クロスアンジュ 天使と竜の輪舞~愛するミスティ・ローゼンブルムと共に~   作:田中_jack

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 原作ではエンブリヲは25話(最終回)では死後、死体は無くなっていましたね。
それでも、エンブリヲだけが、100%悪いのでしょうか??
疑問が残ります。

彼に従った全ての首脳部や人達には罪は無いのでしょうか??
絶対にありますよね。
このような事例は、歴史にも、現在の社会にも、数多くあります。

前回の31話にて、円鰤夫(エンブリヲ)が日本連邦などに対して会談をして和解しているのは、その疑問を本作品の中で表現したかったからです。

最終回まで、主人公とミスティのハッピーエンドまで、登場キャラが幸せになるまで、この作品を必ず書き続けます!!

今回は、「黄金のタッグチーム」の4人、私とミスティ、アルベルトとヒルダの愛と絆が深まったお話です。



第32話 私とミスティ、アルベルトとヒルダの愛と絆が深まる

 2113年7月7日、午後0時。

場所は日本連邦の自治国家、ローゼンブルム王国の王都ジェノヴァにある王宮。

 

ここで、私こと、リデル・田中の13歳の誕生日パーティーが大ホールで午前10時から開催され、無事お開きになった。

今回は、後世では「歴史的な大転換の起爆点」となった会談、と評されることになった、エンブリヲ・フォン・フリードリッヒこと、円鰤夫(エンブリヲ)氏の会談や、その発言が非常に注目されていたため、予定を30分間延長したのだ。

勿論、「黄金のタッグチーム」の私達4人は、参加した当時は、そこまで歴史的に重要な会談であったとは、夢にも思わなかった。

それだけ、重要な会談や歴史的な事件などに遭遇し、関わっていると認識出来たのは、かなり後になってからだったのだ。

参加している時は、皆、必死だから当然であろう。

 

「リデル、やっと、ほっと出来たね。」

ミスティが、笑顔で私に話しかけた。

 

「そうだね。

今日は映画のような1日だったよ。」

私も笑顔で返事をする。

 

「大型怪獣は出る、ケマル・縁部理桜(えんぶりお)さんとマギー・ヒイラギ教官の婚約発表、エンブリヲ・フォン・フリードリッヒこと、円鰤夫(エンブリヲ)氏の会談は盛り上がる、で、今日の僕の誕生日パーティーも影が薄いよ。」

 

文字通り、何でもあり、の1日だった。

そのご褒美であろうか、「黄金のタッグチーム」の私達4人は除いた、戦闘に参加した同期生や「縁部理桜チーム」、そしてVIPの多くは、近くにある「縁部理桜ホテル」に宿泊したのだ。

もちろん、カップル毎の部屋を用意されて、ですよ。

最高の「おもてなし」ですよね!!

 

「映画のような1日、ねえ。

映画『ローマの休日』のようなシーンはなかったね。」

ミスティが、ちょっと刺激的なものが欲しいような表情で言った。

ああ、ミスティは、そのようなあこがれを抱いているのか。

やはり、王女様だなあ。

 

 

 7月7日の夕方。

「黄金のタッグチーム」である私ことリデル、ミスティ、アルベルトとヒルダの私達4人

は、王宮にて『この4人の間では、いつものように行われている』、一緒の入浴を楽しんでいた。

今日は露天風呂のような「大型浴槽」での入浴だ。

 

しかし、そこは私もミスティも13歳。

そして、アルベルトもヒルダも、もうすぐ13歳。

お互いが、少年は男性に、少女は女性になる年頃だ。

他愛のない話をする事から、お互いの近況、夢、などを話ながらの長風呂となった。

 

風呂から上がって私とアルベルトが着替えを進めている時。

ミスティとヒルダが、示し合わせたように、風呂から上がり、裸で私とアルベルトに向かってきたのだ!!

 

「抱いて部屋まで運んで!」とおねだりする2人。

私はミスティを、アルベルトはヒルダを、それぞれ服を持って「お姫様だっこ」でそれぞれの寝室まで歩いて運び始めた。

 

ここまでは良かったのだ!!

 

 ここから、また一波乱があった。

 

何と、グレース・ローゼンブルム国王王妃が、私がミスティを「お姫様だっこ」で寝室まで運んで、そのままソファーに、抱いたまま腰を下ろした時に、部屋に入ってきたのです!!

 

グレース・ローゼンブルム国王王妃は庶民の出身で、モデルなどの芸能活動をしていた時期もあり、プロデューサーとして駆け出しの頃のケマル・縁部理桜氏の紹介で、国王のエマニエル・ローゼンブルム国王の再婚相手となったお方である。

その後、ミスティ王女と、双子の兄のハレー王子など2男2女を産んだのだ。

 

 

何を王妃様から言われるか??

「あらあら、良いことをしていますわね。

私も本当に喜んでいますよ、リデルさん。」

グレース・ローゼンブルム国王王妃は第一印象を語るが如く、さらっと話した。

はあ??

