クロスアンジュ 天使と竜の輪舞~愛するミスティ・ローゼンブルムと共に~ 作:田中_jack
それにしても、2015年の大晦日に放送された「NHK紅白歌合戦」ではμ’sが出場しました。
そして、NHKでは、アイドルマスターやラブライブ!のアニメ作品を放送してくれています。
嬉しい限りです!!
ところで、本作品はイラストや写真がNGであり、キャラクターのイメージが沸かない方もおられるかと存じます。
筆者もCGやイラストが上手ではありません。(泣)
そこで、本作品に登場している(旧姓:高垣)楓さん、三浦あずささん、などなどのアイドルマスター出身のキャラのイメージにぴったり合う同人誌をご紹介します。
筆者も拝読して、「実にイメージが合う!!」と感動しました!!
題名 My Cinderella Memories
発行 まほ~びん
イラスト ピロ水
発行日 2015年12月31日
大統領に就任することになった主人公達の活躍は続きます!!
2130年1月30日。
本日は土曜日であり、31日の日曜日と相俟って、休息日となっている。
勿論、緊急時などは別である。
私達は若干10歳で宇宙医科大学校入学以来、軍隊でも政府機関でも、建前上は「週休2日制」ではあったが、戦闘や訓練、急患、会談などの対応に追われる毎日で、とてもそんな制度をまともに使える状況ではなかった。
私やミスティ、アルベルトやヒルダなども、お恥ずかしながら、大統領に就任して、初めて「安寧、安心、安全の生活」を理解したのである。
逆に言うならば、いかに「世間とは違う過酷な生活」を強いられてきたかが、よく分かる。
それも、運命なのだろう。
大統領に就任してから初めて気付いたことの一つである。
やはり、頭で理解することと、身体全体で実感する事は違うのだ。
さて本日は、ジェノヴァにあるミスティの「実家」、ローゼンブルム王宮でゆっくりしながら、アルベルトらと共に執務や来客の対応をする予定だ。
ええと、本日の来客は、ジェノヴァ市長や、自治国家のローゼンブルム王国の首相と閣僚か。
まあ、朝一番だけではあるから、迅速に対応しましょうか。
午前10時。
ジェノヴァ市長や、自治国家のローゼンブルム王国の首相と閣僚との会談や表敬訪問をこなした。
その後、予定外の方の訪問を受けたのだ!!
アジア太平洋連邦の阿倍野真三大統領とあけみ夫人、我が父の田中隆男と我が母の田中真利愛、そして天皇皇后両陛下が、ローゼンブルム国王夫妻に伴われてお見えになったのだ!!
何かの間違いかと、秘書やSPに確認して貰ったが、間違いは無かった。
本当に、予定外のご訪問なのだ!!
「突然のご訪問、本職もさすがに驚きました。
大御心におかれましては、日々のご指導、誠に有難うございます。」
私はにこやかに頭を下げて天皇皇后両陛下にご挨拶申し上げた。
「本日、天皇皇后両陛下にお目に掛かるご光栄を賜り、誠に有難うございます。」
アルベルトも、にこやかに頭を下げて天皇皇后両陛下にご挨拶申し上げた。
「いやいや、予定外の来賓訪問などでスケジュールが立て込み、突然訪ねることになってしまって、申し訳なく思っています。」
天皇陛下が、私達に頭を下げて頂いた。
「リデル君もアルベルト君も、職務をしっかりやっているようで、安心しましたよ。」
アジア太平洋連邦の阿倍野真三大統領が、私とアルベルトを労って頂いた。
「阿倍野真三大統領閣下におかれましては、今後とも、ご指導、ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。」
私とアルベルトが、阿倍野真三大統領に頭を下げた。
「今回の突然のご訪問は、天皇皇后両陛下やアジア太平洋連邦の阿倍野真三大統領閣下が強くご希望されていて、日本連邦と欧州連邦の大統領特別顧問である私としても、とてもお断り出来なかったのだ。」
我が父の田中隆男が、頭を下げた。
ああ、やはりね。
一応、我が父は昔の中欧連邦の大統領、そして欧州連邦の大統領経験者だから、「特別顧問」とは、それ以上の地位に等しい。
そして、欧州連邦の大統領は、アルベルトで2代目なのだから、万が一の際には、大統領代行者としての職務もこなすことになる。
そして、長年の日本連邦大統領府での大臣職を経験している私の父が、断れなかったのであれば、私やアルベルトがお断り出来る訳がない。
そのように納得しておきましょうか。
「今回の突然のご訪問は、何か緊急事態でも想定されてのご訪問でしょうか??」
私は天皇皇后両陛下やアジア太平洋連邦の阿倍野真三大統領に、このように切り出した。
これまでも、数多くの事例や事件を経験している私としては、当然の質問である。
また、公的な高い地位である、大統領に就任した以上、その職務を全うしなければならないのだ。
「宇宙医科大学校の真の目的が『新人類や新文明の創造』であったことは、覚えていますよね。
そろそろ、『新人類や新文明の創造』を本格的に開始したいのです。」
アジア太平洋連邦の阿倍野真三大統領が、本日の訪問の目的を答えた。
「私や皇后は、リデル君やアルベルト君、ミスティ王女やヒルダさん達に初めてお会いして以来、すっと、皆さんの成長や活躍が、日本連邦や地球人類の為に役立つと信じ、ご期待していたのですよ。
そして皆さんは、その期待に応えてくれました。
ですから、安心して多額の資金や、重要な権限を与えることすら出来たのです。
今後とも、リデル・田中大統領ご夫妻やアルベルト・マンシュタイン大統領ご夫妻のご活躍に期待しております。」
天皇陛下が、私達に、身に余るお褒めの言葉を頂いた。
「本当に、身に余るお褒めのお言葉、私には勿体ないお言葉でございます。」
私やミスティ、アルベルトやヒルダが感激してお答え申し上げた。
天皇陛下の暖かいお言葉に、ローゼンブルム国王夫妻や私の両親を含めて、皆、涙を流して喜んだ。
ローゼンブルム王宮の侍従や侍女、SP達ですらも、天皇皇后両陛下がここまでミスティ王女らを高く評価されたのかと、涙を流して喜んでいた程である。
「『新人類や新文明の創造』ですが、最初に、何から取り掛かりましょうか??
