アナタの隣に居たい   作:ちきちきぼーん

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どうも、本日BNDを見てこんがりと脳を焼かれし者です。

基本読み専だったのですがどうしてもピーターを幸せにしたい、というかそんなバースがあってええやないか。と思い立ち気付けば書いていた次第。

文章力とか皆無なので駄文ですまぬ、後はガッツと妄想力で補って下さいませ。


脳内補完用に本作品のヒロイン件主人公のサクッと紹介。

前世では物心ついた頃から闘病生活、両親は幼少期弟が出来てから接触無し、スパイダーマンや日本のアニメや仮面ライダー等のファンで特にスパイダーマンの大ファン。

今世スパイダーマンバースでは明るめの褐色肌に乳白色の髪をロングツインテールにした美少女。今アニメをやってるふつつかな悪女のレイリンみたいな目付き、眠たげなと表現すればいいのか。
スタイルはメロンと桃と思ってもらえれば、細かい違いは各々方の脳内補完でどうぞよろしく。
そして性格は情緒も禄に育ってない精神的に幼いスキンシップ過剰(尚ピーターにだけ)な素直な天然ちゃん。


これをピーターにぶつけます。そして幸せになれピーター。




白い世界から彩りの世界へ

『スパイダーマン』

 

赤と青のスーツを着て、蜘蛛のマークを背負ってニューヨークのビル街をスイングして何処からともなく現れて困ってる誰かを救う、ヒーローと言うよりも支えてくれる人。

 

そう、本人も名乗っている『親愛なる隣人』まさにその呼び名こそが相応しいヒーローだ。

 

でも彼はあくまでも画面の中の、空想の中の存在で。ボクはそれを白い部屋の白いベッドの上で観るだけの観客席の住人だった。

 

日本にいた筈のボクはいつの間にかニューヨークに居て、そこで生まれ育っていた。性別も変わってしまったけど、男性だった頃はずっとベッドの上だったので性別が変わった事に違和感は無かった。

 

ボクの名前はミスティ・ジェイムソン、幼馴染にはピーター・パーカーという名前の同い年の男の子がいる。

 

お父さんのJ・ジョナ・ジェイムソンとピーターの叔父のベン叔父さんは古くからの友人らしく、その繋がりでボク達は出会った。

 

名前を聞いた時はボクもビックリした、こんな偶然もあるんだなって。

 

そしてこの世界にはアベンジャーズ?とかいうヒーロー集団もいるそうだ。でもスパイダーマンはいない。

 

ボクはお父さんの後妻との間に出来た子で、アジア系のお母さんとの間に産まれたからか、明るめの褐色の肌に乳白色の髪質をしている。

 

それにボクはどうやら発育が良いみたいでピーターはボクが近づくとよくドギマギしている。

 

女の子にと言うより健康な身体になって良かったと思うのは色々な服や髪型を出来るという事もあった。

特にボクはツインテールがお気に入りで、前世では日本のアニメで可愛いと思った女の子にツインテールが多かったので最初の試行錯誤の後はずっとツインテールである。

 

実は両親にはボクが生まれ変わった事は本当に小さな頃に伝えている。身体がずっと弱くて、何も出来なかったボクにこんなに健康な身体で産んでくれてありがとうって、お父さんとお母さんの子供にしてくれてありがとうって思った事をそのまま伝えただけなのに、どうしてか両親に号泣しながら抱き締められてしまった。

 

兄さんのジョンはよく分かっていなさそう、というか今でも生まれ変わりについては子供特有の妄想だと思っている節がある。

 

まぁ、ともかく両親はこんな変なボクでも受け入れ愛してくれてるのでボクは両親が大好きだ。あっ、兄さんの事も好きだよ?優しいからね。

 

ピーターはネッドとハリーという男の子と昔から仲が良く、ボクよりも二人と遊んでる事が多い。

 

お父さんはボクが可愛い過ぎて照れてるんだろと言うけど、ボクとしては二人に嫉妬してしまう。

 

学校ではボクは所謂不思議ちゃん?扱いされてて美人なのに勿体ないとか、それが良いとか言われるけどボクには良く分からなかった。

 

ピーターはボクが近づくとドギマギするし、ネッドとハリーはそんなピーターをからかうしでボクはつまらない。ボクもピーターとスター・ウォーズのお話とか科学のお話とかしたいのに。

 

そんなある日の事、深夜に目が覚めるとボクの背中に翅が生えていた。

 

妖精の様な、透明で節の走った虫の様な翅が。前世の頃昆虫図鑑で読んだ蜻蛉の翅が一番近いと思う。

 

