろしくお願いします!」

 

「うむ、よきにはからえー」

 

 _______

 

 カイゾ・ロウド・ロード

 

「すみません、挨拶を、しに来ました...」

 

「なんだお前...やけに基礎存在値が高いな...」

 

 あっ、毎回そこ触れるのね。

 

「色々事情があったんです。私の名前は田中ムラハネです!得意なことは戦闘です!」

 

「ほう...そうか、ならここで一つ試合をするか」

 

 へ?

 

「丁度、拳がなまりかけていた所だったんだ。久しぶりに、初見の敵とやり合える...」

 

 そう言って、普通に限定空間で私を閉じ込めてきやがった...

 

 

「私、別にそういうのが好きなわけではないんだけどなあ...」

 

 わたしはそう言いながら、『筋違いの宿縁』で解放されたのだろう究極超神化を初めて使う。究極超神化3は使わない。神化までならコスモゾーンがサポートしてくれるが、究極超神化より上はもしかしたら爆発四散する可能性がある。まあ、私も訓練をずっとしてきたので大丈夫だろうが、念のためである。

 

「ほんじゃあ、行きますかぁ」

 

 合図はない。

 

 私は未来視を使いながら、カイゾ相手に善戦する...つもりだったが、

 

「そうか。お前はまだここにきて間もなかったな。俺が神闘を教えてやろう」

 

「そんなにボコボコにしてくると説得力たけえなぁ!?」

 

 ボコボコにされた。バーチャとは神闘の質が違いすぎて全く相手にならない。

 

 だが、良い修行相手を見つけた。

 

 私はカイゾ相手に神闘力を磨いていくこととなった。

 

 _______

 

 超苺・戯画咲・鏡羅

 

「おはようございます?こんにちは!超苺先輩!」

 

「ん?ああ、あの坊やと一緒のタイミングできた子かい。バーチャが世話になったね」  

 

「はい!絶死使ってボコボコにされて最期は自爆してきました!」

 

「ふーん、それにしては、随分ともう深層に相応しい様子だけれど?」

 

「これは私のスペシャルの影響です...一回死ぬと、死ぬ前の自分と少し融合して強くなれるんです」

 

「それはすごいスペシャルだね。数値を上げるのにピッタリじゃないか」

 

「えへへ」

 

「意外と、アンタが神界の深層の王になる日も近いのかも...いや、無理か」

 

「無理ですね」

 

「なんだ、やる前から諦めてるのかい?もう少し負けん気が欲しい所なんだけど」

 

「いえいえ、もう王になる人は決まってるんです!それでは、ありがとうございました!」

 

「貴女みたいな礼儀正しい子は嫌いじゃないよ。なにかわからない事があったら聞いてもらって構わないから。じゃあね?お嬢ちゃん」

 

「私、多分6000歳以上はいってるんですけど...」

 

「表層の王ですら、きっと10000年は積んでるよ」

 

「...数値のインフレが止まんねえ!」

 

 _______

 

シューリ・スピリット・アース

 

「あ...ど、どうも...こんばんは......」

 

 私は膝をつきながら頭を垂れる。

 

「なんでちゅか?オイちゃんはこれから路上の蟻をプチプチ潰すので忙しいから、あまり話しかけないで欲しいんでちゅが」

 

「うわぁ、究極超神序列一位ともあろうお方がなにやってんねん」

  

「んで、オイちゃんに一体なんのようなんでちゅか?」

 

「一応、神界の深層にいるものとして顔合わせをですね...」

 

「あー、そういうのどうでもいいでちゅから。さっさとどっか行っちゃってくだちゃい」

 

「...はーい」

 

_______

 

センエース

 

「...お前生きてたんだな」

 

「プラチナスペシャルが吐きそうになってるけどね」  

 

「...どういう状態だ?それ...」

 

 そうして、センとも会話する。

 

「因みに、深層の人たちとは会話した?」

 

「ああ、したがヤバそうな連中だったな。どいつもこいつも存在値1000億を軽くて超えてやがる。あと、俺の目じゃ完全には見通せないが、お前また強くなってないか?」 

 

 よくわかるな。今の私の存在値は5兆である。

 

