「はじめの一歩」に女の私が転生する需要はあるの?一応、需要はあるらしい   作:SUN'S

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B級に昇格したらしい

平成☆年6月20日

 

鴨川会長と八木さんと一緒にライセンスの更新をしてきた。エキシビションマッチも含めて、試合で合計4勝をしている私はB級ボクサーになった

 

6回戦。

 

あと2勝すれば8回戦になる

 

空席の王座に座ることになるけど

 

「猫ちゃんと鷹村がアホな映像を流したとはいえ試合は組んでおる。8月上旬、貴様のプロでの4戦目が決まった。相手はロシア人じゃ」と伝えられた

 

ロシアって、ヴォルグ選手だっけ

 

今は日本ランカー3位

 

千堂さんは日本ランカー4位だったかな。と、思ったりもしながら八木さんに対戦する相手の事を聞けば、今は日本の川原ジムにいると教えてくれた

 

宮田君のジムにいるのか

 

そして、戦績は4戦4勝4KO

 

インファイトを好み、通称は「暴れ牛」と呼ばれる程前に飛び出すタイプ。つまり、私のパンチでも止まらない可能性があるわけだ

 

PS

 

宮田君に久しぶりに電話してみた

 

「そうか」とか「ああ」が多かったけど、私の試合は見ているらしい

 

ちょっと嬉しかった

 

平成☆年6月21日

 

椎名の部屋に集まることになり、今後の試合と鷹村さん家のちょっとしたイザコザ解説を聞きながら、太らないために、三人で乾燥椎茸を口に含む

 

ふと、椎名が「私も自分用の必殺技がほしい」

 

亜依子の隼

 

私のグランパス・キャノン

 

自分だけ何もないという椎名に「ショベルフックは?」と聞けば「なにそれ?」と言われ、浜トレーナーに言われたことを伝えたら喜んだけど

 

動物がいいらしい

 

PS

 

リノ・インパクトになった

 

サイの突撃だって聞いた。トレードマークのグレーに染めた髪がサイっぽいかららしい

 

サイってかわいいかな

 

平成☆年6月24日

 

大学の講義を終えて、山口接骨院にきた

 

手慣れてきた指圧と関節疲労を「リベホイミ」で治して、「そろそろ本格的に雇ってもらえますか?」と山口先生に聞けば「医大はまだまだ卒業に掛かるわねぇ」と言われ、最大8年は掛かるときいた

 

山口先生、天才なのでは?

 

私の先生は、すごくスゴいのでは?

 

PS

 

恋バナというか、根掘り葉掘り聞かれた

 

幕之内君も宮田君も中途半端に告白っぽいことして、私の事を放置しているし。久美ちゃんは間柴さんを何故かススメているし 

 

ちょっと、困っている

 

平成☆年6月25日

 

久美ちゃんを迎えに来ていた間柴さんは徒歩らしく、折角なのでお父さんに借りている車に乗せて、一緒に帰ることになった

 

「……車か」とつぶやく間柴さんに「いいですよ。バイクも船の免許も持ってますけど、こうして迎えに行けますし」と話しながらミラーを弄る

 

「お前、宮田や幕之内とはどうしたんだ?」と言われ、「どっちも中途半端に告白っぽいことして放置してきたので、別の人と付き合おうかと思ってます」と言ったら、助手席の間柴さんが口を開いていた

 

「……なら、俺でも良いのか?」

 

「え?」

 

「別のヤツと付き合うって話だ。どうなんだ」

 

「お、おっけー?」

 

思わず、答えてしまった

 

久美ちゃんはキャーキャーとよろこんでる

 

PS

 

人生で初めてカレシ?ができた

 

とりあえず、友達に報告しておこう

 

うん、報告しておこう

 

 

 

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