Re:Archive   作:不変

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テスト終わったのでまた書き始めます
ですが書き方忘れたので初投稿です

感想誤字報告お待ちしております

そろそろオリジナル色々やっても良いかなと
ネタバレになるかもだけどだけど原作に出て来たマフィアとかロアとか色々使ったり

取り敢えず原作まで頑張って書きます
あとやらないと行けないのはユメ救出とその後の三年組と二年組との関わりとかその他色々


ステージ 0-8 ThankYou黒服 FuckYou黒服

 自分の名前が決まってから結構時間ご経った

 

 自分の名前を呼ばれても直ぐに返事を返せなかったりと、未だに慣れていないがそれでも名前を呼ばれると少し嬉しいと感じる

 

 ユメが決めてくれた名前だからかも知れない。だからかは分からないが、今日もキヴォトスの情報収集の為に、たまたまアビドスの近くに寄っていた

 

 不思議な事に最近は何故か暇なことがある度にアビドスに寄る様になっていた。何故だろう?

 

 まぁソレは良いとして……

 

 今は少し、向き合わないと行けない事が目の前で起こっている。それは…………

 

「クックックッ、これは珍しいですね?まさかキヴォトスで男子生徒を見ることが出来るとは。これは調査不足でしたか」

 

 現在、目の前に怪しき黒い靄を纏った怪人と出会ってしまった。何だコイツ?

 

「何者だ?お前」

 

「おや?失礼、自己紹介がまだでしたね。私の名前は……そうですね、黒(・)服(・)とお呼び下さい」

 

「………そうか、それで何の様だ?誰かに雇われて来た訳では無さそうだが」

 

「クックックッこれは失礼、ただ珍しくて呼び止めてしまっただけなのですが……そうですね、私はゲマトリアと言う組織に所属しており、そこで研究をしているのですが最近研究が少し行き詰まっていて、何か研究に使えそうなアイデアが無いかを探していたのです……まさかキヴォトスで男子生徒を見れるとは、と思いましてね。お恥ずかしい事に実は今までに男子生徒を見たことが無かったのです、そして初めて男子生徒を見たことで研究意欲が湧いてきたのでつい話掛けてしまったのですが、どうです?私の研究に協力してはくれませんか?」

 

 すげぇ早口だな?コイツ

 凄く怪しいこの黒怪人はどうやら研究者の様だ

 

 どうするべきだろうか

 見た目は完全に怪しいし研究とか言ってるしどう考えてもヤバイやつなんだけど?

 逃げようにも今までこんな化け物とは遭った事が無いから、どんな行動を取れば良いか分からない

 

 ただキヴォトスに付いて知りたいから、必然的に詳しそう奴に聞きたいんだよな……

 

(ぶっちゃけコイツが倒せるか分からない以上、着いていく方が良いのかも知れないな)

 

「……良いぜ、その研究に協力してやるよ。ただ、そのかわりにキヴォトスに付いて色々教えてくれ」

 

「クックックッ!!そんな事で良いのですか?ええ、幾らでも教えましょう」

 

 もっと吹っ掛けた方が良かったかこれ?俺からしたら大分良い報酬だと思っていたが……

 

「では、今から2日後にこの建物に来てください」

 

「此処はどんな施設なんだ?」

 

「私の持っているオフィスビル、事務所の様な物ですよ」

 

「研究所とかじゃ無いんだな?」

 

「研究施設も有りますが今回は貴方の身体の検査がメインですから、それに簡単な研究や検査であれば、ある程度の設備が整っているこの事務所の方が比較的早く済みますから。勿論本格的な実験であればそれ相応の研究設備が必要ですが」

 

「そう言うものか」

 

「えぇ、そう言うものです。では、2日後にまたお会いしましょう」

 

 そう言って黒服は黒い靄の中に消えていった

 本当に研究者か?靄を使って攻撃とかしてこない?

 

 少し面白くなってきた気がする、何と言うかパズルを解いてる様な、漫画の伏線を回収していってる様な、そんな気分に近しい

 

 知らない知識を新たに脳味噌に叩き込む事を少し面白いと思っている

 

「取り敢えずはキヴォトスに付いて知れるようになったし、次に必要なのは拠点、もしくは金と武器だな」

 

 拠点は構えておいた方が大分楽になるだろうし、金と武器はこのキヴォトスに於いては一番重要と言っても過言ではないだろう

 

「まぁ、今から2日は絶対に死なない様にしないとまたやり直しになるから、そこだけは気を付けるか」

 

 そんな感じで2日死ぬ気で生き延びた

 毎度のごとく命は狙われていたが、何とか送り返してやった

 

 そして────

 

 

「あれは……ユメ先輩の言ってた男子生徒?何故黒服のビルに?」

 

 

「クックック、お待ちしておりましたよ?ショウさんまさか本当に来てくださるとは思いませんでした」

 

「キヴォトスに付いて、しっかり教えてくれるらしいからな」

 

「本当にそれだけで来てくださるとは思っていなかったので」

 

「キヴォトスの事をよく知らない俺からしたら、十分釣り合う報酬だけどな」

 