しかもこの翅、意識すると収納出来るみたいで仕舞ったら背中には何もなくなった。

 

この翅動くのかな?と意識すれば翅が高速振動して身体がふわりと浮くと同時に部屋を突風が舞ってエライことに。

 

物音で誰か来るかと身構えていたけど、大丈夫そうで一安心ついたボクは次にこの翅で空が飛べるのではと興味がそちらへ向く。

 

部屋からこっそりと忍び出て玄関にある兄のヘルメットを拝借、被るとちょっと汗臭いけど嫌って程でもない。

 

コソコソと部屋に戻って窓からトン、と軽く跳ねると想像以上に高く跳んで慌てて翅を動かす。

 

まるで重力なんて無かったかの様にフワッとボクの身体が空を舞う。

 

背中の翅を出す為に背中が開いたセーターを着ているけどセーターなのに全く暖かくない。ピーターやネッドはこの服の事をどうていを殺す?服とか言っていたけど誰かを殺した事はないし二人の悪巫山戯だと思う。

 

でもこの服を着ていった時ピーターがやたらと鼻を抑えていたのは何でだろう?

 

まぁ、余計な事に思考を割くより今は空の旅を楽しもう。

 

ボクが大好きなスパイダーマンは振り子運動で空を駆けるけど、ボクは文字通り飛んでいるのでスパイディに比べると勢いとか格好良さはあまり無い。

 

暫く飛んでいると気付いた事が幾つかあった、どうも翅が生えた以外にも目がとても良くなっているみたいでニューヨークの高いビルよりも高所にいるのにニューヨークの街を行き交う人々がよく見える。

 

それに視野も矢鱈と広く見える後ろに目なんてついてないのにほぼ真後ろまで見えてる。

 

楽しくなってきたボクはちょっと高度を下げて人々に見えそうでそうでもなさそうな高さで空中を滑る様に踊り初めていた。

 

TVでちょっとみたバレエやフィギュアスケートみたいに空を滑ったり回ったりしていると徐々に空を見上げる人が増えてきてビックリしてビルの影に隠れてしまった。

 

もし万が一カメラに撮られでもしたらお父さんの会社の記事にされてしまう、ニュースを提供するのはいいけどお父さんの迷惑にもなりそうなのでノーサンキューなのだ。

 

そろそろ帰ろうかな、と考えていたら急に頭に鋭い感覚が走り。

直感のままに首を、視線をそこへ向けると大型トラックが今まさに青信号を渡ろうとしていた親子を―――。

 

考えるよりも身体が先に動いていた。今まで出していなかった、自分でも知らなかったくらいの超スピードで今まさに撥ねられようとしていた親子をまとめて抱えて反対へと抜ける。

 

焦った顔をしていた運転手の顔がスローモーションの様に見える中、恐怖に歪んだ親子の顔が一転して困惑の表情になる。

 

「えっ、えっ?なんだ・・・今、飛んで・・・?」

 

ゆっくりと親子を地面に降ろして、親の方は問題なさそうなので子供の方に視線を合わせる様にしゃがみ込んで確認する。

 

「怪我は、無い?大丈夫・・・そう?」

 

ペタペタと子供の身体を触って痛い所もなさそうで一安心してると子供がの頬が赤く染まっていき口がパクパクとお魚みたいになっている。

 

「それじゃ、ボクはこれ、で」

 

翅を動かしフワリと浮かんだボクを親子は揃って顔を真っ赤にしながら見上げていた。

 

後日、ボクはネッドが興奮しながらニュースで童貞を殺すセーターとミニスカートのヘルメットを被った翅を生やした少女が交通事故から親子を救う!?とかいう見出しの記事でピーターと盛り上がっていた。

 

 

あっ、あの親子ボクのパンツを見て赤くなってたのかな?昨日履いてたパンツはなんだっけ?

 

 




本作のオリ主は幼い思考に反してファッションセンスがかなりセクシー路線です。

学校でも童貞を殺すセーターは普通に着るまあ上からコートとかも着ますが。

下着は本人が可愛いと思うレースの入った透け透けな勝負下着にしか見えないモノばかり。スタイルが良すぎるので好みのを買えない結果裁縫を学びプロ級に。

ピーターに対する感情はスパイダーマンの中の人と同じ名前なのと幼馴染、というより数十年で初めての友人な為好意が限界突破しており。無自覚に他の人より優先してしまう。

尚、彼がスパイダーマンになりスパイダーマンとピーターが同一人物と分かると・・・。
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