奏、「三人いるのか?」
ログレス、「ああまあ、星の守護者はこんな感じ、じゃあ次は、俺達星の守護者の敵ビーストについてだな」
人間の獣性によって生み出された7つの大災害であり、人類と人類の文明を滅ぼす破滅の化身。
文明より生まれ、文明を食らう災厄の獣。人類の原罪が生む自業自得の死の要因。
英霊召喚の元になった人類の自滅機構(アポトーシス)でもあり、これも7つの霊基として存在する。
その名は人類悪。
人類史の中で人類である限り出てくる悪。人類史に留まる澱み。いわば、人類そのものの汚点で人類を滅ぼす七つの災害。これは人類が発展するほど強くなる、人類種の癌細胞そのもの。
全人類が内包しているであろうこの大いなる悪に誰も克つ事はできず、知恵を人類が捨てられないのと同じく、悪もまた捨てられない。
しかし、それは人類を滅ぼす悪ではなく「人類が滅ぼす悪」もしくは「人類が乗り越えるべき悪」。
その正体は人類をより良くしたい、人理を守りたいという願い、即ち人類愛である。
人類のより佳き未来を願う想いが暴走し、終いには今ある世界を壊してしまうほどの度を越えた行為に走った結末がビーストと呼ばれる存在なのだろう
ログレス、「要するに人類の悪や罪が型に成った存在かな」
響、「人類の悪や罪」
ログレス、「それを倒すのが、俺達星の守護者の仕事何だ」
あおい、「ねえ一つ良いかしら」
ログレス、「どうぞ」
あおい、「ログレスさん達の仕事が人類の守護ならノイズからは人類を守らないの?」
藤尭、「確かにノイズも災厄では」
ログレス、「ノイズか、一つ言おうあれは災厄ではない」
奏、「えっ!? じゃあ、あれは何だよ」
ログレス、「あれは、ルル・アメル先史文明期の人類が作り出した。兵器だぞ。だから人類の不始末を星が背負う必要がないから俺達は動かない。まあ二年前のライブの時は、動いたがどうした?」
強十朗、「ノイズが兵器だと!!」
武瑠、「えっ、翼や強十朗叔父さん知らなかったの」
翼、「そうですが武瑠兄さんは知っていたのですか!」
武瑠、「知っているけど。陰陽師なら基礎知識出し、陽太達も知っているよな?」
陽太、「無論だ。時計塔でも基礎知識出しな」
宗田、「聖堂教会でも基礎知識だ」
陽太、「確か時計塔の学部の一つ「創造科」が新たなノイズ作り出したし。それに三年前のあの戦争でも雑兵として使われたし」
紫蝶、「三年前の戦争か、いたる所でノイズ見かけましたね」
切嗣、「まあ兵器としては便利だよな。俺ですら暗殺の時の手段の一つだし」
宗田、「まあ確かに便利だが、お前らこの場でよく言ったな。「ノイズ」の駆逐組織だろ此処」
陽太、「そうだった」
藤尭、「マジかよ」
奏、「ハハ、何だよそれ」
翼、「奏」
ログレス、「これで、満足か?」
強十朗、「ああ、感謝する」
奏、「待ってくれログレス」
ログレス、「何だ、奏さん? 未だノイズについて聞きたいのか」
奏、「違う、一年前に現れたあの天使は何だ」
ログレス、「天使顕現事件」かあれは当時誰も予想がつかなかった異常事態だった。俺達、星の守護者すら現れてから気づいたからな」
陽太、「あの事件は、陰陽連、聖堂教会、時計塔が全力で調査したが、あの英霊真名メタトロンが現れるのは、アトラス院を持ってしてもわからなかった」
武瑠、「まあ、召還した組織は目星がついているんだが、奴等の組織の場所がつかめて無いんだよな」
界人、「まさに、厄災だな」
奏、「そうか」
宗田、「そうだ、奏に渡す物がある」
奏、「此って」
ログレス、「私が昔、ある組織から盗んだ完全聖異物「」を性能100%のままシンフォギアに落とし込んだ物だ。奏さん、貴方なら扱えると思ってね。さあやって見るか」
翼、「待ってください」
ログレス、「どうした?」
翼、「奏はLinkerが無いとシンフォギアを纏えない」
武瑠、「そうなのか強十朗叔父さん」
強十朗、「そうだ」
奏、「嬉しいけど翼や旦那の言う通り私にはLinkerが無いとシンフォギアを纏えない
ログレス、「いや、奏さん君はシンフォギアを纏える」
奏、「何で言いきれる」
ログレス、「だってその、待機状態のシンフォギアを持って、シンフォギアが拒絶反応が起きて無いだろ」
奏、「起きて居ないが。起きたらどうなるんだ?」