ぼっち女子高生と千年悪魔   作:Revak

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第4話

 

 土曜日。千穂は笹塚駅に来ていた。

 

 そこには周囲からひときわ注目を集める美少女──天城千夏が居た。

 勿論痴女まっしぐらな服ではなくおしゃれな私服を着ている。対し千穂は大手服屋で売ってる秋コーデをそのまま着ている。

 

 千夏が千穂に気づくと笑顔を向ける。千穂は本物の美少女の笑顔……! と謎の戦慄をしていた。

 

『いやお前も美少女だろ』

 

 冷静にパトリツィアがツッコミをいれるが反応されなかった。

 

 千夏が千穂に近づく。

 

「今日はよろしくね。これから外に出て歩くんだけど、大丈夫かしら?」

「だ、大丈夫です。こちらこそよろしくお願いします」

「よろしくね、佐野さん」

 

 そうして二人は笹塚駅を出て歩き出した。

 

「これから私の本家、天城家に行くの。そこで……佐野さんには退魔師になって貰おうと思うわ」

「退魔師、ですか?」

「名の通り退魔……悪魔や死霊──今風に言うとアンデッドと戦う者の事よ。才能の有無は私にはわからないけど……なって貰わないと、佐野さんが危険に晒されるわ」

「あ、悪魔が私を襲うんですか?」

 

 その言葉に千夏は苦い顔をした。

 

「……それだと良かったのだけど。悪魔が宿っている佐野さんを悪魔認定して退魔師が祓う──要するに殺しに来ると思うわ」

「ひぇぇぇ……」

 

 千穂が情けない悲鳴を上げた。

 退魔師の常識では悪魔は全て邪悪なる敵。例外なく殺すべき悪だ。

 それを召喚したなんてなればその場で死刑執行。憑依されてても処刑だ。

 悪魔を身に宿すというのはそれだけで悪なのである。

 

 と言っても、すべての悪魔が邪悪と言われるとそうでもない。

 

 知性の低い下位の悪魔なら兎も角中位以上の悪魔は人間と同等か、それ以上の知性を宿している。

 それらの悪魔にとってみれば人間はなんか数だけは多い変な奴、という認識であり敵や下等生物として見下す相手ではない。

 勿論中には見下す奴も居るが、人間で考えれば人間が地を這う蟻に対しこの虫けらめ! と考える奴がほとんどいないように何も考えてないのが大半だ。

 しかし中には人間で遊ぶ奴も居る。パトリツィアのような人間と何かしらの契約をして遊ぶ奴だ。魔公で言えばレヴィアが該当する。

 

『まーそうなっても俺が助けてやるから安心しろ。この程度の奴ら万単位で来ても敵じゃねぇから』

 

 事実だ。レベル七十以下の存在が幾ら軍勢で来ようとレベル百の大悪魔であるパトリツィアの敵ではない。

 バフ魔法かけて物理で殴るだけで死ぬ雑魚である。

 

「だから退魔師として登録することで自分は人類の敵ではなく味方、という事にするの。そうすれば他の退魔師も手を出せなくなるわ」

「わ、わかりました……私戦えないと思うんですけど……」

「悪魔を召喚できるのなら、最低限の才能はあるはずだから、家(うち)で訓練すれば戦えるようになると思うわ」

 

 千穂にとって見れば戦いなどテレビの向こう側の話だ。千穂はあんまりプロレスなども見ないので戦うという事にファンタジーを感じざるをえない。

 いざ自分がする立場になったとしても恥も外聞も知らず逃げ出すとしか思えない。

 

『最悪俺が皆殺しにすればいいからへーきへーき』

「そ、それは駄目だよ!」

 

 千穂が思わず叫んだ。

 

「どうしたの?」

 

 それを見た千夏が疑問を浮かべる。

 

「あ、えっと、悪魔さんがひどいことを言って、それに反応しちゃって……」

「……脳内で悪魔と話せるのね」

 

 パトリツィアは少し悪戯心を出した。

 千穂の頬に口が生成される。

 

「まぁ、やろうと思えばこうやって話せるがな」

 

 そのことに千夏は驚いた表情をし、千穂も「うへぇ?!」と情けない声を出した。

 

「まぁ、外でこんなことしたら騒ぎにあるからあまりしないが。もう引っ込むぞ」

 

 パトリツィアがそういうと口が無くなった。

 

 千穂は先ほどまで口があった部分をしきりにさわり、異常が無いか確認している。

 

「……凄い体になったのね」

 

 千夏はそうとしか言えなかった。

 

「わ、私もびっくりです……」

 

 千穂もそう返した。

 

「……何があっても、貴女は守るわ」

 

 千夏はそう覚悟を決めていった。

 

