クロスアンジュ 天使と竜の輪舞~愛するミスティ・ローゼンブルムと共に~   作:田中_jack

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さて、本作品も、第2部では、新世紀エヴァンゲリオンの「人類補完計画」の如く、宇宙医科大学校の真の目的である『新人類や新文明の創造』に向けて、動き出します。
「クロスアンジュ」の原作や制作の関係者が、織り込みたくても織り込めなかったであろう、と思われる無念さや想いを、今後描くことが出来れば幸いです。

ある意味で「スーパーロボット大戦」のようなものになるのでは??


大統領に就任した主人公達の活躍は続きます!!


第98話 宇宙医科大学校の真の目的である『新人類や新文明の創造』を開始

私やアルベルトが天皇皇后両陛下やアジア太平洋連邦の阿倍野真三大統領からの、突然のご訪問を頂いた翌日の2130年1月31日、日曜日。

 

政治評論家の板垣栄光先生が司会進行を努める、「板垣栄光の時事放談」と言う名の「政治などの討論番組??」に私やアルベルトが、ミスティ、ヒルダ、阿倍野真三大統領やあけみ夫人、そして何故か「とくダネNEWS!!」の大倉キャスターが出演した。

ちなみに、「炬燵を囲んで向き合う」旧来のような古い方式の対談でははく、サロン的な雰囲気の番組だ。

 

まあ、同じJUFNNの系列番組であり、そして長年にわたってお付き合いのある大倉キャスターが一緒に出演するから、まあ、良いか。

 

 

板垣栄光先生:

「皆様、お忙しい中、『板垣栄光の時事放談』にご出演頂き、誠に有難うございます。」

 

出演者一同:

「有難うございます。」

 

板垣栄光先生:

「本日ご出演の皆様はVIP中のVIPでございます。

なかなかご出演どころかぶら下がり取材も難しい方々でして、私といたしましても、ご出演をご了解頂いたことを、心から喜んでおるところです。

さて、早速ですが今月27日に正式に大統領にご就任された、リデル・田中日本連邦大統領とアルベルト・マンシュタイン欧州連邦大統領にお尋ねします。

 

失礼ながら、ズバリ、お若いお二人の大統領は、政治家として、それぞれ就任して何をしたいのですか??」

 

 

私ことリデル:

「選挙でも再三訴えましたが、私の政策目標である、宇宙時代の到来に向けた政治や社会の改革です。

そして、これにより、新しい人類や新しい文明の創造を始めることです。

これには、日本連邦の国力強化や一層の社会の活性化が欠かせません。」

 

アルベルト:

「リデルも申しましたが、宇宙時代の到来に向けた政治や社会の改革です。

そして、これにより、新しい人類や新しい文明の創造を始めることです。

欧州はまだまだ地域や社会の格差が大きいので、欧州連邦大統領に就任する前の文部科学大臣時代から進めている公教育を含めた底上げによる教育是正から進めつつ、社会の改革、そして新しい人類や新しい文明の創造を始めることが、当面の政策目標です。」

 

板垣栄光先生:

「成る程、お二人ともに、宇宙時代の到来に向けた新しい人類や新しい文明の創造を始めることが政策目標ですか。

アジア太平洋連邦の阿倍野真三大統領、この政策目標について如何お考えでしょうか??」

 

阿倍野真三大統領:

「非常に妥当な目標であるかと考えております。

若い二人の政治家に、大統領として手腕を発揮して頂きたいと、思っております。

アジア太平洋連邦としても、積極的にご支援申し上げたいと存じます。」

 

板垣栄光先生:

「辛口で理想主義者としても有名な阿倍野真三大統領にしては、あまりにも、あっさりとしたお答えではないですか??」

板垣先生が、政治評論家らしく、すかさずに突っ込みを入れた。

 

 

阿倍野真三大統領:

「いえいえ、そんな事はありませんよ。

事実を事実として、一言で申し上げた次第でしてね。」

突っ込みにも関わらず、あくまでも、阿倍野真三大統領は平常心だ。

 

板垣栄光先生:

「それはどうしてですか??」

 

阿倍野真三大統領:

「財源の問題、政治や経済、軍事、教育、医療など多くの方面での手腕を発揮している人材であるからです。

私が日本連邦大統領であった期間だけでも、どれだけ彼ら2人を含む、宇宙医科大学校やその関係者らには助けられたか。

私が一番良く知っているからです。」

この言葉に、もう、私などは穴があったら入りたいほど、褒められたと感じた。

 

阿倍野真三大統領:

「国の安全を何度も守り、財政すら救う人材は、そうそういませんよ。」

 

板垣栄光先生:

「国の安全を守るどころか財政まで救ったのですか??

