氷上メルルは任される
「メルル?メルルはいますか?」
「は、はいっ。だ、大魔女様っ。
メルルはここにおります」
牢屋敷に広がる庭園、虹の下でお嬢様のような白い少女と、白いシスター服を着た少女が話をしていた。
「エマ×ヒロの結婚式2次小説が読みたい、いえ、見たいです」
「………?」
大魔女と呼ばれた白いお嬢様のような少女、ユキは白いシスター服の少女、メルルへ告げた。
「エマヒロの…」
「あ!?い、いえっ、聞こえてなかった訳ではなくて、ですね……」
頭上にハテナを浮かべて固まっていたメルルにユキは聞こえてなかったのかと思い、もう一度先の言葉を伝えようとした。
「頭の中のヒロさんが『ただしくなーい!』と叫んでいて、その、わ、わたしもあまり理解が及ばなくて……」
『大魔女様の無茶ぶりはもう何度目かであり、その都度みなさんを巻き込んではいますので。
な、慣れてきたと思ったのですが、う、うぅ、今回は大魔女様のおっしゃる事が分かりませんでした。エマさんもヒロさんも女の子同士のはずなのです。』
白い少女二人は牢屋敷にて地縛霊のような存在として成っていた。
大魔女曰く、『公式チートキャラなのに二次創作で除け者にされるのは甚だ遺憾、むしろ私が振り回す方です。』とのことだ。
存在からして公式グッズが出ずらい少女は頬を膨らましながら今日も突飛なアイデアを思いつく。
「とりあえず、ゴクチョーに連絡してください。終わったら限定的な魔女因子を少女達に埋め込みますので」
大魔女の言葉に氷上メルルの脳内ヒロが『ただしくなーい』と叫んでいる。
が、これも何度目かだ。メルルは諦めながらゴクチョーに有給休暇の連絡を入れる。
「ふふ、忙しくなりそうですね」
「大魔女様は万年筆に?」
「ええ、あそこは居心地が良いので。それではメルル、任しましたよ」
「はいっ!」
任されたメルルは満面の笑みを浮かべて返事をする。
「あ、それと、前々から言っていますが、私のことはユキと呼んでください」
「ひゃっ、え、えっと。ゆ、ユキ。……さん。」
「………まぁ、今回はメルルの真っ赤な顔に免じて良しとします。」
「だ、大魔女さまぁっ……!」
少女達は楽しそうに会話を続けるのだった。
(まのさば読了後数時間後に書き始めたのでゴクチョーの設定とか調べたりせず、脊髄で書いてます。口調、設定などおかしな点がありましたら寛大な心でお許しください。
とりあえずゴクチョーはいない方がいいかなと思いましたので。ゴクチョー推しの方には申し訳ないです。)
脊髄で書いた結果本分が1000文字以下だったため本来の後書きが本文に含まれ補足説明が後書きになりました。