 

「そんなに良いことをしていますか??」

思わず、私は聞き返した。

 

「ええ、良いですわ。

ミスティ、裸になるだけではなくて、もっともっと、恋人を喜ばせることを覚えなくちゃねえ。

例えば、「お姫様だっこ」をされたら、お尻や腰を男性のシンボル部にこすりつけるとか、手で刺激するとか。」

こんな時にも、性教育や性的な指導ですか、王妃様??

 

「先程、アルベルト君とヒルダさんの動きを見ていたのだけれども、ヒルダさんは、本当に積極的だったわよ。

それでも、アルベルト君は鈍感なのか、単に堅いのか、反応が今ひとつだったのよね。

だから、色々と2人に指導してあげたのよ。」

 

「まあ、アルベルトは天才肌で、数学や物理などの学問で頭の半分は埋まっていますから、そうでしょうね。」

思わず、私は答えてしまった。

王妃様は、アルベルトとヒルダに、どんな指導をしたのだろう??

 

「その点は、リデル君は良い動きをしているわ。

ミスティも、もっともっと積極的にならなければダメよ。

どうも、ミスティはお堅い男の子のように堅いのよねえ。

誰に似たのやら。」

グレース・ローゼンブルム国王王妃は、自分の娘であるミスティに、トンデモ評価をしていた。

 

(個人的な印象では、ミスティの性格は、父親のマニエル・ローゼンブルム国王の性格に

非常に似ている。

だから、私が後年、政治家になってもすぐに適応が出来たのだろう。)

 

「お母様、私はそんなに堅い女ではありません。

第一、私は非常に社交的です。」

ミスティが答えた。

ほう、ミスティが珍しく、口答えするとはねえ。

 

「私は、いつも恋人のリデルと一緒です。

勉学も戦闘時も、食事も風呂も休んで寝るときすらも。」

ミスティは普通の13歳の娘を持つ親や親族ならば、吹っ飛ぶか、怒られるような発言を、当たり前のように言った。

もっとも、宇宙医科大学校の同期生などでは、皆、同じようにミスティが言ったようなカップルの生活状況ですがね。

 

「当たり前の事よ、同志、そして戦友なのだから。

同志や戦友はね、何でも共有出来るものなのよ。」

グレース・ローゼンブルム国王王妃は、ややトーンを下げて言い返した。

さすがに、ここまではっきりとミスティの決意を示された事に、安心したのだろう。

 

「それならば、ここでお二人の愛が本物であることを証明して見せて。

ミスティ、リデル君をエスコートして裸になって、ベッドで寝なさい。」

 

「ええ、良いわよ、お母様。ここで証明しましょう!!」

ミスティが意地になって、裸になった。

そして、私も服を脱いだ後、ミスティは私をベッドに誘った。

 

「私を愛しているのならば、キスして抱きかかえてベッドへつれてって。」

ミスティが、私に初めて「愛しているのならば」という台詞を口にした。

 

私はミスティにキスをした。

「もっと、もっと、キスして」

「いいよ。ミスティ、愛しているよ。」

何度もキスを重ねた。

3回、5回、10回、と。

 

 

そして、ミスティを抱きかかえて、ベッドに「ベッドイン!!」をした!!

30歳の今ならば、私はもっとうまくやれる。

でも、勉学も戦闘時も、食事も風呂も休んで寝るときすらも、いつも一緒でも、このような場面は本当に初めてだった。

 

私は、まるで宝石を見る想いで、ミスティを見た。

「裸のマハ」のような雰囲気とオーラが、ミスティから発せられていた。

 

ミスティも、同じ想いの目で私を見た。

ここまで真剣に見る目は、まるで美しい女神の目のようだ。

 

 

そして、自然に、有名な彫刻である「抱擁」のようなポーズになっていった。

その時だった。

 

まるで光輝く天啓のような強いオーラが、私達2人を包み込んだのだ!!

 

 

そこで、ますます、ミスティは女性らしく、私は男性らしくなっていく。

 

 

もう、2人の間に言葉はいらないような状態になった。

「リデル!!」

「ミスティ!!」

何というべき感覚だろうか??

 

本当の恋はこのような事を言うのであろうか。

愛の河が流れる如く、力強い想いの結晶が、2人を包み込んだのだ!!

 

 

もう、最高の気分だ。

この後は、私も、ミスティも、この胸の鼓動と気分の高まりをどうしようか??と考えるとこだけだ。

 

正直、どうしようか??と考えた。

宇宙医科大学校でも、恋愛や性に関しては教育されていたが、お互いに「全身への愛撫」から始めようか??

