転生者なんなけど、スターウォーズ世界に日本のスーパーロボット文化を持ち込んだらえらい事になった。 作:ロボ大好き
第五話 戦略的後退
マサキside in
戦争は終盤を迎えた、多くの同士が散っていき、フォースの二つの面の可能性を信じて死んだ仲間達もいたが結局亡くなってしまった。
散っていった仲間の想いを実らせる為にも負けられない理由が増えていった俺たちダークジェダイであった。
ここは惑星コルボス。銀河の外縁部にある採掘の惑星でもある。巨大な雷雨により、移住不可能な惑星でもある。原作において100年の闇の戦争の決定打になったところである。
それはダークジェダイ達の内部で不平分子のお陰で負けるというなんというかダークサイドらしい敗北の仕方である。
しかし原作とは違ってモビルバトラーのお陰で勝っていることもある。あるいは、勝ち過ぎて元の自分の立場が危うくなる事を恐れての裏切りなのか…
分からないものである。誰が裏切ったのか詳しく記載されていないから手のうちようがない。勝つしかないのか…この惑星コルボスの戦いでは軌道上及び地上での総力戦となる。というのも、前回のジェダイの演説でモビルバトラーとの戦いで何としても勝つ為に物量重視の戦いをする。
反乱軍はゲリラ戦を強いられ、やがて戦力を集約させて大規模の敵の撃破に移った。その結果、どうにか勝ち続けた。しかしこちらの損耗率もないわけじゃない。
何せ造船所が奪われていった事からモビルバトラーの修理する部品が手に入らないという問題が起きたのだ。俺たち反乱軍は後がないのと、共和国の人的資源が不足していた事から、ここで両陣営は最後の戦いに出ることにした。
それがコルボスの戦いだ。ジェダイと共和国は集められるだけのスターファイターとバトルシップをかき集め戦う事になった。一方で反乱軍も整備できるだけのバトルシップやモビルバトラーを使って戦う事になった。と言っても共食い整備や部品が不足しているから、初陣の程の実力を出せないというのが現状だ。しかも数においては共和国側が勝っている。
これは分からなくなってきた。ダークジェダイの首脳陣はモビルバトラーを使って作った仮設の司令塔をつかって 指示を出している。
かという俺は前線に出ることはマスターポールから禁じられている。自分の機体がまともに動かないなら、開発者であるお前が今ある機体を整備した方がマシになる、頼むと言われた。
俺は今回の戦いに参加せず整備担当する事になった。
反乱軍の間にピリピリした空気が漂っている。ここで負ければ後がないのを皆分かっているんだろう、これじゃあ誰が裏切るか分からないものである。
そして後にコルボスの戦い呼ばれる戦が始まった。最初に仕掛けてきたのは反乱軍の方だった。いや正確には命令を無視して功を焦ったものが攻撃し始めたのだ。これには司令部と怒りをあらわにしたが、兎に角勝たねばならない。こうして準備がまだ整う前に出撃していった。
まずは軌道上の戦いでモビルバトラー総出で出撃していった。モビルバトラー達はドッズレーザーのセミオートでスターファイターを撃墜していった。ここでマスターポールは方針を変更した。それは、バトルシップやクルーザーに集中する事。これはスターファイターの帰る家を潰して短期決戦に移るという事だ。
「クルーザーさえ潰せば!敵スターファイターも燃料切れになる!お前ら頼むぞ!」
「分かったから、お前はクルーザーを破壊しろよ!俺たちがなんとか守ってやるから!」
「蠅どもは任せろ!」
3機編成でドッズレーザーを戦艦を狙う1機。2機はスターファイターからの護衛と言った感じだ。この編成をする事により、共和国軍の戦艦は多く沈んだ。だがスターファイター隊は健在だ。搭載したプロトン魚雷を使ってどうにかモビルバトラーに有効打を与えているが3機のモビルバトラーの編隊に対し15機のスターファイターでようやく倒せるほどだ。
これらによりかなり苦しいが数に勝る共和国に対して反乱軍はモビルバトラーで均衡している状態だ。
「共和国のために!!」
「テメェらのせいで仲間が死んだんだ!責任取れやーー」
だが、それだけではない…なんとスターファイターの中にはモビルバトラーに対して特攻してでも倒そうとするものがいるのだ。
「おい!アイツら突っ込んでくるぞ!」
「正気か!アイツら!?」
「そんなにフォースの暗黒面を認めたくないのかよ!」
これに反乱軍は驚いた。民主主義を重んじる共和国側にこんな事をする奴がいるとは。これに続くように損傷したスターファイター隊は特攻しようとした。突出したモビルバトラーはやられて撃墜される事もあった。
