俺とジジイの提督生活(タイトル募集中)   作:Z/Xプレイヤー26

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前回の続きです。


第4海 後編

「大佐!!鈴谷の何処が良いんですの!?わたくしの何処が劣っていますの!?」

 

「大佐ぁ…私と寝ないんですか…?いつでも構いませんよ?」

 

「お前ら…一旦落ち着け、特に霧島…お前、あんまり酔って無いだろ」

 

霧島からあまり酒の匂いがしてないからな…最初の1杯以外は殆んど手をつけていないだろう…

 

「やっぱり気付かれてましたか、残念です…酔った勢いで…なんて事もあるかなぁ、って思ったんですけど」

 

「わはは!!バレたのう霧島!!残念じゃったのう?ワシの孫を騙すのは難しいぞ!!」

 

ジジイが愉快そうに笑う、兎も角、これで相手をするのは熊野だけで良くなった訳だが、こいつ…完全に酔ってやがる…

 

「何ですの!?大佐!!鈴谷じゃなくて残念でしたわね!!」

 

酒が絡むと鈴谷に対する対抗心…いや、劣等感が出るのか…?

 

「わたくしは…何故、鈴谷よりも大佐に甘えるのが下手なんですの…」

 

「あいつは甘えるって言うか…絡んでくるに近いぞ…」

 

正直言ったら仕事の邪魔になる事すらあるくらいだしな…

 

「そんなのは些細な問題ですわ!!大佐!!わたくしも絡ませてくださいまし!!」

 

「嫌な言い方するな!!好きで絡ませてる訳じゃねえ!!」

 

しかも何だよ絡ませるって…熊野が鈴谷みたいになったら、俺は嫌だぞ…

 

「大佐…言っても聞かぬようじゃのう…?こうなれば、鳳翔を呼ぶしかあるまい…」

 

「仕方ねえ…利根、少し熊野の相手を頼んだぞ」

 

俺は鳳翔を呼びに、提督室を出た…

 

「何処へ行きますの!?大佐!!ちょっ…利根さん!?何を…むぐぅ!?」

 

「良いではないか!!良いではないか!!」

 

激しく不安だが…急ぐしか無い…

 

~数分後~

 

「悪いな…鳳翔、こんな時間に」

 

「いえ、ですが…熊野さんが、ここまでお酒癖が悪いなんて…初めて知りました」

 

部屋に鳳翔が来てからはあっと言う間だったな…一瞬で熊野を笑顔で鎮圧…ジジイは退散…利根はまだ呑んでいる…そして霧島は眠いから部屋に戻った…

 

「ジジイはどうする?」

 

「明日仕事をサボったなら…当然です♪」

 

笑顔で鳳翔はジジイに死刑宣告をした…今回はあんまりジジイが悪い訳じゃねえからな、フォローしとくか…

 

「……鳳翔も少し呑んでいくか?」

 

「おお!そうしていけ!鳳翔よ!中将がおらぬと詰まらんからのう…大佐は呑み比べはしてくれんしな…」

 

「………では、少しだけ頂きます♪」

 

こうして俺、利根、鳳翔の3人で呑み始めた。

 

「しかし大佐よ…自分の秘書艦くらいは制圧出来んと…この先困るぞ?」

 

「耳が痛いな…今回は明らかな俺の力不足だからな…」

 

結局は鳳翔に頼ったしな…自分が不甲斐ないな。

 

「仕方がありませんよ…私達は艦娘、普通の人間よりは遥かに強いですからね」

 

「それでもな…提督やってるから…お前らの命を預かってる立場だからな、少しは強くないとな…」

 

「その意気じゃ!!大佐よ!」

 

さて、そろそろ良い時間だな…切り上げるか…

 

「大佐…1つ、ご褒美を貰っても良いですか?」

 

「ん?そうだな、こんな時間に迷惑をかけたんだ、言ってみろよ」

 

普段はご褒美なんて言い出さないからな…ジジイの所でも、いつも大人しいしな…

 

「じゃあ、頭を…撫でて下さい…駄目…ですか?」

 

「そんなので良いのか?」

 

「そうじゃぞ鳳翔よ!もっと大胆なお願いでも、酒の回った大佐なら…」

 

何を言い出すんだこの航巡は…

 

「いいえ、構いません…大佐、撫でて下さい」

 

「分かった…撫でるぞ?」

 

「はい♪」

 

俺は鳳翔の頭を撫でた…普段は母親みたいな雰囲気の鳳翔を撫でると少し新鮮な感覚だ。

 

「んっ…ありがとうございます♪」

 

「もう良いのか?」

 

「はい♪それでは、失礼します…お休みなさい♪」

 

満足そうに部屋を出ていく鳳翔、そんなに撫でられたかったのか?よく分からんな。

 

「さてと、そろそろ吾輩も寝るとしよう…大佐、また今度呑もうぞ!!」

 

「今度も此ぐらいの量にしてくれよ?」

 

「保証は出来んな!!まあ、善処はしよう!!ではな!!」

 

利根も満足そうに部屋を出ていった。

 

さてと、俺もそろそろ寝るかな…明日ジジイがサボったら…まあ、ただ大丈夫だろう…

 

 




少し短くなりました…
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