俺とジジイの提督生活(タイトル募集中) 作:Z/Xプレイヤー26
「大佐!!鈴谷の何処が良いんですの!?わたくしの何処が劣っていますの!?」
「大佐ぁ…私と寝ないんですか…?いつでも構いませんよ?」
「お前ら…一旦落ち着け、特に霧島…お前、あんまり酔って無いだろ」
霧島からあまり酒の匂いがしてないからな…最初の1杯以外は殆んど手をつけていないだろう…
「やっぱり気付かれてましたか、残念です…酔った勢いで…なんて事もあるかなぁ、って思ったんですけど」
「わはは!!バレたのう霧島!!残念じゃったのう?ワシの孫を騙すのは難しいぞ!!」
ジジイが愉快そうに笑う、兎も角、これで相手をするのは熊野だけで良くなった訳だが、こいつ…完全に酔ってやがる…
「何ですの!?大佐!!鈴谷じゃなくて残念でしたわね!!」
酒が絡むと鈴谷に対する対抗心…いや、劣等感が出るのか…?
「わたくしは…何故、鈴谷よりも大佐に甘えるのが下手なんですの…」
「あいつは甘えるって言うか…絡んでくるに近いぞ…」
正直言ったら仕事の邪魔になる事すらあるくらいだしな…
「そんなのは些細な問題ですわ!!大佐!!わたくしも絡ませてくださいまし!!」
「嫌な言い方するな!!好きで絡ませてる訳じゃねえ!!」
しかも何だよ絡ませるって…熊野が鈴谷みたいになったら、俺は嫌だぞ…
「大佐…言っても聞かぬようじゃのう…?こうなれば、鳳翔を呼ぶしかあるまい…」
「仕方ねえ…利根、少し熊野の相手を頼んだぞ」
俺は鳳翔を呼びに、提督室を出た…
「何処へ行きますの!?大佐!!ちょっ…利根さん!?何を…むぐぅ!?」
「良いではないか!!良いではないか!!」
激しく不安だが…急ぐしか無い…
~数分後~
「悪いな…鳳翔、こんな時間に」
「いえ、ですが…熊野さんが、ここまでお酒癖が悪いなんて…初めて知りました」
部屋に鳳翔が来てからはあっと言う間だったな…一瞬で熊野を笑顔で鎮圧…ジジイは退散…利根はまだ呑んでいる…そして霧島は眠いから部屋に戻った…
「ジジイはどうする?」
「明日仕事をサボったなら…当然です♪」
笑顔で鳳翔はジジイに死刑宣告をした…今回はあんまりジジイが悪い訳じゃねえからな、フォローしとくか…
「……鳳翔も少し呑んでいくか?」
「おお!そうしていけ!鳳翔よ!中将がおらぬと詰まらんからのう…大佐は呑み比べはしてくれんしな…」
「………では、少しだけ頂きます♪」
こうして俺、利根、鳳翔の3人で呑み始めた。
「しかし大佐よ…自分の秘書艦くらいは制圧出来んと…この先困るぞ?」
「耳が痛いな…今回は明らかな俺の力不足だからな…」
結局は鳳翔に頼ったしな…自分が不甲斐ないな。
「仕方がありませんよ…私達は艦娘、普通の人間よりは遥かに強いですからね」
「それでもな…提督やってるから…お前らの命を預かってる立場だからな、少しは強くないとな…」
「その意気じゃ!!大佐よ!」
さて、そろそろ良い時間だな…切り上げるか…
「大佐…1つ、ご褒美を貰っても良いですか?」
「ん?そうだな、こんな時間に迷惑をかけたんだ、言ってみろよ」
普段はご褒美なんて言い出さないからな…ジジイの所でも、いつも大人しいしな…
「じゃあ、頭を…撫でて下さい…駄目…ですか?」
「そんなので良いのか?」
「そうじゃぞ鳳翔よ!もっと大胆なお願いでも、酒の回った大佐なら…」
何を言い出すんだこの航巡は…
「いいえ、構いません…大佐、撫でて下さい」
「分かった…撫でるぞ?」
「はい♪」
俺は鳳翔の頭を撫でた…普段は母親みたいな雰囲気の鳳翔を撫でると少し新鮮な感覚だ。
「んっ…ありがとうございます♪」
「もう良いのか?」
「はい♪それでは、失礼します…お休みなさい♪」
満足そうに部屋を出ていく鳳翔、そんなに撫でられたかったのか?よく分からんな。
「さてと、そろそろ吾輩も寝るとしよう…大佐、また今度呑もうぞ!!」
「今度も此ぐらいの量にしてくれよ?」
「保証は出来んな!!まあ、善処はしよう!!ではな!!」
利根も満足そうに部屋を出ていった。
さてと、俺もそろそろ寝るかな…明日ジジイがサボったら…まあ、ただ大丈夫だろう…
少し短くなりました…