クロスアンジュ 天使と竜の輪舞~愛するミスティ・ローゼンブルムと共に~ 作:田中_jack
フランス革命から330周年記念日の2119年7月14日、2ヶ月前に政権内クーデターで実権を握ったフランス大統領の愚策と愚考により、ついに第二次フランス革命が勃発しました。
その対応として、「黄金のタッグチーム」の私達4人は、佐藤大助日本連邦軍統合最高司令官より演説やTV出演などで革命を沈静化させる命令を受け、フランスの首都パリに乗り込み、沈静化に成功します。
その後、フランスやエンデラント連合、北欧諸国などの歴訪に同行した私達。
政府専用機などでマーメイア共和国の首都ストックホルムに向かう私達に、攻撃が加えられます。
私達はその攻撃を撃退し、マーメイア共和国宇宙軍のグスタフ・アドルフ大佐らと連携、勝利とマーメイア共和国の政権交代の成果、そしてポーランド、ガリア帝国とマーメイア共和国の秘密同盟の破綻、という大成果を得ます。
既に第二次フランス革命や、マーメイア共和国動乱により、軍事バランスや国際情勢が崩れ、変化する、更なる大きな動きが始まっていた中で、敢えて、10月8日に「中欧連邦構想」を、ガリア帝国の元第1皇女であったアレクトラに訴えかけさせることになりました。
どんな波乱や成果など、劇的な運命が待ち受けているのでしょうか??
2119年10月8日。
ガリア帝国の第1皇女であったアレクトラが、「中欧連邦構想」を、午前10時、ウィーンの首相官邸にて発表した。
もちろん、ガリア帝国とポーランドへの痛烈な批判と当てつけであった。
そして、これは、日本連邦から両国に対する「事実上の投降勧告」でもあった。
アレクトラと、その夫であるチトー氏は、獅子の如く、ガリア帝国とポーランドを批判し続け、両国の経済や社会問題の解決には、「中欧連邦構想」しかない、と宣言した。
発表の席には、エンブリヲ・フォン・フリードリッヒ首相、そして、サリアが隊長を務めた「ダイヤモンドローズ騎士団」らの姿もあった。
つまり、ガリア帝国から見れば、「ガリア帝国の病死したことにして社会から抹殺した第1皇女」が、祖国に対して公然と謀反を企て、その背景には、チトー氏の本家であるローゼンブルム王家、そして日本連邦が背後で操っている、ことになる。
逆にポーランドから見れば、「中欧連邦構想」は、ある意味で中世のポーランド帝国の栄光を取り戻し、自国の悲願が達成される構想でもある、おいしい餌でもあった。
一方、同日、同時刻の旧マーメイア共和国、現在のマーメイア連邦の首都、ストックホルムの、元書記長官邸であった、現在の大統領官邸。
ポーランドのベック外務大臣が、コシューシコ国防相兼ポーランド大統領と共に、ストックホルムでの会談のために、「黄金のタッグチーム」の我々4人など、前回の訪問でお邪魔した主要メンバ-、スウェーデン王室関係者、志木田茂雄代務大臣、中谷元雄国防総省大臣、私の父である田中隆男大臣、マーメイア連邦政府のイエール大統領とノーベルゲン外相、マンネイヘイム国防大臣も同席した、3ヶ国の2+2会談である。
ポーランドの前大統領と副大統領、首相が7月の志木田外務大臣一行の襲撃という、勝手な戦いでの敗戦と汚職で逮捕されたので、コシューシコ国防相が大統領を兼務していたのだ。
ようやく、ここまで来たか。
私は、ほっと、一息を入れた。
――――――――――回想――――――――――
2119年7月23日から8月1日の帰国までの、「マーメイア共和国動乱」と呼ばれることになった動乱に巻き込まれ、外遊に参加した私達全関係者の全員が、8月21日より東京目黒の「統合幕僚学校」の高級課程を履修しつつ、防衛医科大学校や「政府の大戦略検討」に参加、9月末まで、東京目黒の「統合幕僚学校」の高級課程を履修しつつ、防衛医科大学校や「政府の大戦略検討」を徹底的に行った。
「HOI」のような戦略シミュレーションも改めて徹底的に行ったのも言うまでも無い。
そして、阿倍野真三大統領や中谷元雄国防総省大臣、志木田茂雄外務大臣らにも報告、了承を得た。
その際、最も留意したのは、ポーランドとガリア帝国の離反である。
そのための目玉は、19世紀以来、脈々と構想されている「中欧連邦構想」であった。
