Fate/sn×銀英伝クロスを考えてみた   作:白詰草

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3:人と戦争の歴史

 二人は市役所そばの喫茶店に入り、テラス席に陣取ると、二人分の紅茶とミックスサンドを注文した。風もなく、穏やかな陽射しが二人を包む。それでも屋外にいるのは凛たちぐらいだ。アーチャーは戸籍をテーブルに広げると、髪をひと混ぜして口を開いた。

 

「君の妹さんが養女に行った先――これはマキリだね?」

 

 さりげなく投げ込まれた爆弾発言に、凛は息を呑んでアーチャーを凝視した。

 

「そんなに睨まなくても大丈夫だよ。これを見れば一目瞭然じゃないか」

 

 現在の戸籍には、時臣の名と凛しか記載されていないが、その前の物には父と母、そして養女に行った妹――遠坂桜の名があった。

 

「この子も参加者になるのかい?」

 

「……この前、令呪がないことは確認したわ」

 

「つまり現在は不明ってことだね」

 

 アーチャーの淡々とした指摘は、凛の肺腑を抉るものだった。

 

「桜は、そういう子じゃないの。それに、マキリの跡取りにはなれないのよ。

 血のつながりがない以上、魔術刻印を継げないんだから」

 

「凛、私は昨日、民法も読んでみた。

 未成年者を養子にする場合、直系親族や実親の配偶者でないかぎり、

 家庭裁判所の許可が必要だとあった。

 それに、未成年者は養父母双方と縁組するともね。

 現に君の大叔父さんはそうなっている。……一方」

 

 アーチャーの指が、桜の除籍した日の行をなぞった。

 

「こっちには養父の名前しかない。

 両親の揃った家から、母親のいない家に養女に行くなんて、

 普通は裁判所がイエスと言わないよ。

 それをどうにかしてしまう何かがあったと考えた方が自然だ。

 予断や希望的観測を入れるのは危険だよ」

 

「戸籍や統計ひとつでここまで分かっちゃうのね」

 

「言っただろう、お役所仕事は馬鹿にはできないってね」

 

 アーチャーは頼りない肩を竦めた。

 

「よく、画一的、無機質なんて言われるが、だからこそ分かることもあるんだよ」

 

 そこに、注文した昼食が運ばれてきたので、凛とアーチャーはまずはそちらを処理することにした。

 

「それで、どうして先祖代々まで戸籍をとったわけ?」

 

「理由は三つある。

 まずひとつめに、この聖杯戦争の周期と合わせて考えれば、代々の参加者の目途が立つ」

 

 サンドイッチを頬張る冴えない姿とは裏腹に、実に明晰な返答である。

 

「ふたつめに、君の家の古文書を調べる範囲が限定できる。

 そっちの時間がとれるかは何とも言えないけどね。

 まあ、これは今やるよりも次回への課題として継続調査すべきかな。

 次も今回のように短期間で開催するかもしれないからね」

 

「でも、今役に立たなくちゃしょうがないじゃない」

 

 凛の言葉に、彼は黒い頭部を傾げて見せた。

 

「じゃあ、二百年間に聖杯で願いを叶えた人はいるのかな?」

 

「あなたは、いないと思うわけ?」

 

「少なくとも、御三家にはいないと思っているけど」

 

「……そのとおりだわ。どうしてあなたはそう思うの」

 

「仮に遠坂が願いを叶えたとしよう。

 その六十年後、ただ一人の直系の跡取りを殺し合いに参加させようと思うかい? 

 息子や娘、ことによると孫を。

 そんなことを言われた方も、二つ返事で参加するものだろうか」

 

「聖杯戦争の勝利は、魔術師として大きな栄光だわ。それに、どんな願いも叶うのよ」

 

 アーチャーは一瞬瞑目してから、ひたと凛を見つめた。

 

「自分に言い聞かせることはできるだろうね。

 でも、君は子どもや孫にそう言える? 

 両親や祖父母にそう言われて納得できる? 

