俺とジジイの提督生活(タイトル募集中)   作:Z/Xプレイヤー26

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海軍での、勝手な作者のイメージ…元帥=ラスボス。
総帥=裏ボス。そんなイメージですw
そんな勝手なイメージは置いといて、大佐と中将は大本営に行く為に港に居ます。


第6海

「しかし、良いのか?連れていく艦娘は鈴谷で…性格的に、選ぶとは思わんかったわい」

 

「中将酷いなぁ、鈴谷だって流石に元帥相手に、失礼な態度はとらないし」

 

ジジイの言葉に対し、鈴谷は反論した。まあ、失礼な態度をしたら、俺がシバくがな。

 

「ま、意外だろうな、だがなジジイ…俺は見てみたいんだよ、元帥に会った時に鈴谷がまともで居られるかをな?」

 

「え?なにそれ怖い、元帥ってそんなに怖い人なの?」

 

「ううむ…怖い、というよりは、覚悟はしておいた方が良いじゃろうな…半端な覚悟じゃ、立ってはおれんぐらいじゃし…」

 

俺もガキの頃に会ったきりだからな…確かジジイよりもかなり年下だった筈だよな、40から50前後に見えたが…てことは、今は60前後か?

 

「元帥は覇○色の覇気でも持ってるわけ?」

 

「それに近いのぅ…じゃから孫はワシから剣術を学び、心構えと肉体の強さを手に入れたのじゃよ」

 

「ガキの頃はメッチャ怖がった記憶があるからな…失礼な事をした…」

 

実際その時はジジイの側から離れなかったからな、今思い出すと恥ずかしいが。

 

「え?マジ?大佐可愛い所あるじゃ~ん♪」

 

「シバくぞ」

 

一瞬で鈴谷は逃げた。

逃げるなら言わなければ良いものを…

 

「それより、ジジイは誰を連れていくんだ?鳳翔か?」

 

「ん?陸奥じゃよ…何じゃ?鳳翔が良かったか?」

 

「大佐って意外と鳳翔さんには甘いもんね~?でも中将?陸奥さんは何処に居るの?姿が見えないじゃん、遅刻?」

 

確かに来ていない…何処に居るんだ?

 

「孫よ、陸奥ならあの段ボールの中に隠れておるよ…」

 

「何やってんだ…」

 

メ○ルギアかよ…鈴谷が段ボールに近付いて…段ボールを蹴った、いや、蹴るのかよ!?

 

「イタッ!?鈴谷!?どうして蹴るのかしら!?」

 

「え?そっちの方が面白そうじゃん?」

 

鈴谷の発言に対して陸奥は怒りを露にしていた。

 

「そう怒るなよ、段ボールに入っていたお前も悪いぞ、何やってたんだ?」

 

俺が仲裁に入ると、陸奥は俺の質問に答えた。

 

「大佐の部屋にゲームがあったでしょ?そのキャラの真似よ?」

 

まんまメタル○アだった…

 

「そろそろ行くぞぃ、ホレ、迎えの船が来た様じゃ」

 

「軍用船だね?あんまり乗り心地良くないから、鈴谷嫌いなんだよねー」

 

確かにあまり乗り心地は良くないが、我が儘は言ってられない…ジジイ、俺、鈴谷、陸奥の順番で船に乗り込む。

 

「さて、ここから大本営迄は6時間程か…長いのう…行きたく無いわい…」

 

「中将…いきなりテンション下がる事言わないでよ~、やる気無くなるじゃん」

 

「元々やる気がお前にあるのかは疑問だな」

 

早速ジジイと鈴谷が文句を言っている。

まあ、文句を言うのも解るんだがな、何しろこの船で6時間はなぁ…

 

「大佐もやっぱり嫌なのかしら?元帥に会うのは」

 

俺の表情を見て、察したのか陸奥が聞いてくる。

 

「…気まずくはあるな、失礼な事をしたからな…今度はそんな事は無い様に…気構えは出来ている」

 

「怖かったら、私に抱き付いても良いのよ?」

 

イタズラっぽく笑う陸奥…

 

「そんな恥ずかしい事出来るかよ、お前こそビビるなよ?あの人は闘気が凄まじいからな…」

 

「そうじゃぞ陸奥…あの男はワシらよりも若い奴じゃが…人間としては、ワシらの時代とも何ら遜色の無い実力を持っておるよ」

 

