小説の原稿は授業の隙間時間に制作してるおかげですぐにできるんですけど、なかなか清書が進まなくて困ってます。自分で書いてて思うけどさくらちゃん可愛すぎぃ。
「ヒナタぁぁぁ!!! 起きろぉぉぉぉ!!!」
七時、住宅街に響き渡る活気のある声
「誰だ...今日土曜だぞ...」
なんとなく聞き覚えのある男の声だ。
「ヒナタく〜ん、誰かが君のことを呼んでるみたいだけど、誰か知ってる?ヒナタくんと同級生くらいだと思うんだけど」
流石に外の声にさくらも気づいたようで、俺に聞きに来た。だが俺もあまり見当がつかない。
「遊びに来たぞぉぉ!」
そう言われて気づいた。
「渚か」
「10時に来るって言ってただろ、まだ7時だぞ」
「すまんすまん、俺待ちきれなくて」
それにしたって3時間前は早すぎやしないか...どれだけ遊びたいんだよ。俺も早く遊びたい気持ちはあったが3時間も早く来るほどではないぞ。
「まあいいけどよ、こんな早く来てお前朝飯食べてきた?」
「あ〜、すまん完全に忘れてたわ」
「まあとりあえず家入ろうぜ、渚の朝食はさくらに作ってもらうように頼むわ」
さくらの仕事が増えて申し訳ないが、お願いするしかないな。
「お!マジ?!お前の彼女の料理食べれるなんてテンション上がるなぁ〜」
「だから彼女じゃねぇって」
「うっめぇぇぇぇ!」
「そこまでリアクションされると流石にニヤけちゃうよ。ヒナタくんもこれくらいのいい反応してくれたらよかったのに..」
そう言いながらさくらは少し頬を膨らませた。
「おいヒナタ〜、照れずにはっきり美味しいって言ってやれよ〜、お前のかn....むぐっ!」
あの言葉を口走りそうになった瞬間に黙らせた。さくらは途中までしか聞き取れなかったのか、首をかしげているようだ。
「ん?何々?か...?」
「か...、家事代行さんの渾身の手料理なんだしさぁ」
「そうだよ!こう見えて私、料理については有名なシェフの人の技術をベースにプログラムされてるんだから!( -`ω-)✧ドヤッ」
渚に褒められてさくらは自分の胸に手を当てて誇らしげにしている。
「おお〜!すげぇ〜!」
「凄いなさくら、プロの腕じゃん」
前からさくらは料理が上手いとは思っていたがそういうことだったのか。さくらは普段の様子ではあまり感じなかったが、意外と優秀なようだ。
「君の家事代行アンドロイドなんだから、学校のみんなに誇ってもいいよ〜」
「それはやめとく」
「え〜〜」
さくらはかなり残念そうにしていた。そんなにクラスメイトに自慢して欲しかったのか。
「そういえばさくらちゃんはアンドロイドなんだよね、名前は誰が決めてくれたの?」
「それはもちろんヒナタくんだよ、ちなみに苗字は『
「忍咲..... かっこよすぎだろ。ヒナタ、お前意外とネーミングセンスあるな」
ヒナタが本当か?みたいな顔で俺の方を見てきた。俺ってそんなネーミングセンスないって思われてたのか?
「そんなことより飯食べ終わったらゲームしようぜ」
「そうだな!今日何する?」
「前昼飯の時話したやつやろうぜ」
「りょ〜、ソフト準備するから少し待ってて」
ゲームソフトが入っている棚からソフトを探す。
「君たち今からゲームするの?あ!このゲーム私知ってる!」
「さくらちゃんもゲームする?ヒナタもいいだろ?」
「ああ、みんなでやった方が楽しいしさくらも一緒にやろうぜ」
「いいの?! やった〜?!」
余程嬉しかったのか、さくらは跳ね上がって喜んでいる。
今思ったけど、さくらは家事仕事をするアンドロイドだし、ゲームなんてやったことない気がする。
「さくらはゲームやったことあるの?」
「やったことはないよ。けど結構前に、博士がやってたのちょっとだけ見たんだ〜」
「その博士って、もしかしてさくらちゃんを作った人?」
「そうだよ〜、めっちゃ天才だけどちょっと変わった人」
さくらの博士。つまりさくらの生みの親ってことか。 いつか会う機会があったら、さくらを作り出してくれたことに感謝したいな...
