戦国爆乳秀吉〜主人公は秀吉を爆乳に育てたい〜 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
実家が芋羊羹で少し成り上がり、俺がサツマイモを持ってきたこと、それが村全体を潤す収入源に化けたことで、うちの家族の地位は向上。
農地は増えてないけど、芋羊羹の工房を母さん持てたので、工場長見たいな地位になっていた。
村全体の余剰のサツマイモを俺が稼いだお金で買い集め、更に豪農である散華ちゃんのお母さんが熱田商人と交渉し、材料で必要なテングサの粉……粉寒天を確保。
お陰で芋羊羹を量産できる体制が整い、日産400本くらい作れるようになっていた。
それを販売するグループも商人に渡りをつけて、継続購入してくれる大口顧客を確保。
商人も1週間前後日持ちするのなら船に乗せて別の場所で高く売れる。
多少マージンは減ったけど、1本18文近くでは売れていき、その利益の中からうちは毎月10貫程度お金が入ってくるようになり、貧農から脱出。
サツマイモによって成り上がって飢えに怯える貧農から脱出することに成功するのであった。
村人達からうちの両親……というよりサツマイモを広めて、芋羊羹を作り出した俺がめっちゃ注目されることになり、うちの娘と婚約しないか、いやうちと……と婚約についての話が毎週両親に来るようになる。
「私とは結婚できないのかな?」
「そんなことないよ日吉丸と俺は結婚するから!」
「烏丸!」
うちの両親も日吉丸と俺が結ばれるのは全然良いと言われていたが、周りからの圧力もあり、俺が武士に成りたいって言っていたことから、茂部姉さんとも重婚することに……。
「茂部姉さんはそれでいいの?」
「私は烏丸だったら全然良い! 他のナヨナヨした男子と違って、私の鍛錬に付いてこられるくらい頑張ってるし、背丈もどんどん大きくなって年にしては力持ちだし!」
思った以上に茂部姉さんから俺の評価たかかったらしい。
「日吉丸、私も烏丸の奥さんになるけど良いな」
「茂部姉さんだったら良い。見知った仲だし」
というわけでなんか幼いうちに許嫁が2人に増えたのだった。
順調にハーレムルートに進んでいる俺であるが、母さんが稼いできてくれるようになって生活の質も激変。
食事はメインが麦飯……米の比率が今まで3対7で米3麦7だったのが、米6、麦4かつお代わりが許されるようになったし、おかずが2品に増えた。
お陰でお腹が空いた状態じゃなくなり、今まで食べ物をネット販売で買っていたけど、その必要量が少なくすることができるようになった。
「へぇ……烏丸は神通力で色々な品を生み出せるんだな……」
「許嫁になったから茂部姉さんにも教えるけど……」
「もう嫁になるんだから萌衣の方で呼んでくれ」
「じゃあ萌衣姉さん」
「よろしい」
前の蜂蜜も神通力で生み出した物なのだが、出せる量に限りがあったりするから何でもかんでも出せるわけじゃないって伝える。
「ああ、もしかして粉の乳もそうなのか?」
「そう、俺が出してた。脱脂粉乳っていうものだけど」
「だっし? ふんにゅう? ……とにかく牛の乳を粉にしたものだよな」
「その認識で合ってる。あれを飲んでいると体が大きく成れるようになるんだ」
「だからか、私の身長がぐんぐん伸びているのは」
茂部……いや萌衣姉さんは数え年で11歳。
女の子だから成長期に入るのも早く、ぐんぐん身長が伸びていた。
今150センチくらいあり、周りの大人ど同じくらいの身長に既になっているし、胸も確かな丸みを帯びていた。
(Dカップは既にありそう)
女性らしい体つきに成長している萌衣姉さん。
ここからは脱脂粉乳だけじゃなくて筋肉をつけていく粉を摂取した方が良いだろう。
「皆には内緒ですけど、怪力に成れる粉があるんだけど、3人食べてみる?」
「「「食べる!」」」
ちなみに3人って言ったが、秘密を共有している日吉丸、虎丸、そして萌衣姉さんの3人である。
怪力になる粉……それはプロテインだ。
この世界の住民は栄養状態の良い人……武将とか言われる人は文字通り一騎当千の活躍ができるらしい。
確かにただの農民である母さんでも前世の男性並みの力があるのだから、それがしっかり食べて、鍛えれば、農民10人掛かりでも倒せない兵士になることはできるだろう。
そんな超人の素養が誰にでもある世界の住民に筋肉を効率よく作ることができるプロテインを摂取したらどうなるか……楽しみで仕方がない。
正直、脱脂粉乳でも十分に効果はあると思うけどね。
というわけで俺達4人は1袋3000円のプロテインを俺はネット販売で購入して、訳あって飲み合う様になる。
「凄い! なにこれ! 美味しい!」
「お茶の味がする! でも苦くない! いくらでも飲めるよ!」
「お代わり!」
舌が馬鹿になっているので、味の下限が俺達はめっちゃ低い。
そこにそこそこの品質の味付きプロテインを飲み始めたら、そりゃどハマりするよね。
竹を使って水筒を作り、そこにプロテインの粉を入れておくことで、いつでも飲めるようにして、周りにバレないように摂取を続けた。
他の子供達は脱脂粉乳を飲んでいたが、プロテインを摂取している3人と比べると明確に力の差がで始めていた。
スパーン!
