クロスアンジュ 天使と竜の輪舞~愛するミスティ・ローゼンブルムと共に~   作:田中_jack

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第3部としまして、この部では、「クロスアンジュ」の原作との比較や、原作への期待と実際の内容との違い、批評、筆者のこの2次作品発表の経緯や内容解説などを中心に発表させて頂く予定です。

今回は、これまでの全体質問です。
何かございましたら、ご質問を投稿して頂ければ幸いです。

今後も、敢えて原作やその他のタブーに独自の解釈を加えて述べてみたい、と思います。
また、このサイト「ハーメルンSS」にある戦記物のように、「軍事関係の部隊」や「歴史の流れ」についても、いずれ記載させて頂こうかと存じます。



第109話 座談会 その6 これまでの全体質問

2131年1月11日。

午後1時30分

今日も昼食を挟んでドラゴンの世界での座談会であるので、ドラゴンの世界にお邪魔している。

 

前回の座談会と同じく、ドラゴンの世界のサラなどの本拠地、『日本列島の首都、京都』で、座談会が開催されている。

 

 

「只今から、『喫茶アンジュ』がある、ドラゴン世界の迎賓館大ホールにて、午後の座談会を行いますので、関係者の方はお集まり下さい。」

私の義理の父、エマニエル・ローゼンブルム国王が、放送を使って呼び掛けた。

 

 

中央に、エマニエル・ローゼンブルム国王とグレース王妃が座られた。

進行役は、引き続きサラとその夫のレオポルドが担当することになった。

 

 

「司会は私、原作では『ローゼンブルム国王』と呼ばれておりますが、前回までと同じく、引き続き担当申し上げます。

記録係は、私達の記録映画撮影などのスタッフの様が中心にお願いします。

書記は、前回に引き続きアルベルト・マンシュタイン大統領にお願いします。」

エマニエル・ローゼンブルム国王が、座談会の開始を告げた。

アルベルトも、頭を下げて挨拶した。

参加者は皆、拍手、喝采!!

私やアルベルトの子供も、拍手をした。

 

 

 

エマニエル・ローゼンブルム国王が、最初に発言した。

「『クロスアンジュ』原作(以下、単に原作と省略)より、この2次小説発表までの経緯について、筆者より、今回はこれまでの全体質問を中心にお話を頂きます。

 

『はい、これまでの全体質問を受け付けます。

質問のある方は、挙手にてお願いします。』

筆者が質問を受け付けの開始を告げた。

 

「はい、ひとつ質問です!!」

何と、一番早かったのは、政治評論家の板垣栄光先生からの質問だ!!

 

「あのね、ローゼンブルム王国はどうして、日本連邦に加入後も、自治国家として存続しているのですか??

イタリアは王国時代もありましたし、「イタリア王国」としてもおかしくはないのではないでしょうか??」

 

『イタリアは、日本のようなまとまりがある国家ではないのです。

古代ローマ帝国が東西に分裂して、最終的に滅びたのは良くご存じかとは思いますが、それ以来「団結」「集団行動」「地域主義」が台頭してきた歴史があります。

 

イタリア統一戦争でも、統一後にすぐローマが首都にならなかったこと、「北部同盟」などの政治勢力が存在していること、など、繁栄している北部と南部との格差が是正されていません。

 

更に、イタリア半島のような地域では、昔のような王政は政治や社会の複雑化や変化の激しさについて行けず、事実上無理です。

 

ですから、エマニエル・ローゼンブルム国王陛下のご裁断で、2131年現在も、あくまでも自治国家としてローゼンブルム王国は存続しています。』

筆者は板垣栄光先生からの質問にこのように答えた。

 

「まあ、補足させて頂ければ、集団行動を嫌うイタリア人気質があるのですね。

ナポレオン・ボナパルトもフランス領になったばかりのコルシカ島の出身ですし。」

エマニエル・ローゼンブルム国王が補足した。

 

「どうしても、イタリア半島は北部と南部との格差が激しいのです。

それは20世紀、21世紀でも解決をすることができませんでした。

私は、21世紀末に日本連邦への加盟を決断しましたが、これ以外の選択ではイタリア半島の均衡の取れた発展繁栄は不可能であることを、私は悟ったからなのです。

 

2100年に我が国は日本連邦に完全加盟し、その年にリデル・田中君や我が三女のミスティ、三男のハレーが生まれたのです。

我が決断は今でも正しかった、マナシステムの廃止の先鋒を走ることが出来たことも、大変名誉であった、と感じています。

 

お陰様でイタリア半島は、未曾有というべき、古代ローマ帝国の栄光と繁栄以上の発展を遂げました。」

エマニエル・ローゼンブルム国王が、続けて熱弁を振るった。

私も、同感だ!!

