クロスアンジュ 天使と竜の輪舞~愛するミスティ・ローゼンブルムと共に~ 作:田中_jack
また、「μ‘s」の9人と、有力なライバル「A-RISE」の3人との絡みも面白いですね。
21世紀以降の宣伝や広告塔になり得る手段ではないでしょうか??
クロスアンジュも、原作でもっと宣伝や情報戦の場面が欲しかった、と想います。
さて、2120年7月7日、主人公達はようやく結婚しました。
結婚直後の7月11日からの宇宙旅行では大きな成果を挙げ、大マゼラン星雲のガミラス星で、対テロ対応の功績により「大ガミラス最高勲章」を授与されました。
2120年8月10日に地球に帰還した私達。
その日の夜の会議にて、旧ミスルギ皇国と旧エンデラント連合との間で懸案となっていた「例の100京円」の件と、宇宙医科大学校の真の目的である『新人類や新文明の創造』の着手についての宇宙発展の件を、事実上解決したのでした。
私達の新婚旅行が「公的なスケジュール」で決定されようとしている中、これからどんな劇的な運命が待ち受けているのでしょうか??
2120年10月1日。
この日は、正式に、モモコ連邦、ドイツ連邦共和国、そして、チェコ・オーストリア連邦は、正式に日本連邦に完全加盟、栄光ある日本連邦の一部となった日である。
また、北朝鮮が日本連邦へ加盟すべく、同日、正式に加盟申請を行った。
歴史は、大きく動き始めていた。
後世の歴史家は、この事態をどのように評価するだろうか??
私は、その当時から「歴史的な評価」を強く意識するようになった。
今だから言おう。
私は一歩一歩、政治家へ意識が近づいていったのだった。
午前8時。
「さて、リデル・田中大将。
君達に大きな使命、天命が下ったようだよ。」
宇宙医科大学校の高木順一郎校長兼付属病院長から、「グループG」12人が朝一番で呼び出され、こう告げられた。
「とんでもない人事発令だ。
君の兄や姉らを含めて、75期以前の卒業生のほとんどがここから退職する意向を示しているのに、こんな事、絶対に最高司令官や中谷元雄国防総省大臣では出せない。
阿倍野真三大統領自ら出した人事発令だ!!」
「どんな人事発令なのですか??」
私は慎重に、言葉を選んで尋ねた。
やはり、予想通りだ。
「君達12人が、今日付けで、日本連邦大統領府直属で、中欧連邦と日本連邦の大統領を補佐する『大統領特別補佐官』に任命される。
階級は、今日付で元帥に昇進する。
宇宙医科大学校付属病院からは出て行かなくて良い、との付属文書付きで。
その他の75期生は、『宇宙医科大学校の特別研究教官』として、日本連邦大統領府直属の補佐支援に当たる。
階級は、君達と同様に今日付で元帥に昇進する。
(後に、同期生でのこの待遇の差は、「大ガミラス最高勲章」の授与の有無の差だ、と言われることになる。)
76期については、現在は宇宙旅行中だ。
彼らは、帰還後、『宇宙医科大学校の特別研究教官』として、日本連邦大統領府直属の補佐支援に当たる。
階級は、11月1日付で元帥に昇進する。
年齢が20歳前後の元帥が、この宇宙医科大学校の付属病院で、またまた大量任官だ~??
私は、これからどうすれば良いのだ??」
はあ、と、高木順一郎校長兼付属病院長が、またため息をついた。
「私や副校長、教頭も人事発令だ。
今日付けでそれぞれ、階級が1つ上がった上で、全員、日本連邦大統領府直属で、中欧連邦と日本連邦の大統領を補佐する『大統領特別補佐官』の兼任を命ずる』、だと。」
人事の面で、こう来たか。
既に、宇宙医科大学校は、人事面でも、またまた大暴走を開始したか。
大体ねえ、大将や元帥クラスの将軍がたくさん在籍する軍関係の医科大学校やその付属病院が、ここ以外のどこにあるというのだ??
