REBELTALE   作:majika X

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第一話 

親善大使フリスクは真っ昼間から悩んでいた。10年前に地下世界で平和な終わり方をしたことに満足したプレイヤーがこの”ゲーム”を放っておいたことで、この世界は地上と地下が交流することでとても発展していた。これだけの長い期間なんのアクションもなかったんだからおそらくはもう”リセット”されないと思っているんだが今大事なのはそこではない。

そう。さっきも言った通り10年だ。10というのは9の次の数字であり、初めて二桁になる数字である。そのため、つい先程パピルスからの電話で「ことしはみんなでおいわいするぞッッ!オレさまのいえにしゅうごうだッッ!」とか言う内容のメールが来たんだが、はっきり言って仕事が終わってない。というか終わるような量じゃない。

この仕事は意外と忙しいもので、お互いの種族の間のちょっとしたトラブルはだいたいこの職務に回ってくる。そのため内容がほとんどない大量の書類にハンコをおしまくっているのだが、そんな仕事に疲れて取った昼休みからつい20分前に帰ってスマホを見たらこんな文面があった。

(もうやだっっっ.........!)

最悪の場合抜け出すとかいう手もあるのだが、親善大使がそんなことしたらまず10年分の努力の結晶がパァーになるのであんまやりたくない。そこでっっっ!!!

有給とかいうのを取ることにした。今はまだ昼前なので、今から申請すればまだ3時からはどうにかなると思うのだがそれでも間に合うだろうか。

10分後。

「な、なんとかなった〜」

日頃から努力というものはしておくべきだ。いつもの仕事の内容に感謝してということでお休みを一週間も取れた。

なんだかんだで昼ご飯を食べないで申請しに走り回っていたからご飯を食べに行こう。

平和庁を出ながらそんな事を考えていた。

この庁は情報の伝達速度を考えて地下と地上の真ん中にある。

(お昼は地上でなんか軽いもの食べるかぁ〜)

「さて、地上にいきますか!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜5時間後〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「よぅし!地下世界に行くぞぉ!!」

地下はとても地域による温度差が激しいので、人々がどこに行くかは服装を見ればわかる。ちなみにいまフリスクはもこもこのセーターを何枚も重ね着している。

地上と地下では、いろいろなところから電気で動く地下鉄が通っている。地下世界は広いので主にいせき、スノーフル、ウォーターフェル、ホットランド、コアの5つの駅がある。

地下で排気ガスは流石にヤバいので車は通っておらず、大体が自転車らしい。

「つぎは〜スノーフル〜」

降りる駅が近づいてきた。

「おっと、そろそろ降りる準備をしなくちゃ。」

(みんなと会うのは久しぶりだなぁ...みんながんばってるかな?)

そんな事を考えながら地下鉄を降りた。

少し歩くと懐かしい家が見えてきた。雪に足を取られかけながらもドアの前にたどり着く。

決心してドアを開けた。次の瞬間「フリスクかッッ!!フリスクなのかッッ!!??」

爆音で吹き飛ばされそうになった。きっとこのためにドアノブがあるのだと本気で思う。

このまま開けといても近所迷惑になりそうなのでさっさとドアを閉める。

「ニャハハハ!ひさしぶりだなフリスク!!」「よう、ひさしぶりだな。」

とても安心できる声があった。声と反応を聞く限りどうやらパピルスとサンズ以外はまだ来ていなさそうだ。それでもとても楽しい同窓会になる予感がする。

 




結構自信作です!かなり長編になると思われますので!ぜひ、お付き合いいただけると幸いです!
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