これにより、ガリア帝国とポーランドに外交攻勢をかける絶好の構想として、日本連邦政府の戦略と意思として採用した。
但し、建前上は政府の輔弼(ほひつ)機関である、御前会議の後継、日本連邦政府の「地域代表者会議」では、天皇皇后両陛下のご決断が求められる、との意思が示された。
そこで、「マーメイア共和国動乱」と呼ばれることになった動乱に巻き込まれ、外遊に参加した私達全関係者の全員が9月21日に旭日大綬章を叙勲することになり、その翌日22日の秋の園遊会に招待された機会を利用することに決定された。
9月21日の叙勲の際、天皇皇后両陛下は、私とミスティ、アルベルトとヒルダに、次のような、やさしいお言葉を述べられた。
「ポーランドにはご配慮下さい。」
前回の叙勲は旭日単光章であったので、勲章の上でも私達は大出世したものだ、と強く感じずにはいられなかった。
翌日の9月22日、秋の園遊会の際、天皇皇后両陛下は、私とミスティ、アルベルトとヒルダに、次のように、明確な承認のご意志を示された。
「私達や皇太子など皇室からも、ローゼンブルム国王陛下やスウェーデン国王陛下、英国国王陛下、オランダ、ベルギー、スペイン、デンマーク、ノルウェーの王家や国王陛下に働きかけを行っております。
皆様が、阿倍野真三大統領を中心に、志木田茂雄外務大臣、中谷元雄国防総省大臣、田中隆男大臣らと共に頑張っておられ、何度も何度も命を懸けて戦っておられることは良く承知しております。
私の目からですら、ガリア帝国は悪魔に心を売り払った極悪国家、犯罪国家に成り下がりました。
彼らには、深刻な懲罰もやむを得ないでしょう。
しかし、ポーランドが我が国に攻撃を仕掛ける意思があったとは、どうしても思えないのです。
今一度、ポーランドとの直接会談をした上で、中欧連邦構想を進めて下さい。
経済支援などの資金は、ポーランド向けが10京円規模、ガリア帝国対応に50京円規模、その他の宇宙戦費等に140京円規模を準備しております。」
その深いお考えとご準備に、ただただ、恐れ入る私達であった。
天皇皇后両陛下のご意志もあり、急遽ポーランド政府の意思を確認するため、今回のストックホルムでの2+2会談となったのだ。
――――――――――回想おわり――――――――――
ストックホルムでの2+2会談にて、冒頭からサプライズの連続となった。
ポーランドのベック外務大臣が、いきなり土下座して、こう切り出したのだ!!
「大変、大変申し訳ありませんでした。
志木田外務大臣をはじめ、日本連邦政府のご一行、マーメイア連邦の方々にも多大なる苦痛を与えましたことを、心からお詫び申し上げます。」
「殺そうとした相手に、今更、土下座しても何も出てきませんよ、ベック外務大臣。」
志木田茂雄外務大臣が、ばっさりと切り捨てた。
「外交のための航空機を兵器で攻撃して、平気な顔して他国で会談??
笑わせるな!!
君達とは第一、何も腐れ縁すら無いのだ!!
停戦協定以外はねえ!!」
ドンドン、と机を拳で叩いて、怒りが本当であることを、志木田茂雄外務大臣は強調していた。
「まあまあ、外務大臣、落ち着いてくださいよ。」
中谷元雄国防総省大臣が、いさめた。
やはり、元軍人である中谷大臣、落ち着いていますね。
そして、ベック外相に向けて、こう言い放った。
「何故、7月末に旧マーメイア共和国を訪問しようとした政府専用機を攻撃しようとしたのです??
答えて下さい!!」
「・・・・。はい。
今回の攻撃の件は、前政権の大統領、副大統領が独断で軍事行動の命令をしたのです。
前大統領らの旧政権首脳は、隠れて大々的な汚職、贈収賄を行っておりました。
また、それらのネタを掴んだガリア帝国から脅迫されていたのです。
もし攻撃しなければ、BC兵器をもってポーランドを全滅させる、と。」
ベック外務大臣は、はっきりと答えた。
「ガリア帝国の国力は相当疲弊し、衰えています。
それでも、BC兵器の開発製造だけではなく、人造動物や人造巨大人間、巨大怪獣などの開発や生産に注力しています。
将兵の非人道的な人体実験や人体改造ですら行っているとの情報もあります。
正に、神も恐れぬ極悪非道な行為です!!
