クロスアンジュ 天使と竜の輪舞~愛するミスティ・ローゼンブルムと共に~   作:田中_jack

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 原作も第25話の最終回を残すのみ。
どう見ても、「ガンダム」の再来のような最終回の模様だ。
もうミスティは登場場面もなく放送終了なの??
作品内容は時間と作画のレベルで問題噴出ではないですか!!

あとはDVDとか、劇場版とかに期待しろ、とは酷いです、スタッフの皆様!!


この作品で、ミスティの素晴らしさを今後とも徹底的にアピールします!!


「黄金のタッグチーム」である私達4人らは、2111年11月8日に勃発した第一次ガリア帝国動乱に巻き込まれ、戦闘に参加しました。
そこで、「サリア」と名乗る女が隊長である、半ダースほどのラグナメイルチームと戦闘になったのです。

幸い、第一次ガリア帝国動乱は2日後の11月10日には終結しました。
その後のガリア帝国は無理矢理にルーマニアなどを編入したツケが回り、民族紛争が激化するなど、不安定化していきました。

私達は2111年12月より翌年の2112年3月まで、ドラゴンの世界などの「平行世界」の現状を視察することや、異星などとの交流をしつつ、学業や「政府広報」、イベント等をこなし、3月3日にはドラゴンの世界で「ドラゴン世界 春の園遊会」が開催され、エンデラント連合の大統領や日本連邦から古くからの知り合いである水瀬伊織さんなどが招待されました。

実に深い意図と戦略が、多くの国家や平行世界で動き始めています。
新キャラやジルなど活動不明の人物など、宇宙医科大学校の同期生らを含めて、どのように発展していくのか??

5月5日のミスティの誕生日パーティーでの大きな節目の時期に、当日未明から阿倍野大統領らを交えた会議で、今後の世界情勢などを話し合い、膠着した各国関係の打開に向けて、私達は「愛の革命作戦」を提案するに至ったのです。
恋も仕事も学業も益々ヒートアップで大発展!!



第28話 愛の革命作戦、始動!!

 2112年5月5日、ミスティの誕生日パーティーがお開きになった午前11時30分。

場所は日本連邦の自治国家であるローゼンブルム王国の王都、ジェノヴァにある王宮。

 

「黄金のタッグチーム」である私達4人は、ミスティの誕生日パーティーの前に出席した会議に参加したVIPの方々と共に、再び出席していた。

未明から午前にかけての会議では、ヨーロッパロシアや加州、満州、台湾、シベリア、トルコなどの大統領が「お忍びで」参加していた。

勿論、ミスティの誕生日パーティーにも参加していた。

 

それでも、先程の会議よりも参加者が多い。

宇宙医科大学校の同期生などのいつもの面々や、ヴィヴィアンやミハイル・プーチン、そして秋月涼君や水瀬伊織さんもいる。

文字通り、関係者全員の参加だな。

 

 

 

 日本連邦の阿倍野真三大統領が、「黄金のタッグチーム」である私達4人らを含めた全員に向かって、こう宣言した。

 

「私達は、マナの廃止に向けた戦いを進め、大きな前進を勝ち取りましたが、

まだまだ、これから、全廃に向け、ノーマの完全解放に向けて進んで行かなければなりません。

その作戦名、『愛の革命作戦』を、今日、この時から開始することを宣言します!!」

 

「皆さん、頑張りましょう!! エイエイオー!!」

 

全員が勝ち鬨を挙げて、大声で叫んだ!!

 

 

 

ここから、後世の歴史家が高く評価する、私達のノーマ解放、マナ撲滅の「第3の矢」としての政策が開始された。

 

 

丁度その日から、「黄金のタッグチーム」である私達4人らを含めて、今までの活動を超えた広報活動や軍事作戦を想定した訓練、そして各種の非公然を含む戦闘や情報活動、諜報などの仕事や事案が増加した。

 

当然の事ながら、大倉キャスターが取り仕切る番組、「とくタネNEWS!!」にも出演を重ねるなど、広報や宣伝も必死に行った。

表向きは、「学業に専念」しつつ、これらをこなすのも、大変であった。

 

なにしろ、2112年5月以降、プラハとウィーン周辺での空中戦闘やにらみ合いが頻発して、「黄金のタッグチーム」である私達4人を含めて、「実戦」「戦闘」の日々だったのだ。

それでも宇宙医科大学校のカリキュラムもあり、多忙な日々でもあった。

 

また、「G機関」ことガッポリーネが率いる情報機関など、軍や政府の情報機関や諜報組織なども、各国の主要都市などで活発な活動をしていた。

私達が所属する宇宙医科大学校ですら、それらの情報機関だけではなく、ジャスミンが率いる「ノーマ解放戦線」とのやり取りも増えてきたのだ。

 

今にして思えば、学生時代では一番多忙で、かつ厳しい時期だった。

 

 

 それでも、成果は徐々にではあるが、具現化してきた。

まず、2112年7月1日に、プラハ市とウィーン市、そしてその周辺地域は、完全自治自由都市を宣言し、ガリア帝国の軍隊は撤退に追い込まれた。

その替わりに、旧チェコ共和国とウィーン周辺との連邦である「チェコ・オーストリア連邦」として独自の政府設立と、その軍隊が日本連邦やエンデラント連合の支援の下で新たに編成された。

 

次に、2112年7月6日に、ルーマニアがブルガリア、トルコを経由して日本連邦に交渉の提案をしてきたのだ。

 

 

その翌日の7月7日、私ことリデルの誕生日パーティーの席上。

自治政府になったルーマニアのドバーレンコ・ブレンナー外相とモルドバのマレンコフ・チャイコフスキー外相、そして日本連邦の志木田茂雄大臣が出席して、ご挨拶を頂いた。

ガリア帝国の自治政府ながら、外相が何故ここに??