フォームをしっかりし、石投げを繰り返したり、木刀の素振り、遊びや農作業を通じて足腰を鍛え、それに筋肉がしっかり付いた萌衣姉さんは石を投げると、木にめり込んだ。
体感速度で150キロくらい出てそう。
前世だったらプロ野球に誘われそうな豪速球をプロテイン摂取始めて半年後の萌衣姉さんは投げられるようになり、これだと石合戦でも人を殺せてしまうし、こんだけ力をふるえるようになったらもう子供じゃないって子供の集団から卒業を宣言。
前に言われていた通り、ガキ大将は俺が新しくなることが決まり、萌衣姉さんの分まで頑張ることを宣言したのだった。
まぁ卒業と言っても、萌衣姉さんはガキ大将として人を纏める才能もあるし、家を継がないといけないからと日中は芋羊羹を熱田に売りに持っていきながら野盗から荷物や人を守る護衛役を担う様に。
夕方に俺や日吉丸、虎丸に武芸を教えながらプロテインを飲むという感じになっていった。
ガキ大将になったので、子供達20人くらいを動かせる。
遊ぶだけでもいいが、せっかく手に入れた人手だから何か生み出したり作り出したい。
「……養蜂始めるか」
蜂蜜が2.5キロ10貫で売れたのだから、子供達で土壌を作れば村の特産品として年貢免除も見えてくる。
芋羊羹で十分に儲けているし、芋羊羹の利益を取られるくらいだったら蜂蜜を献上した方がたぶんいい。
ただ難点が幾つか。
巣箱に関しては子供達を動員して作ることができるので問題ない。
何なら釘とかのノコギリとかの工具はネット通販で買っても良いし、大人達にも遊びの延長線で上手くいけば蜂蜜が手にはいるかもしれないって交渉すれば木材くらいは譲ってくれるだろう。
問題はミツバチの方。
ニホンミツバチは蜜を集める量も少なければ、巣箱への定着率も悪い。
だから養蜂をするならセイヨウミツバチの方が良いのだが、ネット通販で探してみたら出てきたのである。
セイヨウミツバチ6000匹5万円とかいう値段で販売されていた。
脇差1本でセイヨウミツバチの1つの巣分を購入できる……。
流石に買ってもらった脇差を売るわけにはいかないけど……上手いこと交渉して脇差代金……できれば2貫くらいもらって、脇差とか未来で売れそうな物と換金して……。
「そうだよ! こういう時に萌衣姉さんを使おう!」
熱田に芋羊羹を売りに行っている萌衣姉さんなら商人に通じて物を売ることができるし……。
「萌衣姉さんに相談してみよう!」
「なになに、神通力で作り出した安い品を熱田で高く売り込んで、脇差とか着物を買ってきて欲しい?」
「うん、俺の能力は刀や槍とか武器や武具、着物や工芸品を神様に捧げることで、神様の機嫌が良くなって、一時的に神通力で作れる物の量や質が上がるんだけど、それで蜂蜜を沢山作り出してくれるミツバチを1つの巣分作り出すのに脇差1本分必要で……」
「ふむふむなるほど……じゃあ前みたいに蜂蜜を出せば良いんじゃない?」
「それでも良いけど、蜂蜜だと高額になり過ぎない? 商人に売る時に困るだろうと思って……これなんかどうかなって思ったんだけど」
俺は300円で購入した綺麗な薄青色の茶碗や模様違いの茶碗を幾つか見せた。
「茶碗か……凄い綺麗な柄だね。飲み口も均一……これ神通力で作れるの?」
「1日15個くらいは作れるけど、粉の乳とか皆で飲んでる筋肉の素とか作れなくなるから、1日3個が限界かも」
「うーん、売れると思うけど、どれぐらいの値になるかは分からないな。売れたら着物や刀とかを買ってくればいいんだね」
「うん、なるべく新品でお願い」
「わかったわ! 任せて!」
頼りになるお嫁さんである。