パラレルワールド、いわゆる平行世界の開発、特にドラゴン世界の復興事業や投資事業、大宇宙レベルの宇宙開発や宇宙惑星開拓は既に2100年頃から本格開始をしておりますが。」
私が天皇皇后両陛下やアジア太平洋連邦の阿倍野真三大統領閣下にご質問申し上げた。
「まずは、現在の政策の推進を進めつつ、新しい事業に着手するのが筋でしょうね。
まだまだ現在進めている、いわゆる平行世界の開発、特にドラゴン世界の復興事業や投資事業は発展性があります。
宇宙レベルの宇宙開発や宇宙惑星開拓も同様です。
それらを進めつつ、『新人類や新文明の創造』を進めるのですよ。
伊達に、文部科学大臣をされた訳ではないですよね、アルベルト大統領閣下??」
天皇陛下が、私達に大筋の方向性を示された。
「はい、天皇陛下のご指摘の通りであります。
本職が文部科学大臣に在職中は、幼年教育や初等教育の底上げに力を入れました。」
アルベルトが答えた。
「『新人類や新文明の創造』には、ます第一に教育レベルの向上が欠かせませんから。」
「もう一つ大切なのは、宇宙軍などの、宇宙的視野を持つ先駆的な人材の育成や確保でしょう。」
私が答えた。
「このような人材の育成や確保は、国家的、世界的なプロジェクト、そして銀河単位の大事業に発展させる必要があろうかと愚考申し上げます。」
「確かに。
文明が進んで、全てを機械化や生体化、自動化すれば良い、というのは間違いですから。」
阿倍野真三大統領が発言した。
「22世紀の現在、DNA操作による、巨大人造人間などのトンデモ兵器が相次いで出現して、欧州を中心に大暴れしたのは記憶に新しい事です。
その手法が開発された以上、今後もその様な事件やテロなどへ使用されるものと考えなければなりません。」
「『新人類や新文明の創造』には、子育て支援や母親への教育支援も大切ですわ。」
ミスティが発言した。
「この欧州ですら、バルカン半島を中心に未だに教育の普及や子育て支援や母親への教育支援が充分ではない地域が存在します。
中近東アフリカや中南米なども同様です。
そして、軍人らにも必要ですよ。
全く休みが無いなんて、絶対にダメです!!」
「あと、宇宙規模の問題に発展した、ノーマ迫害やマナシステムの精算や補償の問題もあります。
我が日本連邦を中心に、ノーマ迫害の停止やマナシステムの危険性を訴え、これらの撲滅を進めてきた思い任務を達成した成果はありますが、過去の責任問題の精算という、重い問題が我が地球人類全体にはあります。
悪華夷などの勢力により、マナシステムが乗っ取られ、甘い蜜を吸わされていたのですから。」
ヒルダが発言した。
「宇宙規模の大犯罪行為には、断固たる処置を取れる体制作りが欠かせません!!」
「そろそろ、推進の方法が出尽くしたようですね。
これらの施策、宜しくお願い申し上げます。」
天皇陛下が、最後を締めくくれた。
そして、これらの政策は、即日、実行に移された。
正に、大統領に就任してから初めて気付いたことや教えて頂いたことは、大変多いですね!!
第2部の最初となった今回は、大統領就任直後、長年のプロジェクト『新人類や新文明の創造』を中心にまとめました。
宇宙医科大学校の真の目的が『新人類や新文明の創造』であったことが判明しました。
私達は大統領になり、事実上、政治家のトップになった後、どのように実行していくのか??
私達が大統領に就任することで期待もますます膨らむ中、日本連邦や欧州連邦に加えて、新たにアジア太平洋連邦が結成され、それらの更なる拡大や大統領就任に向けて、何を求められ、成果を挙げるのか??
次回をお楽しみに。