 

 後に明らかになった事だが、この時点でルーマニアとモルドバがガリア帝国から脱退することを日本連邦政府に伝えてきたのだ。

その理由として、ガリア帝国と、ベラルーシと連邦組んだポーランドとの対立が激化していること、来年にも戦争が開始されかねない現状に危機感を感じていることなどを「暴露」したのだ。

まるで、旧ワルシャワ条約機構に入っていた20世紀後半の冷戦期でも、ルーマニアは独自の方針で動いていた時期を彷彿とさせるようだ。

 

 

 2112年11月10日に、正式にルーマニアとモルドバがガリア帝国から脱退することを表明、即日実行された。

その翌日の11月11日、ヒルダの誕生日パーティーの席上。

独立国に回復したルーマニアのドバーレンコ・ブレンナー外相と日本連邦の志木田茂雄大臣、モルドバのマレンコフ・チャイコフスキー外相が出席して、これまでの外交成果と、ルーマニア、モルドバの日本連邦への参加交渉の開始を表明頂いた。

 

 翌年の2123年1月1日、ルーマニアと、その隣国であるモルドバが、所属する軍部隊が日本連邦軍の一部に編入する作業が完了したことを公表した。

同じ日に開催されたアルベルトの誕生日パーティーの席上では、私の父で大臣の田中隆男が、「普段よりも、よりうれしそうに挨拶していたこと」が強い印象を周囲に与えた。

 

正に、国際外交は「国盗り合戦」そのものである。

それは昔も今も変わらない。

 

 

 2113年3月、私とミスティの2番目の兄と姉が、宇宙医科大学校を卒業した。

卒業後は、やはり1番上の兄や姉と同様に、卒業生は全員、宇宙医科大学校付属病院に配属された。

ここまで来ると、明らかに政策的な意図をまざまざと感じる。

 

 

 2113年4月、「黄金のタッグチーム」である私達4人を含めて、4年生に進級した。

予備役ながらも、1年生では兵長だったが、2年生では伍長、3年生では軍曹、そして4年生ではようやく曹長まで出世したわけだ。

 

しかし、本当に多忙である。

「曹長」は、下士官のプロである。

「楽しい大学生活」など、夢のまた夢であった。

それもそのはず、2123年4月1日には、ルーマニアと共に、モルドバも日本連邦に正式加盟したのだから。

 

 

 2113年4月8日。

入学式の当日、早朝から宇宙医科大学校の会議室にて、重大な会議が開催されていた。

 

マギー教官が言った。

「本当に、やっと私が担任をしている生徒らも4年生に進級したわ。

医師国家試験まであと実質3年のカリキュラムをこなさないとね。

そして、この戦果と有名度、撃墜数まで、過去最高よ。

結構、結構。」

 

続いて、教官でもある蝶野亜美陸軍大尉が言った。

「建前では1組と2組の担任なのに、事実上、4年生の全てご担当されるのは大変ですね、マギー教官。」

 

「貴方も大変ね。

医療と機甲部隊の指揮や教育とは、雲泥の差でしょ、蝶野教官。

末次一郎宇宙軍大尉のように、貴方は医師でもないのに良く頑張っているわ。

もっとも、今日付で少佐に昇進・・・??

何、この辞令は??」

蝶野亜美陸軍大尉と末次一郎宇宙軍大尉に対する、たった今届いた辞令に、マギー教官は驚いた。

 

「ええと、読みましょう。

『蝶野亜美陸軍大尉と末次一郎宇宙軍大尉は、共に中佐に昇進の上で、新たに設立される宇宙医科大学校校内の「特殊機動部隊(仮称)」に配属される。

この部隊は、ルーマニアの首都ブカレストに新設され機動運用される「統合戦略指揮司令部」の支援にも当たる。

尚、今までの教官の業務は引き続き継続される。』

 

ご栄転、おめでとう!!」

マギー教官は言った。

ちなみにマギー教官は、予備役ながらも階級は大佐扱いだ。

そんなに年は違わないのにね。(笑)

 

 

本人達は、真っ青だった。

国防の最前線に立たされつつ、教官をする??

そして、黄金のタッグチームなどの「非凡な」生徒達を含めた機動部隊に関わる??

もう、駄目だ。

死ぬか、殺される??

 

 

「まだ続きがあるわよ。

『「特殊機動部隊(仮称)」は、あくまでも実験研究部隊とし、蝶野亜美陸軍大尉と末次一郎宇宙軍大尉はその指導や教育に当たるものとする。』

良かったわね。」

マギー教官は言った。

 

本人達は、本当に喜んだ。

現金な方々だな。

 

また、ケマル・縁部理桜(えんぶりお)氏とマギー教官も、同時に予備役の准将に昇進した。

 

 軍の組織改編も大きく進行していた一方、国内外情勢や宇宙情勢も激動を始めていた。

 




 今回は大学3年生の春から4年の春までを描きました。

大きな節目を迎えた私達。

「黄金のタッグチーム」である私ことリデル、ミスティ、アルベルトとヒルダの私達4人を含めて、宇宙医科大学校の同期生らは、どのように今後発展していくのか??
4年生の春以降、私達の関係に益々大きな発展の予感??

次回をお楽しみに。
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