戦国爆乳秀吉〜主人公は秀吉を爆乳に育てたい〜 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
第二次小豆坂の戦いは無事に織田軍の大敗で決着。
松平軍が織田軍を奇襲して崩れた織田軍を執拗に追撃。
今川軍もこの機を逃すまいと進撃して、西三河の重要拠点である安祥城も流れで失陥。
この時に信長様の姉……史実だと腹違いの兄なのだけど、この世界だと親族から養子で信長様とは従姉妹の関係の織田信広様が守っていたが、太原雪斎率いる今川軍の猛攻には耐えられずに陥落。
信広様は人質になり、織田家で抱えていた後の徳川家康こと竹千代と人質交換で返却されたものの、織田家が支配していた西三河は失陥。
松平広忠(家康の母親)は織田家を追い出したことで一気に武名を周辺諸国に轟かせたのだった……。
はーい、畜生タイムスタートです。
目標は松平家の機能不全。
できるならば債務超過で滅亡してもらいましょう。
俺の手元には大量の松平家の証文があり、織田家に負けてから周辺の親族粛清の軍事費用や今回の織田家の防衛戦の為に景気良く証文を発行しまくっていたので、集めるのは容易だし、値段も安かった。
それを今川の商人に対して買値の20倍……まぁ今回の大勝で証文の価値が釣り上がり、価値が暴騰していたので20倍でも安いくらいである。
それを今川商人に売りつけてこっちは現物を確保。
俺が抱えていた証文は松平家が歯向かうことができない今川商人に向かったことで、今川商人はその証文で松平家から予算や利権を引き出そうとする。
これに歯向かえば今川家を敵に回すことになるので文句は言えない。
ここで俺は換金したお金で三河の米相場に介入。
米を買い占めたことで相場が釣り上がり、農民達や商人の食料が不足。
そこに今川商人に松平家で一揆が起こる前兆あり……と囁やけば、今川商人は松平家の借金を引っ剥がしに走り始める。
ここで釣り上がった米を放出することで相場は暴落して市場は大混乱。
三河の米問屋の幾つかは潰れ、松平家は引っ剥がしですかんぴん。
今回の戦の報酬の銭が家臣に支払えないってことになり、激怒した三河武士達は勢いで松平広忠を城内で殺害。
三河は機能不全の大混乱に陥り、勝ったはずの今川家でも農民が暴れ回り、三河の武士達も迎合した大規模一揆を誰も鎮圧することができないし、経済も崩壊。
まるでソマリアの様な世紀末が爆誕。
負けたはずの織田家であるが、勝ったはずの松平家が自滅したのをよいことに、三河の一部を取り返す事に成功して、敗北による権威失墜を最小限に留める事に成功するのだった。
北は斎藤道三ど同盟、東は三河が反乱祭りで侵攻不可能。
つまり織田家は外敵がいなくなり、束の間の平和を確保することができたのだった。
「以上が三河で仕掛けた俺の策です。これが儲けたお金の全容になります」
隠してもよかったけど、森さんに策をしていることを伝えていたし、信長様も俺がコソコソと動いているなぁって感じていたようなので、今回の策の全容を知ったらドン引きしていた。
「戦で負けたのに銭の流れを使って勝敗をひっくり返すとは……英聖はえげつないな……」
ちなみに今回の報告は那古野城の信長様の執務室で行われ、池田さん、森さん、佐久間さんも一緒に居た。
「母上が負けたことの保険ということの策だったわけだけど、失敗したら大損害だったんじゃないの?」
「損切りも考えてましたし、実際こっちが動かした金は信長様から貰っていた1000貫程度ですので」
ちなみに証文売却と米相場介入により2万貫強の銭がこちらに転がり込んでいた。
帳簿見せているので、鉄砲や刀の量産とかで使う分と部隊の面子を当面養える金額……3500貫くらい貰って、残りは信長様に渡しますとも言っていた。
ポンと家臣である俺から1万7000貫近くの金銀が渡されて困惑している。
「まだ隠している策とかないでしょうね!」
負けヒロインみたいな青髪の佐久間殿が俺に詰めるが、目を逸らす。
「信長様! 英聖の奴まだ隠してますよ」
「英聖、まだ何か隠してるの? ゲロった方が楽よ?」
「いえ負ける可能性もあるので……」
「というか英聖に預けておいた方が金になりそうだし……今の資金は競売で十分に稼げているから、英聖の策に更に使っていいから」
信長様は俺が動いている投資に賭けていいとのこと。
「全力でやりますけどいいですかね?」
「尾張を巻き込まないのであれば良し!」
「わかりました」
稼いだ2万貫のうち大半を更に反細川晴元勢力の証文買い占めに投資を行うことにする。
「畿内で管領になっている細川晴元様いるじゃないですか」
「いるわね……それがどうしたの?」
「家臣が不穏な動きしているので近々謀反か反乱が起こるかと。自分の予想だと1年後くらいだと思うので、反細川晴元勢力の証文が今底値なので買い占めています」
「それ徳政令でも出されたらヤバいんじゃない?」
「そこは調整しますけど、畿内は大量の銭を溜め込んでいる寺社勢力や堺とかがあるのと、彼女らは反細川晴元勢力が勝ったら権威を守るために証文を買い漁ると思うのですよね……松平は20倍になりましたが、今回は幾らになるでしょうね」
ニッコリと俺が微笑むと、信長様含めてドン引き。
「英聖、お前農民出身って嘘だろ」
「嘘なもんですか。中村出身のごく普通の農民ですよ。それに今回1万貫以上突っ込みますので、5倍でも5万貫、上手くいけば10万貫や20万貫引っ張ってきますので、その金の使い道でも考えておいてください」
「英聖、何欲しい? 僕が褒美として与えられるものが何もないんだけど……」
「信長様が喜んでもらえればそれで……そうですね! 信長様が日ノ本を統一でもした時に関東八州でも貰いましょうか!」
「……日ノ本統一! 僕にそんな器があるかな?」
「あるでしょ。あなたは織田信長なのですから」
「ふ、ふふ、ふふふ! アハハハ!」
信長様は大笑い。
「気に入った! 英聖のことを気に入ったわ! そうね! 先払いで英聖、私のことを抱いていいわよ」
「「「の、信長様!?」」」
周りに居た3人が流石にそれは夫である帰蝶との関係が崩れかねないと言うが、
「あっちが私に種を撒いてくれないんだもの。それくらい良いでしょ。子供を作るのも武家の務めよ」
「それはそうですが……」
「なに、じゃあ池田も英聖に抱かれる?」
「なんでそうなるんですか!」
「だって英聖の功績のお陰で東は安定したし、熱田や津島の商人や国人は僕の味方。莫大な銭が毎月入ってくるから直轄の兵数も今まで500だったけど、1000や1500くらいまで増やせるし」
それに安定した今だから子作りに励む必要があるのよって信長様はウインクする。
「じゃあ私は抱かれようかな〜信長様の子供と同じ子種だったら将来優遇されそうだし」
森さんは吹っ切れたらしく、俺に抱かれることを了承。
「私は旦那がいるので……」
佐久間さんは遠慮して、皆が池田さんを見る。
「ヤればいいんでしょ! ヤれば!」
池田さんも了承して、なんか俺が織田家の主要人物3人を抱くことになるのだった。
あれ?
じゃぁ森蘭丸とか俺の子になるのか?
歴史が壊れちゃう……。
質問来てたので回答。
お古の鉄砲を競売で商人に売却してますが、あれは佐久間が買ってきているライフリングされてない普通の鉄砲になります。
まだ織田家以外にライフル火縄銃は広がってないので悪しからず