「下がれ!前に出ると敵の特攻を喰らうぞ!」
「レーザーカッターだ!それで近づいてきたスターファイターを切り裂けばいい!」
だがそう言った敵に対してレーザーカッターを使って切り裂いたりするが、あくまで護身用として作った兵器だ。これを主軸に戦闘は確立されていないのが痛いのだ。
「敵が足を止めたぞ!今のうちにプロトン魚雷を奴らに叩き込め!」
そして、特攻に混乱しているのを好機としてみた他のスターファイターがプロトン魚雷を撃ってきた。段々と押されている反乱軍。
無論共和国軍の損耗率も激しくなってきた。まともに動けるスターファイターがもうなかったり飛べるだけでいいから、敵を引きつけてターボレーザーを当てるという戦いをした。
こうして反乱軍の戦力が3分の1に減った頃、共和国の戦力は4分の1になってしまった。損耗率に関して言えば共和国の方が上だったが、共和国は惑星に降下する強襲揚陸艦だけはどうにか守った。そして反乱軍の軌道上の戦力が迎撃能力が失われた後、共和国の降下部隊がコルボスに降下した。
ウォーカーと、ジェダイ騎士達がコルバスの濡れた大地に立ち進撃し始めた。これに対して反乱軍側がリヴァイアサンとダークジェダイが応戦する。そこからの戦いは血みどろの戦いだった。ジェダイが数人かけてリヴァイアサンを倒して、リヴァイアサンが共和国軍の兵士やジェダイを喰らう。地獄絵図ができていた。
その間俺はモビルバトラーの整備の指揮をしていた。数は少ないが出ればまだ時間を稼げると望みを持っていた。
「使える回路を探し出してくれ!それを今あるマシなやつにつければいい!1機でも出せればそれでもいい!」
戦場も地獄になっているが、こちらの負けず劣らず地獄だ。損傷した機体やリヴァイアサンのパーツが流れ込んでくる。焼けこげた鉄板や切り裂かれたライフルが流れ込んでくる。
こうなると使える機体にニコイチした方がいいと思う。不幸中の幸いかモビルバトラーのパーツはそこらへんでも使えるように調達できるから敵の部品でも使えるものをとことん使うスタイルが幸いしたのである。
だがそこに数人のダークジェダイ達が来た。
「どうした?出られる機体は無いぞ!」
と言ったがそのダークジェダイ達の後ろをよく見るとライトセーバーに切り裂かれた整備士達が倒れている。それに気づいた俺は自分のライトセーバーに手を掛けようとするが、ダークジェダイ達は俺より先にライトセーバーを手に取りその光刃を俺の方に向かせた。
「おい!何のつもりだ!?」
と言った。今戦場ではどれだけの同志達がこの戦いの勝利を信じて奮闘しているのかと言おうとしたが、裏切り者から帰ってきた言葉は。
「我々についてきてもらうぞ…」
と不自然なほどに落ち着いた、まるで自分達以外どうでもいいという程の冷静な声だった。
地上では反乱軍は徐々に押されていった。数の負けていることもあるが、リヴァイアサンの鎧やドッズレーザーが使えずそのまま出撃させていっているから、殆ど丸腰で戦いを強いられている。
ジェダイ達が死に物狂いでリヴァイアサンを倒していく。ウォーカーも自ら囮としてジェダイのフォローに回るなど、連携ができている。一方反乱軍は疲弊が溜まっていたのか士気が下がっていた。
ダークジェダイ達も頼みの綱のリヴァイアサンやモビルバトラーがやられていっている事からジェダイに対して数で負けている。
やがて司令部にまで戦局が共和国軍に有利な事を察していった。こうなったら自分たちが出るしか無いと思いアジャンタ・ポール達が前線に立とうとしたその時、司令室の扉が開いていった。
ダーク・ジェダイ達の将軍達が振り返るとそこには腕を拘束されて、捕えられていたマサキの姿があった。
「貴様!なんの真似だ!?」
マスターポールが怒りを露わにしている。こんなマスターを見るのは初めてみた。
裏切り者達がいう。
「この戦いは我々の負けだ。ならば我々は己の身を守る為にこうするまでだよつまりこれは自衛さ。」
と言う。ようは我が身大事でこのまま共和国に恩を売っておけば自分の身は助かると言った感じだ。情けない話だ、こいつらにはプライドと言う物がないのか怒りが湧いてきた。
「密通していたのさ、共和国の司令官とな。こいつを共和国に売れば、俺たちの立場を保証してくれるとさ…こいつの技術を欲しがる共和国の首脳陣は多くいる。まぁ技術を吸い上げた後はこいつは殺されると思うがな…」
淡々と語る裏切り者共。この身勝手な言葉に俺は怒りを露わにした。こいつらには今まで戦ってきた同志の想いとか、勝者が持たなければならない責任感と言うのがまるでない。