マナの使用時期に、ノーマやノーマ擁護者の射殺や虐待、財産没収などを一番積極的に行ったのはガリア帝国です。
迫害を受けた人の数では全体の8割を越えているのです。
我々も、長年にわたってノーマ迫害阻止や情報提供などでも日本連邦と協力関係にあったことは、志木田茂雄外務大臣もよくご存じでしょう??」
ベック外務大臣は、更にはっきりと答えた。
「私を含めて殺そうとした事実は事実です。
それは分かりますよね??
何故そこまで分かるなら、貴国がガリア帝国の支援や秘密同盟は何故あったのですか??」
志木田茂雄外務大臣は、更に問い詰めた。
「もう時間は、ありませんよ。
どんな理由があったのかはともかく、貴国はガリア帝国の脅迫に屈したということは、他の国家にも容易に屈服する、ということです。
例えば、マーメイア連邦とか、エンデラント連合とか、その他の分離独立の動きのある地域とか。
そして、ヨーロッパ以外の地域や異星からの脅威も高まっています。
アルゼンチンやコロンビア、北米の一部地域。
ザイア星のザイア民族とかレプタニアン星のレプタニアン人の一部も脅威です。
過去の経緯と、現在の解決策を示して下さい。」
「我が国は、かつての冷戦時代の東欧諸国のように、経済的、財政的に厳しい立場に追いやられたのです。
追い詰められた末、前政権が愚かな行動をしてしまったのです。
本当に、惨めな状況です。」
コシューシコ国防相兼大統領は言った。
「その唯一の打開策は、日本連邦からご提案された中欧連邦構想ではないかと考えております。」
「ほう、ポーランドは中欧連邦構想に賛同頂けるのですね??」
私の父である田中隆男大臣が言った。
「エンデラント連合が、オーデル・ナイセ線を東の国境にはしない、と明言されている点は、どうされますか??」
「その時は、その時です。」
コシューシコ国防相兼大統領は言った。
「エンデラント連合や、日本連邦への吸収もやむなし、と考えております。」
「しかしながら、日本連邦への加盟とその維持は、現在の貴国の実力や財政状況、そして経済力だけでは厳しいのでは??」
私の父である田中隆男大臣が、心配して言った。
「現状では、国防費と国防軍の提供だけでは、とても加盟費の維持も厳しいでしょう。
他の参加各国は、貴国の国防費の2倍以上の財政負担や防衛負担を、それぞれ行っている現実があるのです。
フランスや旧ミスルギ皇国の現状を参考に、中欧連邦構想を煮詰めましょうか。」
私の父である田中隆男大臣お得意の、助け船だな。
「はい、喜んで。
宜しくお願い申し上げます。」
コシューシコ国防相兼大統領は嬉しくて仕方が無い様子で言った。
「ガリア帝国の脅威を速やかに徹底的に排除し、無力化することに協力頂けますよね??」
中谷元雄国防総省大臣が、畳みかけて確認した。
「はい、もちろん喜んで。
宜しくお願い申し上げます。
情報も、資料も、敵の現状も全て提供します。
また、BC兵器などの危険な兵器の位置も把握しております!!