 よその家に協力するために死んで来いと。

 私はそこまで利他的にはなれないよ」

 

 魔術師というのは、むしろ極めて利己的な存在だ。

後継者を一人に定めるのも、魔術基盤を独占、あるいは寡占するためなのだから。

 

「私なら、聖杯戦争への貢献度あたりを基準に勝者となる順番も決めておく。

 戦争になったら、三家で手を組み、外来の参加者を各個撃破する。

 それで、令呪でもって生き残った自分たちのサーヴァントを始末する。

 うまくいけば三回で終了だ。

 そうでなくたって、四回もやっていれば、ひとつぐらい願いを叶えた家系が出ているはずさ。

 それにこの方法なら、真剣な殺し合いには発展しない」

 

 凛は、心底から戦慄した。彼が穏やかで柔らかな口調で、淡々と語るのは限りなく冷徹な策略であった。何より怖いのは、それが実に合理的だと思ってしまうことだ。

 

「あ、あなた、何言っているのかわかってるの」

 

 テーブルの下で、右腕の令呪を服の上から握り締める。

 

「わかっているよ。だからこその英霊の召喚じゃないんだろうか。 

 サーヴァントだけなら人命の犠牲はゼロ。

 おまけに大抵は高貴で栄光を謳われた英雄の分身、しかも魔力の塊だ。

 生贄の具としてはこれ以上のものはない。

 聖杯の完成には、生贄として七体が必要になると考えると説明がつくよ。

 そうでなきゃ、よそ者を自分たちより多く受け入れる意味はない」

 

 幼い日に、父から教えられた聖杯戦争。七人の魔術師が、七体の使い魔とともに、万能の願望機を賭けて戦うという栄光の側面。あまりにそれが眩しくて、疑問にさえ思わなかったのに。この底知れない未来からの来訪者を、令呪でもって排除すべきなのか。

 

 蒼褪めた凛に、アーチャーは笑って見せた。 

 

「もっとも、これは私の憶測に過ぎない。

 きちんと調査すれば真相も明らかになるかもしれない。

 みっつめの理由は、要するにこのことさ。

 情報の収集によって、遠坂には交渉材料ができる。

 そして、君を殺すと養女に行った妹さんしか係累が残らず、情報が継承されなくなってしまう。

 つまり、私を排除するのと君を殺害するのはイコールでなくなる」

 

「あなたねえ!」

 

 凛はテーブルに両こぶしを打ち付けた。

 

「なに覇気のないこと言ってるのよ!

 最初っから負ける気じゃあ勝てるものも勝てないでしょ!」

 

 アーチャーは、ため息を吐きながら、黒髪を掻きまわした。

 

「努力しても駄目なものは駄目なんだから、仕方ないだろう。

 まあ、私の人生に射撃や白兵戦の名手だった時期などないんだが、

 より『まし』なのが士官学校時代でね。

 でも射撃は58点、白兵戦技も大して変わらない点数だったよ。

 落第点(あかてん)が55点のところでさ」

 

「あなた軍人だって言ったけど……何やってたのよ?」

 

 低気圧をはらんだ凛の言葉に、彼はあっさりと返答した。

 

「宇宙艦隊の司令官だよ。

 優秀な部下のおかげで、私は作戦を考えて指揮するだけだったからね」

 

「じゃあ、ライダーの方が適性だったわけ!?」

 

「それもどうかなあ」

 

 ぼさぼさ頭が傾げられた。

 

「自分で戦艦を動かしていたわけでもないし、大気圏内を飛行したらえらいことになるよ。

 旗艦(わたしのふね)だけでも全長が一キロ近いんだからね」

 

「あなたの船だけで?」

 

 アーチャーはこっくりと頷いた。

 

「ヤン艦隊だけでも、艦艇一万二千隻、兵員は百五十万人。

 私が指揮した最大数は二万隻、兵員二百万人以上。

 秘匿も何もないだろう」

 

 もはやスケールが違いすぎる。仮にライダーとして召喚できていたら、彼が現界した瞬間に凛は干物になっていただろう。

 

「取りあえず、早く食べて次に行こうか」

 

「ええ…………」

 

 それからのアーチャーは、学生のような外見にふさわしい行動を取った。図書館に行って、冬木火災前後の新聞縮尺版のコピーをたんまりと取り、さらに司書に目ぼしい本を検索してもらい、冊数制限ぎりぎりまで借りる。

 

次に、教育委員会に足を運んで、郷土史研究家に連絡してもらうように依頼する。たまたま教育委員会の職員に、十年前に市民課にいた女性がいて、その状況も聞くことができた。

 

 その行政職員が語ったのは、守秘義務の範囲での概略にすぎなかった。だが、大火災に先駆けて起こった、連続猟奇大量殺人を含めた異様な空気は十分に伝わってきた。特に凛に衝撃を与えたのは、通常の一年分にほぼ匹敵する、五百通以上の死亡届が一か月程度の間に集中したというくだりである。

 

 届出の受付もさることながら、火葬場の稼働限界も瞬く間に突破し、近隣市町村どころか隣県まで受入れ先を求めて奔走した。冬木市始まって以来の大災害の、あまりに大きな爪痕。そのうち、彼女も涙ぐんできてしまい、二人は謝罪して早々に退散した。

 