やはり、宇宙規模で行われていたマナシステムの悪徳収益の摘発とか、広域犯罪組織の摘発、不正隠蔽された財産摘発などが、効果を挙げたと見て宜しいのでしょうか??」

 

阿倍野真三大統領:

「その通りです。」

 

 

ここで大倉キャスターが発言した。

 

大倉キャスター:

「阿倍野真三大統領のご見解は、確かに的確であるかと思いますよ。

私事で誠に恐縮ですが、ワイドショー番組に関わっている職業柄、芸能、事件や事故などの社会的な問題からの政治まで幅広く日々取り扱っていますが、多くの場合に問題視されるのは、「財源」「担当の能力」、そして、「構想力」「想像力などの新たな着想」です。

 

リデル・田中日本連邦大統領とアルベルト・マンシュタイン欧州連邦大統領を含む、宇宙医科大学校やその関係者らには、全てそれらに対する備えがあることを、これまで彼らの行動や作戦、ノーベル賞を受賞した功績に至るまで感じずにはおられません。

これは、おそらく、リデル君の先祖にあたる戦略家のリデル・ハート氏や、経営の神様とすら言われたP・ドラッカー氏、未来学者のトフラー夫妻の発想を感じずにはいられないのですよ。」

 

板垣栄光先生:

「戦略家のリデル・ハート氏や、経営の神様とすら言われたP・ドラッカー氏の発想、そして未来学者のトフラー夫妻の発想ですか。

大倉キャスターからそのようなご見解を頂くとは、驚きました。

私は、リデル・ハート氏、P・ドラッカー氏やトフラー夫妻に関しては、あまり詳しくはありませんので、大倉キャスターに教えて頂きたいのです。

特にどのような発想を感じるのですか??」

 

大倉キャスター:

「私のような者が、先程取り上げた偉大な学者や先駆者達の思想や内容を、こう表現するのは如何なものか、語弊があるのではないかと恐縮しておりますが、敢えて申し上げるならば『斬新でかつ柔軟な戦略』と『基本に忠実な対応』、そして『成果とマーケティングの基本を押さえること』です。

私も焼き肉屋などを経営・展開していますので、特に『成果とマーケティングの基本を押さえること』がどのような物であるかが、よく分かるのですよ。」

 

板垣栄光先生:

「うーむ、そうですか。

その辺りに関しては、もう、私などは脱帽するしかありませんね。

私には、とてもとても、先程取り上げた偉大な学者や先駆者達の思想や内容どころか、日本連邦大統領府や宇宙医科大学校がノーベル平和賞を受賞した理由や内容を話せるレベルにすらありませんのでね。

 

ましてや、ノーベル賞を受賞した日本連邦の大統領府の主でおられた阿倍野真三大統領や、リデル・田中日本連邦大統領とアルベルト・マンシュタイン欧州連邦大統領にはとても足元にも及びませんよ。」

はははは、と板垣栄光先生は笑った。

そして、参加者一同も笑った。

 

 

話は進み、宇宙時代の到来に向けた新しい人類や新しい文明の創造を始めることについて焦点を当てる方向に進んでいった。

 

板垣栄光先生:

「さて、若き2人の大統領が掲げる、宇宙時代の到来に向けた新しい人類や新しい文明の創造を始めることについての政策ですが、何故このような政策を掲げるのでしょうか??」

 

リデル:

「その理由は、既に世の中が異星との交流や貿易、観光などもうなぎ登りに増加し、文字通り『宇宙時代』が到来したことだけではなく、平行世界との交流も活発化しているからです。

政治を任されている者の一人として、新たなる時代の流れに対応出来る政策を打ち出していかなければならないのは当然の事でしょう。」

 