 千夏には過去がある。同級生で同じ退魔師だった幼馴染が任務で戦死したという暗い過去が。

 千穂がそれと重なる。だから千夏は千穂に対し若干の重い感情を乗せてしまっているのだ。

 

 そうして退魔師について話していると目的の家に到着する。

 

「ここよ」

 

 そう千夏が言ったのは大きい家だった。

 木造の平屋で、趣のある庭もある、和風の豪邸と言っていい家だった。

 

 土壁に囲われており、門もある。

 

「さ、どうぞ入って」

 

 千夏がそう言い千穂に入るよう促す。

 

「おおおおお邪魔します」

 

 そう頭を下げなら千穂は入っていった。

 千夏は初見だとこうなるわよね、と苦笑した。

 

 そうして二人が入ると其処には女中が居た。

 和服を着た女だ。和を感じさせる者で言っては悪いが京都に居そうな女だ。

 

「お帰りなさいませ。お嬢様。そちらがお話にあったご友人ですか?」

「えぇ。佐野千穂さんよ」

「さ、佐野です。よろしくお願いします」

 

 女中は千穂を怪訝な目で見る。

 

「それじゃあ、父に会ってくるわね」

「畏まりました」

 

 そうして千穂は千夏の案内の元家に上がる。

 玄関で靴を脱ぎ、来客用のスリッパに変え奥へと進んで行く。

 千穂は日本家屋ってこんな感じなんだと謎の興奮をしながら進む。パトリツィアもおもしれーと観察していた。

 

 そして奥の和室に着く。

 

「失礼します」

 

 千夏がそう言い、障子を開ける。

 

(ひぇぇぇ!)

 

 千穂は声を出さなかった自分をお目てやりたかった。

 

 奥の座布団には白髪の老人が座っていた。

 

 実に貫禄のある老人だ。ヤクザの頭領と言われても納得できる。

 歳は六十を過ぎているだろう。体中に傷があり、特に左目は斬られ閉じられている。

 髭もある事で更に威圧感が増している。

 

「よく来たな、千夏……そして、それが例の客人か」

「はい。お父様」

 

 そう言いながら二人が和室内に入る。

 そして座布団に二人並んで座る。

 

 間にはテーブルがある。茶室の様な作りだ。

 

「初めまして。儂は天城家の当主である天城啓道と申す。そちらの名は?」

「さ、佐野千穂です。よろしくお願いします」

 

 千穂は名乗り、頭を下げた。

 

「……ふむ。佐野さん。儂の目から見ては退魔師の才能があるようには見えぬのだが……何故退魔師に興味を?」

 

 そこで千穂は話が食い違っていることに気づいた。

 そのことで千夏が口を開く。

 

「父上。佐野さんの体には悪魔が宿っています」

 

 その瞬間啓道は特殊能力(スキル)で刀を生成した。

<退魔刀>という特殊能力(スキル)だ。この特殊能力(スキル)は魔力を使い刀を作る。

 と言っても退魔に特化しているので物理的な力は弱い。だがレベル二十を超えていれば鉄程度なら斬れる刀が作られる。

 

 刀身も鍔も真っ白な刀だ。それを持って啓道は迷うことなく千穂の首を跳ね飛ばそうと振るった。

 

 当たる寸前で千夏が手で刀を止めた。

 

「お待ちください、父上」

「ならぬ。全ての悪魔は倒すべき悪である」

 

 啓道はそう少しの怒りを滲ませた顔で言った。

 

「おーおーひでぇいいようだな」

 

 そこに千穂の体を乗っ取ったパトリツィアがけらけら笑いながら言った。

 悪魔が放つ瘴気。目も赤くなっている。

 

「……なるほど。儂では勝てぬ相手のようだ」

 

 そう啓道は距離を取った。

 

「それで、これほどの悪魔がわざわざ人の体を乗っ取って何を企んでいる?」

「別になーんも。ただ悪魔らしく召喚主のお願いを叶えてやろうってだけだよ」

 

 その言葉に啓道は眉を潜めた。

 

「ほう。悪魔に願いか。一体何を願われた?」

「友達が欲しいってよ。そんなので召喚するなんて笑えるよなー」

 

 たははとパトリツィアは笑った。

 

「笑う事は無いだろう。思春期の少女の願いとしては普通だ」

 

 それに対し啓道はそう言った。

 そう返答が来るとは思っておらず一瞬パトリツィアは真顔になった。

 

「ん、でまぁ。俺を殺すか? そうだというのならお前らぶっ殺すけど」

「それは出来ないな。現実問題、貴様を殺すにはこちらの戦力が足らん」

 

 事実だ。

 悪魔は種族的に嘘に敏感なため嘘をついても見破られることが多い。だから啓道は嘘をつかなかった。

 