「ではまずは簡単な検査を受けてもらいましょう」

 

 そう言うと黒服は奥の扉に進んで行ったので、それに付いて行くと……

 

 そこにはよく分からない機械が並べてあった

 

「これは何だ本当に安全なのか?」

 

「えぇ、ご安心を少し身体をスキャンして身体情報を確認するだけですので」

 

「安心出来る要素があんま無い」

 

「まぁまぁ、取り敢えずどうぞ中へ」

 

 まぁ言ってる事が本当なら唯の身体検査だから別に問題は無いと思うが、見た目が大分怪しいぞこの装置

 

 心の中でそんな悪態もつきながらショウはその機械の中へ入った

 

「ではそのまま5分程中に居てください」

 

「ならこのまま質問をする」

 

「えぇ、どうぞ何から聞きたいですか?」

 

「まずは、キヴォトス人の頭にあるヘイローだあれは何なんだ?」

 

「ふむ、ヘイローに付いて知りたいのであればまずは神秘と恐怖に付いて教えなければいけませんね」

 

「まずは神秘とは何か、簡単に言えばキヴォトスの生徒たちが持つ、人間を超越した力や耐久性に関わる根本的な力の源と言えば良いですかね。個人によって神秘の量や質は変わりますし、神秘はその生徒の身体能力や回復力、人間を超越した神性や存在の本質に必要不可欠なものでもあります。私達はそんな不思議に包まれた神秘の研究をしているのです」

 

「ヘイローが有るから銃や爆発を喰らっても平気って事か?」

 

「えぇ、概ねその考えで合ってますよ、ですがヘイローが有るのは生徒だけでは有りません。なので必ずしもヘイローが有るから、だけでは説明出来ません」

 

「まて、生徒だけじゃ無い?」

 

「えぇ、デカグラマトンと呼ばれる機械の下僕(しもべ)、預言者達にもヘイローが有ります」

 

 マジかよ生徒以外にもヘイローが有るとか、しかもそれが機械だと?銃弾効かないだろそれ、どうやって勝つんだよ

 

「そして私はキヴォトスで最も強力な神秘を探していたのですが、つい最近そんな神秘をもつ方にお会い出来ましてね、この黒服と言う名前もその方に付けて貰ったのですよ」

 

 その方が誰かは知らないけどこんな奴に付き纏われると考えたら同情するしか無いな

 

「次は恐怖ですね。恐怖とは、神秘の裏側に存在するもう一つの側面、神秘は到底たどり着けない物ですが、恐怖は不可逆的な物で有り、本質的には同じですが異なる側面として現れるのです。分かりやすく説明すればコインの裏と表の様な物と言えば分かるでしょう」

 

「そしてヘイローはそんな神秘と恐怖に密接に関係しているのです。まぁ、どのように結びついてるのか、なぜそんな物が有るのか、神秘との具体的な関係性など分かってない事の方が多いのですが。そんな神秘を、その先にある崇(・)高(・)を研究するのが私達ゲマトリアなのです」

 

「そんなヘイローはキヴォトス人に取って重要な生命器官です、もし万が一でも壊れてしまえば、その生徒は必ず死んでしまうでしょう。それと気絶中や眠っている間はヘイローがありません、これもまだよく分かってませんが彼、チャールズの考察では、ヘイローや神秘はその者の精神状態や意識の有無が関係しているのでは?と考察していました」

 

 あの輪っかがそんな大事な物だったとは………触れるかは知らないが、次からはヘイローを狙ってみるか

 

「此処からが重要なんのですが先程説明した様に、神秘と恐怖はコインの裏表のような関係で、互いに切り離せないのですが、コインの裏表は一度に両方を観測する事は出来ません、なので恐怖を観測するには神秘を反転されなければいけないのです」

 

「そして反転とは神秘が恐怖として顕現する変化であり、一度神秘から恐怖へ完全に反転した場合、元に戻すことは極めて困難なのです」

 

「ふむ?つまり神秘と恐怖は本質的には同じだが違うものとして扱われ、同時に観測する事は出来ず、片方を観たいなら反転をさせなければいけない、そしてヘイローはそれを可能にする器官に当たるかも知れないと言う事か」

 

「えぇ!まさにヘイローは神秘と恐怖を内包する一番崇高に近しいものなのです!」

 

「因みにさっきから言ってるその崇高って何だ?」

 

「崇高とは神秘と恐怖を内包する概念であり、我々では到底辿り着けずない概念です。そして崇高は基本的に、そのどちらか一方の姿でしか観測出来ません」

 

「故に、ヘイローこそが崇高に辿り着くヒントを握っていると考えています」

 

「ならその崇高を解明する事がゲマトリアの研究理念と言う事か」

 

「ええその通りですよ。方法はまた個性的でそれぞれ違いますけど。未だに解明するには至らず行き詰まっていましたが、キヴォトス一の神秘とキヴォトスに本来居ない筈の男子生徒であるショウさん、御二人のお陰でもしかしたら解明出来るかも知れません」

 

「因みに俺ともう一人が見つかるまではどうやって研究してたんだ?」

 