アルベルト:

「既に宇宙時代が到来しているにも関わらず、地球では未だに狭い了見で考える人々や政治や社会のシステムが存在しています。

昨年の靖国神社や日本武道館でのテロ事件でも分かる通り、何を考えているのか??と思うような事件も一向に減りません。

これは、我が地球人類が、異星人や異星社会、平行世界を未だに社会の中に受け入れていない証拠ではないでしょうか。

 

そのような古くさい因習、地球という、宇宙の一つの星のみの観念を打破して、新たなる時代の流れに対応出来る政策を打ち出していかなければならないのです!!」

私もアルベルトも、ここぞ、という場面であったので、きつい事も何でもどしどし発言した。

 

番組はこのように進み、そして番組の最後の段階で、今後の広報などの活動や私生活などの話に移った。

 

 

板垣栄光先生:

「ここで、私を含めた嬉しいお知らせをします。

まず、若き2人の大統領を含めた、宇宙医科大学校の同期生などを描いた記録映画が、今年の4月に第6期、7月には第7期として公開上映されることが決定されています。

第6期では、2199年の第三次フランス革命まで、第7期では若き2人の大統領就任までの予定です。

 

総合指揮・監督には日本連邦の財務大臣としても活躍中のケマル・縁部理桜氏、プロデューサーには若き2人の大統領の宇宙医科大学校の同期生である、エンターテイナーの大室哲也氏と龍川秀明氏が担当されます。

 

また、明日から2月ですが、長寿番組の一つで「おかあさんといっしょ」と共に愛されている「お兄さんお姉さんといっしょ」の番組で、2月以降、歴代の出演者や関係者として若き2人の大統領とミスティ夫人、ヒルダ夫人、そして、この番組などで大々的な成果を挙げられた阿倍野真三大統領とあけみ夫人が、ケマル・縁部理桜氏とマギー夫人らを交えて、出演されることが決定しております。

そこでは、本日ご出演の方の後輩にあたる、ミイ(ヴィヴィアン)さんや、ミハイル・プーチン氏、ココ・リーブさん、ミランダ・キャンベルさん、ジュン・鈴木氏、マイク・本田氏らも出演する予定です。

実に懐かしい顔ぶれの方々が番組に出演します。

乞うご期待下さい!!

 

更に、ミハイル・プーチン氏が、長年、徳川幕府の8代目である徳川慶喜将軍を題材にして愛されている『暴れん坊将軍』シリーズに出演することが決定されました!!

その内容とは、{『暴れん坊将軍』シリーズ 21世紀版}ということで、ロシアのウラジミール・プーチン大統領役で出演されます。

お顔や雰囲気がプーチン大統領に非常に良く似ていることから、出演が決まったそうです。

 

このシリーズには、何と阿倍野真三大統領も、日本の安倍晋三首相の役で出演が決定されています。

そして、私こと板垣栄光も、安倍晋三首相の相談役として出演が決定しております。

どうぞ、ご期待下さい。

 

 

最後に、2月より、政治社会風刺番組として『お笑い 亜美の戦車道劇場』が始まります。

これは、大統領府顧問の末次(旧姓:蝶野)亜美5大元帥が、夫の末次一郎5大元帥と共に、ナムコプロなどの出演による「お笑い大喜利」や戦車道教育の教え子などを交えた戦車道教育やトークで、政治や社会を風刺する内容です。

防衛関係の教育から、政治社会風刺まで、幅広い内容となっております。」

 

 

「さて、ここで、私生活の事をお話頂ければと存じますが。」

板垣栄光先生からの質問を受けた。

 

リデル:

「そうですね、私は『リデル・田中自伝』を執筆中です。

生まれてから、今年で30歳になりますが、そろそろ自分の過去を振り返りつつ、現在、そして未来を見つめ直す良い機会になろうかと考え、執筆を決意しました。」

 

アルベルト:

「リデルと同じく、私も『アルベルト・マンシュタイン自伝』を執筆中です。

落ち着いて考える時間がやっと得られたことも、執筆のきっかけでした。」

 

板垣栄光先生:

「お二人の大統領は、大統領になってから落ち着かれた、ということでしょうか??」

 

リデル&アルベルト

「その通りです。」

 

 

板垣栄光先生:

「三人の大統領閣下だけの討論や放談では如何かと存じますので、三人の大統領夫人にもお尋ねします。

三人の大統領夫人は、ファースト・レディーとして今後はどのようにされるおつもりでしょうか??