同期生らの主な担当分野の割り振りは2120年10月1日現在で次の通りになった。
(男性、女性の順に表記)
◎日本連邦ならびに英国、英国連邦、全般支援を主担当
75期
☆「黄金のタッグチーム」私達4人;主戦闘担当
⇒日本連邦大統領府直属で、中欧連邦と日本連邦の大統領を補佐する『大統領特別補佐官』に任命
・私こと、リデル(本名 リデル・田中)とミスティ(本名 ミスティ・田中(旧姓:ローゼンブルム))⇒男女それぞれの集団長
・アルベルト(本名 アルベルト・マンシュタイン)とヒルダ(本名 ヒルデガルト・マンシュタイン(旧姓:シュリーフォークト))
(宇宙医科大学校、防衛医科大学校、幹部学校なども支援)
※異能集団のクラス(芸能や研究開発などの分野)
⇒『宇宙医科大学校の特別研究教官』として、日本連邦大統領府直属の補佐支援に当たる
・大室哲也氏とエレノア・大室(旧姓:ルイス)⇒男女それぞれのクラス長
・龍川秀明氏とアン・龍川(旧姓:霧島)
・ドラゴーニュ・江崎氏とメイ・江崎(旧姓:シュタイナー)
・陳文傑氏と陳美玲(旧姓:林)
※魔術に強い異能集団のクラス;異能集団との戦闘担当
⇒日本連邦大統領府直属で、中欧連邦と日本連邦の大統領を補佐する『大統領特別補佐官』に任命
・衛宮士郎と衛宮凛(旧姓:遠坂)⇒男女それぞれの異能集団の集団長
・アーチャー・アーサーとセイバー・アーサー
・ギルガメッシュ・リンドスとバゼット・フラガ・リンドス(旧姓:マクレミッツ)
(その他の軍属魔術集団や英霊達も支援)
※芸能や一芸、高い製造や研究能力、魔術などで非凡な才能や能力がある人物や、家族や親族、関係者で、「国家や地域に有益な人やサーバント等」は軍属扱いの優遇を与えられる。
☆75期相当(研修医で同期);狙撃担当
⇒日本連邦大統領府直属で、中欧連邦と日本連邦の大統領を補佐する『大統領特別補佐官』に任命
・東郷ヤコブレフと、東郷楓(旧姓:高垣)⇒男女それぞれの芸能関係の集団長
(その他のナムコプロやパンナムプロ、351プロの軍属タレントなども支援)
76期
⇒『宇宙医科大学校の特別研究教官』として、日本連邦大統領府直属の補佐支援に当たる
・ミハイル・プーチンとヴィヴィアン・プーチン(本名 ミイ)⇒男女それぞれの集団長
☆ローゼンブルム大学の大学院生で、「特殊機動部隊」第1期生の8人;後方支援担当
・ベッカム・キングリッジとナオミ・キングリッジ(旧姓:キャリア)
・ネタニヤフ・ベンジャーとメアリー・ベンジャー(旧姓:ベギン)
・ハルカ・桃山とマリカ・桃山(旧姓:林)
・ハジ・モジュールとノンナ・モジュール(旧姓:サダト)
☆芸能人で東京大学理学部を卒業した「特殊機動部隊」第1期生の2人;後方支援担当
・秋月涼と秋月伊織(旧姓:水瀬)
☆芸能界より入隊した「特殊機動部隊」第2期生の10人
・アンディ・ブルースとブルース 千早(旧姓:如月)⇒男女それぞれのクラス長
・御手洗 翔太と御手洗 雪歩(旧姓:萩原)
・石油王こと三浦友和と三浦 あずさ
・伊集院 北斗とサイネリアこと 伊集院 彩音(旧姓:鈴木)
・天ヶ瀬 冬馬と天ヶ瀬 絵理(旧姓:水谷)
☆3年生に編入された新人には、かなり政治的な思惑や軍事的な思惑(特に、土木関係に強い旧姓:萩原 雪歩とIT力に強い旧姓:水谷 絵理の両名)もあった。
※宇宙医科大学校の77期以降の人材も優先的に投入される。