兵力提供も先制攻撃でも何でもやります!!」
コシューシコ国防相兼大統領は、ここでこそ売り込みするぞ、とばかりに必死だった。
「貴国が何でもやるなら、すぐに資料の提出と、情報機関同士のやり取り、そして、関連する国家や軍などへの連絡、対ガリア帝国攻略作戦の策定、秘密工作、攻撃準備と行きましょうか。」
志木田茂雄外務大臣も負けずに、行け行けどんどん、という勢いで言った。
「はい、勿論です。
何でもやります!!」
ベック外相も、覚悟を決めて進む決意を示した。
マーメイア連邦政府のイエール大統領とノーベルゲン外相、マンネイヘイム国防大臣も、今回の会談内容を了承し、マーメイア連邦政府もポーランドと共に何でも支援することを表明した。
これにより、会談は成功裏に終わり、関係部局などに連絡と対応を指示、その後は昼食となった。
「リデル・田中宇宙軍大佐、お久しぶり。」
旧マーメイア共和国、現在のマーメイア連邦のグスタフ・アドルフ宇宙軍大佐が、敬礼をして話しかけてきた。
スウェーデン王室のお方だ。
「こちらこそ、お久しぶりです。
グスタフ・アドルフ宇宙軍大佐。
お元気そうで、何よりです。」
私も、敬礼をして挨拶をした。
「君達も叙勲などを受けて大出世街道を驀進中だね。
これで肩に星が付くことは間違いなし、だ。」
グスタフ・アドルフ宇宙軍大佐が言った。
「私も、そうなるのだがね。
さて、これからは共同作戦を開始、というところだね。」
「はい、そうですね。
私は現在、ウィーンに行っているアレクトラ達が気になります。
ガリア帝国は、手段を選ばない国家ですから。」
事実、その言葉通りの行動をガリア帝国は行い、第二次ガリア帝国動乱でこの節操も道徳も倫理すらないガリア帝国は、滅亡への道をひた走ることになった。
2119年10月8日の午後1時。
ウィーンに滞在中のアレクトラとその夫のチトー氏、その護衛などの一行は、昼食後、エンブリヲ首相らと談話を楽しんでいた。
さすがはアレクトラ、堂々と女王の品格さえ出して演説や会談をこなしていたのだ。
それと同じ頃、ストックホルムに滞在していた私達に、緊急連絡が入った。
発信元は東京の日本連邦軍最高司令部。
佐藤大助最高司令官からだった。
「ガリア帝国が、BC兵器、人造動物や人造巨大人間、巨大怪獣などを繰り出す準備を整えつつある。
このままでは、すぐに戦闘開始の状況だ。
緊急出動、及び戦闘準備態勢を命ずる。
先制攻撃や対テロ、対ゲリラ、対特殊部隊対応戦闘を含めて、全ての行動を許可する!!」
「軍のタスクフォースの指揮権限も、引き続きシルヴィオ・ベルルスコーニ3大元帥が行って貰いたい。
作戦行動を許可する!!
後は、各自、行動と全兵器の使用自由!!」
後に、「第二次ガリア帝国動乱」と呼ばれる、ガリア帝国滅亡への戦いが、この時に開始された。
戦闘開始時、かつての宇宙医科大学校の同期生(第75期)のうち、2組と3組はウィーンにおり、その他の1組、4組、5組と、研修医時代に同期となった東郷ヤコブレフ氏と、その婚約者高垣楓さん、第76期の全員が、ストックホルムにいた。
軍のタスクフォースの副司令官で宇宙医科大学校の校長でもある、ウラジミール・ロンメル2大元帥が、次のように命令した。
「日本連邦の外務、国防総省の両大臣、田中隆男大臣はモスクワへご移動下さい。
宇宙医科大学校関係者は、全員、護衛を兼ねてモスクワに移動、その後、ワルシャワとウィーンに展開する。
そして、ポーランド、マーメイア連邦は、ガリア帝国の首都、ブダペストを攻略、占領する。
占領地域は、旧ハンガリー領と、旧スロバキア領を優先する。
ウクライナ地域の占領は、後回しにする。
作戦行動、状況開始!!」
2111年11月8日に勃発した第一次ガリア帝国動乱以来、約8年。
2112年5月5日に、『愛の革命作戦』の発動を宣言して以来、7年5ヶ月。
ようやく、ガリア帝国の攻略まで来ることが出来た。
もう、本当にやるしかない!!