「やっぱり鈴谷、帰って良い?」

 

ジジイの話を聞いた鈴谷が帰りたがった。

 

「駄目だ、ここまで来たら後には退けないだろ?」

 

「そうじゃ!!ワシと一緒に地獄(大本営)に行こうや!!」

 

「中将…本当に大本営に行くのが嫌なのねぇ…」

 

「知り合いが多いからじゃねえか?」

 

大本営には、ジジイと共に戦った歴戦の軍人達が、何人もいる筈だ。

 

「確かに知り合いは多いのう、何かの小言をグチグチ言われるんじゃよ…」

 

「大本営に行くのは、初めてなんだけど…前に中将と一緒に大本営に行ったのは長門だったわよね?その時は長門はどうしてたの?ずっと中将の側に居たの?」

 

「私達は大本営に行くのは、初めてだもんね、着いたらどうすれば良いの?」

 

確かに大本営に行くのは初めてだな、元帥に会うだけで終わりならそれで構わないが、秘書艦はどうするのか気になるのだろう。

 

「長門は『大本営の訓練が見たい!!』と言って、訓練場に行って、訓練を見ておったぞ?」

 

「長門らしいわね…他に時間を潰せそうな場所は無いの?」

 

「カラオケとかあれば最高じゃん!!無いの!?」

 

ジジイが考え込む、いや、カラオケは無いだろう、大本営だぞ…

 

「そうじゃのう…カラオケは流石に無いが、服屋ならあるから、話が終わったら孫と一緒に行って来ると良い」

 

「良いわね!!大佐!!一緒に行きましょうよ!!服を選んで?」

 

「鈴谷もたまにはオシャレしたいからなぁ…決定じゃん♪」

 

「別に構わないが、女物の服のセンスなんて俺には無いぞ?」

 

女物の服なんて選んだ事が無い俺に何を期待するのか…

 

「皆にお土産も買わないとね?良いわよね、中将」

 

「遊びに行く訳じゃ無いんじゃが、まあ良いじゃろう」

 

「良いのかそれで…」

 

何故こんなジジイが中将やってるんだか…しかし土産か、大本営で土産なんてあるのか?

 

「中将、大本営にお土産屋さんなんてあんの?一応軍事施設の大元なんだし…」

 

「大本営と言えど、一部は市民に公開している部分はあるからのう、問題はないわい!!」

 

「大丈夫なのか?艦娘は重要機密で一般市民には見せられんだろうに…」

 

軍として、そこら辺がガバカバだと終わりだぞ…

 

「わっはっは!!………売店で明石が働いとる…」

 

「…………………何でだよ」

 

「それは流石に…擁護出来ないわね…」

 

「うっわー…流石に引くわ、大本営…大丈夫なの?」

 

全員無言になる………あー…船のエンジン音が五月蝿く感じるなぁ…。

 

「あのー…もうすぐ大本営に着きますが…」

 

一般兵士が連絡しに来たが、この空気に当てられてか、テンションが低い。

 

「あ、もう着くんだ…大佐とイチャイチャ出来なかったし…」

 

「あ、私も…」

 

「ワシも」

 

「ジジイは沈めて行こうぜ」

 

全員やる気がごっそり持っていかれた為か、やる気の無い会話が流れて行く…

 

「えと、着きましたので…準備をお願いします、し、失礼します…」

 

気まずそうに兵士が退室する。

 

「気を取り直して行くぞぃ!!久々の大本営じゃ!」

 

ジジイがそそくさと出ていく…そのまま一人で行かねえかな…

 

「大佐、今酷い事を考えて無かった?」

 

「……いや?」

 

図星を突かれた…恐るべし、陸奥…その蝸牛みたいな頭のアンテナは伊達じゃ無いな!!

 

「大佐!?今私の頭を見て蝸牛みたいとか思ったでしょ!!」

 

「あはは!大佐ダメじゃん!!バレバレじゃん!!」

 

「笑うな鈴谷…陸奥、悪かった…つい、腹が減ってな…この通りだ…」

 

陸奥に向かって頭を下げる…

 

「エスカルゴみたいって事ね…どのみち蝸牛みたいじゃない…もう良いわよ…」

 

「ありがとな…マジで腹が減ってな…降りたら何か食おうぜ…」

 

「確かにハラペコだし、行こう行こう!!」

 

こうして俺達は大本営に着いた…




やっと一番くじのC賞を入手できた…
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