既に、あけみ夫人は居酒屋チェーンなどの社長やCEOをされておられます。

ミスティ夫人とヒルダ夫人は、アジア太平洋連邦と欧州連邦の議会議員としてご活躍されていますが。」

 

あけみ夫人:

「今まで通りですわ。

夫の仕事を今後も支えます。」

 

ミスティ夫人:

「今後もアジア太平洋連邦と欧州連邦の議会議員をしつつ、夫の仕事を支えますわ。」

 

ヒルダ夫人:

「ミスティと同じく、今後もアジア太平洋連邦と欧州連邦の議会議員をしつつ、夫の仕事を支えますわ。」

 

ミスティもヒルダも、「夫人」と言われることに、ある種の快感、喜びを持ったようだ。

まあ、今までの結婚生活の事を考えれば、無理も無い事である。

 

 

そして、2月より、かつて阿倍野真三大統領が行った「マナシステム廃止の大宣伝攻勢」の如く、第二の「宇宙時代への大宣伝活動」が開始された!!

 

―――ここで、74話「ちょっとコーヒーブレイク その1」にリンクする―――

 

 

 

 2130年のある、土曜日の朝。

正確には、2130年2月13日。

 

「ねえ、もっと、私とリデルとの愛の日々を書いてよ!!」

妻のミスティが、甘えて私に駄々をこねた。

 

これまでの話は、「日本連邦大統領 リデル・田中自伝 ~私が愛するミスティと共に~」と題する書籍に纏めるつもりで執筆している。

 

「もちろん、新婚生活直後の2121年に、大宇宙の境界部分で遭難しかかった事件も取り上げるよ。」

私はそう笑って、ミスティにキスした。

(もっとも、執筆済みだが)

こんなラブラブぶりだからなのか、子供達にも冷やかされる始末だ。

 

 

「大統領選挙のネタはどうするの??」

ミスティが私に尋ねた。

 

「勿論、取り上げるさ。

君がファースト・レディーになった大きな選挙だからね。」

私は答えた。

 

「それに、機動任務対処集団の仕事で、各国各地域の政府などとの調整業務や、人造人間などへのテロ対処、そして中欧連邦の改名と、そこの閣僚への任命派遣、大統領選への出馬表明、などなどだね。

歴史的な事実を残すため、機密指定解除の手続きを相当数行ったのも事実だ。

今更ながら、日本連邦大統領に就任した現在でも政治は如何にあるべきか、を毎日毎日、自問自答しているよ。」

 

「それは、私も良く分かるわ。

貴方の苦労を見ていても、それはよく分かるのよ。

またある意味で、現在でもナポレオンの言葉が重用されるのも理解出来るの。」

 

「例えば、『革命とは銃剣の中に見出される観念である。』の言葉かな、ミスティ??」

 

「そうね、リデル。」

 

「その他に重要なのは『戦略とは時間と空間を操る学問である。』と、戦略を明確に定義した言葉だね。

宇宙時代になった現在でも、この言葉に嘘はない、と、はっきりと言えるよ!!」

ナポレオンが、今でも英雄と持てはやされる理由は、このような点にもあるのだ。

 

 

―――ここで、74話「ちょっとコーヒーブレイク その1」にリンク 終了―――

 




今回は第2部、大統領就任直後、長年のプロジェクト『新人類や新文明の創造』を中心にまとめました。


宇宙医科大学校の真の目的『新人類や新文明の創造』をついに実行段階へと進めました。
私達は大統領になり、事実上、政治家のトップになった後、どのように実行していくのか??

私達が大統領に就任することで期待もますます膨らむ中、日本連邦や欧州連邦に加えて、新たにアジア太平洋連邦が規模拡大の方向に進み、それらの更なる拡大や目標達成に向けて、何を求められ、成果を挙げるのか??

次回は大いなる宇宙からの変革、です。
次回をお楽しみに。
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