2119年10月8日、午後4時。
ウィーンに我々の部隊が到着、展開の後、戦闘が開始された。
この時点で、戦闘に参加した75期、76期の人員は、次の通りだ。
(男性、女性の順に表記)
注:モブキャラとその数はご想像にお任せします。
特に、1組と2組。
宇宙医科大学校 第75期生
1組:
・オスプレイ・山田とゾーラ・アクスバリ⇒男女それぞれのクラス長
☆「黄金のタッグチーム」私達4人
・私こと、リデル(本名 リデル・田中)とミスティ(本名 ミスティ・ローゼンブルム)
・アルベルト(本名 アルベルト・マンシュタイン)とヒルダ(本名 ヒルデガルト・シュリーフォークト)
☆留学生
・タスク(本名 タスク・マインコフ・真田)とアンジュ(本名 アンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギ)
・レオポルド(本名 レオポルドティーネ)とサラ(本名 サラマンディーネ)
・テルメ(本名 テルメルダス)とナーガ(本名 ナーガレスタ)
・レオナ(本名 レオナリーネ)とカナメ(本名 カナメシュール)
・ラファイエル(本名 ラファイエル・ドロン)とモモカ(本名 モモカ・荻野目)
2組:
・アレクトラ・フォン・アタチュルクとエルシャ(本名 エルシャ・リンドス)
⇒男女それぞれのクラス長
・ジョージ・ルイスとロザリー(本名 ロザリアス・ロルカ)
☆「ダイヤモンドローズ騎士団」12人
・マイケル・ポールセンとサリア(本名 サリア・フォン・エーデンベルグ)
・ランヌ・ド・バスとクリス(本名 クリス・アレニウス)
・ウラジミール・ドンスコイとターニャ(本名 ターニャ・ドニエツク)
・ショパン・ワレサとイルマ(本名 イルマ・コシューシコ)
・碇信司とシャナ(シャナ・ニエトリータ)
・ベニート・メディチとチョチョリーナ(チョチョリーナ・レーベンヘルツ)
3組:
※かつての極秘チームで未公表だったクラス
・ローゼン・フォン・アドリア・チトー氏とジル(本名 アレクトラ・マリア・フォン・レーベンヘルツ)⇒男女それぞれのクラス長
・イージス・霧島氏とパメラ(本名 パメレーベ・マイコフ)
・ウリエル・佐藤氏とヒカル(本名 ヒカル・愛田)
・アリエル・大場氏とオリビエ(本名 オリビエ・アテナイ)
4組:
※異能集団のクラス
・大室哲也氏とエレノア・ルイス⇒男女それぞれのクラス長
・龍川秀明氏とアン・霧島
・ドラゴーニュ・江崎氏とメイ・シュタイナー
・陳文傑氏と林美玲
5組:
※魔術に強い異能集団のクラス
・衛宮士郎と遠坂凛⇒男女それぞれのクラス長
・アーチャーとセイバー
・ギルガメッシュとバゼット・フラガ・マクレミッツ
☆75期相当(研修医で同期)
・東郷ヤコブレフと、高垣楓
第76期
1組:
・ミハイル・プーチンとヴィヴィアン(本名 ミイ)⇒男女それぞれのクラス長
☆ローゼンブルム大学の大学院生で、「特殊機動部隊」第1期生の8人
・ベッカム・キングリッジとナオミ・キャリア
・ネタニヤフ・ベンジャーとメアリー・ベギン
・ハルカ・桃山とマリカ・林
・ハジ・モジュールとノンナ・サダト
☆芸能人で東京大学理学部を卒業したばかりの「特殊機動部隊」第1期生の2人
・秋月涼と水瀬伊織
2組:
☆芸能界より入隊した「特殊機動部隊」第2期生の10人
・アンディ・ブルースと如月 千早⇒男女それぞれのクラス長
・御手洗 翔太と萩原 雪歩
・石油王こと三浦友和と三浦 あずさ
・伊集院 北斗とサイネリアこと 鈴木 彩音
・天ヶ瀬 冬馬と水谷 絵理
☆3年生に編入された新人には、かなり政治的な思惑や軍事的な思惑(特に、土木関係に強い萩原雪歩とIT力に強い水谷絵理の両名)もあった。
ガリア帝国は、BC兵器の使用などの手の内を公表されてしまったので、節操も何もない工作員や諜報員、テロリストなどを使った攻撃を仕掛けてきた。
そこで、こちらも、ガリア帝国が開発配備した「人造動物や人造巨大人間、巨大怪獣などを繰り出す」前に、事前に先制攻撃や、「乗っ取り反逆」などを実施、後方錯乱と精密誘導攻撃を積極的に行った。
