三大勢力?キリスト教の尸魂界じゃなくて? 作:理不尽な大根
黒崎心路とアヴィ・アモンの担任を務める金髪おかっぱの若者 平子真子も…ただの人間ではない。平子真子は死神であり、今は糞老害な上層部こと四十六室の手で訳あって追放された身であるが、実は元とはいえ護廷十三隊五番隊隊長だった男であり、めっちゃくちゃ強い。どれほど強いかと言うと、護廷十三隊の隊長に選ばれているので斬魄刀戦術の最終奥義 卍解に到達してるのは当たり前、更に鬼道…日本で発達した魔法に関しては90番台を無詠唱どころかそれより上の段階である詠唱破棄で即座に繰り出せるほどの強さを誇るのだ。
「あー…今月の給料どれぐらいやろうか?私学はサービス残業無いから、残業手当が嬉しいわ。働けば働くほど、給料が出るから嬉しいで!」
日本尸魂界を追放されて約100年。平子は職員室のデスクで背伸びし、優雅に缶コーヒーを飲む。なにかと、現世の生活は金がかかる。兎に角金がかかる。最初の数年は北海道に身を潜めていて、日露戦争の英雄とアイヌの少女と共に埋蔵金を探したり…各地を転々して過ごしてきた。なにせ、平子達は死神だ…老化は極めて遅く、寿命は千年単位、周囲の人に気味悪がられないように…一定周期で住む場所を変えて職を変えて、転々とした。まあ、そのお陰か教員免許はもちろん、便利な資格を複数取得して同居人の合法ロリから「歩くユーキャンやんけ!!ハゲシンジ!!」と笑いながら背中を叩かれたのは内緒だ。
「しかし…心路のやつ、絶対死神やろ。せやけどクインシーの気配や虚の霊圧も混ざっとる。なにもんやアイツ?」
と、その時だった。平子のデスクの電話が鳴り響き…平子は電話に出る。どうやら、事務所にかかった電話が、平子のデスクの電話に転送されたようだ。
「お電話ありがとうございます!ただいまお電話代わりました!」
平子は営業スマイルで電話に出る。もしかしたら保護者からのお電話だろうか?はたまた営業のお電話だろうか?しかし…電話に出たのは…
『おはよう平子くん。元気そうで良かったよ!うちの隊の心路ちゃん、迷惑かけてない?』
護廷十三隊八番隊隊長!そして人間時代の肉体が破壊されたショックで以前の記憶が乱れた心路の保護者をしている、父親代わりの人物 享楽春水である。
「げっ!?享楽隊長!?」
『いきなりビックリだよね。そうそう、平子くん。君達、虚化実験の被害者の追放処分…取り消して名誉回復もしたから』
追放処分と名誉回復。つまり、享楽春水を含めた以前から平子達が被害者だと理解しており、糞老害な上層部に対して良く思ってなかった人物が動き…平子達の名誉を回復してくれたのだ。
「マジっすか!?」
『うん。マジ。それと…本題に入るよ。心路ちゃんの事なんだが…。あの子は人工的に作られた虚に寄生された純血クインシーの女性と志波家の出である死神とのハーフだ。産まれた段階から、母体を通じて遺伝した人工虚が斬魄刀となってあの子の力の根源になってる。それで、死後にこっちに着て技術開発局の特別顧問になった純血クインシーの石田博士が言うには…霊王の脊髄を宿しているそうだ。早い話、ジェネリック霊王+アルファだよ?人工虚は母親の優しさに触れ続けたためか、かなり協力的。虚化も問題ないよ』
「えっ?産まれた時から斬魄刀を持ってて?ジェネリック霊王+アルファ!?はぁぁ!?」
『そういう事だから平子くん。心路ちゃんを宜しくね。これからは出来高報酬で虚を倒せば報酬も出すよ』
そして享楽隊長は電話を切ってしまった。産まれた時から斬魄刀を持っているイレギュラーで、霊王の欠片…それも脊髄を宿しており…虚+クインシー+死神+霊王という全部盛り。人類史上未だ発見されていないイレギュラーであり、もし…ここに神器も宿していたら聖書+だったところだ。
「予想の斜め上の存在やったわ。純血クインシー+五大貴族の混血って何やそれ!?誰や両親の恋のキューピット!!」
しかし…
「平子先生助けて下さい!!私の部活が無くなっちゃう!!」
今度はアヴィであった。慌てた様子のアヴィは職員室にやってくると、平子の前にやって来た。
「どうしたんやアヴィ!?めっちゃ慌てとるやんけ!」
「そう言う先生も凄い冷や汗かいてますけど!?」
「心路の足長おじさんから、無茶振り言われただけや。それで、何があったんや?」
アヴィは語る。アヴィは入学して早々…オカルト剣究部、そこオカルト研究部ではない、オカルト剣究部だ。オカルト剣究部を作った。しかし部員はまったく増えず、部室の割り当ても限られることもあってか…廃部良くて部室の取り上げになりそうだったのだ。
駒王学園は悪魔の学舎であり、悪魔なら様々な融通が聞くのだが…アヴィはリアスと違って格下の貴族であり、その上…妾の子。学費も自分でアルバイトをして稼いでおり、親の支援もなかなか受けられないのだ。
「しゃーないなー。しかし、オカルト研究部ってなにするんや」
「オカルト剣究部です!!主に剣の修行から魔剣、噂の斬魄刀の勉強です!」
「こらこら、普通の人間は斬魄刀なんか知らへんで」
「話は聞かせてもらったぜ!!」
と、その時だった。天井のパネルが剥がれて、そこから心路が降ってきたのだ。
「俺ちゃん入れば、廃部免れるんじゃね?暇だし、いいよ。顧問なら平子先生がいるぜ!!」
「まあ、別に構わへんで。先生は頑張る子は好きやねん」
おめでとうアヴィちゃん…心路が入部し、平子先生が顧問になってくれたぞ!!
「えっ…良いんですか?私、悪魔なんですけど…」
「なんなら俺死神で、死神とクインシーのハーフですけど?」
「俺も死神や。なんなら、昔は護廷十三隊の隊長もしててんで?」
「へ!?死神!?」
「それどころか…」
平子先生は職員室を見回して…
「俺もやけど。ここの先生、ぜーんいん普通の人間おらへんからな?純人間でも神器持ち、後は悪魔、その関係者とか元傭兵とかやで」
「「「「イェーイ!!」」」」
オカルト剣究部、ここに正式発足!!因みに戦力は高等部のオカルト研究部と生徒会が手を組んでもボコボコに出来るほどだ。
「先生達に普通の人居なかったの!?」
「わぁ!クレイジー!!」
「そりゃ、思春期の悪魔やその眷属が癇癪起こして暴れたら、普通の人間じゃ停められへんからな」
先生もぜーんいん能力持ち。それが不安定な反抗期の生徒を支える中等部の教員である。
次回…オカ剣動く!!
享楽パパ「アヴィちゃんも虚退治頑張ったら、お給料だすからね!」
理事長「心路くん。悪い貴族悪魔が居たら、半殺しにしてくれたまえ」
平子「なあ、ツッコミ…もしかして俺だけ?」
夏休みはどう過ごす?
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リアス様「ここは悪魔領土に来なさいよ!」
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尸魂界で合宿!?藍染…逃げろぉぉ!