 

政治評論家の板垣栄光先生が、また質問に立った。

「エマニエル・ローゼンブルム国王陛下が言われる通り、日本連邦に加盟以来のイタリア半島の発展繁栄は、私も実感しております。

 

次に、質問申し上げたいのは、ローゼンブルム王室とリデル君の田中家、アルベルト君のマンシュタイン家、などとのご関係は、どうなっていますか??

 

私の見るところでは、阿倍野真三大統領や皇室などともご関係が深いようで。」

 

 

『筆者がお答えします。

まあ、ご指摘の通りですが、詳細は外伝、その他で稿を改めてお話します。』

はははは。

 

「おお、やはりそうですか。

まさか、新たなる「世界のロイヤル・ファミリー」の結成に向けた動きではないかな、と睨んでおりますが。」

政治評論家の板垣栄光先生が、突っ込んだ。

 

『まあ、今ご期待、としておきましょう。

筆者としても、もう少し、この2次小説に色を付けたいと思っていますから。』

 

 

 

「さてと、私から質問させていただけるかしら??

何故、私にアルベルトをくっつけることにしたの??」

ヒルダが、さらっと筆者に質問をした。

アルベルトが、ぎくっとした顔をしてヒルダに振り向いた。

まるでアンジュの口調のような質問の言い方だな。

 

『それは、ヒルダさんが、原作でも書いていますが、「一番の努力家」であったからですよ。

どう見ても、この人材を生かさない手はない、と感じたからですよ。

 

そうなれば、ヒルダさんに合う相手は誰か、と見れば少々お堅い男となるでしょうね。

正に、アルベルト氏が一番合うのかと。』

筆者はこのように答えた。

 

「うん、・・・そうですわ。

恥ずかしい位に嬉しいですわ。」

ヒルダは喜んでいるのか、恥ずかしがっているのか、一言で表現しにくい複雑な表情で言った。

まあ、アルベルトも喜んでいるので嬉しい。

 

 

「ちょっとちょっと。

私を、このサリア様を忘れないでよ!!」

サリアが言った。

まるでツンデレキャラの伊織やシャナ、凛のような口調だ。

 

「サリア様に質問します。

原作の打ち合わせ場所に貼ってある、地図以外の数式などは何??」

私はサリアに意表を突く質問をした。

ふっふっふっ。

私は「世界線」が違うから、原作は知らないのだよ、サリア君。(棒読み)(笑い)

 

「・・・・??

何でしょうね??」

サリアは返答に困った。

 

サリアは、ジルやアンジュなど「原作」のキャラに尋ねるが、誰も答えを知っている人はいなかった。

何なのだ!?

実は、あの地図以外の数式などには重大な意味が隠されているのだが、原作や原作の制作陣も、何も言及されていない。

 

「すみません、分かりません!!」

サリアが、今までの勝ち気で気迫の籠もる言い方から一転、分からない、と言ってしまった。

 

 

「これは動力機構と燃料出力との関係が大パネルに、その他は注意事項や指揮命令系統の注意書きと思われます。スクリーンパネルには、映像や画像が投影されます。」

意外なことに、ヒルダが、このように答えた。

もっとも、私とミスティ、アルベルトとヒルダの4人の解析結果だが。

 

「どうして、ヒルダには分かるの??」

今度は、ミイ(ヴィヴィアン)が質問した。

 

「よく見てみれば??

反比例するXYグラフ、吐出出力と落下する燃料との関係図を分かれば、後は簡単。

もっとも、作戦のフィーフィングするべき場所にこのような内容は出すべきでは無いのだけれども。」

 

「あの図にはもう一つの意味があってね。

実は、異世界とのコンタクト方法への暗示でもある。」

アルベルトが言った。内容

 

 

 

『少々脇道に逸れましたが、他にご質問は??』

筆者が皆に尋ねた。

 

「ちょっと、タブー視すべき内容なのですが。

原作での私、ミスティの護衛や侍女、同級生はこの2次小説には、全く描かれていない、と理解して宜しいでしょうか??」

ミスティが、筆者に質問した。

うーむ。

私、リデル・田中としても、この内容には興味があるなあ。

 

『原作で、水着姿のアンジュに素手でKOされ、ペロリーナの着ぐるみの頭で卒倒して引っ繰り返った侍女には、この厳しくも美しい2次小説には、活躍の舞台はありません!!

