「はじめの一歩」に女の私が転生する需要はあるの?一応、需要はあるらしい   作:SUN'S

120 / 149
小細工ありの挑戦状らしい

平成▽年3月17日

 

鴨川ジムに挑戦状がきた

 

WIBF世界ランキング4位

 

女子ボクシングで5番目に強い女の人が私に挑戦状を送りつけてきた。けど、この人に勝てばすぐに芦田選手と試合が出来ると思っていた

 

「よく見てみい。階級が違うわい」と鴨川会長に言われて、みんなで手紙の階級と体重を見たとき、真っ先に青木さんと木村さんが「66kgって、ウェルター級じゃねえか!?」と叫んでくれた

 

つまり、私と相手には16kgも差がある

 

手紙の内容を要約すれば「日本みたいな小国で偶々チャンピオンをラッキーで倒しただけのくせに、偉そうにしているお前を私がKOしてやる」ということらしい

 

「受けるのか?」と鷹村さんに聞かれた

 

一番、太っていたときで57.34kgだったから、そのぐらいまで食べてもいいわけだ

 

べつに太る必要はない、太りたくないし

 

PS

 

芦田選手の影響力はすごいね

 

じゃんじゃん挑戦状や予告が来るらしい

 

けど、李羊選手みたいにこの人は私を見下しているわけではなく、強さを知りたいんだろう

 

平成▽年3月20日

 

日本女子ボクシングのフェザー級へと階級に変えたイヴァンナ選手、彼女は次のウェルター級の選手と試合を経験しているみたいだ

 

川原ジムに鴨川会長が連絡してくれて、ファミレスで会ったら「おひさしぶり、です」とカタコトだけど。日本語で挨拶してくれた

 

「お久し振りです。何か食べます?」と聞けば「お肉を、たべます」と答えてくれたので、増量も兼ねて私もステーキとライスを注文した

 

「アンジェリーナ・アンテロープ。とても強い、わたしが戦ったとき、まだ成長しきってない彼女だった」とつぶやき、ステーキを切り分ける

 

アンテロープ

 

レイヨウって、動物だったかな

 

私はイヴァンナ選手に「最初に戦ったときの階級は?」と訪ねると「ライトフライ級。あの子は背が高くなりすぎた」とも教えてくれた

 

PS

 

長身の相手、鷹村さんか熊野君ぐらいかな?

 

宮田君とは話せなかった

 

平成▽年3月21日

 

アンジェリーナ選手との試合は5月上旬

 

向こうはもう此方に向かっている

 

私と戦ったとき、万全の状態を維持するために動いているそうだ。それから、私への挑戦状は「単なる憂さ晴らし」でもあるらしい

 

彼女はサツキ・アンダーソンとの試合を熱望しているのに、日本でエキシビションマッチしたから、芦田選手のことを私が掠め取ったと思っているのかも

 

PS

 

鷹村さんにグラパン以外の必殺技を提案された

 

けど、私のグランパス・キャノンは左右どちらでも打てるし、ミドルレンジはコークスクリュー・ボディーブローを使えばいいわけだ

 

平成▽年3月23日

 

ビデオを見たけど、強いね

 

身長は167cm

 

幕之内君より背が少し高く、私と7cm差だ

 

けど、勝つのは私だ

 

PS

 

鷹村さんがグラパン以外の必殺技を求める理由は手数を増やすというのもあるらしい

 

確かに、クロスレンジの必殺技ではあるし。ウェルター級に通じるのかも怪しいと心配してもらえるのも嬉しいけど

 

シャチの必殺技だと

 

あとは、ヒレの動きをイメージしたフック系?

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。