「ねぇ~ダニカちゃん、カナメどこにいるか知らない?」
「知りませんね。カナ兄のことですしまた外をうろついてるんではないですか」
「やっぱりそうかしらね~ちょっと探してくるわ~」
騒がしい幼馴染が窓の外から飛び去って行く
ため息をついたダニカは自身の机の下にいる男に声をかける
「カナ兄、もう行きましたよ。出てきて大丈夫です」
「悪い…久々の休みだってんのに付き合いきれるか…どうせまた一日中走りまわるハメになるんだ」
疲れた顔をしながら出てきたのはカナメ
ヴェスナとダニカとは所属こそ違えど同じ隊長の弟子という立場から関わることが多かった
「今日はお前も休暇なんだろ?どっかに遊びとか行かないのか?」
「別に…休暇とは仕事の合間で十二分に体を休めることであり今日1日は静かに過ごすつもりですので」
そう言いながら彼女は先ほどまで書いていた日記を閉じ、机の中に仕舞う
テキパキとした動きでホットミルクを作ると片方をカナメに渡す
「お、ありがとう」
立ちながらホットミルクを飲んでいるカナメを見て何かを考えたダニカは、自身がいつも寝ているベッドに向かうと座り、自身の隣をポンポンと叩く
一瞬戸惑ったカナメは意図を理解するとダニカの隣に腰を下ろす
「懐かしいな。前はまだ俺の方が大きかったんだけどな」
「……越されて悔しいですか?」
「いやいや。おっきくなってくれて嬉しいよ。何様目線だって話だけどな」
そう言いながらホットミルクを飲み干して机に置くカナメ
ダニカも飲み干し、カップを置くとそのままカナメをベッドに押し倒す
ダニカとカナメが寄り添いながら寝るように
「なんか久しぶりだな…こうやって寝るの」
「そうですね。この頃は忙しかったので…」
ダニカの方が大きいが、ダニカの頭はカナメの胸に収まるように寄せられる
カナメもダニカの頭を抱えてゆっくりと撫でる
「カナ兄は…他の執行官様方と仲が良いようですが…誰か…その…」
「?」
「いえ…なんでもありません…」
何かを言いよどむダニカ
カナメの服を掴む手に更に力が入る
ダニカはカナメの胸に頭をぐりぐりと押し付ける
昔から変わらないダニカの甘え癖だ
その後、少し幼さを感じる上目遣いで見てくる
「もし…もし女皇陛下のお役目が果たされ…全てが終わったら…私と…」
言い終わる前にダニカは寝てしまった
いつもは凛とした顔のダニカも寝てる姿は昔と変わらず可愛い
カナメはダニカの頭を何度か撫でてから目を瞑る
起こされたのは一日中カナメを探し回ってたヴェスナが窓の外で添い寝している2人を発見した時の大声でだった
今回は短めですが読んでいただきありがとうございます。
これから、崩壊:スターレイルの二次創作「いつの間にか彼女面が増えている件」を執筆し始めたいと思っています
今、このままナド・クライに入るか、スネージナヤにするかを迷ってまして…恐らくそこが決まる、若しくはロノヴァがストーリーで再登場したら本編は書いていくつもりです
それまではこのような本編には絡められない日常や書きたいキャラ、if√を出すつもりなので楽しみにしていただければ幸いです!