 今の世界の最高戦力はバチカン市国に居る聖女マーラの霊威百の女が最高峰だ。

 霊威とはパトリツィアが居た世界におけるレベルをかける三したものだ。

 つまりマーラのレベルは三十三程度になる。

 

 千夏の霊威は六十丁度。啓道は七十程になる。

 

 更に言えば呼ぶにしては物理的な距離が遠すぎる。今から呼んでる間にどっか行けるし日本を滅ぼして余裕ある時間がある。

 

 だからこの悪魔を殺すのは現実的ではない、と啓道は判断した。

 

「故にこう提案しよう。取引だ、悪魔よ」

 

 その言葉にパトリツィアはニッと笑みを見せた。

 

「いいぜ。何の取引をする? 不老か? 財か? それとも国の支配者にでもなるか?」

 

 その言葉に悪魔らしいな、と啓道は軽蔑した目を向けた。

 

「そんなものに興味はない。ただこちら──退魔師側に属し、人の力になるよう契約をするだけだ……」

 

 ちらり、と啓道は千夏を見た。

 啓道はうっすらと千夏のその願いを読み取っていた。

 それにこれぐらいしかパトリツィアを暴れさせないことが無い。

 

 現状その気になればパトリツィアは日本を、いや世界を滅ぼせる。

 無論啓道も千夏もそこまでは感じてないが、都市の一つや二つは滅ぼせるだろうと考えていた。

 何せ悪魔は魔法的効果の無い攻撃に無敵だ。理論上は核だろうが効かない。

 そして悪魔に特攻であるはずの退魔師の最高戦力ですら倒せないと来たらもはや無敵の化け物である。

 

「ん-、いいぜ。雑魚悪魔やアンデッドが幾ら敵に成ろうと俺の敵じゃねぇからな」

『ま、待って! それ私危険に晒されない!?』

 

 そこで千穂が抗議の声を出した。

 

「ありゃ、宿主からNG出ちまった」

 

 パトリツィアがそういうと啓道は眉を潜めた。

 

「……佐野さん。これは貴女の身を守る為でもある。悪魔が宿った少女がどこにも属さず存在しているとなれば、強硬手段──暗殺に踏み切る者も出るでしょう……そしてそれは、手段を択ばない。貴女のご家族の命も狙われるかもしれないのです」

『ひぇぇ……!』

 

 実際、通常手段で殺せないのなら暗殺を、と考える者はいるだろう。だがそれは無意味だ。

 最高戦力であるマーラですら勝てないのがパトリツィアだ。そして霊威──レベルが上という事は生物として隔絶した強さを持つという事。

 それこそライフルの狙撃を見てから回避なんて余裕で出来るし、雑魚が幾ら束になって襲ってこようが全て殺せる。

 

 だがその中に千穂の家族を利用する者も居るだろう。それらからパトリツィアは守る手段を持たない。

 パトリツィアは所詮は一人で、分身系の能力を持たない。やろうと思えば結界に守られた空間に家族を置いておく事は出来るがそれは監禁だ。

 

 いかに強力だろうとそれは個の話。家族を人質に取られると問題があるのである。

 まぁパトリツィアにとってみれば契約対象でもないので無視して殺すだろうが。

 

「故に、儂の家に来るしかないのです。そうなれば儂の面子を守る為に暗殺者から貴女の家族を守ることが出来る。どうかご理解いただきたい」

 

 それは千穂を人類の味方側扱いさせる事で悪魔が憑いていることが露見したとしても敵に回すよりはマシ、と思わせる思惑もある。

 上層部には千穂が一人前の退魔師になるまでは隠すしかないだろうと啓道は考える。

 長い沈黙が流れた。千穂は深く考える。

 自分が興味本位で悪魔召喚なんてしたからこうなったんだ、という後悔が強い。

 

 パトリツィアは空気を呼んで体を千穂に返した。

 

「……わかりました。私、退魔師になります」

「よくぞ言ってくれました……では、退魔師について詳しい話をいたしましょうか」

 

 そう言って啓道は自分の席に戻った。

 

 パトリツィアは頬に口を生成する。

 

「俺がそっちに属してやるってんだからそのことに対する対価も寄越せよな」

 

 その言葉に啓道は難しい顔をした。

 

「……悪魔に対価か……何を望む」

「金。こいつと俺がそこそこ遊べるだけの金をくれりゃいいよ」

「……悪魔にしては欲がないな。だがいいだろう。相場より高い給金を出そう。勿論二人に」

「サンクス」

 

 それだけ言うとパトリツィアは口を消した。

 

「では、佐野さん。退魔師の仕事は多岐に渡るが、主な業務は死霊退治となる」

「死霊、ですか?」

「今風に言うならアンデッド、という奴です。墓地などの負のエネルギーが溜まりやすい場にアンデッドは出現する。骸骨……スケルトンやゾンビなどの低級のアンデッドからレイスなどの強力なアンデッドまで様々です」