 今度は大きな書店に行きたいとアーチャーが要求し、二人はデパートへと向かった。途中で閑散とした公園を通り過ぎようとする。その時だった。鋭い痛みが凛の右腕を走り抜けた。

 

「痛っ……」

 

「どうしたんだ、大丈夫かい?」

 

「……多分、マスターがいるわ。あなた、サーヴァントの気配はわかる?」

 

「いや、さっぱりだね。

 それにしても、マスター同士、サーヴァント同士は相手を感知できるのに、

 マスターとサーヴァントにおいてはその限りじゃない、というのも不思議だね。

 一応の安全措置なのかな、これは。逆に危険だと思うんだが」

 

「まあ、私が参加者だってことは、魔術師には周知のことだもの。

 のこのこ出て来るなら……」

 

「自分を囮にされても、私じゃ盾にもならないからね。

 お願いだから危ないことをしないでほしいな」

 

 真摯な口調で彼は諭した。そして、ふと気づいたように告げる。

 

「ところで、ずいぶん寂れた公園だね。子供も母親も一人もいない」

 

「ここが例の火災の跡地よ。その後に整備されて公園になったけど、誰も近づきたがらないわ」

 

「まだ十年だ。大事な人を失った心の傷が癒えるには、短いのだろうね」

 

 書店に着くと、彼は最初、歴史書や歴史小説に未練たっぷりな視線を向けたが、購入したのは冬木市周辺の地図と住宅地図である。こちらもまた結構な金額であった。戦争は金がかかるというアーチャーの言を、たった半日で実感した凛である。

 

「本当にあちこち連れまわしてくれたわねえ……」

 

 そろそろ冬の日も傾き始め、陽光が赤みを帯び始めていた。デパートの屋上に出た二人は、眼下を眺めやる。アーチャーはさっき買った地図を開くと、地形と照合し始めたらしい。

 

 凛の方は、遥か下の地上から、こちらを眺める琥珀の目と視線があった。こちらが見えているのかいないのか、赤い髪をした同級生が、驚いたような表情を向けている。少年の姿がはっきり見えるのは、凛が視力強化の魔術を使用したからだ。相手から見えているか不明だったから、表情を変えずにフェンスから離れる。

 

「ああ、お疲れさま。あれ、どうかしたのかい?」

 

「ちょっと知り合いを見かけたの。あっちからは見えていないと思うけどね。

 ところでどう、ここからの眺めは? 戦闘に役立ちそうかしら」

 

 地図から顔を上げたアーチャーの表情は冴えなかった。

 

「陸戦は士官学校の演習以来なんだ。その、力になれなくて申し訳ない……」

 

「ああ、そう……」

 

「でも、君が生き残るよう全力は尽くす。私の力が至らないかもしれないけれど」

 

 いや、そのフォローの後半は言わなくていいから。凛はがっくりする。このアーチャー、どうにも悲観主義者な気がする。自分の魔術に自負のある凛にとって、戦意に水を差されること夥しい。

 

「もういいわよ。帰りましょう」

 

 すっかり深刻な雰囲気になった二人だった。大量の本を抱えたアーチャーは、凛の後を付いていく。

 

 それが、翌日ちょっとした騒ぎを起こすことになるのだが、彼は感心したように呟いた。

 

「ああ、これが生前の十倍の腕力になっているっていうことか。

 荷物が軽いのはありがたいな」

 

「あのね、たったの十倍ってことは英霊として最低ランクなの。

 これが最高クラスのサーヴァントなら、五十倍以上だって聞いたわ」

 

「だがね、体重の十倍と考えると、今の私はホッキョクグマと同等のパワーだよ。

 そりゃ、ゾウと対決したら負けるさ。だが人間相手では過ぎるほどの力だ。

 どのくらい生前と違うのか比較しないと、危険かもしれないな」

 

「ほどほどにしといてよ。

 あなた、腕っ節がさっぱりのくせに、ものすごく魔力を食ってるの。

 なのに対魔力はお話にならないし。

 私が魔術で援護したら、あなたも大怪我しちゃうじゃない」

 

 彼の耐魔力は、三騎士として最低水準に近い。とはいえ、ヤン・ウェンリーは神秘なき遥か未来の住人だ。お情け程度でも対魔力があるのは、むしろ相当の幸運だろう。

 

「君の魔術って、どんなことができるのかい?」

 

「一番手っ取り早いのはガンドね。人を指差して病の呪いをかけるの。

 私なら、魔力を銃弾のように撃ち込んで、攻撃としても使えるけど。

 これならアーチャーでもキャンセルできるけど、私の奥の手ではばっちりダメージを食うわよ」

 

「はあ」

 

