三大勢力?キリスト教の尸魂界じゃなくて? 作:理不尽な大根
「はぐれ悪魔が次々と狩られている?」
「はい。それに、虚も先週から確認できる数を急激に減らしてますし…廃教会を拠点にしていた堕天使達も妙に大人しくしてます」
ここは駒王町。東京都の何処かに有る地方都市であり、郊外と中心地で都市の発展具合が大きく異なる場所である。しかし、ここは人間だけの町ではない。この駒王は日本でありながら、日本人とは異なる…と言うか、人間そっくりな人外の為に作られた町なのだ。
一応部下からの報告を聞くのはこの駒王の管理者であり、日本に滞在して駒王学園という元お嬢様学校に通うリアス・グレモリー。紅い髪と百人中百人が振り向くほどのそこら辺のグラビアアイドル顔負けのスタイルを誇る美少女である。
「困ったわね…まあ、町の平和を守ってくれるのは嬉しいんだけど。勝手なことをしてくれるわね…上に報告する私の身にもなってちょうだい。監視カメラになにか映ってなかった?と言っても、普通の監視カメラじゃなくて、虚とかの霊体も映る特別製のだけど」
「はい。これを見てください」
部下であり己が一番の右腕である…同じくグラビアアイドル顔負けの巨乳である姫島朱乃がノートパソコンの画面をリアスに見せる。そのパソコンの画面には監視カメラの映像が映るのだが…道路が砕け、蛍光灯の灯り消えて、看板がへし折れる光景が続く。しかし、映像にはヒトや動物は映らず、一種のポルターガイストに感じる。しかし、そのポルターガイストらしき物が終わった瞬間、黒い和服を戦闘服にしたような装具を着て…片刃の青白い長剣を右手に持った中学生ほどの外見をしたオレンジ色の髪をした中性的な顔立ちの少年が出現して、そのまま歩いて去っていった。
「フィルターを使い、スローモーションにします」
「お願い」
姫島がパソコンを操作して、エンターを押す。すると、先程の映像に人外…或いは特殊な素質を持つ人間の肉眼ではないと見ることが出来ない物を映す機能が働き…映像がスローモーションになる。すると、胸に大きな穴が空いて仮面のような物を被った化物…日本や千年前ではドイツでも確認された虚と呼ばれる人間の魂が変質した悪霊の類いが暴れるが…先程の少年が出現して、長剣を構えてスローモーション再生の筈が物凄く高速に動いて、瞬く間に虚を倒してしまった。倒された虚はボロボロと体が崩れていき…元の人間の幽霊になって成仏した。
「死神…まさか、この町に来ていたなんて」
死神。映像に映る少年を見てリアスはそう言った。死神とは日本のあの世である尸魂界に居る、訓練を積んだ素養のある人間の魂…または尸魂界で産まれた人間がなる種族である。彼らは斬魄刀という特殊な刀を振るい、虚や敵対者を斬り伏せる祓い屋。
だが、死神はリアス達の種族や勢力と比べると非常にマイノリティーであり…殆ど日本でしか確認されておらず、非常に強いのも少ないのだ。
「以前、別の町に来ていた死神より強そうですね」
「死神は雑魚から…山本のようにお兄様に匹敵する猛者も居るからね。まあ、私達…悪魔の敵ではないでしょう」
悪魔…それがリアス達の正体だ。マイノリティーな死神と違って、悪魔を含めたキリスト教の勢力は現世の地球全土で非常に強い影響力を持つ。キリスト教の信仰範囲を考えれば当然だろう。
エクソシストはもちろん、200年前にクインシーの大半を仲間に率いれた天界。天界を終われた堕天使達の派閥であるグリゴリ。そしてソロモン七十二柱を先祖やかつての四大魔王を始祖に持つ悪魔達。彼らは3つ含めて、三大勢力と呼ばれているのだ。
「ふぁぁあ…昨日は働きすぎたな...此処って物騒すぎじゃね?虚多いし、倒したら変なチェスの駒出てくる化物いるし、ちょっかいかけてくる烏天狗いるし」
リアスと姫島が話していた件の少年 黒崎心路(こころ)は駒王学園中等部の制服を着て、欠伸をしながら道を歩いていた。
黒崎心路は普通の死神ではない。彼は5歳の頃に母親と共に虚に殺され、その瞬間に死神の力に覚醒。生まれつき斬魄刀も持っており、河川敷で泣いていた所を死神に保護されて、死神になったのだ。死神の外見年齢は参考にならないが、心路は実年齢が中学3年生…直属の上司である享楽春水から「序でに義務教育してきな」と言われて、滞在中は駒王学園中等部にいれられたのだ。
「心路くんお早う!!遅刻しちゃうよ!!」
そんな心路の後ろから走って近づくピンク色の髪の毛をした美少女 アヴィ・アモンがやって来た。彼女は転校したばかりの心路に対しても、普通に接してくれたのだ。
「大丈夫大丈夫。いざってときは、石田博士から教わったヒレンキャクを応用して、ミノフスキーフライトみたいに飛ぶから」
「ミノフスキーフライト!?」
「遅刻寸前になったら、ソニード使ってワープするし」
「ソニードってなに!?」
「おい!!アヴィに心路!!遅刻すんぞ!!はしらな、門閉めるで!!」
遅刻ギリギリ!!校門の前には担任の教師で、金髪おかっぱ頭の平子先生が立っており、いよいよ門が閉められそうだ。
「えい」
「うんぎゃぁぁーー!!」
その瞬間、心路はアヴィを掴んで消えて…平子の背後に現れて校門をくぐった。
「瞬歩使うな!アホ!!」
「なんで瞬歩しってんの!?」
心路、平子先生から脳天にチョップを食らう。
黒崎心路
所属 護廷十三隊八番隊 五席および駒王学園中等部3年生。
体質 死神+虚+クインシー+霊王の脊髄
斬魄刀、生まれつき保有さらに卍解可能。始解 魄月→卍解 ●●魄月
1つ年上に実兄が居るそうだが、一度殺されたショックなどで生前の記憶があやふやになっている。顔つきは志波家当主の妹(原作当主)に非常に似ているとか。
BLEACHに出てくる猛者達なら、インフレMAXの世界でも大丈夫やろう!!登場キャラの胃痛?知らんな。
現在の主人公チーム 心路、アヴィちゃん、平子先生の3人。
ちなみに禁手奪われる一号はヴァーリです(笑)
夏休みはどう過ごす?
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リアス様「ここは悪魔領土に来なさいよ!」
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尸魂界で合宿!?藍染…逃げろぉぉ!