「はじめの一歩」に女の私が転生する需要はあるの?一応、需要はあるらしい 作:SUN'S
アンケート、すごいね
締め切ってないですけど、すごいね
ようやく、主人公の名前を出せます!
ソイツが来たとき、先ず胸に目が行った。
どんなダイナマイトボディーを自称する女が居たとしても、コイツの胸には敵わねえだろうと一目で分かる、とんでもないバストサイズだ。
間違いねえ、コイツはヘビー級だ!!
「鷹村選手ですよね。この前の丹野選手との試合、すごく格好良かったです!」
「ホウ。見る目があるな。特別に俺様のサインをくれてやろう!」
「やった!」
嬉しそうに笑う女。
学校の名前の入ったジャージの胸がユサユサと動いていやがる。とんでもねえ逸材じゃねえかと青木と木村に目配せすれば既に近付いている!
貴様ら、俺様を差し置いて何してやがる。
俺様を出し抜こうとした馬鹿共の腹と顔面に拳を打ち込み、黙らせてから、こんなむさ苦しい男だらけのジムにやって来た理由を聞く。
予想はしていたが、ダイエット目的のエクササイズだ。しかし、コイツの場合は太ったというよりも、あの枕みてえな足腰の影響だろう。
「ちょいと来い。貴様には俺様がサンドバッグの叩き方を教えてやる」
流石に素手で殴らせるわけにもいかねえから、俺様のバンテージの一つを丁寧に巻いてやる。「あ、両利きなのでどっちでも大丈夫ですよ」と言う女のちっこい手を触っていて分かった。
喧嘩どころか人を殴ったことなんざ一度もない手だ。ボクシングとは無縁の箱入りか?グローブを嵌めてやり、サンドバッグの前に立つ。
「おし!先ずは肩幅に足を開け、左腕は顎先に右手はやや下に置け、踏み込み、奥の左足から力を出すみてえに右足を踏み込み、腰、肩、拳とねじ込むように、サンドバッグを打ってみろ!」
「はい!」
ポコンとかペチンって言いそうな細腕だ。
右足を踏み込み、左足の爪先をねじ込み、腰から肩へとスムーズに動きは流れ、内側にねじ込まれた左拳がサンドバッグにめり込み、パァンッ…!と俺様には劣るが中々に良い音を響かせた。
そして、胸がダイナミックに弾んだ!!
「
「なにぃ!?……驚かせやがって、ただの捻挫だ。八木ちゃん、氷水頼むわ」
「えぇ、まだ会員のサイン貰ってないのに?!」
慌てて離れる八木ちゃんの背中を見送り、俺様は左腕を掲げるように座った女の「おのれぇ、サンドバッグぅ!」という呟きに面食らった。
喧嘩したことも無さそうな女が、親の敵を見るような目をサンドバッグに向けているのだ。
「ブハッ、バッカだなァ…貴様の打ったストレートは角度がワリィんだよ、良いか?ストレートってのは、こう打つんだ!!」
ドバァンッ!!!
俺様のストレートに驚愕する女。
すっ飛んできた
なんだ、こいつ?
そこからトントン拍子でエクササイズとフィットネスコースだが、これから俺様の後輩になるそうだ。あわよくば、あの胸を我が手に出来るかも知れん。
「そう言えば貴様の名前を聞いていなかったな」
「あ、申し遅れました。
「おう。ビシバシ教えてやる、手取り足取りな!」
「? はい!」
あ、そういうの気付かねえタイプだな。
身体を斜めに向け、帰っていく女を見送る。
「渚ちゃんっすか。ありゃあ逸材ですね!」
「高二、いや、高三と俺は見たね」
「今年から女子高生だそうだよ」
「「「なにぃ!?あれでか!?」」」
……あれで、1ヶ月前まで中学生だと!?
「発育の暴力だぜ」
簡単キャラ解説
よく食べて、よく動く主人公です
太りやすいのが悩みなお年頃
のちの「肋骨砕き」と「サメ殺し」
得意技はボディーブロー
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