「遠坂の魔術は流動と変換。魔力を媒体にこめて、蓄積しておくことができるの。

 これを一気に解放すれば、シングルアクションなみのスピードでAクラスの攻撃が可能。

 だけど、問題があるのよ」

 

「君にもかい?」

 

 アーチャーが複数形を使用するのは癪に障るが、この助言者に見栄をはるべきではなさそうだ。

 

「数量限定なのよ。この媒体はなんでもいいわけじゃないの。

 私たちの家系の魔術に最も相性がいいのが宝石でね。

 貴石じゃなくて宝石。ダイヤとかルビーとかサファイアとかそういうの。

 しかもね、質が良くて、大粒で、古い来歴のあるものが必要なのよ」

 

 凛の言葉に、アーチャーは漆黒の目を瞬かせた。

 

「そりゃまた、ずいぶんな金食い虫だ」

 

「そうなのよ! 本当にお金がかかるんだから!

 中でも、さっき言った攻撃が可能なとっておきは十個しかないの」

 

 アーチャーは、また黒髪をかきまわした。

 

「よっぽど高価な宝石なんだろうね」

 

「しかも、十年近く魔力を込めてきたのよ……」

 

 凛は溜息を吐いた。アーチャーもマスターに従った。

 

「それじゃあ、おいそれとは使えないね。

 そんなに金も時間もかけて、秘匿しなきゃいけない学問のために、

 殺し合いまでするメリットがあるのかい?

 この経済行為には、激しく間違っているところがあるような気がするよ」

 

 元軍人に魔術師は反論した。

 

「経済行為って……。あのね、聖杯戦争は単なる戦争じゃないのよ。

 魔術師にとって、魔法を目指すのは絶対の命題なんだから。

 お父様はそう言ってたわ」

 

 黒い瞳が瞬いた。

 

「なるほどね。だが、人には思いどおりに生きる権利がある。

 この国の法でも謳っていたよ。

 私の父は星間交易商人だった。被保護者は軍人になってしまったがね。

 それがあの子の希望である以上、私に邪魔する権利なんてないが、

 なってほしくはなかったよ。凛、君はどうだい? 

 本当に心から望んで魔術師になったのかな」

 

「もちろんよ。わたしはお父様の夢を継ぎたいの」

 

「では、君自身の望みはなんだい?

 私なんかに命を賭すほどに希求するものなのかな?」

 

「えっ……」 

 

 その問いには、答えが見つからない。絶対的に不利な状況の戦いなんて、考えたことさえなかった。アーチャーことヤン・ウェンリーは、そんな彼女を優しく見やった。

 

「その悩みを考えるのは、生き抜いてこそか。頑張ろうよ、マスター」




サーヴァントステータス

【CLASS】アーチャー
【マスター】遠坂 凛
【真名】ヤン・ウェンリー
【性別】男性
【身長・体重】176cm・65kg
【属性】中立・中庸

【ステータス】
筋力E 耐久E 敏捷E 魔力B 幸運C(EX)
( )内は戦闘時。

【クラス別スキル】

単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】

カリスマ:A
 大軍団を指揮する天性の才能。
 Aランクはおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる

軍略:A+
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具や対城宝具の行使や、
 逆に相手の対軍宝具、対城宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

心眼(真):A
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、
 その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
 逆転の可能性がゼロではないなら、
 その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

【宝具】

『制式銃』
 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0~30 最大捕捉:10人
 レーザー光線による攻撃を行う銃器。
 本来は、大量生産の兵器だが、現代から千六百年後の未来という、
 時間と技術の格差により、神秘を纏う事になった。
 使う者が使えば、地味ながら非常に強力な武器になりうるが、
 使い手がヤンだということで威力をお察し下さい。

『????』ランク:-- 種別:-- レンジ:-- 最大補足--

『????』ランク:-- 種別:-- レンジ:-- 最大補足--


触媒は、遠坂家にあった万暦赤絵の壺。
ヤンの父のコレクションで、唯一の本物で形見として相続していたもの。

聖杯にかける願いは特になし。
召喚に応じた理由は、人類史上にも珍しい平和な時代を見ることと、
伝説の英雄たちに会ってみたいから。したがって、戦闘意欲はあんまりない。
というか、戦っても勝てない。勝てない戦いはしない、それがヤン・ウェンリー。

身体能力が最高だった、士官学校卒業試験時の肉体で召喚されている。
実年齢は20歳、外見的には18歳前後。
ちなみに試験結果は射撃58点、白兵戦も似たりよったり。なお落第点は55点。
……お察し下さい。

趣味の歴史研究を生かして、聖杯戦争を調べてみようというやる気は満々である。

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