「元々神秘から崇高へと至る方法を研究してたのですが……神秘に直接たどり着けなかったため、ゲマトリアの一員であるマエストロの作ったミメシスと言う作品、複製されたものが恐怖の側面を持って顕現するという事が観測されたので、複製された恐怖を研究して崇高と神秘を解明しようとしていました」

 

「ゲマトリアのメンバーにお会いしてくれませんか?是非とも紹介したいのですが。特にマエストロやゴルコンダは貴方を気に入るでしょう」

 

 おいおい、また知らない人が出て来たぞ今

 

 取り敢えずゲマトリアにいったら色々面倒くさそうだから行きたくないんだが…………だって黒服みたいな奴が他にも沢山居るんだろ?行きたくねぇ……

 

「……また今度な」

 

「クックックそれ来ない奴ですよね?」

 

「……そんな事より終わったかこの検査?」

 

「逸らしましたね……ええ、完了したので後は結果を確認するだけです。見ますか?」

 

「…………じゃあ一応」

 

「どうぞ」

 

 黒服からよく分からない機械のパネルに映った結果を見せられる、そこには……

 

「やはり貴方にはヘイローこそ無いですが神秘は有りましたね」

 

「なんで?神秘はヘイローが有る者しか無いんじゃ」

 

「ヘイローが有るから神秘が有るとは言ってないですよ?それに、先程も言った通りヘイローが有るのは生徒だけでは無いですし、キヴォトスの住民であれば銃や爆発程度で有れば怪我で済むでしょう」

 

 神秘=ヘイローと思っていたが、今までもヘイローが無いのに爆発を受けても怪我程度で済んでた住民を沢山見てきたわ

 

「まぁ、効かない理由を説明するので有ればキヴォトスのテクスチャが関係しているのでしょう」

 

「詳しく聞きたいので有ればゴルコンダと会う事をおすすめしますよ」

 

「いや、いいわ別に」

 

「クックックッそうですか……取り敢えず何故ショウさんに神秘が宿っているのかはキヴォトスの住民というテクスチャが貼られているから、とでも言って起きましょうか」

 

 クソ気になるけど聞くためにはゴルコンダって奴に会わなければいけないのか…………怠いな

 

「取り敢えずこれで終わりだよな?」

 

「ええ、ご協力感謝しますよ」

 

「……なら、俺に武器をくれないか?」

 

「武器、ですか?」

 

「あぁ、キヴォトス人にも効くとびっきりの武器だ。それが合ったら大分楽になる」

 

「?まぁ無い事も無いですが……殺すんですか?」

 

「いや、自衛、反撃用だ」

 

「でしたら此方に」

 

 そう言って黒服は部屋から出ていったので後をついて行く。どんな武器が有るんだ?

 

「コチラを」

 

「コレは?」

 

 見た目は普通の銃、拳銃に当たる物だが何か仕掛けでも有るのか?無いなら普通に銃買いに行くのだが……

 

「この銃は普通の銃と違い、キヴォトス人の身体であっても確実に傷をつける事が出来る逸品です。それとこの銃にはチャールズのチェーホフを使って有るので壊れません」

 

「何で????」

 

「チェーホフとは所謂伏線*1の事なので使われるまで壊れる事は無いとのことですね。原理は私も分かりませんが、恐らく意味を持った物はその役割を果たさないといけない、と言うルールがあるのでしょう」

 

 何じゃそりゃ、最強の能力があるじゃん。交換してくれ無いかチャールズさん?

 

「取り敢えずありがとうな、黒服」

 

「いえ、此方も有益なデータを取る事が出来たので。ではまたお会いしましょう、ゲマトリアは貴方を観ていますよ」

 

「ストーカーかよ」

 

 ストーカーかよ、ゲマトリアってストーカー集団だったのか……?

 

 そんな事を言いながら黒服のオフィスビルから出た

 

 その時───

 

 

ユメ:助けて〜〜遭難しちゃった!

 

ショウ:は?

    ちょっと待ってろ直ぐ行くから

    何処に居る?

 

ユメ:あびどすさばく

 

ショウ:分かった

 

 

「黒服に協力してもらった方が良いなこれ」

 

 出たばっかりのビルの中に戻りユメを助ける為に黒服に話する

 

「良いですよ、ただし必ず救える訳では有りませんのでそこだけはご覚悟を」

 

「ハッ、分かってるよ。それに随分前から覚悟は出来てる」

 

「クックックッそうですか、ではそろそろ向かった方が良いのでは?」

 

「あぁ、行ってくる」

 

「お気を付けて」

 

 

 

 

 

 

*1:
物語に出て来る小道具等はその中で使わないといけない(無駄な物は省くべき)と言う作劇のルール、考えの事だ!マエストロのミメシスとかそんな感じの能力と思ってくれれば




To be continued

チャールズはオリゲマの一人

今回大分話が長ぇ
神秘だの恐怖だの崇高だの反転だの、一々難しい話をするな。分かる理由無いだろ!
と言う事で大分独自解釈有ります(おっせぇ注意)

次回、何とかしてユメを助ける!やっぱ無理かも
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