「まあ言ってなかったけど、ずっと3000でカウンターストップしてたから、ようやく解放されたって感じかな」

 

「ほえー、基礎存在値が3000でカンストするってことは、やっぱり覚醒タイプのビルドを組んだ方が良さそうだな」  

 

「まあそんな感じだと思うよ。それじゃ、私カイゾとの修行があるから」

 

 私は転移魔法で去っていった。

 

 

 

 

  私はそうやって、神界の深層にて修行をした。センと同時にぽっくり逝っては魔人転生を繰り返した。

 

 私は、普通にカンストした。というか、深層にきて一回目の転生でカンストした。

 

 だから、

 

『究極超神化6』

 

 数値上では普通に完成した。

 

 んで、究極超神序列3位になった。なんで究極超神化6が使えるのに序列3位で、彼らに負けるのかというと、ただ戦闘力の差でシューリやソンキーには負けてしまうから。

 

 そうして、私は強くなっていった。でも、コレくらいなら正直音文にだって出来るレベルだと思う。

 

 私がそう思いながら、のほほんと修行している時だった。

 

 アポロギスが来襲する事が決まった。

 

 センは超神三人組やソンキーに頼み込んでいた。私も当然誘われた。

 

 私としても、『悪』では決してないシューリが死ぬのは許容できなかった為、参加する。

 

 アポロギス戦が始まった。

 

【んぁぁ!久しぶりに『運命のアリア・ギアス』をビンッビンに感じるよ!こんなに感じるのは始めてだ】

 

『ボク』が興奮気味にそう言っている。確かに、これまでで最も大きな補正が私に入っている。

 

 だったら、舞える。

 

 私はカイゾと、究極超神化6に届いてからは、ソンキーと無限に殴り合ってきた。戦闘力も、なによりグリムアーツがとてつもない威力になっている。

 

「栄雅!」

 

 私の究極超神化5状態の栄雅は、しっかりとクリーンヒットしたのにも関わらず、アポロギスは退屈そうに首をぐるぐると動かしていた。

 

 因みに、センとソンキーは現在吹っ飛ばされてる。私が抑えるしかない。

 

「ねえアポロギス。もしも君を殺せたら、君は嬉しいかい?」

 

「.....,」

 

 口枷のせいで何もいえないアポロギスであったが、私に対して猛追してくる。私も、全力を出すしかないだろう。

 

(『ボク』!全開でいくぞ!)

 

 心の中で、指示をだしてアポロギスに私も突貫する。

 

 数値で負けまくってるし、戦闘力でもだいぶ負けてる。グリムアーツの質はこっちの方が上だが...

 

 なんとか、私が拮抗状態を保っている時だった。

 

「ははーん!スーパーセンキー様の登場だぜ!」

 

 センキーがやってきた。私が時間を稼いでいる間に、やってくれたらしい。

 

 これで、私も完全集中に入れる。

 

 私はセンキーと交代し、5分間の完全集中モードにはいる。

 

 そして、戻った時には、

 

 センキーはボコボコにされ、分解されていた。

 

 そうして、私はいざと言うときのために残しておいた切り札をセンに使う。究極超神化6に辿り着いたことで更なる力量を誇る様になった私は、

 

「セン!受け取れ!」

 

 私は、センの『運命』を操作して、その扉を出す。

 

「っ、これはまさか、ソウルゲート!?」

 

 センは驚いた顔をしつつも、すぐに冷静になり、自身がアポロギスに余裕をもって勝てるだろう値を脳内で弾き出す。

 

「サンキュームラハネ!200億年!」

 

 センは扉に飛び込んだ。

 

 そうして、帰ってきたのは200億年の旅路を経たセン。

 

 そこからの戦いは圧倒的だった。まさしく、センが最強だと言う事がわかる一幕だっただろう。センはアポロギスをギッタンギッタンのバッコンバッコンにした。

 

 だが、アポロギスも一筋縄ではいかなかった。

 

「ーー残り生命力が10%まで低下。究極完全体モードへ移行するーー」

 

 アポロギスを縛っていた口枷が外れて、究極完全体モードへと姿を変える。

 

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