俺はフォースの暗黒面やマスターと同志たちの共に過ごした思いを自分の手に集中して手に炎を放った。
手錠が溶けて、自由になった腕で裏切り者共の顔や腕を掴んだ。
俺を掴んでいた裏切り者の腕と顔が燃える。
「な…なんだこれは!あ、熱い!!」
と裏切り者が狂い悶える。
その隙にマスターポールはフォースプッシュで飛ばしたり、裏切り者をライトセーバーで一刀両断した。
俺はマスターポールに跪く。自分の失態のせいで整備が疎かになり戦況を不利にしたのだ。ここまでやらかしたのだ。処刑もあり得る。
「申し訳ございません…私が不甲斐ない為に指揮を疎かにさせてしまって。」
そう言って謝罪をしたがマスターは俺の肩を叩いてこう言った。
「いや良い、お前が無事ならそれでいい…」
「アジャンタ…残念だが共和国の降下部隊がここまで来るぞ…」
とソーザンが言う。
そうか…俺たちは負けたのか…と落胆する。
「そう落ち込むな我々は精一杯やったのだ。死んだ者達には悪いがな…」
とマスターポールは俺を励ますように言った。
「兎に角、全軍に言おう、我々は負けたのだとな…皆ご苦労だったと。」
こうして俺らは降伏した。とは言え原作より早く決着がついた事で俺はある事思う。造船所さえ奪われていなければ俺が考案しているスーパーロボットが完成していたらなぁと思っていた。
こうして俺達は囚われる事となった。牢屋に入れられた俺達はお互いにダメだったところと反省を話し合う事になった。
「カーネス殿、ソーザン殿、ゾーザス殿そしてマスターポール。申し訳ございません。モビルバトラーがゲリラ戦で活動できるように作るべきでした。もう少し自分の頭が良かったら!」
と言うがマスター達は返事は意外に穏やかなものだった。
「いや…君だけの責任じゃないさ…私のリヴァイアサンだけでなくもう少し生体兵器も強ければ結末は違ったかもしれない…寧ろ君の発明に胡座を書いていた私も悪いのさ…」
とカーネス殿が逆にこちらを励ますように言ってくれた。
ゾーザンが言う。
「私も暗黒面を使った治療法が多くの者達に伝授していればまだ戦えたかもしれん、自分さえいれば大丈夫と驕った私もダメだったさ。」
と自分だけ優れていてもダメだと言うことを言う。
ソーザスも続く。
「ダークジェダイ達の裏切りも敗北に繋がったと思うさ、次というものがあるならもっと鉄の掟が必要だったな…裏切りは辛かっただろう?」
とこちらを労うように言う。
マスターポールが喋り出す。
「この戦いの敗因はお前だけじゃないさ…それにお前のモビルバトラーはフォースを使えないものだろうとジェダイに匹敵する力を持たせる事に成功したさ…これは軍事史における革命だ。お前は少なくとも我らと違い釈放されるだろう。」
と言ったが、俺はそれ対して反発した。
「私のマスターは貴方だけです!それに私は結果的に多くの血を流しました。私もマスター達と同じで同罪です。」
と言った。マスターは「お前ってやつは」とどこか嬉しそうだった。そして俺達は裁判にかけられる事になった。
「被告人達は銀河共和国を混乱に貶め、多くの血を流した。それに対して異議があるか?」
代表のマスターポールはいう。
「ない…たがこの戦争の主犯はいるんじゃないか?」
と言う裁判所はざわついた。マスターは畳み掛けるように言う。
「継戦を続けたジェダイも同罪じゃないのか?」
と言うが…
「何を言うか!暗黒面の行き着く先がラカタだとまだ気づかんのか!?」
と反論した。
裁判官は静粛に!!と言った。
マスターのこと言葉が功を奏したのか…俺達に課せられた判決は追放らしい。
てっきりマスター達は兎も角俺は死刑だと宣告されるかと思ったが、どうやらジェダイは俺たちがライトサイドに帰還する事を望んでの処置らしい。
そして、追放当日俺達は武器も持たせられずに未知領域に向けて船に連れてこられた。
ぶつぶつと、マスターの1人ソーザス・シンが何か言っている。
「あの…マスターシン。どうかなされましたか?」
と聞くとこちらに振り向いて言う。
「自分たちの勝利に揺るぎない自信を持つジェダイは我々を殺さなかった。」
「はい…」
「いつか後悔させてやるさ…」
とどこか怨嗟みたいなセリフを吐くのであった。こうして非武装の宇宙船に乗せられた俺たち13人のダークジェダイ達は未知領域を彷徨う事になる。
そして俺達はフォースに導かれていく事になる。
赤い肌の種族が住まう惑星コリバンに…
マサキside out
こうして主人公達はシス達が住まうコリバンに向かう事になりました。果たして主人公達はシス達に何をもたらすのかな?