「はじめの一歩」に女の私が転生する需要はあるの?一応、需要はあるらしい   作:SUN'S

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合宿しているらしい

平成○年8月1日

 

夕方の少し気温の下がった砂浜をダッシュする鷹村さん達を見つけた。このときら幕之内君の代わりに、宮田君も一緒に居るんだね

 

友達に「あのハンサムとも知り合いなの!?」とガン詰めされ、ジムの先輩と伝えたら「私も入会するわ!」と何人かは意気込んでいた

 

意外と掛かるけど、大丈夫なのかな?

 

ランの後、直ぐにシャドウ。

 

砂場の不安定な足場で走るから、爪先の使い方をマスターするには最適だと素人なりに分かる

 

青木さんは遅れてる、がんばれ

 

PS

 

鷹村さん達にスポドリを差し入れした

 

試合は決まってないし、熱中症対策は必要

 

あと、友達の応援も兼ねている

 

スポーツマンはJKに人気なのである

 

平成○年8月2日

 

伊豆の大学ボクシング部の施設に下宿する鷹村さん達と違い、私達は普通の旅館を借りている。みんなでお泊まりするのは楽しい

 

けど、妬むのはやめてくれ

 

その視線は辛いし、悲しくなる。

 

「食えば食うほど太れ!」と言われた。太りたくないし、太らないように頑張っているんだよ、お前らもダイエット仲間にしてやろうか

 

鷹村さん襲来、木村さん達も一緒に来た

 

二時間か三時間ぐらい遊んで話したら、下宿先に帰ってしまった。真面目なのか不真面目なのか、よく分からなかった

 

PS

 

お刺身は美味しかった

 

鷹村さん、襲来

 

平成○年8月5日

 

昨日、東京に帰ってきた

 

鷹村さんの襲来にビックリしたけど、普通にトランプしたり恋バナしたりした。鷹村さん、大人だからセンチメンタルな恋もしてそう

 

何人か髪下ろした鷹村さんに見惚れてたし

 

まあ、かっこいいけどさ

 

幕之内君の家に行って、旅行のお土産を渡しておいた。お土産のセンスはほぼ無いので無難にお饅頭など渡してみた

 

PS

 

明日からアルバイト再開だ

 

次こそ痩せるぞ

 

目指せ、魅惑のくびれボデェーだ

 

平成○年8月10日

 

鴨川ジムに会員費を渡して、八木さんの指導を受ける。ジャブとストレートは覚えたけど、まだまだ遅いし、ミットを打つ音は弱かった

 

八木さん曰く「君は怖がって前に出ないから、強いパンチが打てないんだよ」と分かりやすく教えてくれ、右こぶしはアゴの近く、左手は緩めて構える。

 

「そう、良い感じだね」と褒められた

 

オーソドックスな構えを覚えつつ、ジャブを打ってストレートを打つ。私、ボクサーになりたいわけじゃないけど、八木さんは好きになってきた

 

どうしよう、好きになっちゃう

 

助けて、マキマさん。いや、いねえわ

 

包容力、半端ねえっす。

 

PS

 

ボクサーになるわけじゃないのに熱心な指導だ

 

マネージャーとして会員費を真面目に払う私はカモという考えだったりするのだろうか

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