CO一覧
占い師
ベジータ:→やる夫○→バカボン父○
タダクニ:→シャルロット○→ヴィクトリカ○→やる夫○→波平狼→破綻
霊能師
十六夜:→のび太○→ベジータ狼→アンパンマン○→波平○→シャルロット○→やる夫○
狩人
投票一覧
アンパンマン:→のび太→ベジータ→バカボン父
十六夜:→のび太→ベジータ→アンパンマン→波平→シャルロット→やる夫
波平:→のび太→ベジータ→アンパンマン→タダクニ
のび太:→十六夜
シャルロット:→のび太→ベジータ→アンパンマン→波平
孫:→タダクニ
ベジータ:→シャルロット→十六夜
タダクニ:→のび太→ベジータ→波平→波平→シャルロット→やる夫
ヴィクトリカ:→のび太→ベジータ→アンパンマン→波平→シャルロット→やる夫
やる夫:→のび太 →ベジータ→アンパンマン→波平→シャルロット→バカボン父
バカボン父:→のび太→ベジータ→波平→波平→シャルロット→やる夫
生存者
十六夜
ヴィクトリカ
バカボンのパパ
タダクニ
━━━━━━━━━━━━━━
~7日目・朝/話し合い中~
十六夜「……」
ヴィクトリカ「私が“知恵の泉”で散らばった混沌達を退屈しのぎに弄び、再構成した真実を説明してやろう」
十六夜「…いいぜ、聞いてやる」
ヴィクトリカ「まずだね。さっき君、シャルロットは狂人だと言っていたな?」
十六夜「ああ言ったが」
ヴィクトリカ「残念ながら私にはそう思えないのだよ。理由はどうであれ今まで役職すら騙れず、寡黙気味だった彼女が4日目になって突然自身の決断であのような大胆な行動に出たというのはどうも考えにくい。
しかも狂人であるはずの彼女が人狼の内部事情を完全に把握していたことになる。
だったらそれよりも人狼であるデュノアの背後にそこそこ優秀な知謀が控えていたと考える方が自然じゃないかね?
……ちょうど君のような」
十六夜「くだらね。俺が人外だとでも言いてえのか?」
ヴィクトリカ「その通りだ。私は君とデュノアが人狼だと思っている」
タダクニ&バカボン父「!?」
十六夜「ハッ、ベジータの戯言と同じかよ。お前はもちろん根拠があって言ってるんだろうな?何となくですは無しだぜ」
ヴィクトリカ「勿論さ。ところでベジータが吊られた後、君がタダクニを真占い師と決め打っていたのは何故だね?」
十六夜「何故も何もあの場に出た占い師は2人だ。ベジータが吊られたならどちらにしろタダクニを真と見るのは当然だろ」
ヴィクトリカ「確かにベジータの発言には問題があったよ。しかしだな君。彼の行動に決定的な矛盾は生じていなかっただろう?