◎フランス、モモコ連邦、地中海沿岸西部を主担当
75期
⇒『宇宙医科大学校の特別研究教官』として、日本連邦大統領府直属の補佐支援に当たる
・ジョージ・ルイスとロザリー(本名 ロザリアス・ルイス(旧姓:ロルカ))⇒男女それぞれの集団長
☆留学生
・タスク(本名 タスク・マインコフ・真田)とアンジュ(本名 アンジュリーゼ・斑鳩・真田(旧姓:ミスルギ))
・レオポルド(本名 レオポルドティーネ)とサラ(本名 サラマンディーネ)
・テルメ(本名 テルメルダス)とナーガ(本名 ナーガレスタ)
・レオナ(本名 レオナリーネ)とカナメ(本名 カナメシュール)
・ラファイエル(本名 ラファイエル・ドロン)とモモカ(本名 モモカ・ドロン(旧姓:荻野目))
※ドラゴン世界では、姓が無くても良い習慣がある。
◎中欧連邦を主担当
75期
⇒『宇宙医科大学校の特別研究教官』として、日本連邦大統領府直属の補佐支援に当たる
☆「ダイヤモンドローズ騎士団」12人
・マイケル・ポールセンとサリア(本名 サリア・フォン・ポールセン(旧姓:エーデンベルグ))
・ランヌ・ド・バスとクリス(本名 クリス・バス(旧姓:アレニウス))
・ウラジミール・ドンスコイとターニャ(本名 ターニャ・ドンスコイ(旧姓:ドニエツク))
・ショパン・ワレサとイルマ(本名 イルマ・ワレサ(旧姓:コシューシコ))
・碇信司とシャナ(シャナ・碇(旧姓:ニエトリータ))
・ベニート・メディチとチョチョリーナ(チョチョリーナ・メディチ(旧姓:レーベンヘルツ))
※かつての極秘チームで未公表だった旧3組のチーム
・ローゼン・フォン・アドリア・チトー氏とジル(本名 アレクトラ・マリア・フォン・チトー(旧姓レーベンヘルツ))⇒男女それぞれのクラス長
・イージス・霧島氏とパメラ(本名 パメレーベ・霧島(旧姓:マイコフ))
・ウリエル・佐藤氏とヒカル(本名 ヒカル・佐藤(旧姓:愛田))
・アリエル・大場氏とオリビエ(本名 オリビエ・大場(旧姓:アテナイ))
75期
⇒『宇宙医科大学校の特別研究教官』として、日本連邦大統領府直属の補佐支援に当たる
・オスプレイ・山田とゾーラ・山田(旧姓 アクスバリ)
・アレクトラ・フォン・アタチュルクとエルシャ・アタチュルク(旧姓 リンドス)
午前9時。
形式的ではあるが、私達を含む昇進者の「昇進記念式典」を宇宙医科大学校の講堂で、現時点で関係者全員の集合の下、行った。
昇進記念式典後、「グループG」私達12人が、あの名物将軍コンビである末次夫婦から呼び出された。
「ちょっと相談して欲しい点がある。」と、末次一郎大元帥からのお話だった。
「ご相談とは、何でしょうか??」
ある程度理解しつつ、私が尋ねた。
「うん、実は、・・・・・。
我が妻の亜美が、非常に悩んでいるのだ。
人材の募集がうまく行かない、とね。
勿論、以前に募集がなくて悩んでいた、特殊機動部隊の事ではない。
これらは、お陰様で、現在も着実に募集があって、部隊の強化も進んでいる。
今、問題なのは、正直に言おう、「医師不足の解消への方法」と、「有名なアイドル的な人材と有能な将校を兼ね備えた人物の募集」なのだ!!」
はあ??
全員が、がっくり、とショックを受けた。
それくらい、自分でやれるでしょう??
何のための大元帥、何のための将軍であり、教頭なのですか??