「まあその話は置いておいて、早くゲームしよっ!」
俺たちが今からやるのはブロックを使って建築したり、探索したりできるサバイバルゲーム。あまり難しいゲームでもないし、さくらでもできるはずだ。そうして左からさくら、俺、渚の配置でテレビの前に座りゲームを始めた。
「始める前に、さくらのゲームアカウントを作らないとだな。さくら、アカウントの名前決めて」
[設定]
アカウント名を設定してください《 》
「りょ〜か〜い。え〜っと...こんな感じで...」
[設定]
アカウント名を《sakura_shinobuZ》に設定しました
「あれ、文字これだけしか入らないの?」
「言い忘れてたけど、これ15字までしか入らないんだよね。あとなんか最後だけ大文字になってるし..」
「まあZってなんかかっこいいし良いんじゃないか?」
「まあこれでいっか!ヒナタくん準備できたよ!」
「それじゃあ始めるぞー。俺がワールド開くから二人は入ってきてくれ」
「あいよ〜」 「はーい」
《nagi3がワールド1に参加しました》
《sakura_shinobuZがワールド1に参加しました》
「あ、始まったよ、おぉぉ!すご〜い!」
さくらは人生初めてゲームをするのもあって、遊園地に始めてきた子どものようにはしゃいでしる。
「これ確か最初は木をゲットするんだよね。よし!、できた!」
《sakura_shinobuZがアチーブメント「原木、ゲットだぜ」を獲得しました》
「あ!なんか達成したよ!」
「それはゲーム内の目標みたいなやつを達成すると貰えるやつだな。俺達は結構前に達成してるから出ないけど、さくらちゃんは初めてだから出たみたいだね」
「目標達成ってことは...もしかして報酬とかもらえたりするの?!」
「それが何も貰えないんだよなぁ」
「けち〜」
「まあ俺も昔はそう思ったけど、まあ仕方ないよ。それよりさくらちゃん、クラフトはできる?」
「えっと、確かこうして...完成!」
「さくらちゃん順調じゃん、いいね〜」
「もちろん!プロですから!」
「ふっ..」
「あ!ヒナタくんが私のこと笑った!」
まだ初めて30分も経っていないが謎に自信がついたようで、少し笑ってしまった。これなら基本は俺達が手助けしなくても大丈夫そうだな。
「すまんすまん、あと俺ちょっと地下探索してくるわ」
「OK行ってらー、俺はその間地上で建築してるわ」
「私もついて行っていい?足手まといにはならないから!むしろヒナタくんのことサポートしてあげる!」
地下に行くことにワクワクしているのか、目を光らせてこちらを見ている。
地下には敵もいるだろうしちょっと心配だが、まあなんとかなるか。もしさくらがピンチになっても、俺が助ければ問題ない。
「いいよ、ただ地下はそこそこ危ないから、できるだけ団体行動で行こう」
「了解!ヒナタ隊長」
「隊長?」
「そうだよ、冒険する話とかだったら隊長がいるものでしょ?だから今回はヒナタくんが隊長!ってことでしゅっぱ〜つ!」
出発の合図は隊長がやるものじゃないのか... そう思うとさくらのほうが隊長らしい感じがしたが、気にしないことにした。
[解説]
地下。というより洞窟。基本的には暗く、照明アイテムを携帯しないと碌に前が見えないような空間。ましてやモンスターが湧くので、警戒が必要。深さは0mから200mオーバー(200m以下は猛烈な地熱により気温が高く、通常装備では探索困難。その状態で探索すればまず生きて帰れない)。また、深度によって地層が存在し、環境が大きく変化する、各地層で石炭鉱石や鉄鉱石など有用な鉱石が産出するので、序盤としてはまず行くべき場所。だが、高低差が激しい場所や溶岩溜まりが時々あるのでくれぐれも足元には注意しよう。
《深度:地下約30〜150m》
居住可能区域(ハビタブルゾーン)
石炭と鉄鉱石産出する地層。石炭は照明道具に、鉄は採掘用具の政策に使えるので、多めに確保しておこう。
「おぉ〜!これが地下かぁ〜!とは言っても意外と何もないね」
「まあそこまでたくさん鉱石とか構造物があるわけじゃないからね。あるとは思うけど、もうちょっと深くまでいかない見つからないかな」
石炭鉱石ならここらへんでも時々見つかるけどあまりないし、大体地下25mより下らへんから増えるはず。
「じゃあ隊長早く下行こっ!早く!」
さくらが足早に洞窟の奥に進んでいく。暗い状態で奥に進むのは危険だ。まず石炭を調達しないと。
「明かりもないし先も見えない状態でどうやって行くんだ?」