君の言葉を借りるなら、あの時点ではベジータが偽占い師とは断定できなかったはずだ。
それにも拘わらず何故君は彼を排除しようとしたか。
理由は単純明快。図星だったからだよ。
真実を言い当てられて動揺した君はどうしても彼を排除せざるを得なかった」
十六夜「……」
ヴィクトリカ「客観的に考えてみたまえ。あれだけメチャクチャな発言内容だ。実際は君が何も言わなくてもあの場では誰もベジータのことは信用していなかったさ。
で、話は戻すが何故君はタダクニを真占い師と見たのか」
十六夜「だからあの時点で俺は残ったタダクニを信用するしかなかっただろ」
ヴィクトリカ「違うな。君は2日目の朝に気付いたのだ。タダクニは騙り占い師だと。人狼陣営とって都合のよい人物だと」
十六夜「ッ!?」
ヴィクトリカ「人狼であるデュノアに村人判定を下したことでタダクニを人外だと断定した君は彼が真占い師だという認識を確実に村に植え付ける為、翌日の霊能結果ではベジータは狼だった、ということにした」
十六夜(コ、コイツ……)
ヴィクトリカ「初日の朝にデュノアが何か言いたげにモジモジしてたのを見るに、おおかた君はデュノアに占い師を騙るように指示していたのだろう。
だがデュノアが騙るまでもなく占い師が2人出てきた。
しかもその内片方は人狼であるデュノアに村人判定を下してきた。
これを好機とばかりに君はベジータを糾弾し、すかさず彼を処刑する方向に村を誘導したのだ。」
ヴィクトリカ「で、3日目。中途半端な秀才である君ならば真占い師を葬った後は妖孤の始末をしようとするだろう。
そして君はこう考えたはずだ。
騎士の護衛先は占い師や霊能師になるはずだから適当に妖孤を狙いがてら役職を名乗り上げていない村人を狙おう……と。
そして幸運にもその日は襲撃に失敗し、君はその日の襲撃相手が妖孤であると推測する」
ヴィクトリカ「翌日、占い師や霊能師を噛む必要は無い君は前日と同じく適当に誰かを噛んだわけだ。
しかしまたもや失敗に終わる。
さぞかし焦ったことだろうよ。
無作為に標的を選んでそれが2日連続で失敗するということは、すなわち騎士が村人をランダムに護衛しているということになるのだから。
それに加え、前日に噛んだ人物が妖孤だとは限らなくなる。
だから君は再び思案に更けるわけだ。
妖孤は一体誰なのかと」
十六夜(…………!)
ヴィクトリカ「そして4日目の夜を迎えた君は、未だに妖孤が生存している蓋然性が無きにしも非ずと悟り、やむを得ず1つの作戦をデュノアに伝えたのさ。
恐らくその内容は
“今夜誰かを噛めば人狼と村人の数が同じになってしまい、もし妖孤が生存していた場合自分達は負けてしまう。
だから明日お前は自分が人狼であることを告発し、村に妖孤の存在を伝えてから人柱として吊られてくれ”
……といったところだろう。
さっきの君の言い分を聞くに、この時点で君は私が妖孤だと勘ぐっていたのだろうな。
そして乾坤一擲いざ私を噛んでみると翌日私は生きていた。
騎士に護衛されたという可能性は切り捨て、君はそこで私が妖孤だと断定する。
……違うかね?」
十六夜(……コ、コイツ…そこまで考えを巡らせていやがったのかッ……!!)
十六夜がかすかに表情を強張らせると、ヴィクトリカはくすっと小さく微笑んでさらに続けた。
ヴィクトリカ「そして目論見通りにデュノアを退場させ、その夜君は私以外の者を噛んで人狼1、妖孤1、村人2の状況を作ろうとした。
翌日に私が妖孤であることを告発して私を吊り上げ、明くる日にバカボンの父を噛んで勝利を掴む予定だったのだろう」
ヴィクトリカ「ところがどっこい君は不運にもまたもや襲撃に失敗してしまう。
君の計画ならば私を噛むことはない。
便宜上人狼であるタダクニも勿論噛まない。
そして襲撃にしくじったということは騎士であるバカボンの親父さんは噛んでいない。
つまりあの時の君の標的はやる夫だったということになる」
バカボン父「な、何でバレているのだ!?」
ヴィクトリカ「しかし私にとってもやる夫は邪魔な存在だったのでね。
昨日は私がやる夫を吊るよう誘導してやったのだよ。
そして今に至るわけだ」
十六夜「……詭弁だぜ。全てお前の憶測じゃねえか」
ヴィクトリカ「その言葉そっくりそのまま君に返すよ」
十六夜「チッ……」
ヴィクトリカ「どうしたのかね?訂正があるなら聞くが」
十六夜(……訂正なんてある訳が無い。所詮憶測だと片付けるにはあまりにも的確過ぎてぐぅの音も出せねえ。
……ったく、想定外もいいところだ。頭が切れる奴だとは思っていたが、まさかここまでとは……。
───だがまあ、勝敗は別だがな)
十六夜は不敵に口の端を上げた。
ヴィクトリカこんなにベラベラ喋ったっけ……