 

第一、ミスティを守れない護衛や侍女は必要無いのです!!

原作の第8話を視聴して、筆者はうんざりしました。

「こんなキャラなど、不要だ!!」と、宇宙戦艦ヤマト2199の悪役、デスラー総統でも抹殺するでしょう。

 

ですから、この2次小説では2105年の主人公のリデル・田中とミスティを狙ったテロ事件で、その護衛の一人に男性の加藤稔氏を登場させたのです。

 

その後、加藤稔氏は出世を重ね、ローゼンブルム王室SPの隊長、警視監、地域警視総監、地域警察庁長官、そして日本連邦の連邦大統領府テロ対策担当補佐官までなられています。

 

侍従や侍女も数多くおられますが、まあ、筆者の時間の無さとキャラの名前の考える発想力の不足、ということでお許しを、ミスティ王女様。』

筆者はにこやかに、ミスティの質問に答えた。

 

「分かりました。

それでも、原作での私の高校(?)の同級生は??」

 

『話のつじつまが合わなくなるので、名前は特定しません。

この2次小説での医療支援部隊であるエンジェル隊、現在は増員されていますが、その中に入っている、とのご認識で宜しくお願いします。

登場人物が多くなればなる程、話やエピソードが等比級数的に増えますのでね。』

筆者は努めてにこやかに、ミスティの質問に答えた。

 

 

 

「関連した質問ですが、悪役の人物像とは??」

私は、筆者に敢えて質問した。

 

『ゼーレは例のエヴァンゲリオンらです。

朴槿恵苦根大統領は、皆様ご存知の人物からです。

 

後は、まあ、適当に悪役の名前や人物像を考えましたが、悪役はレプタニアン系などが多いので、そんな感じの人物像やイメージ、名前を考えました。

アイドルマスターの「悪徳記者」をもじった名前、なども出しましたが。

 

悪役では、原作で、アンジュの元同級生、アキホがいましたね。

残りの連中なども、原作の第9話、10話に登場する連中は、基本的に皆、悪役ですから。

そのようにイメージして頂ければ、と。』

筆者は私からの質問に、このように答えた。

 

 

「そう言えば、我が日本連邦は、死刑制度を維持拡大していましたねえ。

アキホも、テロ活動で死刑になったのですか??」

アルベルトが、筆者に質問した。

 

「そう言えば、筆者はこれについて記載が無いですね。」

私が、追加して質問した。

 

『リデル・田中大統領、アルベルト・マンシュタイン大統領がご存知無いことを、私が知っているはずがないのでは??』

筆者は、社交辞令的に答えた。

 

 

「またまたお戯れを。

この2次小説で、「天上界からの介入」を平気でされる筆者が、何を言われるのですか??」

アルベルトが畳みかけた。

 

『タスクとアンジュとの絡みがあって、わざと避けた、というのが本音ですね。

それに、2016年現在でも、各地でテロや凶悪事件が発生している中で、どのように人がテロや大事件を引き起こすのか、何がそのようにさせるのか、なども描きたかったのです。

 

ですから、私の本音を申し上げれば、アキホなど自殺しようと、自爆しようと、死刑になろうと、どうでも良いのです。

 

ご希望とあらば、稿を改めて書きますが??』

筆者はこのように述べた。

 

「犯罪心理学とか、テロやゲリラの未然防止、という面で、書いて頂ければ幸いです。

どうしても、このような考察は必要かと存じます。

日本連邦大統領として、この私、リデル・田中がお願い申し上げます。」

私は、筆者に頼んだ。

 

「私からもお願いします。」

ミスティ、アルベルト、ヒルダ、アンジュ、タスクなどからも依頼された。

 

「この辺で、筆者には、ご決断を頂きたいですね。」

阿倍野真三大統領が、あけみ夫人と共に、筆者に決断を促した。

 

『分かりました。

今後も、頑張って書き続けましょう。』

 

 

「それでは、本日の座談会は、これにてお開きとさせて頂きます。」

私の義理の父、エマニエル・ローゼンブルム国王が、お開きの挨拶をして、終了となった。

 




今回は第3部として、これまでの全体質問を中心に描きました。
次々に原作の矛盾やこの2次小説の考えを明らかにしてきましたが、如何だったでしょうか??

宇宙医科大学校の真の目的が『新人類や新文明の創造』であることを明らかにして、正式に実行段階に進めました。
私達は今後、どのように実行し、発展していくのか??


次回以降も、座談会などを行います。
これからは、外伝やエピソード等が多くなるかと存じます。

次回をお楽しみに。
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