 

 

「うふふ。本物のカップルになるわね、貴方達は。」

グレース・ローゼンブルム国王王妃は、心から喜んだ。

 

その後が、ちょっときついオチだった。

「避妊具や避妊薬はたくさん準備しておいたのよ。ここに置いておくから、使用してね。」

一応、私は、念のため既にコンドームを準備しておりましたが、それを使用する状況には至っておりません、はい。

 

 

後で知ったのだが、私とミスティとほぼ同じ状況が、アルベルトとヒルダとの間にも起きたのだ。

 

その直後、私達4人は、周囲から「えらく大人になった」と評価されるようになったのは、やはり自分達の殻を破り、大きな「成長」があったからなのだろう。

 

 

 

 さて、7月7日の会談の成果の一つとして、7月10日付けで「黄金のタッグチーム」の私達4人などの4年生の同期生が、今回の会談の結果、大きく増員されたのだ。

勿論、全員恋人同士、カップルなのだ!!

(男性、女性の順に表記)

 

1組:

・オスプレイ・山田とゾーラ・アクスバリ⇒男女それぞれのクラス長

☆「黄金のタッグチーム」私達4人

・私こと、リデル(本名 リデル・田中)とミスティ(本名 ミスティ・ローゼンブルム)

・アルベルト(本名 アルベルト・マンシュタイン)とヒルダ(本名 ヒルデガルト・シュリーフォークト)

 

☆留学生

・タスク(本名 タスク・マインコフ・真田)とアンジュ(本名 アンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギ)

・レオポルド(本名 レオポルドティーネ)とサラ(本名 サラマンディーネ)

・テルメ(本名 テルメルダス)とナーガ(本名 ナーガレスタ)

・レオナ(本名 レオナリーネ)とカナメ(本名 カナメシュール)

・ラファイエル(本名 ラファイエル・ドロン)とモモカ(本名 モモカ・荻野目)

 

2組:

・アレクトラ・フォン・アタチュルクとエルシャ(本名 エルシャ・リンドス)

⇒男女それぞれのクラス長

・ジョージ・ルイスとロザリー(本名 ロザリアス・ロルカ)

 

☆「ダイヤモンドローズ騎士団」12人

・マイケル・ポールセンとサリア(本名 サリア・フォン・エーデンベルグ)

・ランヌ・ド・バスとクリス(本名 クリス・アレニウス)

・ウラジミール・ドンスコイとターニャ(本名 ターニャ・ドニエツク)

・ショパン・ワレサとイルマ(本名 イルマ・コシューシコ)

・碇信司とシャナ(シャナ・ニエトリータ)

・ベニート・メディチとチョチョリーナ(チョチョリーナ・レーベンヘルツ)

 

3組:

・ローゼン・フォン・アドリア・チトー氏とジル(本名 アレクトラ・マリア・・・フォン・レーベンヘルツ)⇒男女それぞれのクラス長

・イージス・霧島氏とパメラ(本名 パメレーベ・マイコフ)

・ウリエル・佐藤氏とカル(本名 ヒカル・愛田)

・アリエル・大場氏とオリビエ(本名 オリビエ・アテナイ)

 

4組:

・大室哲也氏とエレノア・ルイス⇒男女それぞれのクラス長

・龍川秀明氏とアン・霧島

・ドラゴーニュ・江崎氏とメイ・シュタイナー

・陳文傑氏と林美玲

 

5組:

・衛宮士郎と遠坂凛⇒男女それぞれのクラス長

・アーチャーとセイバー

・ギルガメッシュとバゼット・フラガ・マクレミッツ

 

 これだけでも、大きな増員である。

異分野としては、尋常ではない非凡な歌姫や歌手である、如月 千早とその恋人のアンディ・ブルースなどの処遇については、一旦、「特殊機動部隊」に入隊後、学習や訓練を進め、改めて適性を見て入学することになったが、初日にとんでもない試験の点数を全員が叩き出し、全員が2学期に、秋月涼君と水瀬伊織さんが所属する3年生に編入されることが、最終的に決定された。

また、所属しているナムコプロ、パンナムプロ等は、所属しているタレントを含めて軍属扱いの優遇を与えることが決定された。

 

尚、この処置は、魔術などで非凡な才能や能力がある、衛宮士郎と遠坂凛などにも適用され、家族や親族、関係者で、「国家や地域に有益な人やサーバント等」は軍属扱いの優遇を与えることが決定された。

 

 

 我が日本連邦は、軍事力や技術力だけではなく、非凡な魔術力や戦闘力、歌唱力などの才能や技能を持つ人材を集めるなど、なりふり構わずに、あらゆる面での戦闘力を高める努力を始め、その一環としての「異分野などの強化」であったのだ。

未知の「大型怪獣」の襲撃もあったのだから、あらゆる分野に対応できる体制を整えることは当然と言えば当然である。

 




 今回は大学4年生の夏、私ことリデルの誕生日パーティー後を描きました。

大きな節目を迎えた「黄金のタッグチーム」である私ことリデル、ミスティ、アルベルトとヒルダの私達4人は、愛と絆を深め合いました。
私達4人を含めて、宇宙医科大学校の同期生らは、どのように今後発展していくのか??

サリア達の今後は??
情勢の変化は??

4年生の夏以降、私達に益々大きな発展の予感??
次回はエピソードを中心に描きます。

次回をお楽しみに。
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