ログレス、「さて、話合いも終ったし我々は拠点に移動するか」
弦十郎、「待ってくれ。此を受け取って欲しい」
宗田、「通信機か?」
弦十朗、「ああ」
切嗣、「悪いが断らしてもらおう。僕達は僕達のやり方で、フィーネを探すから」
響、「待ってください。同じ目的なら手を取り合う事も」
武瑠、「無理だね。知っているかい? 響ちゃん車でも話したけど、この組織ね。僕達の組織からしたら嫌われているのよ」
切嗣、「俺達が此処に来たのは、君達に行動を邪魔されない為に来ただけだからな。決して君達とは手を組むことはあり得ない。まあ目的が一致したなら、今回みたいにその時だけ手を組むかもな」
宗田、「まあ、その原因が武瑠の爺さんらしいからな」
陽太、「全くだ。エルメロイですら風鳴で手を組むなら、「風鳴八紘」だけにしろって言ってたぐらいだしな」
切嗣、「彼の護衛を一度受けた事あるが、本当に訃堂の息子なのかと思ったぐらい。いい人だからな。マジで」
未来、「三雲先生も言ってましたね。訃堂の依頼だけは受けるなと、八紘の依頼は受けても良いと。それに二課の依頼は全て八紘さんを通して私に来ましたし」
武瑠、「陰陽連も同じく、訃堂のせいで最悪だった、日本政府と陰陽連の関係が親父の頑張りのお陰で復活したのもあるし、宗田の所もそうだろ」
宗田、「まあな、此方も訃堂のせいで、聖堂教会と日本政府の関係が最悪だったが、八紘さんのお陰で元の関係が戻ったしな」
界人、「へえ、俺もあって見たいな。武瑠の親父さん」
武瑠、「いい人だよ。本当に、その分恨まれ捲って、暗殺者が毎回送り込まれて居るけどさて拠点に移動しますか」
雪村、「そうだな。行くぞ」
緒川、「では、案内します」
武瑠、「お願いします。緒川さん」
響、「あっ、未来」
あおい、「凄い事を聞いたわね」
藤尭、「まさか、あの紫蝶が響ちゃんのお友達だったのか」
響、「あおいさん達は知っていたのですか?」
あおい、「まあ、何度か顔は合わせていたしね」
奏、「なあ、旦那や翼は知っていたのかい? 日本政府や二課が様々な組織から嫌われていることを」
弦十朗、「初めて知ったよ。それを八紘の兄貴が解決させていたことも」
翼、「ああ」
奏、「そうか」
弦十朗、「サーヴァントに聖杯戦争初めて聞く事ばかりだな」
拠点にて
ログレス、「さて、会議を始めるか」
武瑠、「じゃあ俺から、今回の二課との会談のお陰で、未来とクリスは二課に誘われる事はもうなくなったと思うよ」
宗田、「まあ、未来さんは元々此方側だしクリスちゃんは此方側だと先ほど伝えたからね」
陽太、「ああ、だが一人、別な意味で警戒しなければ行けない奴がいるがな」
界人、「響ちゃんか、相変わらずグイグイ来るよな」
ログレス、「まあ良い、クリス、一つ聞きたい事が」
クリス、「何だ? ロード」
ログレス、「フィーネは、何か目的を言ってましたか」
クリス、「目的は知らないが·····カ・ディンギルが何とか言ってたのは覚えている」
ログレス、「カ・ディンギルね、成る程。武瑠、宗田、陽太陰陽連、聖堂教会、時計塔はフィーネの対応は変わりましたか」
武瑠、「陰陽連は、封印を無理な場合は抹殺だな」
陽太、「時計塔は、神代の知識を持っているとしてフィーネを封印指定に認定した」
未来、「えっ!! フィーネを封印指定に認定したんですか、陽太兄さん」
陽太、「ああ、奴の知識もそうだが、一番の理由は転生魔術だそうだ。子孫限定だがな」
ログレス、「確か転生魔術が使えるのはミハイル・ロア・バルダムヨォンのみだったよな」
陽太、「ええ、なのでフィーネの転生魔術を解析できればとのことで彼女を封印指定されました」
武瑠、「成る程な」
クリス、「なあ、切嗣兄さん封印指定って何?」
切嗣、「ああ、封印指定とはな、まあ簡単に説明すると、
「封印指定」とは、魔術師にとって最高級の名誉であると同時に、厄介ごとでもごとでもあってな。「貴重品」として優遇されて保護されるがな·····」
クリス、「されるが?」
未来、「切嗣さん、私がクリスに説明するわ。実際は、魔術を解析するからホルマリン漬けにして維持させる物よ。まあ名誉ではあるのだけど」
クリス、「最悪だな。それ」
未来、「そうね」
宗田、「最後は俺か、教会の対応だが、ビーストの殲滅を優先しろとの事だ。フィーネに関してはどうでもいいらしい」
ログレス、「そうか、フィーネに関しては捕らえる方向で行こう。最悪の場合は抹殺だがな。ビーストが現れたら。各自自身の英霊の力で迎撃で良いかな」
武瑠達、「ええ」
ログレス、「明日、全員でフィーネの屋敷に行き迎え撃つぞ」