「まあ私の眼には暗視機能があるし..」
「それってさくらのボディーの機能だろ、このゲーム内だとそんな機能は使えないよ。とりあえず明かりがいるから石炭を手に入れよう」
暗視機能...何かと便利そうだな
「仕方ないなぁ〜、は〜い」
《sakura_shinobuZが「産業革命」を達成しました》
「おっ!明るくなった、これ便利だね〜」
松明を置いたことでかなり周辺が明るくなった。
「見やすいのもそうだけど、暗いと時々モンスターが湧くから、ちゃんと松明置いてね」
「ガッテン承知!」
「二人とも見てくれ、家の外側の構造が完成したぜ」
渚の作った家、というより屋敷は想像以上の見た目だった。外側でこれなら、これから作られる内装はもっと凄いのだろう。
「おぉ〜、なかなか上出来だな」
「すっご、渚くんやるね〜」
「(おいヒナタ)」
渚が囁くような声で話してきた。
「(なんだよ急に...)」
わざわざ俺だけに聞こえるように言うってことは絶対変な事なのだろう。
「(家のベッドはさくらと一緒にしてくかrぐはっ!... わかりました、別にします...)」
「それでよろしい」
「何々?私に隠し事?」
さくらが怪しんだ目でこちらを眺めてきた。
「いやいや、大したことじゃないから... ほらほら、さくら、よそ見してるとモンスターに攻撃されるよ」
「あっ!まずいまずい!骸骨みたいなのに遠くから攻撃されてる!」
俺たちが目を離している隙に攻撃されていたらしく、さくらの体力がじわじわと減っていく。俺は物陰に隠れていたおかげで気づかれなかったようだ。
「さくらは隠れて、ここは俺が倒す」
「ヒナタ隊長頼んだ!」
そう言ってさくらさくらが後ろに下がったのを確認して、俺は弓で敵を倒した。
「ナイス狙撃!これで先に進めるね」
「だな、この先は敵が少し増えるだろうから気を引き締めていこう。あと足元も」
《図鑑》骸骨:弓矢を用いて狙撃をしてくる敵。一体ならいいが数が多いと厄介。
《深度:約150m〜200m前後》
ダイヤモンドなど、数多くの鉱石が産出する地層。この地層はトワイライトゾーンと呼ばれ、200m以下(デッドゾーン)とハビタブルゾーンを隔てる最後の安全圏。なおデッドゾーンに近づいているため、気温が地上の砂漠並みに高くなっている。高い気温と高低差のある箇所や溶岩溜まりにより、居住は可能だがあまり適していない。
「よし、ようやくここまで来たな」
「ここの地層には何かあるの?」
「ああ、この地層からはダイヤモンドが採れるからな。それでツルハシをだな...」
「ダイヤモンド?!」
その言葉を聞いた瞬間さくらは飛び上がった。
「ダイヤモンドって指輪とかの宝石でしょ?いいな〜。これを現実にもって来れたらな〜。それで指輪を作るの?指輪ってもしかして...,,」
さくらの顔が少し赤くなった。そしてなんとなく俺の横で渚が不敵な笑みを浮かべているのを感じる...
「いや...指輪じゃなくて、その...、ツルハシをだな..」
場がこれ以上気まずくならないようにすぐに訂正した。
「ツルハシ...あ、ツルハシ?!あ、そっかそっか〜...」
自分が勘違いしていたことに気付いたのか、更にさくらの顔が赤くなった。
「(もしかしてヒナタ、今さくらちゃんの薬指に指輪がはめてあるの想像してたりして...)」
「シュー」
「「あ」」
《musa4は爆発に巻き込まれた》《sakura_shinobuZは爆発に巻き込まれた》
《自動リスポーンしました》 《自動リスポーンしました》
「ボマー...」
どうやらさくらと俺は指輪の話に気を取られている隙にボマー(自爆魔)に接近され、自爆に巻き込まれたようだ。
《図鑑》ボマー:プレイヤーに接近し自爆をしてくるかなり凶悪な敵。
「これが渚の作った家か、さっきよりも結構良くなってるな」
「ああ、まだ作り途中だけどな」
「腹減ったな...」
「そ、そうだな...」
「さくら、昼ご飯お願いできる?」
「何が良い?」
「そうだな、渚は何がいい?」
「俺は、オムライスがいいかな」
「OK 三十分くらい待っててね」
そう言ってさくらはキッチンの方に向かった。
第三話 完
めっちゃ私情なんですけど聞いてくれませんか。最近ブルーアーカイブというソシャゲでで新限定の新ガチャが来たんですけど、自分だけ仮天井以上引いてもでないのに、リア友やネッ友は仮天井か仮天井以内に引いていくんですけど、泣いていいですか?泣いていいですよね?泣きます
それでは第四話にご期待ください。