「医師不足は志願者の募集やスカウトで解決出来ます。
私やミスティ、アルベルトやヒルダのローゼンブルム大学医学部の同期生とか。
また、我が宇宙医科大学校でも伊達に特殊機動部隊は医師教育をしている訳ではないのですから。
また、有名なアイドルと有能な将校を兼ね備えた人物の募集も、我が日本連邦軍には多くの逸材が居るではありませんか。
例えば、末次亜美大元帥(旧姓:蝶野)の後輩である、広報の一条貴音大将とか。」
私は、このように答えた。
末次亜美大元帥は、しれっ、とした顔をしてから、こう言った。
「それも・・・・良いのだけれども、その手の人との付き合いが無いのよ。
募集はHPなどでもどんどんしているのだけれどもね。」
ああ、やっぱりね。
戦車道教育とかは好きでも、人付き合い、特に広報や芸能関係は苦手か。
「校長に電話しましょう。」
私が提案した。
これは、大きな、大きな面白い状況がこれから生まれるなあ。
私やミスティなど、「グループG」のメンバーは内心、うきうきしていた。
30分後の午前9時30分、東京の日本連邦軍最高司令部、広報局長の席。
広報部長である一条貴音大将が、上官である大元帥の広報局長から人事発令情報を伝えられ、真っ青になっていた。
それもそのはず、広報の最重要対象である「宇宙医科大学校関係者」の人事発令が、またまた凄まじい内容になっていたからだ。
「私が、あの『グループG』よりも下の階級に??」
「私の先輩の亜美元帥が大元帥に昇進??」
「今後、どうしよう??
うまい具合に退役後は芸能か広報関係に転職しようと思案していたのに、その目玉である『グループG』よりも下の階級になったら、困るじゃない!!」
彼女は、大きなショックを隠しきれなかった。
そして、広報部長の席に戻ったところで、本日付けで三大元帥になったばかりの高木順一郎校長から電話があった。
「いやー、元気ですか、一条大将。
貴女は、今日付で元帥に昇進したよ。
もうすぐ、追加の人事発令が来るからね。」
一条貴音大将は、またまた大ショックを受けた。
「そこで、だ。
私のナムコプロに所属している、東京大学医学部を卒業した才女でもある四条貴音さんと沖縄出身の我那覇響さんが、共に宇宙医科大学校の付属病院に来るよ。
二人とも、軍属であっただけではなく、数々の作戦にも従事していてね、すでに将軍待遇なのだよ。
そうそう、四条貴音さんは、一条大将のいとこでしたね。
またおめでたい事に2人は既に婚約していて、四条貴音さんはリデル・田中元帥の親戚で、いとこで医療関係の研究開発で有名な連邦政府職員、七条徹さんと、我那覇響さんもリデル・田中元帥の親戚で医療や電子ミュージック関係の研究開発でも有名な、いとこの小野寺翔太郎さんと結婚することになったのだ。
結婚式は共に11月11日、ヒルダ元帥の誕生日だよ。
確か一条大将も、親戚の二条満さんと今月結婚するのでしたね。
是非、今後とも広報などで宜しくお願いしますよ。」
一条大将は、あっという間に大きく変わった状況環境にもう耐えられないと、その場で崩れたように椅子に座った。
状況の変化は、これだけではなかった。
中欧連邦大統領である私の父、田中隆男大統領府大臣が、同じ頃、「中欧連邦」に未参加のヨーロッパ各国の要人に向けて、ジェノヴァの大統領官邸で爆弾発言をしていた。
「我が中欧連邦は、かつてのEUの最後のようにはなりません。
何故ならば、我が日本連邦がバックに付き、ドイツですらも日本連邦内に引き入れているからです!!
「中欧連邦」に未参加のヨーロッパ各国の皆様、貴国の将来をよくよくお考え下さい!!」
実に過激な発言だ。
スペインも南朝鮮も、最後通牒を受け入れてからというもの、粛々と国内の整理をしている。
私達の新婚旅行が来月の11月。
それを口実にして軍や世界も大暴走を開始、よく言えば大改革、悪く言えば「大崩壊と大再生」を開始していた。
今回は、私達の結婚後の宇宙旅行による外遊後の成果から、とてつもない出来事に発展しました。
どのように今後、私達は結婚後、発展していくのか??
宇宙医科大学校の真の目的が『新人類や新文明の創造』であったことが判明しました。
私達は今後、どのように実行していくのか??
『喫茶アンジュ』などで私達に対する期待もますます膨らむ中、今後、何を求められ、成果を挙げるのか??
次回をお楽しみに。