また、以前は守勢を維持してきたモスクワ全面も、マーメイア連邦やポーランドの脅威が去ったため、積極的に攻勢を開始した。
陸軍の1個方面軍集団をポーランドに展開してブダペストに向けて進撃を開始し、1個方面軍集団をベラルーシに展開してウクライナ正面、特にキエフを狙う位置に展開しつつあった。
更に、ルーマニア、セルビア、クロアチア、ウィーン正面を中心に、文字通り四方八方からそれぞれ、陸軍の1個方面軍集団がガリア帝国への進撃準備を整え、進撃を開始していた。
そして、各軍種の憲兵隊や情報集団、警察などの治安機関とも連携して、対テロ、対ゲリラ、対特殊部隊戦も戦った。
翌日の10月9日。
午前4時より、大規模なブダペスト進撃が開始された。
宇宙医科大学校出身者などの部隊では、先頭は「黄金のタッグチーム」の私達4人と、魔術に強い異能集団6人で進撃、他の部隊や人員はそれに続いて攻撃を開始した。
早速、異能な連中との戦いが開始された。
人造動物や人造巨大人間、巨大怪獣などに加えて、人工的に戦闘力を強化された「バイオ兵士」などがいた。
まるで、某作家が描く「魔界学園」「魔界都市」のような雰囲気すら漂う、異様な先頭集団だった。
我が軍は、機械等で運動機能や戦闘力を強化した歩兵集団「武装強化集団」などを投入して対抗すると共に、現在までに編み出された「クロスミスティ戦法」に加えて、全く新しい戦術をラグナメイルで実現した。
それは「五芒星戦法」である。
五芒星とは、いわゆる、星マークで使われている5つのとんがった星のことである。
六芒星は、いわゆる「ダビデの星」の事だ。
五芒星は魔除けや悪霊浄化、戦術や占術でも貴重なものである。
これらの戦法を駆使して、我が軍はガリア帝国の軍勢をことごとく退け、撃破した。
また、人造動物や人造巨大人間、巨大怪獣などは、例によって暴走、逃亡し、ガリア帝国全土で暴れまくった。
10月10日。
ガリア帝国の首都ブダペストは、日本連邦軍などが完全包囲、投降と開城を勧告した。
この時点で、旧スロバキア領は完全に日本連邦軍などが占領した。
10月11日。
ウクライナの「首都」であるキエフを日本連邦軍などが占領した。
10月12日。
ガリア帝国の首都ブダペストが投降と開城を決断し、日本連邦軍などが占領した。
この時点で、旧ハンガリー領は完全に日本連邦軍などが占領した。
10月15日。
ウクライナの沿岸地域と主要都市は日本連邦軍などが占領した。
最早、ガリア帝国は、カルバティア山脈の一部地域のみしか保持していなかった。
10月16日。
日本連邦などは、いわゆるクリミア半島のヤルタで外相会談を行い、ガリア帝国に対して無条件降伏を要求した。
いわゆる、「ヤルタ要求」である。
同日、ガリア帝国の僅かに残った地域では、掃討作戦が準備され、10月18日から指定地域では徹底攻撃と掃討作戦をすることが戦時国際法の規定に基づき、予告された。
10月17日。
ガリア帝国の皇帝が退位した。
同日、ガリア帝国は無条件降伏を受け入れた。
10月18日。
黒海に面したオデッサ港で、ガリア帝国の降伏調印が行われた。
これで、ガリア帝国は降伏し、滅亡した。
冬が到来し始めている。
素早い住宅の再建やインフラ整備を急がなければ。
11月11日、ヒルダの19歳の誕生日。
ヒルダの19歳の誕生日パーティーにて、阿倍野真三大統領は、『愛の革命作戦』が成功裏に終了したことを宣言した。
これで、マナを使用した国家や地域への「掃討作戦」は終了したことになった。
今回は、「中欧連邦構想」を綿密に調べ、考え抜いた上で、ガリア帝国の滅亡までをストーリーを描きました。
現実の問題として、EUは行き詰まっているので、EUは解体か縮小するべきでしょう。
中欧連邦構想は現実性のある構想なのですね。
私達4人を含めて宇宙医科大学校の同期生らは、どのように今後発展していくのか??
「中欧連邦構想」の実現に向けて、今後の情勢の変化は??
日本を含めた世界はどうなるの??
私達に対する期待も膨らむ中、今後、何を求められ、成果を挙げるのか??
そろそろ現実化しつつある、宇宙や異世界での戦いは??
次回をお楽しみに。