「つ、強いんですか?」

「退魔師にとってみれば敵ではありません。殴るなり斬るなりすれば死にます。まぁ、死者に対し死ぬというのは正しくなく、消滅と言えるのかもしれませんが……次に相手するのは悪魔です」

「悪魔……私に宿っている悪魔や、昨日会った悪魔みたいな?」

「えぇ。悪魔は主に廃墟を塒にします。廃病院や放置された旅館、山奥の墓地などです」

 

 そのことにパトリツィアは疑問を抱いた。すぐに問いかける。

 頬に口を生成する。

 

「それなんかおかしくねーか? 悪魔は基本召喚されなきゃ現世に干渉出来ねぇぞ」

「なんですと?」

 

 パトリツィアの言葉に啓道は眉を潜めた。

 

「……だが実際悪魔たちはこの世界に出現し続けているぞ」

「ん-、可能性は幾つかあるが……誰かがゲートでも開いているのかね? 詳しく知りたいなら五百万円で友達(ダチ)に頼んで調べてやろうか?」

「……今はまだいい。此方でも調査させてもらおう」

「りょーかい」

 

 それだけ言うとパトリツィアは再び口を消した。

 

「では、佐野さんは今アルバイトなどはしておられますか?」

「し、してないです」

「でしたら表向きは退魔師をアルバイトとしましょう。ただご家族には……そうですね。千夏と共に説明をした方が良いかと。それと気になっている給料の方ですが、最初の内は日当四万円からになります」

「よんまんえん?!」

 

 四万という高額に千穂は驚いた。

 千穂の月の小遣いが三万円なので一万円多い。

 しかもそれが日当、つまり働けば働くほど大金が手に入る。

 

「命を懸けてもらうのですから当然の金額でしょう」

 

 啓道はそうあっけからんという。

 

「そ、そんな大金……」

「貰ってもらわないと困りますので、後日金融口座を教えてください。振り込みますので」

「……わ、わかりました」

「ですが最初の内は戦うことはせず、勉学と訓練を行います。退魔の訓練をすれば一般人でも少しは戦えるようになりますから……ただ、儂の目では佐野さんがどれだけの才能を持つのかわかりませんが……悪魔を召喚できるほどだ。最低限戦えるでしょう」

「く、訓練したら誰でも強くなるって訳じゃないんですか?」

「違いますな。退魔の世界は残酷なまでの才能至上主義の世界。才無き者がいくら努力しようと結果が実る事は無いのです。故に強き血を残すために婚姻を成したり……と、話がずれましたな」

 

 この世界は残酷なまでの才能の世界だ。

 ただの一般人に退魔師の才能が有った、なんてことは殆どない。九割無い。

 そのために千年前から蟲毒擬きをし続けているのがこの世界だ。

 

 悪魔やアンデッドと戦って生き残った強者たちが子を成し強い血を残し、更に残った子が悪魔と戦い霊威(レベル)を上げ強者とまた子を残していくという蟲毒擬きで血を凝縮していった退魔師の家系だ。

 この世界、強者の血は色濃く移り、強者の子は強者となる。

 

 その反面、弱者は何をどうしようが弱者のままである。

 

 努力とはすなわち才能を磨く行為であり、その磨くべき才能が無ければ努力には何の意味も無い。

 無論やり方が間違っていたり、鍛錬の時間が短いなどの理由があるかもしれないが、それでも才能が無ければ意味がない。

 

 故にほんのわずかな才能を育て、子孫に残し、更にそれを育て続けた退魔師たちに一般家庭出身の者が叶う事は殆どない。

 

 殆どと言ったようにごくまれに一般家庭出身の化け物みたいなのが湧いて出てくることもある。今の中国最強の退魔師がそうだ。

 

「それでは、来週の祝日を含めた三日は空いていますかな? その日に退魔師としての訓練を致しましょう」

「み、三日もかかるんですか?」

「えぇ。退魔師として最初の覚醒にはこの修業が必須なのです」

 

 三日もかかる、という事に千穂はうーんとうねる。

 

『別にいいんでねーの? お前自身の能力アップは俺にも得だしな』

 

 パトリツィアの憑依は判定的には装備品判定になる。

 そのため憑依先である千穂本体の戦闘力があれば当然パトリツィアの戦闘力も上昇する。いわば加算式だ。

 だからパトリツィアとしては千穂の戦闘力向上は望むところである。

 

「家族に説明して、許可を得てからでいいですか?」

 

 熟考の末千穂はそう結論を出した。

 

「勿論問題ありません。ご両親には儂からも説明しましょう。明日はご両親はいますかな?いるのなら、明日佐野さんの家に行きご説明しましょう」

「はい。両親とも居ます……こちらから連絡しておきますね」

「えぇ。お願いします」

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