「はじめの一歩」に女の私が転生する需要はあるの?一応、需要はあるらしい 作:SUN'S
平成◇年7月1日
合宿に伊豆に来ている
海に来るのは二回目だせま
水着に着替えていたら、ものすごく視線を感じたので友達に「なんか見られてない?」と聞いたら「あんたのせいよ!」と怒られた
理不尽だと思う
にしても、みんな大変だね
「あんたはアレね。女の敵になる女だわ」とか「なんで、こんなに差があるのよ」とか言われるけど、そんなの知らないんだぜ
「くびれてきたかな?」と聞くと「肉が食い込んでるわよ」とお腹を摘ままれ、ボディーブローを叩き込んでおいた
暫くは動けまいて
PS
「つ、詰め物じゃねえだと?」
と、鷹村さんに言われた
流石に失礼すぎなかろうか?
夕方まで遊ぶぞー!
ビーチソックスだから、大丈夫だよ
平成◇年7月2日
朝御飯を作って、四人を起こす
女子チームは基本的に選手の健康面をサポートして、脱水状態にならないようにスポドリを渡すし、遊ぶときは一緒に遊ぶようにしている
ナンパ来ないのは、アレかな
鷹村さん達のおかげかな?と思いながらビーチバレーをしているとき、あからさまに胸を狙ってきた友達に弾き返しておいた
残念だったわね、胸囲の差で落ちないわよ
「守さん、タオルどうぞ!」と今年こそはと意気込み、グイグイと攻める友達を応援する。幕之内君はクラスメートだけど、知らなかったらしく「そ、そうだったんだ!」と応援する同盟に加わった
PS
夕方、猛練習をする
みんな、闘志全開になっている
平成◇年7月3日
女子の部屋、鷹村さん襲来
何をするのかと思えば「いつものマッサージ頼むわ」と言ってきた。殺意に目覚めそうな友達に「いや、アルバイト先が接骨院だから」と答えたら「私もアルバイトする!」という話になった
えぇ、できるのぉ?
不安になりながら、うつ伏せで腕を組む鷹村さんの頭の方から広背筋をほぐすマッサージを指示し、私は背中に股がって腰のほうをマッサージしていく
「おお、守さんの肩って硬いのね」と感心する友達に「ばーか。硬いから解すんだよ、筋肉が硬いとスジを痛めるからな」と教えている
PS
帰りが遅いと怪しんだ木村さんと青木さんと幕之内君に連れられて、鷹村さんは帰っていった
平成◇年7月4日
幕之内君と荷物を見張る
なにか言いたそうにしている幕之内君に首をかしげたり、「何か話があるなら聞くよ?」と言っても耳まで赤くなっているだけだった
やっぱり、男の子は難しいぜ
いや、いいんだろうけどさ
PS
シフトウェイトの練習でテニスボールを投げる
横への移動が上手くなる、らしい