マスターの間
大地、「全剣士、急いで集まってもらい感謝する。さて皆に報告しなければいけない事が二つ。······月が落っこちて来るのと、何処かの組織がかつてアメリカに封印していた禁書を持ち出した事がわかった」
新月、「月が落っこちて来るのですか!?」
大地、「ああ、先ほど、時読の書が予言した。しかも確定だ」
幻魔、「成る程確かに一大事だ。原因は? フィーネが、放ったカ・ディンギルは、ソロモンが、イチイバルを救った後、全剣士の必殺技で相殺しましたよね。?」
光莉、「まあ月の欠片は出来たけど。月はマスターとソロモンが治してましたね」
竜玄、「おう。月の欠片をフィーネが地球に落とした時は、先輩剣士のイグニスさん達が破壊していたな」
不破、「何で月が落ちてくる?」
新月、「では私が、アメリカのNASAの調べによると「荷電粒子砲」が月を掠った事により月の軌道がずれて数百年後には地球と月が直撃するそうです」
零翔、「それはおかしくないか、時読の書が開示出来る限界は、二ヶ月が限界だろ」
隼人、「誰かが人為的に月を落とすのか? 無理だろ。いくら月の軌道がずれて地球に近づこうにも、地球と月は未だ距離があるんだぞ」
大地、「フィーネはどう思う?」
フィーネ、「そうね。······完全聖異物を使えば可能かもしれないわ。種類は判別つかないけど」
大地、「そうか」
不破、「月を落とせる何て完全聖異物も侮れないな」
光莉、「そうね。物によっては私達すら葬りさる物もあるかも知れないわ」
幻魔、「この間、グレムリンが使ったマヤの遺産見たいな物か?」
新月、「確かにな、アレは天変地異レベルの気象変動を簡単に起こす代物だったしな。破壊が間に合って良かった」
フィーネ、「待ちなさい。新月まさかマヤの遺産ってこんな見た目じゃなかった?」
新月、「そうだが」
フィーネ、「それは確か完全聖異物の一つよ。二課で回収する予定だったけど。回収場所のパルペルデが内戦状態だった為、回収すると国際問題に発展するとして二課が断念した完全聖異物の一つよ。破壊されていたのね」
竜玄、「アレ完全聖異物だったのか」
秋人、「今までの任務で破壊した物の中には完全聖異物もあるかもね」
大地、「さて次の問題、アメリカに封印されていた禁書の強奪に関してだ。新月頼む」
新月、「ああ、封印していた。禁書を強奪したのはF.I.S.だ」
セレナ、「本当なの師匠」
新月、「ああ、此を見てくれ」
不破、「あの本は、間違いねえ。無限戦争最中、先代ソロモンの光国が命をかけて封印した。「ネロバスタ」の本だ」
竜玄、「先代が封印した本ですか!?」
不破、「ああ、間違いねえ。ネロバスタの封印は成功したがそのせいで光国は、重傷を食らって戦線離脱を余儀なくされたがな」
光莉、「ねえ、何でF.I.S.達は禁書の封印場所について知っていたの。フィーネ教えた?」
フィーネ、「ネロバスタに関しては知らないわよ。私が見つけた禁書はアマダムだけよ。そのアマダムもイグニス達に倒されたけど。そもそもF.I.S.に大地達がかけた遺跡の封印が解ける筈が無いんだけど」
幻魔、「確かに、禁書自体を持ち出すのも不可能に近いよな」